2010年9月22日水曜日

ぜんぜん見えてない

 中国が日本に対してイチャモンをつけてきていますが、大方の名だたる論客の見解は「領土問題」として捉えているようです。が、ワタシの見方は違います。中国にとって重要なのは「領土問題」よりも、民主党の・・・と、言うよりも日本を実効支配しているアメリカに対する牽制です。

 ワタシは先の民主党党首選挙にて、選挙操作が行われたと勝手に思い込んでいます。それを土台にハナシを進めますが、じゃあ、民主党内の反小沢派が独自にそのような大胆な真似をしたのか?というと、それは疑問です。いくらなんでも良心の呵責があったハズです。同じ日本人として、「それをやっちゃwww、おしまいだよ?」・・・と、最後の一線を越えることに、かなりのためらいがあったものと思われます。

 では、「最後の一線」を越えるように後押しをしたのは誰か?みなさん、お分かりですよね?日本人とは違うメンタリティーを持った人達が、民主党党首選挙に介入してきたと考えるのが自然ではないでしょうか?

 回りくどい言い方をしても無駄なのでストレートに言いますが、アメリカの・・・というか、所謂「安保マフィア」と呼ばれる面々が、その力を背景に民主党内の反小沢派を焚きつけ、およそ日本人としてはとても出来ないような、末代までの汚名になる恥ずべき行為に走らせたのではないかと。

 で、中国としてはそんな事は百も承知。今回の民主党党首選挙にしても過去の国政選挙にしても、「安保マフィア」と「マスコミ」の強力タッグ(例えるなら猪木と馬場のタッグ並み?)により、日本はアメリカの都合のいいように操られていると。

 中国にしてみればですよ?日本とアメリカが組んで中国に敵対することは、そりゃwww脅威であるワケで、今回の件も「領土問題」にかこつけて、日本を後ろで操っているアメリカを牽制しているワケです。それもこれも、日本の政治家がアメリカの手下に甘んじているからで、ヤクザの世界で言えば、今回日本側に拿捕された漁船の船長は「鉄砲玉」なワケです。

 アメリカ組と縄張り争いを繰り広げる中国組が、アメリカ組傘下の日本会に対して、本家の出方を探るために「鉄砲玉」を送り込んできた。そう云うふうにワタシの目には映る次第です。はい。ま、こういったやり取りは、
キツネ目の宮崎先生が詳しいかと。

 で、アメリカ組系日本会としては、本家アメリカ組の意向にもお伺いを立てなければならず、ヤクザの世界と同じ様に、勝手に抗争を始めても、後々親分同士が手打ちという運びになれば、わりを食うのはいつも弱小組織、末端の下っ端ですわ。

 そこでアメリカ組系日本会の取るべき道は、アメリカ組の舎弟のままでいるか?それとも組の看板を掲げ自立した一家を構えるか?2択になるのですが、さてね?「日本組」を背負って立てる清水の次郎長のような・・・大親分=総理大臣の器を持った「漢(おとこ)」が、いまの日本の政治家にいますかね?アメリカ組系日本会の中に・・・。


でわっ!