2012年4月5日木曜日
暗夜航路 2
イスラエルとイランの仲違いの理由が気になって、気になって、夜も・・・な、ワケでははありませんが、アレコレ検索しているうちに、非常に興味深い本に辿り付きました。
ユダヤの告白 (1990年)
P・ゴールドスタイン J・スタインバーグ 共著
発行:エノク出版 版権:宇野正美
で、この本は、ネット上でも「無料」で閲覧できるので、是非にとは言いませんが、現在の世界情勢の裏側?を知る上でも、一読して損は無いように思います。
ユダヤの告白
内容をザックリご紹介すると、ADL-「ユダヤ名誉毀損防止連盟」なる組織が、世界の政治舞台の裏で「暗躍」しているという、ユダヤ人自身によるシオニズムの世界戦略の告白というか、「告発」です。
故中川大臣
著者のポール・ゴールドスタインの略歴は、「Paul Goldstein:正統派ユダヤ教徒。1949年生まれ。インディアナ州立大学卒。15年間におよぶADLの組織犯罪について調査研究。1982年から欧州、アメリカにてジャーナリストとして活躍、1983年以降三年間在日。」
もうひとりの共同執筆者ジェフリー・スタインバーグは、「Jeffrey Steinberg:改革派ユダヤ教徒。1947年生まれ。モントクレア州立カレッジ卒。諜報活動、国際麻薬犯罪、中東戦争などについて執筆と講演活動。主な著書「Dope.Inc.」他。」
ということで、正統派にしろ改革派にしろ、バリバリのユダヤ教徒の手によって著された本ですから、この本を取り上げた事で「反ユダヤ」のレッテルを貼られるのは、お門違いですよね?
ワタシはただね?イスラエルとイランが対立する原因が知りたいワケで、「虚心坦懐」に、ユダヤ人(ユダヤ教徒)によるシオニズム批判に耳を傾けるのみです。
嘘とペテンと陰謀だらけ・英米イスラエル報道
ま、対立の原因が分かったところで、対立が解消されるワケでもありませんが、問題が更にこじれて「あさっての方向」に向かわないように、第三者が「防止」する手立ての一助にはなるでしょ?
トーラーの名において
少なくとも日本人はワタシも含めて、中東、中近東の問題に今まで無関心すぎました。地理的にも遠くはなれていることと、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という宗教間の問題が、日本人の八百万精神というか、アニミズムには他人事のように思えたからかも知れません。
しかし、このグローバル化された世界のなかで、「無知」でいることは、それだけで自分の立場を危うくする「元凶」でしかありません。
「敵を知り、己を知れば・・・。」は、孫子の有名な言葉ですが、「戦に勝つ」ためではなく、意図的に「引き分け」たり、そもそも「戦をしない」ためにも応用できる「兵法」なのです。それが、
国を守り、民を守る。
最善の道と、ワタシには思えます。
暗夜航路・・・暗い海原を行く航海だとしても、明確な「海図とコンパス」さえあれば、必ず日の出は迎えられる!・・・でしょ?
人間ナメんなよ!
でわっ!