エジプトの状況を見る(知る)につけ思うのは・・・
<転載>
The Voice of Russiaエジプト軍 デモ市民に発砲で死者5人
3.02.2011, 15:14
エジプト軍はカイロ中心部のタハリール広場に集まっていた反政府派のデモ参加者らを逮捕し始めた。衛星テレビ「アリ・アラビア」放送が伝えた。
現場ではムバラク大統領支持派と大統領の更迭を求める反政府派の衝突が激化し、軍の介入を呼んだ。現時点での情報では3日朝にタハリール広場で行われた軍の発砲によって5人が死亡し数十名が負傷している。
</転載>
反政府派のデモに向かって放たれた銃弾。この銃弾はどこから来たのか?ま、軍隊が発砲したものですが、では軍はどうやって?銃弾を手に入れたのか?銃弾にしても、タダではありませんからね。
<参照>
NHKニュース米 エジプト軍に働きかけ強化
2月3日 11時16分
<抜粋>
アメリカ政府は、年間、日本円で1000億円以上に上る軍事援助を行うとともに、30年以上にわたって幹部の育成を続けるなど緊密な協力関係にあるエジプト軍に対して、武力鎮圧などに踏み切らないよう、働きかけを強めています。
</抜粋>
</参照>
と、いうことは・・・、間接的にはアメリカ軍に攻撃された。・・・と、見ることも出来ますよね?「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいな話ですな。その他にも、警察などの組織を維持するための費用、資金は?勿論、庶民の「税金」ですよね?
これは、庶民から「税金」を徴収する、ありとあらゆる国について同じ事が言えます。ワタシたち庶民が「税金」を納めるのは、政治家や役人に「貢ぐ」ためではありません。彼らのきらびやかな家や、贅沢な生活や、特権を守る為に、毎日働いているワケではありません。警察や軍隊を、彼らのボディーガードとするために「税金」を納め続けているワケではありません。
全ては「社会(みんな)」のため、みんなの共有財産の構築のために、一人一人が「税金」を納めているワケですよね?医療であったり、教育であったり、交通機関であったり、そういった日常の「生活の質」の改善のために、「心意気」として「税金」を納めているワケです。・・・よね?それがですよ?巡り巡って、自分たちに向かって飛んでくる「銃弾」に化けるとは・・・。
全ての警官が腰にブラ下げている「拳銃」、そして「銃弾」。全ての軍隊が所有している「戦車」「戦艦」「戦闘機」。言い換えれば、ワタシたち庶民が彼らに買い与えた物ではないのですか?
親からお小遣いを貰い、それでナイフを買い、そのナイフを親に突きつける・・・。そんな結果が分っていたら、最初から子供にお小遣いなんてあげません。参考書を買うだとか、文房具を買うだとか、子供の成長、幸せを願い、「投資」をするワケです。フツmmmの親は。
翻って、日本の警察官、自衛官も、庶民に銃口を向けるんですかね?上から命令されれば・・・。エジプトと同じような状況が、日本で発生した場合、もしそうなった場合・・・。
警察官、自衛官の皆さんにお尋ねしたいのですが、先程言ったように、皆さんの活動費用は、ワタシたち庶民の「税金」から賄われています。その中には当然、みなさんの「お父さん」であったり「お母さん」であったり、「兄弟」であったり、「友人」であったり、そういった身の回りの人たちの「税金」も含まれています。そうですよね?つまり、「両親」とか「兄弟」とか「友人」に、
銃口を向けられるのか?
・・・と、いう事ですわ。上から命令されたという理由だけで。
でわっ!