2013年8月23日金曜日

こんなニュースも気になる

  
 とある刑事ドラマで、事件、犯罪が起きた時は・・・


カネの流れを追え


・・・と、ベテラン刑事が言っていたのですが、このことは、『「悪意の情報」を見破る方法』という本の中の「知恵20ヶ条」における、其の5・・・「一次情報に立ち戻って、利害関係者たちが、それぞれどのような見方をしているかを調べる。」・・・と、其の18・・・「費用便益分析は、もっとも体系的な意識決定方法である。」・・・にも符合するものです。


 で、本日気になったのがこのニュース。


2013年 8月 23日 12:20 JST 更新
【WSJ】東北・北上山地が候補=次世代加速器で物理学者ら—巨額建設費、文科省が判断へ


 宇宙誕生の謎解明を目指す次世代の大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」について、物理学者らでつくる立地評価会議は23日、国内の建設候補地として岩手・宮城両県の北上山地が最適と発表した。福岡・佐賀両県の脊振山地も候補地として検討したが、予定地にダム湖があることなどから北上山地を選定した。

 評価会議は、北上山地の中心的な研究施設の場所について、仙台と東京から交通の便が良い新幹線沿線を推奨した。共同議長を務める山本均東北大教授は記者会見で、「今後は北上山地について現地設計が始まる。協力と支援をお願いしたい」と述べた。

 脊振山地はトンネルのルートがダム湖の下を通り、建設の許認可を得るのが困難な上、認可が得られても止水工事のため大きなコスト増が見込まれる。一方、北上山地は地上とトンネルを結ぶ立て坑が短く済み、総合的な比較評価点は63点と、脊振山地の37点を大きく上回った。

 ILCは地下約100メートルに長さ30キロ超の直線トンネルを掘り、電子と陽電子を加速して衝突させ、発生した素粒子を測定する。現在の計画では建設費だけで8300億円、土地買収費や測定器製造費、人件費を含めると総額1兆270億円と試算される。

 欧米は資金難で日本に建設を期待しており、日本に建設する場合は少なくとも半額負担が必要。文部科学省が予算計上の可否を判断するが、同省が意見を求めた日本学術会議の検討委員会は「時期尚早」との見解をまとめており、9月末にも回答する。 

[時事通信社]




学者バカ


・・・と、揶揄されることがしばしばありますが、現在の日本の状況を鑑みて、何処にこれだけの巨額建設費を拠出する余裕があるというのか?はなはだ疑問です。

 東日本震災以後、未だに!仮設住宅で生活している人たち、原発事故によって故郷を追われ、全国に散り散りになっている人たちがいるワケですが、そうした人たちに対してのケア、保障は十分に行われているワケですか?

 もっとも、十分に行われていたなら、未だに!仮設住宅で暮らしているなんてありえないワケで、加えて、東電が隠し続けてきた放射能汚染水のダダ漏れによる海洋汚染で、漁場を・・・即ち「メシの種」を失ってしまった漁業就労者に対する「膨大な保障」も控えているワケですよね?


【河北新聞】福島原発汚染水流出で試験操業の再開見送り 相馬双葉漁協


 福島第1原発の汚染水海洋流出問題を受け、相馬双葉漁協(福島県相馬市)は9月に予定していた底引き網漁の試験操業を当面延期する方針を決めた。

 東電が7月22日に放射能汚染水の海への流出を認め、国が流出量を1日300トンと試算するなど、海洋汚染への懸念が拡大しているため。22日の試験操業検討委員会で正式に決める。

 佐藤弘行組合長は「消費者の懸念が払拭(ふっしょく)できない状況では当面、漁を見送ったほうがいいと判断した」と述べた。今後、東電や国の流出防止策やモニタリングの状況を見極め、再開の是非を判断する。

