2007年5月1日火曜日

クメール正月2

・・・てか、伊藤四郎じゃないけどバタバタしちゃってだいぶ間が空きましたが
気にしない気にしない。
昼寝から目覚めたら外もボチボチ涼しくなっていて妻に、

「ソクチャンの海を見に行きたいなぁ~。」
「で、その後お母さんに新年の挨拶をしてからお寺に行こう。」

とリクエストをして取りあえず外に出ました。
妻が先ずは市場に言ってみようと言うので流しのセオムに乗ったのですが
値段交渉でひと悶着。

妻は3千丼のつもりで”バイガン”と言ったのに、
セオムの運ちゃんはベトナム語の7千丼、”バーイガン”と受け取ったらしく
市場でお金を払うときに妻が文句を言ったのですが
コテコテのベトナム人の運チャンに妻の片言のベトナム語では敵わず
ワタシとしても、

「しょ~がない。あきらめよう。」

と妻をなだめたのでアリマス。
いくらクメール人の多い地区だと言っても、

やっぱり、ここはベトナム

なのですから・・・


市場周辺の一等地?はベトナム人や華僑で占領され、
クメール人は田園地帯に寄り添って住んでいるのですが
まぁ、個人的にはクメール人には農耕生活の方が向いているように思えます。

ワタシは都市生活というものは非常に危ういもののように思うのです。

お金が無ければ何も出来ない。

電気がなければ何にも出来ない。

食べ物が無くなっても、作ることが出来ない。

戦時中や戦後に、田舎に食料の買出しに行っていかにつらい思いをしたか
わかる人にはわかるでしょう。

人は、先ず食べなければ生きていけません。
コンピューターがなくても、車がなくても、家がなくても、人間は生きられます。
でも食べ物が無くなったら100%死にます。
そんなワケで妻の実家が畑を持っているのはとても良いことです。はい。
で、いざ世界的な食糧危機が起きたときにタダ飯食べさせもらうのもアレなんで

(耕運機のひとつでも買っておこうか~?)

と最近HONDAの耕運機にLOVEなワ・タ・シ♪
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 


FG201。(「プチな」というネーミングがかわいいっス。)
http://www.honda.co.jp/tiller/products/fg201.html


団塊世代の定年組みにも、農業を第二の人生として選ぶ人が多いらしいですが
ワタシとしては大正解だと思います。
自分の口に入れるものに関しては神経質なくらいでないと、
いずれ、狂牛病の牛肉だの、農薬まみれの野菜だのを
なし崩し的に食べさせられるようになるのは明らかです。
自力で食物を生産できない以上、売られている物を買って食べるしかないでしょ?
金儲けばかりを考えている企業がどんな食べ物を供給するのか
誰でもカンタンに分かるはずだし、またすでに”それ”を見てきてるはずです。

人間の生活の根本は食から成り立っているのですから
人間の集まりである国の土台は農林水産業にあると言えるでしょう。
国民に安全な食べ物を供給することが出来ない政府は政府として失格。
ま、国民だってそんな政府を支持しませんが・・・
極論を言えばこの世界の経済システムが崩壊しても
食べ物を作る土地さえあれば女房子供を守ることが出来ます。

ウランは食えませんし、原発は農林水産業を破壊します。
バイオエタノォル穀物相場に悪影響を及ぼすだけしょ?
それが巡り巡って食肉相場にも悪影響を及ぼし
結局、一般市民が危険な肉を食べざるをえなくなる。と・・・
(もちろん金持ちは別です。ナントカウォーターを飲んでいる議員さんみたいに。)
とにかく安全なものを食わせろ!とワタシは言いたい。

で、話が農業問題にまで発展してしまいましたが、
それはさておき、ソクチャンの陽はつるべ落とし。
まわりはどんどん暗くなってきて

(おぉ~?暗闇の中海を見に行くようかぁ~?)

と、ちょっとビビリモードに入ったところでこの続きはまた・・・
(暇があるときに更新しますんで気長にお付き合い下さい。)

 


でわっ!