「効率」について続けようと思ってたら
GIGAZINEにおもしろい記事があったので
いつものように勝手に引用させていただきましたwww。
新聞やテレビが絶対に書かない「ホリエモン」こと「堀江貴文」の真実~ロングインタビュー前編~
(前略)
■「お金で買えない価値」というまやかし的な言葉に踊らされてはいけない
G:ちょっと話は変わるんですけれども、堀江さんのブログのエントリーを全部読んでいると、日本の価値感みたいなのは変なのが多いよねーみたいなことが結構書いてあるのですけど、日本の価値観で言うと、「お金を儲けること」を悪いこと、いけないこと、みたいにする風潮がそこはかとなくあったりするじゃないですか。要するに儲かるのを、いやがり、嫌い、忌避するみたいな感じの考え方が。でも欧米とかだと日本とは逆で、物に値段がついてない、無料である、という方が何か「失礼なこと」というような価値観がちょっとあるのですよ。というのも、「働くこと=それに対する代償としての利益がもたらされる、だからそれは正しいことだ」という考えが欧米では普通なんです。けど、日本は全然そうじゃないじゃないですか。働くこと=自己実現みたいな感じになっていたりとか。そういう事に関して、堀江さんから見てどういう風に思いますか、働くことっていうのはどういうものなのかなーっていう感じで。
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>>でも欧米とかだと日本とは逆で、物に値段がついてない、無料である、という方が何か「失礼なこと」というような価値観がちょっとあるのですよ。
この辺が、CO2排出権とかの環境利権ビジネスの
アイデアの発端なんでしょうケド、
じゃあネ?自然環境は一体誰の所有物なのよ?
価値を決める所有者 or 絶対者が存在しない限り
価値なんて決まらないワケでしょ?
ま、キリスト教やユダヤ教がその根底には在るんだろうケド・・・
「われわれが、神からこの世界を授かった。」
そんなカンジですかね?欧米人の根本思考って。
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H:だからその、一般的な話をすると、僕的にはみんな結構好きなことをやってんじゃないの?みたいな気はすごいするんですよね。昔はこう生きるために働く、みたいなのがあったじゃないですか。つい100年から150年前くらいまでは人間って生きるために働いていたんですよね、ほとんどの人間は。明日の食い物を作るために農業やったりとかしていたわけじゃないですか。それが今はたぶん違うと思うのですよ、僕は。だからそこが、まず一つの問題で。働くことは尊いことだとか色々言うけど、いわゆる「本当に生きるために働いてる人」なんてほとんどいないんじゃないかなって僕は思うのですよ。そういう世の中なんだから、こう、なんか食うためにってのはちょっと違うんじゃないかって思ってるんですよね。みんな半分余暇なんじゃないかな、と。
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>>「本当に生きるために働いてる人」なんてほとんどいないんじゃないかな
ま、日本に限って言えば、そうかも。
でも世界中には、その日を生きるために働いている人が
数え切れないほどいますwww。
(ワタシもそのひとり)
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G:なるほどなるほど。
H:だって前はさ、朝起きて、起きてから朝から晩まで働いて、要は太陽が出ている間はずっと働いて、夜は寝るみたいな生活をしていたわけでしょ。それがイギリスで産業革命が起きて、まあもっと言うとその前に農業革命が2000年前くらいに起きて、狩猟採集の生活から人間は解放されて人口が飛躍的に伸びるんですけど、それは要は食料の安定供給をある程度農業技術が発達してできるようになったから、たくさんの人たちを養えるようになったからそういう風になったわけでしょ。それからその千何百年たって産業革命が起きて、蒸気機関が人間のかわりに仕事をしてくれるようになって、初めて人間は余暇の時間を持てるようになったんですよね。それまでは一部の王侯貴族の本当に限られた少数の人しかそういうことはできなかったわけで。
G:確かに。
H:イギリスで初めてそういうことが起こって、それで庶民の娯楽ってものとか、スポーツってものが全てあそこで生まれているわけですよ。全部、要は、メジャーなスポーツってみんなイギリス産じゃないですか。メジャーなギャンブルもそうだし。だからそういうものなんですよ。余暇は初めて産業革命によって生まれたわけですよね。そして労働時間がまた飛躍的に短くなったはずなんですよ。生きるための労働の時間がね。代わりにそういう娯楽産業みたいなものが産まれて、娯楽を提供するために労働する人たち、いわゆるサービス業みたいなものができてきたわけです。でもサービス業って、「生きるために必要なものではない」じゃないですか。本質的には。
G:そうかもしれませんね。
H:娯楽の為にみんな働いているようなもんじゃないですか。人間が楽しむために人間が働くみたいな状況になってるんですよ。だからもうある意味ゲームなのかな、っていう。それすらも。そういう風に考えると、まあみんな考えすぎなんじゃないか、っていう気はします。別に大したことやってるわけじゃないよ、みたいな。好きなことやって好きに金稼げばいいんじゃないのって。そんな大した話じゃないのにな……なんて僕なんかは思ったりするんですけど。
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>>娯楽の為にみんな働いているようなもんじゃないですか
ナルホドね。それで先の、
「働くこと=それに対する代償としての利益がもたらされる、だからそれは正しいことだ」
という欧米人の考え方に辿りつくワケだ。
ワタシなんぞは「働くこと=それに対する代償がもたらされる」
で十分な様に思ってましたが、
娯楽を享受するためには利益が必要になるワケですね。
で、その娯楽というのがファッションだったり、
モータリゼーションだったり、芸能・芸術なワケか?
