書いて書いて書きまくる!
・・・というのが「お作法」だと前回書きましたが、これはあくまで「多摩地区のお作法」だと付け加えておきます。
謂わば、「砂川流お作法」・・・とでも言いますか、
不条理に対しては徹底的に抗う
・・・という、多摩の農民のお作法でもあります。
思うに農民の抵抗運動と、インテリの抵抗運動とは、ビミョwに違うのではないか?と。
なぜなら農民は、「自然」という「絶対軸」と直面して日々生活しており、「自然」の前には人間の都合なんて通用しません。したがって、
条件闘争
・・・なんて入り込む余地がないワケです。
この「自然の摂理」という「絶対軸」が農民の体には染み込んでいるので、その抵抗運動には「ブレ」が少なく、「砂川闘争」もあそこまで貫徹できたのだと自己分析?する次第です。はい。
砂川闘争の成果と教訓 平和的生存権の視点から ・・・ですから砂川闘争勝利のためには、一つは測量阻止ですけれども、もう一つは23人の農民が抵抗した。抵抗する間、町長も縦覧拒否で時間を引き延ばして、それから収用委員会で時間を引き延ばして、というようなことです。最終的には革新自治体闘争が勝利の要因になった。 バックグラウンドとしてはベトナム戦争があり、それからいま反核と言いますが、当時の原水禁運動、平和闘争と結び付いたということがあります。それらを複合したところで勝利を得られたという感じですね。 その後米軍は日本に立川基地全部を返還しまして、がらんどうになった基地をどう使うかという議論がありまして、結局は3分の1ずつ使うことになった。3分の1は住民、立川市ですね。3分の1は業務地区、あとの3分の1は自衛隊基地ということで決まりました。現在ほとんどの地域は国立昭和公園、あとは自治大学校や病院などができている。圧倒的に広い地域が平和利用されているというのが現状です。 基本的には砂川闘争というのはやはり、農民の平和への希求といいますか、それを基本にして勝利した。しかもその土地は全部返ってきて、全部基地がなくなって、現在は平和利用されている。そういうふうに総括できると思うんですね。・・・ |
砂川闘争 - Wikipedia
インテリの抵抗運動について言及する気はありませんが、今国会での「特定秘密保護法案」における一連の流れを見ていても、「条件」の部分ばかりが取り上げられ、アレコレこねくり回されている様を見るにつけ、
ナンダカナw?
・・・という印象は否めず、「本質」から外れた抵抗運動に歯痒さを感じる次第です。
ワタシが常々口にしている、
人間回帰
・・・にしても、「人間も自然の一部である」・・・という、「自然の摂理」の考え方が根底にあり、多摩の農民に限らず、昔の人はみんなそれを知っていたワケです。
近代になって都市化が進み、自然と切り離されて生活する人が増えたことで、いつの間にか忘れ去られつつありますが、「自分の肉体」という「自然の摂理」から逃れることはできません。
「都市」という人工的な環境に、「自然の摂理」そのもである自分を合わせようとするから苦しいワケで、サイズの合わない自転車に乗って余計疲れるようなもです。
「自分の体」に合った自転車に乗ることが「理性的」な行いであり、人間を「都市」に合わせるのではなく、「都市」を人間に合わせるのが正解なのです。それが、
人間回帰
・・・の意味することのひとつです。
で、そうした人間回帰の考え方からしても、人間本来の自由闊達な創造的精神を抑圧?するような
特定秘密保護法案
・・・は、断固として受け入れられないワケであり、それはつまり、
自然の摂理に反している!
・・・という、多摩の農民の抵抗原則=お作法にも適っているワケですw。
そしてワタシが執拗に「日本国憲法」に拘るのも、「日本国憲法」が人間本来の権利、自由を保障しているから・・・「自然の摂理」に適っているからであり、
人間回帰
・・・の考え方に合致するからです。
人間ナメんなよ!
でわっ!
追記:
【読売】秘密指定検証の「第三者機関」作る…首相補佐官 礒崎陽輔首相補佐官は30日、テレビ朝日の番組で、安全保障の機密情報を漏えいした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案に関連し、秘密指定の運用状況を検証する「第三者機関」について、「検討して作る。約束する」と述べ、法施行までに設置を実現する考えを示した。 安倍首相は26日の衆院国家安全保障特別委員会で、「米国の情報保全監督局を参考に設置すべきだと考えている」と設置に前向きな考えを示していたが、礒崎氏はより踏み込んだ。 礒崎氏は、第三者機関について「完全な独立ではない」と述べ、政府内に設置することが望ましいとの考えも示した。 (2013年11月30日20時46分 読売新聞) |
ソレを第三者機関と呼べるワケ?
「約束する」・・・と、言われてもねぇ・・・。
自民党選挙チラシ1
自民党選挙チラシ2
多摩自治研
特定秘密保護法案に反対し、廃案を求めます(PDFファイル)