2012年4月15日日曜日
穏やかじゃないですなあ。
エジプト大統領選挙に立候補したスレイマン前副大統領に対する「暗殺未遂事件」があったそうで、何と言いましょうか・・・これが文明社会の姿なんですかねえ?いまだに暴力が蔓延る時代のようじゃないですか。穏やかじゃないですなあ・・・。
<転載>
エジプト大統領選候補者暗殺未遂事件 詳細が明らかに
15.04.2012, 08:11
エジプトの前副大統領で、現在大統領選挙候補者に名乗りを上げているオマル・スレイマン氏暗殺未遂事件の詳細を、エジプトの新聞「アル-アフラム」が報じている。これまで、この事件の詳細は、公にされなかった。
新聞報道によれば、暗殺未遂事件のあらましは以下の通り。
事件は、スレイマン氏が副大統領ポストに任命された翌日、昨年1月30日に起きた。当時エジプト国内は騒乱状態にあり、スレイマン氏襲撃は、氏がムバラク前大統領との会談に向かう途中で発生、スレイマン氏の乗る自動車の車列に身元不明の4人が銃撃を加え、氏のボディガード1人が死亡、数人が負傷したが、スレイマン氏自身は無事だった。なお犯人は、氏のボディガードらにより全員殲滅された。その後調査が行われたが、犯人の身元は明らかにならなかった。
新聞「アル-アフラム」は又、暗殺事件の裏には、スレイマン氏が副大統領になったことを、さらには今後大統領になるかもしれない事を良しとしない人々がいると推測している。
なおエジプトのアフメド・ゲイト元外相は「暗殺者を雇った人物は、エジプト国外で探すべきだ。おそらくアラブ諸国の一つにいる」との見方を示している。
リア・ノーヴォスチ
</転載>
で、スレイマン氏が将来的に大統領になることを恐れ、その「芽を摘んでしまいたい」のはイッタイ何処の誰でしょうなあ?アフメド・ゲイト元外相も、
「暗殺者を雇った人物は、エジプト国外で探すべきだ。おそらくアラブ諸国の一つにいる」
と、まあ奥歯に物が挟まった言い回しですが、アラブ諸国(含むイスラエル)といえばもう・・・分かる人には分かりますわ。
やることがエグイですなあ。イギリスの金融資本家連中も。裏に隠れてコソコソとまあ、好き勝手し放だいですわ。またそれに乗せられるイスラエルもイスラエルでどうか?と思いますし、アメリカにしても同罪ですな。
勿論、イギリス人がどうとか、アメリカ人がこうとかいう問題じゃなくて、どこの国にも「異様に欲に目が眩んだ連中」、「異様に権力志向が強い連中」はいるもので、そういった一部の「自己中心的な連中」がつるんで「寡頭政治」を目論んでいるワケですよ。はあ・・・。
イルミナティだの、フリーメイソンだの、陰謀論に花を咲かせるのは勝手ですが、
じゃあ、どうするんだよ?
・・・て、話なワケですよ。
「相手が強大で敵いません。」
・・・て、周りで尻尾丸めてキャンキャン吼えるだけ?
ア ・ ホ ・ ク ・ サ !
・・・にしても、このニュース・・・日本でも報道されるんですかねえ?
さて、ついでといってはアレですが、過去何度か勝手に引用(転載?)させて頂いた「ロシア経済ジャーナル」の北野氏が、なんと!本を出版されたそうで、しかも、あまりにヤバイ内容に命を狙われた(本人談)らしく、コリャ読むしかないでしょ?過去のお詫びといってはアレですが、僭越ながら宣伝させて頂きます。
プーチン 最後の聖戦
ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは?
北野 幸伯 (著)
<抜粋>
★本書の概要
「あの男が帰ってきた!!!」
いままで世界を牛耳ってきたアメリカの支配者たちは今、恐れおののいています。アメリカは1991年末、ソ連崩壊で「冷戦」に勝利。世界唯一の「超大国」になりました。そして、90年代は「ITバブル」により、空前の繁栄を謳歌していた。新千年紀がはじまる頃、誰もが「アメリカの時代は永遠につづく」と信じていました。
しかし、あれから12年。もはやすべての人が、「アメリカの時代は終わった」ことを知っています。いったい、何が起こったのでしょうか?一般的には、「欲ボケしたアメリカ人が、自滅した」と信じられています。具体的には、「住宅バブル崩壊」「サブプライム問題」「リーマンショック」などが起こり、没落していったと。
しかし......。
「アメリカは自滅したのではない。没落させられたのだ!」というのが、この本で明かされる数多い真実の一つです。でも、いったい誰に......?
それは、「多極主義陣営」と呼ばれる国々にです。「アメリカ一極世界をぶち壊せ!」「多極世界をつくろう!」という運動は、そもそも西欧から起こってきました。ソ連崩壊で「東の天敵」が消滅したとき、西欧のエリートたちは、「アメリカから覇権をとりもどそう!」と考えたのです。
しかし、西欧の一国が昔のように覇権国家になるのは、現実的でない。それで、「EU拡大による欧州統合」と「共通通貨ユーロの導入」で欧州を「巨大な一つの国」とし、覇権を奪回しようとしたのです。そんな欧州の反逆を03年までに鎮圧したアメリカ。(詳細は本書で)
しかし、そのときもっとも強力な敵が現れた......。その敵こそが、ロシア史上最強のリーダー、プーチンだったのです。
プーチンは、「イラク戦争」「ユコス問題」「グルジア・バラ革命」「ウクライナ・オレンジ革命」「キルギス・チューリップ革命」等々で、ことごとくアメリカと対立。08年8月には、アメリカの傀儡国家グルジアとロシアの戦争にまで発展していきます。
しかし、同年9月、「リーマンショック」が起こり、ついにアメリカの一極世界は自壊。「100年に1度の大不況」のなか、米ロとも、戦いを継続するのが難しくなり、両国は停戦で合意。「米ロ関係『再起動』」なる言葉も生まれました。
しかし、「再起動」の時代は、プーチンの復活により終わりつつあります。そう、「米ロ新冷戦」は、必然的に再開されることになるのです。プーチンの目標は、「アメリカにとどめを刺す」こと。
でも、いったいどうやって......?
この本を一読いただければ、すべてが明らかになります。
</抜粋>
ま、北野氏が、命の危険を感じた今後も従来通りのスタンスを取るのかどうかは、本人のみぞ知るトコロですが、ウwさんも良く言ってる「多極主義」とは、詰まるトコロ「民族自決主義」と捉えてもイイんですかね?
そこで一歩踏み込んで考えるにですよ?ま、「民族」にしても「個人」にしても、「自分の権利」を主張するには・・・
他人(他国)に借りを作らない。
・・・というのが基本だと思うワケです。誰だって借金した相手には「頭が上がらない」ものでしょ?国だって債権国と債務国じゃ立場が違います。
つまり、「多極主義」=「民族自決」を推し進めるのであれば、過度の負債を生み出さない金融システムを平行して構築する必要があると思うワケですよ。そして現在の金融システムは、常に負債を生み出す仕組みになっていることを鑑みれば、答えは自ずと明らかになるのではないか?・・・と。
人間ナメんなよ!
でわっ!