2012年7月13日金曜日

遺志を継ぐもの


 この前見た「IWJ」での講義、講師は「安富」センセという方だと分かりました。



 で、動画の中で、故石井紘基民主党議員(暗殺)について語られていましたので、哀悼の意を込めて、故石井議員の在りし日の姿を記録した動画をご紹介します。


石井紘基 - Wikipedia





『日本病』の正体 1-5





『日本病』の正体 2-5





『日本病』の正体 3-5





『日本病』の正体 4-5





『日本病』の正体 5-5





 暗殺される前に石井議員が、


「こんな国のために、身を挺する必要なんてあるのか?」


と、自問されていますが、石井議員をそこまで追い込んでしまったものは何か?

 勿論、「利権」に群がる魑魅魍魎の如き政治家、官僚の存在はあったのでしょうが、それ以上に


国民の無関心


石井議員の心を追い詰めてしまったことは、想像に難くありません。しかし、当時のいち国民として「弁解」させて貰うならば、何よりもまず...


情報が無かった。


と釈明させて下さい。

 今でこそインターネットの一般への普及で、テレビ、新聞の情報を頭から信じ込む人は少なくなりましたが、当時はテレビ、新聞が情報の主流だったのです。ネット上での情報公開、情報交換は、一部の「好き者」の世界と思われ、マスコミからの情報だけを無邪気に信じていた時代だったのです。

 書店などで関連書籍を購入してまで知識を得ようとする人は、余程のヒマ人か、その道の「専門家」でしかありませんでしたし、石井氏が暗殺された2002年当時は、「オウム真理教」の裁判とか、「バブル崩壊」後の経済再建などが、マスコミの流すのニュースの中心にあったように記憶しています。

 もし、石井議員が現在も御存命であられたら、今の日本は全く違う姿になっていたかも知れません。それが悔やまれてなりませんが、間違えに気づいたからには、


それを正すのは、今の時代の責任


です。「利権まみれ」の自民党から、「国民目線」の民主党に政権交代が成ったのは、石井氏の遺志を受け止めた有権者の存在も、多分にあったとことと信じます。

 しかしながら、その「民主党」さえも「利権構造」を引き継ごうとしているのなら、何度でも同じ事を言い続けるだけです。


特権政治は、もうウンザリだ!


と。




人間ナメんなよ!


でわっ!