先日は親露派からの立場から
今回のグルジア-ロシアの戦争のいきさつを紹介しましたが、
「連山」あたりでは、もともとロシア(旧ソ連)が悪いのだ。
と、言っているワケです。はい。
連山:現在のグルジアは未来の沖縄
http://www.teamrenzan.com/archives/writer/alacarte/gokinawa1.html
<引用>
結局、ソ連崩壊後のどさくさに紛れてグルジアだった地域を「開放して独立させる」という大義のためにロシア人が制圧して、そこにグルジア人以外の民族を住まわせて、彼らによって「独立の意思」を代弁させたようなものなのだ。
</引用>
反対の立場からの見方を無視してしまっては
「中立・公正」な判断は出来まい。というワケで
毎度お世話になる「All About」で検索してみるに・・・
グルジア政治の基礎知識2006
http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20061015A/index.htm
・・・ま、グルジアという地域。というか、コーカサス地方は
古くから様々な民族が入り乱れ、それぞれの民族意識が
歴史的な背景も在って、ヒジョwに強かったワケだ。
で、ソ連崩壊のドサクサに紛れて「独立しゃおう!」
という気運が各民族に広まったワケですな。
で、グルジアも独立を果たすワケですが、その後がいけない。
グルジアという国自体も一枚板ではなく、
オセット人、アブハジア人が混在する多民族国家。
そこにグルジア人のみのナショナリズムを押し付けるような政策。
それじゃ旧ソ連と一緒ジャン!
<抜粋>
1990年、南オセチア自治州でグルジア語の強制化に反対する動きは、やがてこの地域の分離独立運動に発展していきます。
</抜粋>
ここんとこ、「連山」の言い分とチョット違うんだよなぁw。
もともとオセット人が住んでいたんだから・・・。
グルジア人が多く住んでいたのはアブハジアの方で、
「イベリア・ホテル」に住み着いているのも
アブハジアを逃れてきたグルジア人の難民のみなさんです。
資料:日本財団
南コーカサス・グルジアの旅(中)
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/moyo/2002359/20023591.html
ま、ロシアが民族独立運動を煽ったことは否定できません。
が、グルジアの政治家が「ダメダメ」だったのも事実。
マッタク!モウwww!
どこの国だろうと「ダメダメ」な政治家がいると
国民はいい迷惑ですなっ!
国家間の戦争の影には「日々を平穏に暮らしたい」と願う
ごくフツーの人々が無数にいるというのに・・・
コーカサス地方に住む「濃いw人たち」の生活ぶりを
ここのブログで多くの人に知ってもらいたいものです。
不思議な、不思議な「アルメニア共和国」
http://armenia.hp.infoseek.co.jp/
・・・ちなみに、現在ワタシが住むベトナムにおいても
「根拠の無い自信」は、多くのベトナム人に見られます。
その点でコーカサスの人たちにも親近感が持てます。
「バカの壁」にもありましたが、「想像力」が欠如すると
人間、基本は一緒だろ?
という事さえ見失ってしまうんですかね?
ところで、まだ解決したわけではありませんが、
遺跡を巡って一触即発状態だったカンボジアとタイが
お互いに兵を引き、話し合いで解決しようと合意したことに
アジアの「理性」というか、
「ケンカしても腹が減るだけダロw!」
的な妥協って、実は大切な事なんじゃなかろうか?と。
北京オリンピック開会式にて
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でわっ!