為替レートとは信頼性のバロメーターで、
アメリカ経済が不安定になれば当然、ドルは安くなるワケですわな。
で、ドル建てで取引をしていれば、輸入製品は安くなり、
輸出製品は高くなる・・・と。
と、すると・・・ドル建てである場合、
原油価格が上昇しても、円高であれば幾らかは安くなるハズ。
もちろん、円高の差益でも穴埋めできないコストが掛かっているから
石油製品の価格が上昇しているのでしょうが・・・
別な方向から見ると、
もし円安で尚且つ原油価格が高騰すれば
日本国内に円が足りない状況に陥り、
通貨をバンバン刷らなければならなくなるワケだ。
(今のアメリカのように?)
紙幣なんて所詮はタダの紙切れ。
日銀(日本政府)の保障があってのハナシ。
で、国の資産とは、国民の経済活動の上に成り立っているので、
もし、国民の生活が立ち行かなくなれば
(市場の通貨量と実体経済がかけ離れてしまえば)
日本という国の「円」という通貨の信用度はガタ落ち。
で、アメリカ経済って、この一歩手前まで行っちゃったワケでしょ?
でもなぜか?「ドル」が最近持ち直しているのですが、
ま、それを手助けしているのが、イギリスであったり、日本であったり。
通貨に約束された価値なんて無いですよね?
(あるとすれば、金との換金保障ですかね?)
いま、「ルーブル」が強いと言ったって、ロシアに石油が無くなれば
明日にも大暴落するのは誰にでも予想できるコト。
簡単に言えば、
「アイツは沢山お金持ってそうだから信じる。」
その程度のレベルの話でしょ?通貨の信頼性なんて。
そこで、「お金」を持っていないのに、「持っているフリ」をして
付け、借金を踏み倒す詐欺師まがいの国があったとしても
オカシクはないワケで・・・
んでもって、その詐欺師の集団がどうもアジアの再植民地化を
着々と目論んでいるんじゃ~ないか?と・・・
「戦争」とは違い、「経済」という洗練された手法で。
「欲望」という、誰も逃れられない基本的な原動力で。
しかも、その「経済」の仕組みは既に詐欺師集団の手の中。
タイはもう、ほとんど「経済植民地化」完了済みか?
タイ国民の唯一の心の慰めは「国王」なのか?
<参考記事>
アメリカの覇権は延命する?
http://tanakanews.com/080510crisis.htm
石油高騰の謎
http://tanakanews.com/080514oil.htm
国父の深謀
http://tanakanews.com/080523anwar.htm
マレー株式市場で「越売り」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080603-00000007-nna-int
ピンチだぜっ!ベトナム!
やられてたまるかっ!
でわっ!