2011年3月15日火曜日

柔軟な思考

 まmmmアレです。人間は予想外の事態に直面すると、往々にして・・・

思考が固まる。

傾向にあります。しかし、思考が固まっている間にも事態はドンドン進展します。

時間は戻らない。

のですから、手をコマネチ・・・もとい、手をこまねいてる間には、自分の持てる限りの知恵を振り絞って状況への対策を試みる方が、より被害を少なくできるでしょう。今回の地震にしても、海外の報道によれば「阪神淡路大震災」の時のように、日本人は落ち着き、規律正しく行動していると賞賛されているようですが、ジッサイね?

何時かは来る。

と、みなさん心のどこかで「覚悟」していたんでしょ?でなきゃ、都内になんてコワくて勤めに出れません。地震が来たら来たで、成るようにしか成らないと割り切っていないと・・・。ま、今がその成るようにしか成らない事態なワケですが、地震は人間の手で止めることは出来ないので仕方が無いにしても、地震が収まった後にどういう行動を取るかは、各人に委ねられるワケです。

 ま、そこで思考が固まって、何も手につかないタイプの人と、じゃあこれからどうしようかと考え、それを行動に移す人に分かれると思うのです。概ね「社会依存型」の人は自分で考える事を停止し、現状に対して不満ばかりを募らせがちですが、「社会参加型」の人は状況をホンの少しでも改善しようと、スグに頭を切り変え行動に移します。早い話が、生き残るには柔軟な思考が必要なのですよ。

 ぶっちゃけ、現在の様な状況下においては「言葉」を商売にする言論の徒は、たいして役に立ちません。それよりも実務的な対策を立て、それを実行する人間が求められます。

口を動かす前に、手を動かせ!

という事です。・・・はい。出前一丁・・・もとい、手前味噌で恐縮ですが、ワタシの技術者としての過去の経験から、壊れた機械をただボmmmっと見ていても、機械が直った例はありません。トラブルが起きたらその原因を探り対応をする。つまり、手を動かさなければ事態は何も変わりません・・・と言うか、時間が経てば経つほど悪化するのが常です。

 取りあえずは応急処置でもイイので、まずは現状よりも事態が悪化するのを防止する。それで多少なりとも時間が稼げたら、問題対応の優先順位に従って、ひとつずつ問題をクリアーしていく。・・・そういった実務的な判断が出来る人材が必要とされています。

 で、そういったヒューマンリソース(人材)は庶民の中にいくらでも埋もれているので、政府は災害復興に必要と思われる人材を、広く一般から公募するべきでしょう。予備役の自衛官にも招集が掛かったようですが、それでも全然人手が足りないのは明らかです。企業などにも呼びかけ、災害復興に役立つ技術を持った一般人に協力を仰げば、より迅速な救援活動が出来るように思うのですが・・・。

 その点で言わせて貰えば、「節約相」なんて無駄な役職を考え出した役人は大バカ者、無能の極致。そんなものは「総務省」の管轄で十分しょう?「総務省」の役人が責任逃れの為にデッチあげた臨時の役職か、現内閣が仕事をしているフリをするために作り上げた役職なのがミエミエです。この期に及んで自分の保身しか考えないような役人、政治家なんて、復興の邪魔になるだけなので今スグ辞職していただきたい!・・・と。


でわっ!