このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。
以前、「なんとなく田中康夫」という記事を書きましたが、3時間にも及ぶトークを奇特にも文字に起こしてくれた御仁がおりましたので、僭越ながら一部引用させて頂きました。
<転載>
岩上安身・田中康夫インタビュー
2011年8月19日
第二部「TPPと新社会」
<前略>
そういえば関西の財界がおかしいんですよ。川鉄の会長が「国民の生命を守る観点から浜岡原発の停止は当然だ」と言ってるし、関西経済同友会の前会長の山岡さんは「私も原発推進派だったが認識を変えた」と。まあ私も原発追認派ではあったんだけど、次の関西同友会の代表幹事の大林さんは「3.11以降の原発新規立地は難しい。短中期的には原発の安全性を高めてリスクを限りなく下げ、再生可能エネルギーの技術力や効率を高めて行くしか日本には道はない」って言ってるんだけど、大林組って福井の原発などの建屋を作ってるんだよ。それなのに彼はもうこのように発想転換をしてる。で次の住友電工社長の松本さん。そういえば住友化学の経団連のオジさんって、あの良くわかんない人、あれ亀ちゃんの同級生なの。亀ちゃんも、全く困ったもんだって言ってるんだけどね、
<中略>
これはウチのホームページにのってますけど、オーランチオキトリウムっていう藻から石油を作る渡邉信先生の所なんてアメリカのメジャーがわんさか来てお金幾らでも出すから売ってちょ、なんて言ってるのに日本の大臣とかには幾ら資料渡しても動かないもんね。こりゃもう亀ちゃんが首相になんなきゃ駄目だ、なんて言ってるんだけど。
田中康夫のエネルギーシフト論
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<中略>
しかも今回、10兆円が三次補正規模だと言う。これは亀ちゃんとも言ってるんだけど、そもそもどういう再生・再興をするかという話の中から金額が出て来るものなのに、最初っから10兆円っていうシーリングをかけてるようなもんだわさ。そしてその10兆円を自民は3年、民主は5年で返すってわけ。アホちゃうか、と。そう言ったらさ、「いや、自律的財政運営のためです」ってさ、菅さんまでそう言ってる訳で、後世の子供に負担をかけないとか何とか。で、主計局長だったかな、そこに言ったわけ。「じゃ、皆さん、なんで建設国債を出すんですか」と。こないだの特例公債ってのは赤字国債であれは単年度の消費、人件費などに使ってる訳ですよ。で、建設国債ってのはあたしが知事の時には余り出すな、と言ってたんだけど私の後の知事たちなんて何も考えてなくて、私の後の対抗馬の人なんて「借金は未来の財産だ」なんて言ったんだよ。で、その建設国債って60年償還なんですよ。何故60年かというと、公共物は耐用年数がおおむね60年であるというところから来ている。つまり未来の人も使う訳だから、リボルビングみたいに返して行く訳です。それでね、今回の被災地の復興って何かと言ったら、まさに単年度の消費【ではない】訳ですよ。社会的公共資本、鉄道や港湾施設などを作る事なんだから。で、あんた方、なんでそれを5年で返すのよ、と。100年に一度の災害てあんた方言ってたでしょう、1000年にしろという人もいるけど、100年だとして100年で返すんだったら10兆円は年あたり100億ですよ、と。それを5年で返すなんて言ってるから年に2.5兆だの3兆かかるんでしょ、と言ったら「いや、それでは後年度負担が」と言うから「それじゃ建設国債やめろよ」と言ったの。「60年償還なんてやめて、国債は全て5年以内に償還するとしなかったら矛盾してるでしょ。それとも5年償還って事は5年もすれば壊れるようなカキワレの街作りをするんですか」と。こういう事をどこの新聞も書かない訳でしょ。
<中略>
