2009年9月17日木曜日

20世紀巫女

浅川氏のトコで、「鳩山夫人のプロフィール」
という記事が更新されていたのですが、
この記事に目を通してボンヤリ思ったのが今回の表題、

20世紀巫女

なワケでして。
(思いっきり「20世紀少年」のパクリです。はい。)

考えてみても下さいな。日本人て「卑弥呼」が好きですよね?
「邪馬台国」という遠い過去の国に、なぜにここまで?
歴史家、考古学者、一般市民ひっくるめて熱中するんでしょ?
「邪馬台国」って、日本の歴史上そんなに重要なんですかネェ?

「神道」って、天皇が日本を統治するずっと前から
もともと日本に存在していたらしいんですけど、
「卑弥呼」が、土着的で体系化されていなかった「神道」を、
より洗練された形にしたと仮定するならば、
「卑弥呼」こそが日本人の魂の原型 OR 故郷?

だとするならば、「邪馬台国」「卑弥呼」
多くの人が惹きつけられるのもうなずけるわけで。

で、幸夫人のことですが、記事の中に・・・


<抜粋>

一方、彼女は日々の活動に必要なエネルギーを得るため、比喩的に太陽の一部を食べているという。彼女が言うには、毎朝目を閉じて、太陽の一部をちぎって食べるとイメージすると、バイタリティにあふれた常ならぬ感覚が満ちてくるという。

</抜粋>

という部分がありまして、これを読んで、



元始、女性は太陽だった。
by 平塚らいてう


が脊髄反射で思い浮かぶのは、ワタシくらいなもんですか?
思うに、きっと「卑弥呼」も太陽の様な存在だったのでは?

で、記事の中では他にも、


<抜粋>

欧米の一部のメディア で彼女のキャラクターが議論や物笑いの種になっても、そうしたことや彼女の知名度に対する日本人の反応は極めて肯定的だった。それは彼女が日本の政治家の妻についてのよく知られたルールを打ち壊し、今や国内のみならず国際的なメディア現象になったからだ。

</抜粋>


・・・とまぁ、極めて肯定的かどうかは疑問ですが、
そういったキャラクターを受け入れる素地はあると思うんですよ。
なんせ日本には、「卑弥呼」ファンが沢山いますから・・・
ひょっとしたらアレですよ?幸夫人を「卑弥呼」の生まれ変わりと、
本気で信じている人も居るかも?

まぁ、ひとつ言える事は、裏でコソコソとカルトまがいのことをしながら
表舞台では常識人のように振舞っている欧米の指導者よりも、
堂々と自分のことを語る幸夫人のほうが好感度が高いですね。
ワタシ的には。はい。


でわっ!