2013年6月24日月曜日

2013年都議選を終えて

  
2013東京都議会議員選挙開票速報


選挙区・・・無所属+諸派立候補者/総立候補者(定員)

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青梅・・・0/1(1)

西多摩・・・1/5(2)

昭島・・・1/4(1)

八王子・・・1/8(5)

北多摩1・・・1/6(3)

立川・・・0/3(2)

北多摩2・・・0/4(2)

日野・・・0/4(2)

北多摩4・・・0/4(2)

小平・・・0/4(2)

西東京・・・1/6(2)

小金井・・・1/4(1)

武蔵野・・・0/3(1)

府中・・・0/4(2)

三鷹・・・0/4(2)

南多摩・・・0/4(2)

北多摩3・・・0/4(2)

町田・・・0/6(3)

島部・・・1/3(1)


<多摩地区+島部>

・・・無所属+諸派立候補者数7名(定員比18%)

・・・総立候補者数81名

・・・定員38名

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練馬・・・0/10(6)

中野・・・0/7(4)

杉並・・・0/10(6)

世田谷・・・1/14(8)

板橋・・・2/10(5)

豊島・・・1/6(3)

新宿・・・1/8(4)

渋谷・・・1/6(2)

目黒・・・1/9(3)

・・・0/7(4)

文京・・・0/4(2)

千代田・・・2/4(1)

・・・0/6(2)

品川・・・0/8(4)

大田・・・1/13(8)

足立・・・0/7(6)

荒川・・・0/5(2)

台東・・・0/4(2)

中央・・・0/4(1)

葛飾・・・.3/10(4)

墨田・・・0/6(3)

江戸川・・・0/7(5)

江東・・・0/6(4)


<23区>

・・・無所属+諸派立候補者数13名(定員比15%)

・・・総立候補者数171名

・・・定員89名

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 もし、無所属系、諸派系が全員当選したとしても「少数派」であることに変わりはなく、都議会での発言力も限定的になるであろうことは簡単に想像がつきます。

 であれば、「政治を変える」には無所属系、諸派系の議員を増やすしかありません。即ち、ワタシたちの真の代表者となる代議士を議会に送り込むしかないのです。

 過去、民主党が自民党に大勝したのは、民主党がワタシたちの代弁者足り得ると「マニュフェスト」から判断し、民主党に期待したからですが、残念ながら・・・


民主党は大嘘つきでした。


 それに加えて、2011東日本大震災と福島第一原発事故以降、既存の権威体系が全てイカサマであることが暴露され、既存の政党全てが結局は「党利党略」という、永田町の「村理論」の中にあり、「原発村」、「金融村」その他の、


利権集団と同じ穴のムジナである!


・・・ということに気付いてしまったワケですが、そうなると支持する政党が無いワケです。

 そこで「新たな政治潮流」の勃興が求められるワケですが、今回の都議選でも明らかなように、本来求められている「無所属新人」の立候補者がこの数字では、全くお話になりません。

 結論から言えば、既存の政党の立候補者を上回る数の「無所属新人」が立候補するようでなければ、「政治改革」など100年経っても不可能でしょう。

 現状の政治の改革を望む「有志」は星の数ほどいるにしても、選挙に立候補するとなると「供託金」・・・


先立つものが必要です。


 つまり現状の選挙制度では、資金に恵まれている人間だけが選挙に立候補する資格を与えられており、明らかに日本国憲法の第4章、第四十四条に違反しています。


第四十四条

 両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない。

 
 したがって選挙改革のはじめの一歩は、選挙時の「供託金」の廃止にあるといえます。もちろん供託金以外にも選挙には諸々費用が掛かりますが、まずは日本国憲法における「立候補の権利」を遵守するところからです。

 その上で選挙期間中の持ち出しをどうするのかは、おいおい決めればイイだけの話なワケで、重要なのは、


選挙人の資格の保障


・・・な、ワケです。それが・・・「人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない。」・・・と、日本国憲法に明記されている以上、それを遵守するのか政府の責任であり、したがって


供託金制度の廃止


・・・が成されてこそ、より多くの人が政治に参画できる「開かれた民主主義」の実現には不可欠であるのです。

 トルコの状況やブラジルの状況からも明らかなように、世界中の民衆が為政者の偽善に気付きつつあります。あの、国民的英雄ペレでさえ、民衆から総スカン?を喰らいました。


「王様」ペレ氏 「サッカーに集中を」に批判の嵐
東京新聞 2013年6月22日 夕刊

【ベロオリゾンテ(ブラジル)=吉枝道生】 大規模なデモが続くブラジルで、「サッカーの王様」ペレ氏が、テレビ番組で「サッカーの応援に集中しよう」などと発言し、ネットやソーシャルメディアで激しい批判を受けている。

 報道によると、ペレ氏は十九日の番組でブラジルで開催中のサッカー・コンフェデレーションズカップにふれて「騒動を忘れ、代表チームの応援に集中すべきだ」などと述べた。

 同じ番組でデモへの支持も表明していたが、発言の一部だけがネットで広がり、「一般市民の気持ちが分かっていない」などと反発が広がった。

 祖国の英雄といえども、激しい批判の嵐にさらされ「非暴力の抗議活動は支持する」とコメントをあらためて出した。


 ブラジル国民にとってサッカーは「国技」に等しいスポーツですし、サッカー選手は、謂わばサクセスストーリーのお手本のような存在だったワケですが、貧しさから抜け出るために栄光を掴み取るという物語のウラには、一握りのヒーローの影で、「スラム」の問題が置き去りにされている・・・という現実があるワケですよ。





 サッカーのヒーローが褒め称えられることよりも、「スラム」の問題を解決した方がより多くの人の福祉に貢献することに、ブラジルの人たちも気付いてしまったワケです。

 トルコにしても、オリンピックよりもっと大切なことがあるからこそ、敢えてデモを繰り返しているワケで、事は日本にしても同じです。オリンピック・・・謂わば、国際大運動会よりも大切なことがあるだろう?・・・という話なワケです。





 オリンピックより先に、福島の被爆地帯の人たちの救済にお金を回すとか、原発の廃炉に向けた費用に回すとかあるでしょ?そういうのを無視してですよ?アスリートたちは自分が「金メダル」を取ることしか考えていないのだとしたら、そんな精神を青少年に教える必要はありません。


心の金メダル


・・・が、人間にとって一番価値があるのですw。





人間ナメんなよ!


でわっ!