だから僕が最初っから亀ちゃんと一緒に百兆円規模の日銀直接引き受けの国債出せと言ったの。日銀直接引き受けってのは日銀が直接出すので政府は利子を日銀に払うんだけど、その利子ってのは日本銀行から政府に国庫納付金で戻されるんですよ。だからこれこそ新自由主義の人たちは、こんなデリバティブ商品はありません、って言うべきだよ。で、その上で百兆円を百年かけて返すんだったら1兆円ずつだね、とかさ。
<中略>
日本は世界最大の債務国だなんて言ってるけど、日本の財産ってGDPの1.3から1.5倍くらいあるんだから世界最大の財産国なのよ。でもそれは全部眠ってる訳ですよ。爺ちゃん婆ちゃんは孫に何か買ってやるかもしれないけど、それ以外は使わない。で、僕は去年から言ってるんだけど、休眠口座の活用と。日本の金融機関では10年取引が無くて連絡の取れない口座については、全て銀行や農協などの不労所得になってるのよ。で、これは法律じゃなくって全国銀行協会の内規で決まってるの。これは幾らあるんだとずーっと金融庁に聞いてるんだけど、「そのデータがありません」ってふざけんなって言って、三大メガバンクだけでも出せ、って言ったら「少なくとも毎年300億入ってます」って言うんで、他の労金から全部調べろって言って、多分これが年間1000億円なのよ。イギリスはブレア政権の時にこういう休眠してる金は社会的共有資本だとして、政府のアカウントを作ってそこに入れて有効な所に無利子で貸し出します、という仕組みを作った。
<中略>
で、実際に眠ってるお金ってのが何だかんだで350兆くらいある訳ですよ、爺ちゃん婆ちゃんの使う年金や保険なんか除いたってその位ある。で、これの半分は生前贈与で無税でしましょう、残りの半分は無利子国債を買って頂きましょうと、そうしたらもらう人は大体20代から50代くらいで、この層の消費性向は7割くらいある訳だから、残りの3割は経済の潤滑油になる訳ですよ。だってさ、あんな何処行くのか分からない義援金に皆、あれだけ出すんだよ。私は知事んときに義援金って変だなあ、と思ってて、隣の新潟県で中越地震が起きた時に、テレビも新聞も「ウチのドラエモン募金に」なんて言ってたけど、あれは全部共同募金会みたいな所に行く訳ですよ。そうすると自治体と公的金融機関と日赤あたりが入って何か決まるまでに3ヶ月、6ヶ月かかるでしょ。中越の時、最後に10億円くらい余ったんですよ。でも10億円を被災者に分けると幾らにもならない、何かモニュメント作る訳にもいかないで、結局1年以上、宙に浮いてたんだよ。だったらさ、皆、おかしいと思ってんだから無利子非課税国債を買いますよ。一杯買った人には報奨制度でも作って天皇から報奨したり、そこに宝くじも付けるとかすればさ、また射幸心を煽るとかバカ言うのがいるんだけど、今は眠ってるお金を有効に使うのが先でしょ、と、それをしないで税金上げるなんてバカだから、新しい方程式を作らなきゃいけない、と。
<中略>
つまり役人による首相機関説だった訳。そこに民主党は脱官僚って訳分かんない事を言ってその人たちの力も借りないから、これは日本の損失ですよ。役人が悪いんじゃなくて本来は役人をパブリック・サーバントとして使うって事でしょう、そして同時に政治家はサーバント・リーダーなんです。そのリーダーは選挙によって選ばれる訳ですから、まあ長野県の時はもう田中は要りませんと言われたから私はバイバイしたんですけど、亀さんが言ってた救国内閣は大連立なんていうインチキとは全然違うんですよ。今、連立なんて組んだって5割の国民は支持政党無しなんだから、また政党や議員の保身かよ、と思うだけですよ。そうじゃなくて大臣の顔ぶれ見たら「お、これなら世の中変わるぞ」と思うような人材を与野党問わずに揃える(のが亀ちゃんの構想な)のであって、単純な与野党連立なんて小選挙区制度は変わらないんだからどう見たってそんなのは成立しないんですよ。そういう大臣の上で首相がまあふらふらしたとしても、選挙で選ばれた政治家、大臣、つまり国民による首相機関説にしなくちゃいけない。なのに菅さんが辞めないと言ってる時に、日本は大統領制以上に首相は自ら辞めないと言ってれば辞めさせられないんだけど、自民党は民主党の中にも賛成する議員が大勢いると思って不信任を出して、民主党の中にも自民に便乗しようとする人がいて、ましてそれを否認した人は要するに首相を認めたというのに、執行部にいるそうした人が翌日から辞めさせなきゃと言うとは、皆、他力本願なんだという事でしょ。