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G:以前に「お金があれば何でも買える」というようなことを言ったらすごい非難されたことがあったわけですが、そのあたりはどうですか?
H:あれはね、ちょっと、言葉が間違いなく誤解されてますよ。
G:と、言うと?
H:あれで僕は何を言いたかったかというと、「お金は重要じゃない」っていうような道徳観がまずある、と。それを前提とした上で「お金は重要ではない」ということを教育で教えるがゆえに、お金に困って、色々トラブルを引き起こすケースが多い。だから、もっとお金の大事さを知った方がいいよっていう僕のメッセージなんですよね、あれは。
G:なるほどなるほど。
H:偉そうな言い方ですけどね……。
G:まあそれを端的に言うとああいう風になるのに、何か曲解されている、と。
H:あれはだから、編集者が要はああいう風に要約をしたんだけれど、そのキャッチーなコピーを考えるっていう上で編集者がああいうものを作ったんだけれども、本の中に書いてある内容を見ると、そういう事が書いてあるんですよ。つまり、お金っていうのは非常に大事なものだし、お金がないことでトラブルが起きるくらいだったらあった方がいい。もう一つ言いたかったのは、「お金で買えない価値」っていうのは、何かこう一見すると何か美しいモノのように見えるのですけれども、それはまやかしで、実はそれは既得権者が、既得権を維持するために使ってるまやかしの言葉にすぎないんだよってことをわかって欲しかったってことなんですよ。
G:というと?
H:たとえばステータスであったりとか特権であったりっていうものは、たとえば人的なつながりとか、血縁的なつながりがないと継承できないものだったりするわけじゃないですか。それは差別につながるんですよね。黒人に生まれたからどーのとか、白人に生まれたからどーのとかね、そういうものにすごくつながってくる話だから。でもお金ってのは色がないから。フェアなんですよね、みんなが平等に競争ができるんですよ、実は。それはすごくフェアでいい物だから、これから新しく若い人間が何かを始めようとする場合には非常に使えるツールなんだよっていうのをわかってて欲しいなっていう。「お金で買えない価値」とかいう変なまやかし的な言葉に踊らされることなく、稼ぐときは稼いでおくべきだ、と。で、稼いだお金というのはやっぱり力になるから。それは差別とかを跳ね返してくれるから。僕なんかはやっぱり一人で会社を作って、若いときにやり始めた時にも、やっぱりそれは役に立ちましたからね。やっぱり社会的評価につながるし仕事もやっぱり上手くいきだすし……って、思ったんですけど、あんまりそういう風には捉えられないっていうか、揚げ足取りに使われることが多いですよね……。
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>>たとえばステータスであったりとか特権であったりっていうものは、たとえば人的なつながりとか、血縁的なつながりがないと継承できないものだったりするわけじゃないですか。それは差別につながるんですよね。
ごもっとも。
たしかに、お金の前では全ての人は平等。
黒人が使おうが、ユダヤ人が使おうが、大工の源さんが使おうが
1万円は、1万円。
「お金では買えないものがある。」とは、聞こえはいいけれど
使い方によっては「差別」につながると言うのも、同感。
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(後略)
お金とは何か?あなたの・・・そしてワタシの、
「血と汗と涙の結晶」なワケでしょ?
「ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ」なワケでしょ?
(おおげさですケド)
大事だわwww。お金は・・・
いみじくも「ホリエモン(敬称略)」が指摘しているように
産業革命(産業の効率化)によって余暇が生まれたわけですが、
水蒸気機関から内燃機関に推移することで
さらに余暇が生まれ、労働者もラクになるハズだったのですが・・・
王侯貴族の余暇は先天的に与えられたもので、
労働者の余暇は産業効率の改善によって
自ら生み出したもの。
で、せっかくの余暇を「王侯貴族ごっこ」をするために
ただ浪費しているだけ。
というのが現在の労働者(一般市民)姿なの?
ま、「ホリエモン(敬称略)」インタビューの後編がでたら
続きを書きたいと思います。
でわっ!