今夏の参議院選挙からネットによる選挙運動が解禁されるということで、多くのネットユーザー(ワタシも含めて)がそれを歓迎していることと思いますが、以前にも述べたように、ワタシはネットのバーチャル世界に、十全の信頼をおいているワケではないので、そうした風潮に一抹の不安を抱えているワケです。
で、つい先日、「エネミー・オブ・アメリカ」という映画をTVで放送したのですが、この映画を見たら、ネットの世界にも「完全な自由」なんて存在しないことが、よwwwく理解できます。
Enemy Of The State (1998)
この映画は1998年製作ですが、その後の未来(現在)を的確に予言しています。そしてこうなることは、「エリート」たちにとっては折り込み済みだったワケです。
Brzezinski Decries “Global Political Awakening” During CFR Speech 三百人委員会の共同設立者は、全世界の人類の覚醒によるエリートへの闘いが世界統一政府への移行を妨げていると語った。 Paul Joseph Watson Prison Planet.com Wednesday, May 19, 2010 最近、モントリオールで行われた外交評議会のスピーチで、デヴィッド・ロックフェラーと共に三百人委員会を設立し、ビルダーバーグ会議の常連出席者でもあるズビグニエフ・ブレジンスキーは、支配エリートに対しての闘いと結びついた、「世界的な政治の目覚め」は、世界統一政府に向かう道筋を阻止していると警告した。 ブレジンスキーは、「世界の政治指導部が以前とは違い、最近明らかに多様化している」と説明した。地政学のパワーとしての中国の勃興と、G20絡みの国際指導力が「双方の敵意から内部の統一を欠いている」とも述べた。 「人類は今までの歴史上ではなかったこと、すなわち、はじめて政治的に目を覚ましてしまった。これは新しい現実だ」と述べた。 Watch the clip. 加えて、ブレジンスキーは、「人々は、全世界にはびこる不公平や不平等、そして敬意の欠如、と搾取され続けている現実を意識し、政治的に目を覚ましてしまったのだ」と続けた。 (中略) ブレジンスキーは1970年に執筆した本(Between Two Ages: America’s Role in the Technetronic Era)の中で以下のように書いている。 「情報化時代の時代というものは、よりコントロールされた社会の様相を必然的に含んでいる。そのような社会では、伝統的な価値体系を持つエリートたちに支配されると思われる。 市民同士がお互いに監視し合い、重要な個人情報の記されているファイルをも簡単に管理できる時代がすぐに来る。」 ブレジンスキーがここで言っている「エリート」というのは、彼のCFRでのスピーチの席に出席した人の多くを含んでいる。 ブレジンスキーの言う世界的な政治意識の目覚とは、彼らが人類に対して課した「さらにコントロールされた社会」・・・世界統一政府の追及という、「超エリート」による社会支配とコントロールシステム、征服と監視に抵抗する勢力である。 This article was posted: Wednesday, May 19, 2010 at 10:16 am るいネット「三百人委員会の支配エリート=ブレジンスキーが語る「人々の覚醒」への恐怖」より |
「陰謀論」もヘッタクレもないです。オバマ大統領の補佐官が公の場でスピーチしており、現実に実行に移されているワケですよ。
人類の政治的な覚醒は、
世界統一政府の妨害になる。
・・・と。
政治的に覚醒した人間が増えると、「超エリート」による社会支配が不可能になるという理由から、コントロールできないのなら殺してしまえ・・・という、極端な行動に走るワケで、サイコです。コワイです。
大統領顧問が目覚めた大衆を恐れて言った事
そうした目的の一環として、人類への「ワクチン投与」が世界的規模で進められているとしたら?
ビル・ゲイツ:「ワクチンで人口削減が可能」
環境保護運動の本当の目的は大量虐殺だ
ワクチンの件は今回はアレとしてネット選挙の話題に戻りますが、ブレジンスキーの言うように、「エネミー・オブ・アメリカ」で描かれているように、「情報」とは物理的な電気信号であり、電気信号の経路を押さえた者がネットを支配するワケです。
それは、情報の操作が可能であることを意味し、「エリート」側に不都合である情報へのアクセスを遮断したり、遮断まではしなくても「トラフィック(帯域)」を操作して接続し難くしたり、もうね?
やりたい放題
・・・なワケですよ。
つい最近も、某官僚が民間のネット接続会社に天下ったニュースを見かけましたが、ネット環境(通信設備)を権力者側に支配されたら、「言論の自由」なんて100%抹殺されます。
そこに、ネットを過信する若者たち?の危うさを感じるワケで、今回のネット選挙解禁がどこまで「管理された選挙」になるのか、注意深く見守る必要があるのと同時に、ネットだけに頼らず、人海戦術でも選挙戦を戦う心構えが必要となるでしょう。
例えばですよ?選挙期間中に「太陽フレアー」によってネット回線が使用不能に陥ったとします。そうした場合に地力を発揮するのは、やはり、人と人との直接的なコミュニケーションになるワケです。
即ち、普段はネットに触れることも無いおじさん、おばさんの力が絶大な力を発揮するワケで、しっかりとした「後援会」を持つ代議士であったり政党が、絶対的に有利な状況になるワケです。
さらに言うならば、「エネミー・オブ・アメリカ」で描かれた世界は、着々と「エネミー・オブ・ジャパン」になりつつあり、当然のことながら、ネット選挙は当局の監視体制下に置かれているワケです。
そうした当局による過剰(違法)なネット監視、介入を回避するには、やはり直接的に人と人が情報を交換するのが確実なワケですが、ま、いまのご時世ではなかなかそうも行きません。
で、あれば、最低でもネットは監視されていることと、通信設備は押さえられていることぐらいは覚悟した上で、ネットの利用できる部分だけ利用するというスタンスに切り替えるのが、これからのネットの利用方法のように思えるワケです。
ところで、ネット上に個人情報が流出した事件のニュースをよく目にしますが、アレって被害を受けた人は、キチンと被害届けを出して損害賠償を受け取っているんですかね?チョット気になったもので。
人間ナメんなよ!
でわっ!
追記:
米情報機関のネット監視報道…情報源は元CIA 【ロンドン=佐藤昌宏】米情報機関の「国家安全保障局(NSA)」がインターネット上の個人情報などを大量入手していた問題で、この事実を先行報道した英紙ガーディアンは10日付紙面で、情報源が米中央情報局(CIA)元技術助手エドワード・スノーデン氏(29)であると明かした。 写真付きでインタビューも掲載した。 スノーデン氏は米ノース・カロライナ州出身で、CIAではコンピューター保安の技術者を務めた。現在は取引業者の社員としてNSAハワイ事務所で同様の仕事をしており、NSAのコンピューターにアクセス出来る立場にあった。 自ら実名の公表を申し出た同氏は「米政府が秘密裏に作り上げた監視機構を使ってプライバシーや基本的自由を侵害していることに、良心が許さなかった」などと暴露の動機を語った。同氏は癲癇(てんかん)治療のためとしてNSAに休暇届を提出し、5月下旬から香港で身を隠している。 (2013年6月10日20時03分 読売新聞) |