<中略>
亀井さんにインタビューしたでしょ。1ヶ月くらい前かな、私とか亀さんとかで首相官邸で菅さんと岡田さんが向こうにいて、そこで亀さんが言ったのが「連立を組むって事は、そこにいろんな事をちゃんと諮るべきだ。でも君は何も言わないで結果オーライどころか結果ワーストを後から伝えて来るとは何事か」と。で、岡田さんに言ったのは「あなたがた執行部は何なんだ。私は民主党政策の個々に関しては賛成・反対はある。しかし国会において我々は菅さんを信任した。首班指名して不信任を否決したんだ。その人間が公然といろんな事を言ってんだ」。そしたら岡田さん、足組んで「え〜、誰か言ってますかねえ」って、「何言ってんだね、君。毎日新聞に載ってるじゃないか。菅やめろ、と。菅じゃ駄目だ、と。その新聞が嘘だってのならその新聞を告発してみろ」。そしたら「そんな事書かれてますかね」ってシレっと言うんだよお。凄いね、と。あの人たちは皆、アンドロイドだ、緑の血が流れてるって言った人がいるけど、きっと「赤い血が流れてないな」とか言うと「エコですから」とか言うんだろうけどさ、だからそれに対して亀さんは「辞める気がないんだったら、何をやるのか」と言ったわけ。菅さんにね「あんた辞めたらお遍路行くなんて言ってるけど、こんな状態で行ったって天国じゃなくって地獄行っちゃうよ。あんたももっと眦(まなじり)決してしっかりやるんだ。何時辞めるって言わなかったとしても3条件って言ったんだから」って。それでさ、今度は3条件が通りそうだってなったら代表選を月内にって、ふざけちゃいけないって昨日の会見でも言ったんだけど、そもそも何故延長したんですかと。何故8月31日にしたんですか、と。3つだけじゃなくて色んな法案が一杯あるでしょ。それを最後まで議論して一個でも通すのが与党の責任でしょう、と。野党が合意しないから吊るしになってるって、野党が最初から合意したら翼賛じゃないですか。ねじれねじれって、良識の府とかいう参議院の人は言うべきだと。ねじれてるからこそチェック機関になる訳でしょ。これは国民の為に必要だというなら修正をしてでも通すのが当たり前でね、それが全然分かってないんだよね。
<中略>
だからさ、さっき言ったように古い方程式なんだよ。彼らも私も原発は安全だと思っていたんだけど、彼らが立ってるのは社会主義もびっくりの無謬性なんですよ。でも人間にも過ちはあるんですよ。保守であっても可謬性なんですよ。その無謬性である放射能は人間の五感ではとらえられない。だから僕は何時も里山とは何故あるのかと言う訳ですよ。山の上には祠(ほこら)を作るかもしれないけど、広葉樹を植えてイノシシや鹿が普段は遊んでます、と。良い意味でのバッファな訳ですよ。ところが道路作って針葉樹植えて食べ物無くなったら動物は人里に降りて来るに決まってる訳ですよ。そしたらそれを撃ち殺せばいいと(単純な連中は)思ってんだけど、里山ってそう考えれば人間の知恵だった訳でしょ。それがどんどん無くなっちゃった。でもそういう物をちゃんと残して行くのが文化だし保守だし歴史だと思うんだよね。
<中略>
