2011年7月11日月曜日

前原議員、脱原発宣言!?

 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。


 ワタシのお気に入りのひとつである「田中宇の国際ニュース解説」、情報ソースとして昔から見ているのでリンクを残してあるワケですが、氏の分析に同意することは正直、あまりありませんでした。盛んに「隠れ多極主義者」なる言葉を連発していましたが・・・。

 それでも「独自の視点」からの氏の分析は、全体の情報を整合させるには重要な「カギ」のひとつには違いなく、現在は有料化されてしまった氏のサイトですが(ワタシは有料購読してませんが)、現在、氏が何に注目しているかを知るイミで、そのままにしてありました。で、ひさびさに無料記事が出たので読んでみると・・・


日本も脱原発に向かう
2011年7月8日  田中 宇


 いやmmm前原さんが、アメリカの意向を汲んで「脱原発」を考えているとは知りませんでした。それが事実なら、菅首相と意見が合うハズなんですが?そもそもアメリカが「脱原発」だとする根拠は何ですかね?もっとも、日本に限ってアメリカが脱原発を推進するならハナシは簡単です。日本が放射能汚染されてしまったら・・・


在日米軍が駐留できなくなる。


そのことは取りも直さず・・・


安保マフィアの死活問題


にもなりますから・・・。

 アメリカが・・・というより、安保マフィアが、自分たちの都合で「脱原発」を口にし出したのであれば、十分に理解出来ます。現在の国民的な「脱原発」機運に便乗すれば、自分たちの目論見は目立ちませんからね。

 しかし、「今の日本では、原発事故に対する国民の不安が煽られる構図ができあがっている。」という下りはいただけませんなあ。原発の実態を隠そうとする意図すら匂いますわ。

 確かに安全性に不安を持っているのは事実です。が、事故云々の安全性の他にもうひとつ忘れてませんかね?


使用済み核燃料の問題


スルーして、施設の安全性の問題だけに目を向けさせようとしてません?


モンゴルに国際的核処分場建設を 東芝が米高官に書簡


 いまや「核廃棄物」の処理問題は世界的な問題です。どの国だって、他国の核廃棄物の捨て場所になるのは真っ平御免です。現状、「核廃棄物」の処理方法(無害化)が出来ない以上、「核廃棄物」は日々増え続け、やがてその処理を巡って、今回の「モンゴルに国際的核処分場建設」のような、トンデモない身勝手な事を言い出す輩が増え、それが国際紛争の火種にだってなりえます。ストレステストで安全性を確認など、実はどうでもいいことなのです。何度でも言います。


全原発の即時停止


が、自らの生活圏を守る上で、現在の最適解なのです。よしんばそれが「安保マフィア」の思惑に沿う形であったとしても、「安保マフィア」は「安保マフィア」で、後からジックリ料理してやればいいんです。その為にも「よい土地」を残し、体力を温存させておく必要があるのです。更なる独立闘争に備えて。


日本の完全独立

 
・・・という目標に向かって。

 その為には、例え一時的に経済が萎縮しようと、節電で不便を強いられようと、「ここで踏ん張らねば。」と思う次第です。はい。

 まあ、原発に限っては、日本もそうですが世界的規模の問題になるワケです。「FUKUSHIMA」の放射性物質は太平洋を越え、既にアメリカにまで到達し、彼の地の庶民にも迷惑をかけているワケです。失業率は上がるわ、日本から放射性物質が飛んでくるわじゃ、アメリカ庶民もたまりません。いわんや中国をや。


Fri.2011.06.10
ガンダーセン氏はホットパーティクルを警告している | カレイドスコープ


でわっ!