2012年6月23日土曜日
やっちまったなwww (by ポコ)
あwwwあ...、だめだコリャ...。先日、これからの報道機関の在り方についてワタシなりの意見を述べたワケですが、真実云々のその前に、事件そのものを「黙殺」するとは、日本の報道機関も地に落ちた観がありますなあ。
昨夜の首相官邸前の4万人超えの抗議集会が、テレビ朝日の報道以外には全くといっていいほど取り上げられない、この北朝鮮並み?の衝撃の事実。
報道ステーション
首相官邸前デモに45000人!
報道ステーションのニュースにしても、マスコミ業界の「既成事実」づくりのために止む無く報道されたようにも思え、朝日新聞社をモロ手を上げて賞賛する気にもなれないのですが、ま、今後の追加報道がどうなるのか様子見ですな。
「デジタルディバイド」と呼ばれる、コンピュータやネットに縁の薄い人たちをどうフォローしていくか?日本では明らかに言論が封殺され、報道機関が地上波による情報操作している事実が明らかになったいま、ネットユーザー側からこの問題にアプローチしていくしかないでしょう。
そうなると旧来の「チラシ配り」というやり方が、「即戦力」を持つ情報拡散の方法として考えられます。もう報道機関に頼らず、自分たちの手で情報を拡散するしかありません。マスメディアという強大な情報操作システムに対抗するのは、結局、人間ひとりひとりの「善意」でしかないというワケです。
テレビ、新聞各社に「公正な報道」を期待するのはもうヤメです。「報道するなら勝手にどうぞ。話半分で聞いてやるから。」...てなもんです。
ま、テレビ、新聞各社も「会社」ですから?「利益」を上げなければ「倒産」してしまいます。その利益はどこから得るのか考えるに、民放テレビ局の場合はNHKのように「視聴料」を取り立てていないので、各企業のCMを流すことによる「スポンサー契約」と、テレビ局が主催するイベントの売り上げ、そして版権・著作権などの収入になるでしょう。
新聞・雑誌社の場合は、「広告の掲載費」と媒体(新聞・雑誌)の売り上げ。あと、管理する著作権からの収入といったところでしょうか?
で、テレビにしろ新聞・雑誌にしろ、「コンテンツの制作」には膨大な人手(費用)が掛かっているワケですよ。つまり、コンテンツ(番組・記事)というピラミッドの頂点の下には、膨大な数の人間の労力があるワケで、更にそのピラミッドを支える土台として、「収益」の存在があるワケです。
この「土台」が崩れたらピラミッドも崩壊してしまうワケで、当然、土台を守ろうと必死になるワケです。業界一丸となって。
昨今、不景気ですわなwww。昔は景気の良かった企業も、CMの数を減らしたり、契約料金を値切ったりもするでしょうよ。そうなると「企業収益」も悪化し、悪くすれば「倒産」。最低でも民間企業並みに、「社員のリストラ」をしなければ生き残れませんわなwww。
現在、テレビ番組のほとんどは制作費を節約するために「外注」の製作会社に丸投げされているのが実情ですし、それは新聞・出版社にしても同様でしょう。
それでも苦しい。
となると、「お金を出してくれる人」になびくのは当然ちゃw、当然です。
で、誰がお金を出してくれたのか?というと、韓国政府であり、原子力発電を推進しようとする政府内グループ(経済産業省?)であったワケで、先のスポンサーの意向により「韓流ブーム」が煽られ、そのブームに便乗して売り上げ(コンサート、出版など)を上げようというテレビ・出版業界の経営戦略があったワケですから、「反韓流デモ」なんぞに耳を貸すハズがありません。
韓国政府のコンテンツ振興策と
公共外交
(前略)
6.韓国の公共外交とコンテンツ振興策
韓国は、2008年2月の李明博政権発足以来、旧来のコンテンツ振興に関連する機関を韓国コンテンツ振興院(KOCCA)として統合し、韓流コンテンツを、世界を市場とした輸出産業に成長させるため、各種コンテンツ振興策を実施しています。
また、韓国政府は、国家ブランド価値がマイナスになっていること、つまり諸外国では「コリアディスカウント」があり、「日本」の国家ブランド価値に対して1/6程度しかないという調査結果を憂慮し、2009年に直属の国家ブランド委員会を発足しました。
こうした、コンテンツ振興、国家ブランディング、公共外交のために、韓国政府は、年間1000億円規模の予算を投じているわけです。
韓国のコンテンツ振興策には、国内市場が小さく、韓流ドラマとK-POPが外貨を獲得できる一大輸出産業に成長させる、韓国経済の衰退をフォローできる戦力にしなくてはならないという、極めて切実な事情があります。
特に、近年、韓国映画の市場規模衰退を経て、唯一見込みがありそうなK-POPについては、世界第二位の音楽市場を誇る日本での市場獲得と、世界第一位のアメリカ、ついで欧州全体での市場に参入するために、破格の補助金制度を設けています。
(後略)
ま、そういった大人の事情があるワケです。
テレビ局はボランティアじゃねwんだ!