新党日本のホームページにも載せてあるけど、朝日新聞の記事で仙谷さんが選挙制度を比例代表中心にしようと言ったと、これはもう政党のトップが決めた事に単にボタンを押すだけでこんな翼賛は無い訳ですよ。で、僕はね、もう二大政党って無理だと。でも皆は「だから小選挙区制を変えなきゃいけない」って。おいおい、かつて小選挙区制にする必要はないって言ったのは日経新聞と東京新聞だけですよ。あの当時の日経の政治部はそうだったんだ。で、他の新聞は小選挙区にすればバラ色になるって言ったんだよ。それで今は「小選挙区制の弊害」って言うんでしょ。そもそも制度変えたらバラ色になるんですか、と。そんなもんはね、勉強の不得意な子供が新しい大きな勉強机買ってくれたら勉強するって言ってるようなもんでね、良い成績だったら勉強机買ってくれってのと逆だと。だから司馬遼太郎って変な人だと思ってる。これ言うとまた怒る人いるかもしれないけど、だってさ、朝日新聞と産経新聞が両方重用した人って怪しいに決まってるじゃない。この国の形って言ったでしょ。日本は形さえ変えればいいと思うんだ。在り方が問題なんだ。TPPだってTPPという形を求める。でも違うでしょ、もう貿易立国なんだからそのあり方を変えるんでしょ。選挙制度も同じ。小選挙区制でいいんです。僕は中選挙区でいいと言った人だけど、要は制度の問題じゃないんですよ。国会って二大勢力じゃなくって第三勢力でもなくって、そりゃ公明党や共産党は残ると思うけど、そうでない50から60人くらいのグループが幾つも出来て、その政党が必要に応じて連立を組むというのが最も現実的だと。
<中略>
で、次の選挙は小選挙区のままでしょうけど、その時に放射能、消費税、公務員というマトリックスを作る。増税無き財政再建は可能だと思うし、放射能って要するに日本の産業構造を転換して行く事だし、公務員は天下りとか言う話じゃなくってパブリック・サーバントをちゃんとリーダーがコントロールする事だ、と。
<中略>
でね、個別所得補償が何で変かというと、あれは販売価格よりも生産コストが高い場合に補填します、って言ってるわけ。どういう事が起きるか。夫は県庁職員で、女房は小学校教諭です、てな時にその家庭では県民所得の4倍くらいになる訳ですよ。野菜は自分達が食べる為の無農薬を作る。米も自家用にする。一部は出荷してる。でも米なんて週末に少し機械を動かせば済んでしまうような作業量だけど、市場に出す米は生産コストの方が高いわけよ。だからこれは自治労の地方公務員への闇手当ではないか、と言ったら自民党と公明党から拍手が出たわけ。あとで自民党の議員が来て「俺も何か変だと思ってたけどやっと分かった。俺の選挙区にある集落の絵が浮かんだ」って。でもね、私が言ったのは与党も野党も関係なく、真面目に努力してる人間、そのスタートラインに立てない人に対しての福祉こそしなくちゃいけないと思ってんだけど、民主党の人たちはさ、「何で与党なのにそんな事を聞くんだ」ってさ。
<中略>
で、大事な事は何かというと、ボーダーコンシャスである事なの。コンシャスってのは自分を意識する事で、ボディコンのコンですよね、で何かというと、人はわかり合えないって事ですよ。夫婦だって100%は理解出来ないでしょ。でもだからこそ会話をするし協調する。この考えが無くて二項対立だとTPPのようにボーダーレスになっちゃうわけよ。それに対してTPP反対って人は今度はボーダーフルになって、俺たちの農業守れとかなっちゃう。戸別所得補償だとか地方公務員優遇策なんかになっちゃう。東京新聞の長谷川幸洋んとこで、あたしが政官業の既得権益トライアングルと政官業学報の現状追認ペンタゴンって書いたけどね、学って御用学者なんかね、で何で政官財って言わないのかっていうから財って書いたら経団連てのがあってどこにも業界団体ってのはあるでしょう、だから業だと。それと報は記者クラブね。最近は殆ど呆になっちゃってるけど。
<中略>
