2012年12月8日土曜日

第46回衆議院議員総選挙+


 ネットゲリラさんトコロに選挙予想が載っていたんですが、自民党が圧勝だそうで、(*)が付いているのが予想だそうですw。


衆議院選挙2012 政党情報


(複)
議席改選数*480*300*180 
立候補者数150412941117△ 907


 で、改選議席数に対する各党の候補者数を見れば、「A群」・・・主に原発推進、増税賛成派の議員が全員落選したとしても、「B群」の候補者だけで「オツリ」がくるワケですよ。

 であるならば、「A群」の政党、立候補者に投票する意味なんてあるのか?・・・と、いうのがワタシの感想です。「A群」の政党の議席が0(ゼロ)になっても、衆議院は成立するワケですから・・・。


A群(複)
民主党267
*120
264
*83
267
*37
△ 264
自由民主党337
*221
288
*168
326
*53
△ 277
公明党54
*29
9
*8
45
*21
△ 0
国民新党3
*0
2
*0
1
*0
△ 0
日本維新の会172
*55
151
*21
172
*34
△ 151
幸福実現党62
*0
20
*0
42
*0
△ 0
合計895
*426
734
*281
853
*145
△ 692


 と、いうワケで、ワタシの心は決まっているワケですが、2009年の政権交代の際の覚悟を思えば、いまさら「自民党」という選択はありえず、で、政権を委託した「民主党」が早々に「ヘタレ」しまったのは、民主党一党が選挙でバカ勝ちし、権力機構が硬直してしまった結果でもあります。

 したがって、「ネジレ」と言われようが何と言われようが、ひとつの党、ひとつの権力による独善的な政策決定を阻止する上でも、各党の議席数がバラけているほうがイイようにワタシは思うワケですよ。もちろん、民意・憲法に反する政党や、自分が支持しない政党にまで投票をする必要はありません。


B群(複)
社会民主党33
*2
23
*1
33
*1
△ 23
日本共産党322
*9
299
*0
35
*9
△ 12
新党大地7
*2
7
*1
7
*1
△ 7
新党日本1
*0
1
*0
0
*0
△ 0
日本未来の党121
*27
111
*11
119
*16
△ 109
新党改革2
*0
0
*0
2
*0
△ 0
諸派5
*0
5
*0
0
*0
△ 0
無所属49
*3
49
*3
--
合計609
*52
560
*19
264
*35
△ 215


 ま、今回言いたかったことは、「A群」の政党の獲得議席数が0(ゼロ)であっても、


別に問題ないんじゃない?


・・・というのが、立候補者数を見ればわかるという話です。

 で、2009年に民主党に政権を任せた際のリスクから比べれば、今回、「B群」の政党各党に任せた方が、リスクも低いんじゃないの?・・・と。

 マスコミ各社は自民党の返り咲きを吹聴していますが、ワタシ的には0(ゼロ)でも不思議じゃありませんw。

 さて、加えて同時に「最高裁裁判官国民審査」も行われるワケですが、この件については「BLOGS」に参考になりそうな意見がありました。


タグ:「国民審査」に関連する一覧

最高裁裁判官国民審査の参考資料
町村泰貴

国民審査と一票の格差
Chikirin

ウェブで国民審査を動かす?
壇俊光


 最高裁は「日本国憲法」の判断を行う機関であり、最高裁の裁判官の審理は、あだや疎かにはできません。

 ちょうどタイムリーに?某政党の某議員が、


基本的人権は認めない


・・・と、発言したようですが、某政党は他にも、「徴兵制の復活」も政策に掲げているようで、イッタイ誰が「某政党」に投票するのか?興味が沸きます。

 ま、徴兵制に関係の無い「老人」だったら、もしかしたら投票するかも知れませんw。


日本国憲法

前文
  日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。


第二章 戦争の放棄

第九条

第一項
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

第二項
 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


第三章 国民の権利及び義務

第十一条
 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

第十二条
 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。


第四章 国会

第六十九条
 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。


第六章 司法

第七十八条
 裁判官は、裁判により、心身の故障のために職務を執ることができないと決定された場合を除いては、公の弾劾によらなければ罷免されない。裁判官の懲戒処分は、行政機関がこれを行ふことはできない。

第七十九条

第一項
 最高裁判所は、その長たる裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成し、その長たる裁判官以外の裁判官は、内閣でこれを任命する。

第二項
 最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後十年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする。

第三項
 前項の場合において、投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、その裁判官は、罷免される。

第四項
 審査に関する事項は、法律でこれを定める。

第五項
 最高裁判所の裁判官は、法律の定める年齢に達した時に退官する。

第六項
 最高裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。


第九章 改正

第九十六条

第一項
 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。


第十章 最高法規

第九十七条
 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

第九十八条

第一項
 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。

第二項
 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。

第九十九条
 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。


最高裁判所の裁判官


 ところでメキシコでは、つい先日の大統領選挙で「開票操作」があったらしいとの「噂」ですが、同じようなことが日本でおこらないとは限らないワケですよ。みなさん記憶に新しい、管さんVS小沢さんの「民主党党首選挙」・・・。国政選挙ではないにしても、事実上「総理大臣」を決める党内選挙で、


かなりグレーな状況


が取り沙汰されましたよね?お忘れですか?

 「清き一票」が汚されてはならないワケで、電子化などという「ブラックボックス」に任せず、どんなに人手と手間とお金がかかろうが、


投票者全員が納得する


公明正大な選挙監視、開票監視体制を用意しなければなりません。もしワタシが日本にいたら、夜中までかかろうと、喜んでボランティアで開票作業に参加するとこです。

 また、メディアも開票状況を逐一中継し、不正が行われないように監視する必要があるでしょう。開票作業の公開を要求するのは、国民の権利ですw。




人間ナメんなよ!


でわっ!