2011年9月27日火曜日

ここにも「恥識人」がM!

 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。


原発についてもっと議論を!
2011年09月26日17時24分

<抜粋>

>そんな僕から見ても、科学的・技術的な議論が行われないままに、
>まるでファッションのように脱原発の潮流に乗るのはどうかと思う。

</抜粋>

 脱原発が「潮流」とわ、この「恥識人」も笑わせてくれますなあ。まるで自分の意思とは関係なく、たまたま来た波に乗っているとでも言いたいんですかね?言葉を商売道具にしている人は上手いこと言うもんですなあ。感心。感心。

 いいですか?脱原発はひと時の流行などではなく、自発的な選択なワケですよ。「潮流」などという、第三者的な現象では断じて無いワケです。未来への進路を決める意思決定なワケです。

 科学的・技術的な議論が行われていない?何をトボケた事言ってるんですかね?核廃棄物が処理できないのは、議論の余地の無い事実です。議論をすれば核廃棄物がこの地上から消えるんですか?え?事実を誤魔化す為の議論でもしたいんですかね?

<抜粋>

>放射能は危険に決まっている。
>しかし、科学技術は常に危険をともなうものである。
>いかにそのリスクを抑えて使いこなすかが文明というものなのだ。

</抜粋>

 もうね・・・アゴが外れて落ちそうですわ。リスクを抑えて使いこなす?


そのリスクが、抑えられないんダロ?


 核廃棄物の処理方法は無いワケですよ。リスクは抑えられないワケ。管理不可能なリスクを受け容れるバカはいません。逆に、そういったリスクを排除するのが真っ当な文明社会なんじゃないの?

 科学技術は危険をともなう?まあ、薬にも「副作用」というものがありますが、それにしても度重なる臨床試験を繰り返し、十分にリスクを排除してから認可されます。それが科学的良心というものです。

 翻って原子力発電は?どうなんです?リスクの検証を十分に重ねた上で営業運転を始めたんですか?え?そもそも核廃棄物の処理方法が無いのに、どうして営業運転なんか認めたんですかね?当時の科学者は!科学者としての・・・人間としての・・・


良心の呵責が無かった


・・・ということですか?しかも原発を活断層の上に作るわ、耐震基準を満たしてないわ、津波の備えも手抜きだわ、もう、メチャクチャです。傍から見れば、マッチを与えられた子供が、「火遊び」をしている様にしか見えません。

<抜粋>

>なぜ事故が起きたのか、どこに問題があったのかを究明し、
>そのうえで事故の再発を防ぐにはどうすればよいかを考える。

</抜粋>

 そういった「精神的に幼い科学」は危険この上無いワケです。はやい話が「キ○ガイに刃物」を持たせているのと同じです。であれば、再発を防ぐ最善の手段は、キ○ガイから刃物を取り上げる事です。

<抜粋>

>科学的・技術的な議論が行われない脱原発の動きは、
>この安保闘争とよく似ていると、僕には感じられてならない。

</抜粋>

 この人もヤッパリ、「脱原発」とイデオロギーを結び付けるしか能の無い「恥識人」なのですねえ。「キ○ガイに刃物」と、「恥識人に言論」は同義語ですなあ。つくづくそう思います。

<抜粋>

>ようやく最近になってTwitter上で、脱原発派と推進派とが
ガンガン議論する状況が見られるようになってきた。
>本来ならメディアで徹底的に議論すべきことである。
>しかし新聞、テレビでは、ぶつけ合いの議論はまだ見られない。

</抜粋>

 何ですかね?議論をしたくてタマラナイんでしょうなあ。まあ、議論は「恥識人」のお仕事ですから、結果云々よりも、「議論」する事自体に自分の存在価値を見出すんでしょう。例えそれが不毛な議論であっても。

 しかしね・・・ウチら庶民は、「議論」ばかりで時間を無駄にしている暇は無いワケです。先ず手を動かさなければ生活が成り立ちません。口だけ動かしてればイイ連中とは違うワケです。実社会での「議論」には結果、方針が求められるワケです。状況を改善したり、前に進む為に。

 結論として、「脱原発」は既に確定路線であり、いま議論が必要なのは、原発抜きの社会をどう構築するかという、


実務的な計画の策定


の段階であり、「恥識人」がダラダラと不毛な議論を繰り返している間にも、ウチら庶民はもう次の段階に進んでいるワケです。

 そして、いま必要とされるのは、新しい時代に則した「新しい知識人」であったり、「新しい科学者」であったり、「新しい政治家」であったり、「新しいメディア」であったり、「新しい庶民」であったりするワケです。はい。


でわっ!


追記:

<転載>

国民意見「脱原発」が98% 原子力委、大綱議論再開

 国の原子力委員会(近藤駿介委員長)は27日、今後の原子力開発の基本方針を示す「原子力政策大綱」の見直しを議論する策定会議を半年ぶりに開いた。東京電力福島第1原発事故後、原子力委に国民から寄せられた原発に関する意見のうち98%を「脱原発」が占めたと報告された。

 意見は全部で1万件で、原発に関するものは4500件。「直ちに廃止」が67%、「段階的に廃止」が31%だった。理由は「災害時も含め環境への影響が大きい」「日本は地震国だ」「放射性廃棄物の問題が解決していない」などが多かった。

 この日は、東電や政府が事故の概要、住民避難や損害賠償の状況を説明した。

2011/09/27 11:33 【共同通信】

</転載>