夕方、妻に仰せつかってトイレットペーパーを買いに外に出て、
近所のカフェ(自宅改造)の前を通りかかると・・・
「まぁ、ココに座って一杯(カフェ)やってけ!」
と、カフェしていたオジサンにいきなり呼び止められ、
腕をつかまれ強引にカフェにつれこまれて、
話し相手させられちゃいました。・・・orz
このオジサン、クメール語が達者で、
お構い無しにクメール語で話しかけてくる。
オジサン(以下オ):「クメール語話せるんだろ?」
ワタシ(以下ワ):「少しだけなら・・・」
オ:「オレはクメール語を書くことも出来るんだぞ。ホラホラ。」
ワ:「オジサン、スゴ~イ!(パチパチ)ところでオジサンベトナム人?」
オ:「ベトナム人だ。ポルポトとロンノルがドンパチはじめた時に
ベトナムに戻ってきたんだ。」
ワ:「へぇ~!じゃ、それまでカンボジアで育ったんだ。
それでクメール語が書けるワケね。」
オ:「もう、30年になるか。いまじゃすっかり忘れちゃったけどな。」
・・・ところでオジサン。すっかりデキアガッテいて、息が酒臭いんですけど。
オ:「クメール語話せるんだろ?」
ワ:「なんで知ってるの?」
オ:「おぉ、お前んトコの大家と話したときそう言っていた。」
ワ:「いや、ちょっとしか話せないっス。」(大家めぇw・・・)
ちなみにウチの大家もこのカフェの常連で、いつも誰かとダベってます。
で、ワタシたちの横では、ごみ収集のオバサン2人が
仕事の合間に一息入れていて、
そのオバサンたち相手にワタシを話のネタにして
ひとり、盛り上がっているのですが、明らかにオバサンたちも
(何なの?このヨッパライ?)
と明らかに引き気味。
そんな事にはお構い無しにオジサンのテンションはますます上がり
オ:「オレの仕事はЄφύΞξαЙなんだ。」
ワ:「?」
オ:「お前の恋人はベトナム語は話せるのか?
ドイツ帰りのベトナム人はΨЯЭлΔだ。」
ワ:「??」
オ:「ベトナム語はフランス人が作ったんだゾ。
日本語とベトナム語はБфΪЊЖだな。」
ワ:「???(ダメだっ!援軍を呼ぼう!)」
ピ・ポ・パ・ペ・ポ。
妻:「アロー。」
ワ:「アロー。手が開いてたらいつものカフェまですぐ来てくれw!」
妻:「チャー。」
・・・数分後。妻到着。
ワ:「このオジサン、クメール語で話しかけてくるんだけど良くワカラン。」
妻:「プー、何を話していたの?」
オ:「おぉ、カンボジア人かっ!オレは昔カンボジアにいて・・・(以下省略)」
オジサンはクメール語の話し相手が出来て嬉しそう。
(ってオジサン、ベトナム人でしょ?)
で、丁度いい?タイミングで知り合い(日本人)がその場に現れたので、
ワ:「オジサン、ソームトー。チョッと知り合いと話があるんで失礼します。」
と、妻にオジサンの話し相手を押し付けてしまったワタシは悪い夫デス。はい。
でもね、ウチの妻もクメール語が思う存分話せたからヨカッタのではないかと。
(自己弁護)
で、夕食の時、妻とオジサンのことを話し合いながら・・・
ワ:「あのオジサンの言ってたこと良くワカんなかったよ。
どこの方言?ラオス近く?」
妻:「教科書のクメール語じゃなくて、口語のクメール語だったのよ。」
ワ:「えぇwwwっ!?そっ、そうなの?」
妻:「ワタシがアナタのクメール語に合わせてるから
本当のクメール語はワカラナイのよ。」
ワ:「ガwwwン!」
(そういえば妻の親戚が来たときも、何言ってるのか良くワカラナカッタ・・・)
あ、そうそう、話し相手のお礼?として
カフェの飲み代はオジサンのオ・ゴ・リ♪
まぁ、そんなカンジ(どんなカンジ?)で
正月は過ぎて行ったのでありました。
でわっ!