 原発事故後、福島県沖の漁の自粛が続く中、同漁協は昨年6月から他の漁協に先駆けて試験操業を実施。タコやカニなど対象を絞り、放射性物質の検査を実施した上で出荷してきた。9月からは底引き網漁に加え、シラス漁も予定していた。

 福島県では、いわき市漁協も9月に開始予定だった試験操業を延期する方針を固めている。


2013年08月10日土曜日


 今の日本の何処に、「巨額の建設費」を投入して次世代加速器とやらを建設する余裕があるのか、文科大臣に聞いてみたいものです。また、それをヌケヌケと言い出せる学者連中の人間性にも疑念を抱かざるを得ません。

 思えば現在の日本の状況・・・即ち、原発事故に起因する諸々の閉塞的な状況は、原発に太鼓判を押した学者連中にも大きな責任があるワケですよ。

 ひとりの人間として、責任感・・・良心の呵責が残っているなら、「巨額の建設費」を投じて次世代加速器を建設するよりも先に、現在の放射能汚染の状況を一日も早く解消するための研究に、貴重な税金を投じるのが先決だろう!・・・と、ワタシは言いたいワケです。

 「オフィス北野」を、福島第一原発・・・とまでは言いませんが、女川原発の建屋内にでも移転しろ!・・・と、言いたいワケですよ!





 低線量被爆に関しても、


笑っていれば、ダイジョwV!


・・・と、イカレた学者が言い出していますが、学生時代に、物理学の講義でそう教わったワケですかね?





 物理学を専攻したついでに、「笑い」と「免疫」の関係性も勉強したワケですか?


ア・ホ・ク・サ!


 ナンですか?「お笑い業界」のステマの片棒でも担いでいるんですかね?「吉本興業」とかから、お金でも受け取っているとか?

 100歩譲って、「笑い」が人間の免疫機能を高めるとしても、他人から「笑え」と言われて、素直に笑えるワケですか?みなさんは?それこそ、「奴隷」と50歩100歩、目くそ耳くそです。


喜怒哀楽


・・・を奪われ・・・というか、他人に支配されて、それで納得ですか?

 「笑ってろ」・・・という学者、知識人は、ワタシたちの人間性を否定しているワケですよ?「妄想ワールド」的に言うならば、


ワン・ワールドの手羽先


・・・としか思えません。

 笑うときは誰の命令でもなく、腹の底から笑うから楽しいのであり、「免疫力を高めよう!」・・・などという「下心」から笑ったところで、自分の心は騙せない以上、免疫力が上がるとはワタシには到底思えないワケです。

 「人の心」は複雑であり、だからこそ素晴らしく、ひとりひとりが独自の光を放つものだと思うワケです。


笑ってろ!


・・・と、暴言を吐く学者、知識人、タレントは、そうした人間性を否定しているワケであり、そうした戯言に付き合う必要ない!・・・と。

 で、話は戻りますが、大切なのは・・・「腹の底から笑える社会」・・・を取り戻すことにあり、そのためにこそ「貴重な税金」が使われるのが正しく、次世代加速器が「時期尚早」とかいう問題ではなく、「時期不適切」であり、文科省の利権のためにそんなものを建設する余裕は無い!・・・というコトです。

 それよりも、事故原発の被害収束に向けた技術開発、震災、原発事故の被災者の生活保障に十分な予算を割くのが先だと言いたいワケですよ。

 加えて、東電は実質上国有化されているワケですから、現在の東電任せの原発事故の事故処理体制を改め、公共事業として事故処理に当たらなければ、いつまでもズルズルと現状を引きずり、日本はおろか世界からも、原発事故処理に対する批判が高まるだけです。

 政府としては、「東電」に全ての責任を被せて「責任逃れ」を考えているでのしょうが、ナンか?この構図って、「A級戦犯」に全ての戦争責任を被せて責任逃れを図った、終戦当時の日本の政治家連中と何ら変わらないようにも観えるワケですよ・・・ワタシには。



人間ナメんなよ!


でわっ!
 



おまけ: