このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。
男の闘い方でご紹介した根路銘国昭(生物資源利用研究所長)が言われるように・・・
<抜粋>
日本が欧米の多国籍企業・パワーエリート)に手玉に取られないためには、また殺されないために気概を以って独立的精神を持つ必要があるということだ。そして感情論を排し冷静に理論・論理で対抗すべきだ。アングロサクソンには相手が反論できないまで論理で追い詰めることが得策であることをネロメの闘いは示している。ロジックをしっかり組み立てれば、彼らを押し返すことができるはずだ。
</抜粋>
・・・というコトだと、ワタシも思うワケです。
ロジックをしっかり組み立てるには「情報」が必要です。その点、ワタシたちはインターネットというツールのおかげで、過去の如何なる時代より多くの情報を「タダ」で、しかもマスコミのフィルターに掛けられる前の、より「ピュア」な情報に接することが可能な、恵まれた時代に生きています。
インターネットを規制している中国のような国もありますが、今のところ日本は未だそういった規制も無いワケで、情報量=ロジックの確かさ・・・では有利な立場にあると言えます。ただし、気をつけなければならないのは、情報の正確さを吟味しなければ、簡単に「デマ」に流されてしまう危険も有というコトです。
情報の量と情報の質、この両輪が揃って初めて「確固たるロジック」が生まれるワケです。
つぎに、ドクター・根路銘のように・・・「アングロサクソンには相手が反論できないまで論理で追い詰めることが得策である」・・・であれば、やはりアングロサクソンの方が「近代理性」を身に着けているという事実の証明であり、翻って今回のTPPのように、「理詰め」で論破しても尚、詭弁で言い逃れをし、強行に参加を推し進めようと画策するTPP推進派は、「近代理性」を拒む「封建主義者」か、「野蛮人」というコトですな。
日本人が気がつかないTPPの罠
同じような現象は「御用学者」と呼ばれる人たちにも見られますが、彼らがロジックを無視してまで守りたいものとは何なのか?
一言で言えば、保身
です。で、何が彼らの身を守っているかというと、「権威」「権力」「利権」・・・etc。
TPPの落とし穴
学者の本分は「探求」であり、政治家の本分は「調整」です。したがって、先の三つの「三権」が学者、政治家の拠り所となるのはオカシイのです。その理不尽な根拠に立とうとするから「野蛮」になるのです。
お金が無いと「研究」ができない、お金が無いと「政治」ができない、というのも一面では真実です。しかしそれはあくまで二次的な理由であり、本分を差し置いて優先するのはお門違いです。最近の産官学報の癒着・・・良く言えば「連携」ですが、その悪弊が、今回の「原発事故」で図らずも表沙汰になったと言えるのではなイカ?・・・と。
で、ウォール街にはじまる全米各地のデモ(今や世界的な規模ですが)にしても、反TPP派の論客が、反原発派の市民が、不本意ながら?言葉を荒げるのも、ロジックを無視する「野蛮人」に対して、親が子供を叱るが如き感情に近いのかも知れませんなあ。
それもこれも、みんなが一緒に「日本丸」という船に乗って、時代の荒波を超えて行かなければならないワケで、
良い意味での家族主義
の精神が未だ失われていないからだとも思うワケです。ホントにどうでもよかったら相手にすらしませんから・・・。
時代は確実に変わっています。中国が宇宙に進出し、ロシアは北朝鮮経由で韓国にガスパイプラインを敷設し、さらには、北方四島を日本に返還しようという論調がロシア国内からも出る時代なのです。極東におけるアメリカの影響力は着実に低下していきます。
そのことは取りも直さず、日本が「アメリカのくびき」から開放される時が近づいているという証なのです。中国が・・・ロシアが・・・それを望んで、日本に「秋風を送っている」・・・とも見られるワケです。
で、「アメリカのくびき」から開放された後の日本の舵取りをどうするか、「日本のビジョン」が今、求められている。・・・というワケです。はい。
でわっ!
追記:
ガンダムAGE キターーー!!!
市場ニュース
不二越、「世界最速の溶接ロボ開発」で大幅反発
不二越 <6474> が大幅反発。日刊工業新聞が4日付で「不二越はスポット溶接工程のサイクルタイム(作業時間)で、世界最高速レベルの溶接用ロボット『SRAシリーズ』を開発した」と報じたことが買い材料視された。
報道によると、自動車の溶接ラインで新機種に置き換えた場合、溶接工程を従来に比べ車1台当たり約25分間短縮することが可能なうえ、設置台数を減らすことで省スペース化や初期投資の抑制にもつながるとしている。9日に世界同時受注を開始する。
円高やタイ洪水など事業環境が厳しさを増す中、コスト競争力の強化を進める自動車メーカーなどで新機種の採用が進むとの期待が広がった。
(「株探」編集部)
追記2:
ここまでアメリカのロボット技術が進んでいたとわーーー!!!
日米ロボット比較 BigDog Beta