2007年10月29日月曜日

あれっ?そうなの?

本日、防衛省の守屋武昌前事務次官の証人喚問を見ました。
で、答弁の中で、

「自分の存在がテロ特措法の成立の妨げになっていて申し訳ない。」

などとホザいてましたが、それは違うでしょう?
守屋氏のごとき「私利私欲」に目がくらんだ小物とハカリにかけるほど
「テロ特措法」は薄っぺらな法案じゃないように思うんですよねぇ。
しかも、こんな「私利私欲」の権化のような男が日本という国の防衛を担っていたのかと思うと、
情けないやら、ゾッとするやら・・・

(この男は日本に有事が発生したら、真っ先に日本から逃げ出すに違いない!)

と、確信した次第です。ハイ。

武士道からみれば切腹ものだと思うのですが、
いかがでしょうか?安倍前首相(by 美しい国 日本)。

 

物事のスジ道を踏み外しちゃいけませんよねぇ?
そもそも事の始まりはナンだったのか?

「イラクに大量破壊兵器がある!」

を旗印にアメリカがイラク戦争を仕掛け、
大量破壊兵器が無いことがバレたら・・・

「世界平和のために、テロリストと戦わなければならない!」

と、きたもんだ~。(by 植木均)

大体が、アルカイダにしてもフセインにしても、かってアメリカが援助して
組織、力を大きくしたことは、もう誰でも知っているワケで、
手塩にかけて?育てた飼い犬に自分が手を噛まれたからって
ナンデ?日本を含め国際社会が尻拭いをしなきゃならないのかねぇ?

そこが、「テロ特措法」の根幹に関わる部分だと、ワタシは思っていたのですが、
今日の「私利私欲」に目がくらんだ小物

「アタシが主役なのよ!あぁ・・・アタシのせいで”テロ特措法”が可決されないなんて、
アタシったら、なんて罪作りなのなのかしら!あぁ・・・アタシを見て~!」

と言わんばかりのカン違いっぷりに頭がクラクラしますた・・・orz

しかも今回の件は、与党内からも全くと言っていいほど守屋氏を擁護するような
同情的な意見は聞かれず(まぁ、当たり前ですが)
完全に守屋氏一人が悪者にされている(本人も主役を演じている)のが、逆に、

(守屋氏を切り捨てればテロ特措法を可決するための免罪符?が手に入る。)

と目論んでいる連中の思惑が露骨に見えて・・・イヤだなぁ。
「国益」がどうたらこうたらと伊吹のおじいちゃんも言ってましたが、

「国益」じゃなくて、「民益」と言わないのはなぜなんだろう?)

と、思った次第です。

「国益」なんて言葉を口にする政治家はジッサイ、

(「国民」のことなんてナ~ンにも考えていないんじゃなかろうか?)

・・・と。
 


でわっ!