はじめはネ、そりゃもう途方に暮れまくりで目の前真っ暗。
働けど、働けど・・・じゃないケド、
手の中のICチップ焼けたHDをじっと見つめてしばし思考停止。
・・・にも拘らず最悪のタイミングでトラブル発生。
(何故だ~?オレが何をした~?)
日本との連絡、ローカルのお客さんとの連絡を
プリントアウトした過去の資料ファイルをアレコレひっくり返し
何とか綱渡り状態で切り抜けながら、
(イ、イカン。このままじゃヤバイ・・・)
と焦りを目一杯感じつつ対応策を模索していたのですが、
フト、基板交換すればイイんじゃ?と気付き
(もうこうなったら自力でヤルしかないっ!)
覚悟を決めてヤンシン市場にて特殊工具(トルクドライバー)を購入。
(お前がやれぬ事ならば~♪俺がこの手でヤッてやる~♪)
とばかりに、事務所に戻って一気にHDの基板を外して見ると
ディスクユニット(回転部)と基板とは4本の端子で接触しているのみ。
これならイケるかも?と一筋の明かりが見えてきたところで
次の段階として、全く同じHDの購入にススム。
んで、今度はNTMKのTITANにまたもHD持参で出向き
これと同じHDをくれ~!
と店員に注文しましたが、
ン?店員が持ってきたHDの基板の形状がチョット違う?
ブツ(HD)のID NO.だとか電気的な仕様とかは同じだったので
こうなりゃイチかバチか試してみるしかない!
ソッコー事務所に戻り基板を乗せ代えHDを起動!
ジャ ジャ ジャ ジャ~ン!!
デバイスマネージャーはHDを認識しているのに
OS(WINDOWS XP)がHDを認識しましぇ~ん。
(勿論トラブルシュートの方法はあるのでしょうが・・・)
トホホ・・・・万策尽きたか・・・
しか~し、ここでピン!と閃きました。
(そ~いや、HDもう1台余っているわ!あれの基板どうだったっけ?)
と現在使っていないHDを引っ張り出して基板を見てみると、
ナ~ンとドンピシャじゃ、ア~リマせんかっ!
(おぉ!首の皮一枚残った?)
昂ぶる気持ちを抑えつつ、
ブラックジャック並の冷静な手さばきで再度基板の移植。
そして再度HD起動!・・・戦士ガンダム!(お粗末。orz)
・・・ヤッタ、ヤッタよ、ヤリまくりました。
OSはシッカリとHDを認識。
2日ぶりに愛しいデータちゃん達とご対面~ん。
(燃え尽きたぜ。真っ白だ・・・)
- 今回の教訓 -
「非常事態に備え、HDは同じものを2台買っておけ。」
勿論、経済的な余裕が必要ですが、
今回のように物理的なトラブル(基板の焼損)等が発生した場合
部品が無ければデータ救済の専門ショップでもない限り
そこらのPCショップに持ち込んでもどうしようもありません。
自分の財布の中とHDの内のデータを秤にかけてどちらに重きを置くか?
は、人それぞれですが、現代社会においてコンピュータ無しの生活は考えられず、
(銀行のATMとか、インターネットとか、住民登録とか、道路の交通信号とか・・・)
して見るとデータというのはコンピュータというハードウェアに
存在意義を与える魂の様なモノなのだなぁと考えさせられました。
その一方、コンピュータに頼らざるを得ない現代の生活そのものが
便利である反面、非常に不安定な生活になりつつある様な気がした次第です。
・・・ハイ。
でわっ!