1. | まともな批判と単なるバッシングには、明確な違いがある。 |
2. | 意見が対立している。あるいは、科学的合意がなされている。・・・といった主張は、いずれも鵜呑みにしない。 |
3. | 「科学が自分の真価を認めようとしない。」・・・という、自称「革命家」には要注意。 |
4. | バイアス(思い込み)はどこにでもある。 |
5. | 一次情報に立ち戻って、利害関係者たちが、それぞれどのような見方をしているかを調べる。 |
6. | ふたつの選択肢のいずれかを選ぶしかないように見えても、ホントはそうでないことが多い。
(単純化の罠) |
7. | 「リスク」と「メリット」が示されていても、それで全てとは限らない。 |
8. | イノベーションの応用例のひとつひとつに、それぞれ独自の「リスク」と「メリット」がある。 |
9. | 大きな視野に立つと、選択肢を客観的に評価できる。
(過去、地域などの、適切な比較対象を持つ) |
10. | 当初案の欠点を指摘しただけで、代案が最善だという証明にはならない。 |
11. | 交絡因子は、原因を見きわめるのを難しくする。
(相関関係は因果関係ではない) |
12. | 盲検化試験(先入観の排除)は、バイアス(思い込み)の影響を排除するのに有用である。 |
13. | 複数のタイプのデータを組み合わせると、因果関係を立証しやすくなる。 |
14. | ある状況下で得られた研究結果は、他の状況に当てはまらないことが多い。 |
15. | データの収集方法によって、統計数字が歪められることがある。 |
16. | 統計数字を、額面どおりに受け取るな。 |
17. | 研究結果が真っ二つに分かれている場合、真実はたいてい中間のどこかにある。 |
18. | 費用便益分析は、もっとも体系的な意識決定方法である。 |
19. | 自分の思考プロセスの弱点を熟知していれば、あなたを操作しようとする相手の策略にはまらずにすむ。 |
20. | ひとつの問題を掘り下げていくと、いくつもの理解レベルが層をなしているのが明らかになる。 |