こないだね、松原聡さんっているじゃないですか、竹中平蔵のブレーンだったかのように言われてるけど、岸博之さんっていう経産省にいて今慶応の先生やってる人たちと飯食ってたら、「俺たちの周りでも今ね、亀井静香に首相やらせたいって人、多いんだよ」と。皆さんご存じのように、亀ちゃんは郵政族でも何でもないんですよね。亀ちゃんの選挙区には元々佐藤公治君って元電通にいて今は民主党の参議院やってる人がいて、彼の父親が特定郵便局の票だった。亀ちゃんは最初から「これは郵政の為じゃなくって日本の家族、集落、金融、財産などがおかしくなっちゃう事だ」って言ってた訳だよね。選挙の時、郵政の人は誰も亀ちゃんを応援してなかった。亀ちゃんが「小泉改革はおかしい」って言うと、共産党の事務所からオバさんが出てきて「亀ちゃん、頑張って〜!」てやったんだって。俺が亀井って人の好きなのはそこで、亀ちゃん、実は元祖脱ダム宣言の父なんですよ、あ〜こんなに沢山しゃべっちゃった、タレントフリーでこんなに岩上安身に協力しちゃってさあ・・・まいいや、で、亀ちゃんの田舎てのは広島でも時々雪で中国道が止まるでしょ、亀ちゃんの生家では雪が2メートルも積もるという、そこで亀井青年の父は助役をやってて、終戦の時に国民に迷惑をかけたと退職して農業やった人なんです。広島の原爆も彼の家から見えたんだって。で、知恵子さんっていうお姉さんは救護活動に友達と出かけて、戻って来た時に下血があって、被災者を救うと神戸の薬科大学に行った。彼女は俳句の名手でもあって、最後、白血病で亡くなったんですが、辞世の句が、えーと、「白血球、はかる晩夏の乾きかな」。皆が水を求めて死んでいった事を詠んだ。亀さんの部屋行くとさ、亀さん、チェ・ゲバラの写真を飾ってるでしょ。彼が通ったのは修道高校、で、当時、学割を出すのに手数料取った。亀井青年は校門の前で旗を掲げてビラを配るんです。「おかしい、国が制度として定めたものに手数料を取るとは何ごとぞ」と。学校の先生から「亀井くん、こういう事をすると停学か放校にしなくちゃならなくなるぞ」と言われて、じゃ、やめますと彼は退学して東京に来たんです。兄が東京に出ていたので、そのつてを頼って都立大泉高校っていう女の子の方が多い学校に編入した。
<中略>
で、僕がサンプロ(サンデープロジェクト)出てた時に田原さんが僕をちやほや持ち上げてくれる訳ですよ。その後、亀ちゃんコーナーがあって、ネチネチやってた訳ですよ。だから僕が手を上げて「田原さん、亀井さんは元祖脱ダム宣言の父ですよ」と言ったら、田原さん焦っちゃって、な、なに、と。そしたら番組終わったあと、亀ちゃんが「いやあ、ありがたいなあ」って。
<中略>
講演会をやる前はさ、僕が出るって聞いて自民党長野の小坂憲次も村井仁もね、とんでもない奴を呼ぶもんだとか言ってて、民主党からも羽田孜や北澤俊美がとんでもない奴だと言ってたんだけど、亀ちゃんが「いいから聞け」とカツを入れてくれてそれで講演会が終わったら皆が「おお、そういう事だったのか」と。利益誘導とは違う方法で地元業者に金を回せるのか、と喜んだんですよ。それからのつきあいなんですよ、亀ちゃんとは。
<後略>
</転載>
喋るわ。喋るわ。喋り過ぎじゃねえの?と思うくらい喋ります。ご本人も自覚されている様ですが、文字に越こされた方もご苦労様でした。
沈黙は金。雄弁は銀。
などという「諺」からすれば、不評を買いかねない勢いです。にしても、田中氏がココまで雄弁に語れるのも、
確固とした知識
が備わっているからに他なりません。寡黙な政治家もイイですが、その寡黙さが不勉強故の沈黙だとしたら、「たぬきの置物」でしかありません。現在の様に先行き不安な時代でアルバ・・・もとい、あればこそ、政策ビジョンを明確に示せる政治家が必要なのではないでしょうか?そして、その政策に同調できたなら・・・日本の未来を見出せたなら・・・みんなが一丸となって取り組む。・・・と。
そういう事でしょ?何か表題の、「亀ちゃんに捧ぐ」とはかけ離れてしまいましたが、まあ、これでカンベンして下さい。
でわっ!