という、至極当たり前の話なワケです。
「韓流」はね?いくらテレビ・雑誌が煽ろうとも、嫌いな人はそれに乗らなければイイだけの話しなんで、ま、「無害」っちゃw「無害」なワケですが、「原発」はそうはいかないでしょ?
事故が起きようが起きまいが、「原発」が存在する限り「核廃棄物」は毎日生産され、しかも!それを処分する方法が無いワケですよ。
着実に日々この日本を...ワタシたちの生活環境を蝕んでいるワケですよ。
こればっかりはテレビ・出版業界が「倒産の危機」にあろうとも、「はい、そうですか。」と同情している場合じゃないワケです。「公共の福祉」という観点からも、見過ごすことはできません。
原発推進派からいくら貰っているのか知りませんが、「原子力村」などと彼らを比喩する資格はありませんな、「メディア村」の住民にも。
「原子力村」が潰れたら、「メディア村」もタダでは済まないでしょうなあ...。「芸能界」と呼ばれる地区も「メディア村」の一角を成しているワケだし?タレントの皆さんが表立って「反原発」を口にせず、「絆」だの、「ガンバロウ」だの、「お茶を濁している」のも分らなくはないワケですが、もう、
我慢の限界
にあるワケですよ。それが4万5千人という数字に表れているワケです。
それを無視する放送・出版業界ってナンなのよ?必要な存在なワケ?...というところまで来てしまっているワケで、必要とされない存在であれば社会から淘汰されても致し方ないワケで、そういった業界に自分から進んで身を置いてしまった事の後始末は、自分でつけるしかありません。
「原子力村」はあってはならないのです。それは「公共の福祉」に反するからであり、「日本国憲法」に反するからです。福島での事故により、どれだけの漁場、農地、河川、湖沼といった、
公共の財産
が放射能によって汚染され、「公共の福祉」を損ねました?食糧の生産、飲み水の確保は、ゼwwwんぶ「公共の福祉」に貢献しているワケですよね?
ま、そういったワケで、まず明らかに違法・違憲である「原子力村」には早々に立ち退いていただくとして、その後の「メディア村」の存続に関しては、「メディア村」の住民の方々の自己判断に委ねるしかありません。
ただし、ワタシたちは確実に進歩しており、それは世界的に見ても時代の潮流であり、「メディア村」が時代の変化を拒否、もしくは適応できないのであれば、残念ながら衰退して行くより他はないのでしょう。
あ、最後にひとつ。首相官邸前の抗議集会を「紫陽花(あじさい)革命」などと命名する向きがあるようですが、そういった「安っぽいキャッチコピー」は、今回の抗議活動にそぐわないように思うワケです。だいたいが、「キャッチコピー」を作りたがるのは「広告会社」の常套手段です。
「ジャスミン革命」だの、「チューリップ革命」だの、そういった「革命もどき」に便乗するなと、敢えて苦言を呈したいワケです。中野正剛センセも仰ってます。
便乗はよしなさい。
...と。
自己に目覚めなさい。
...と。
つまり、首相官邸前に集ったのは、そこに「革命」があったからなのか?それとも、「自分の内なる声」に従ったからなのか?ということを自覚しなさいと、正剛センセは諭しているワケです。
そして、「自分の内なる声」に従ったと言い切れるのであれば、「紫陽花革命」なんて安っぽいキャッチコピーは邪魔になるだけです。
「紫陽花革命」なんて安っぽいキャッチコピーでひと括りにされるほど、首相官邸前に集った人たちの想いが安っぽくないのは、現場にいるひとりひとりの言葉から分ります。そのひとりひとりの想いを、「紫陽花革命」なんて安っぽいキャッチコピーで表現できるんですかね?なかには「紫陽花」の花が嫌いな人も居るかも?知れません。
そういった、個人の心情とは関係の無い「紫陽花革命」なんて言葉に頼ったり、便乗するのではなく、自分の内なる声と向き合え!と、正剛センセは仰っているワケで、ワタシもその通りだと思います。あえて命名するなら「名無しの革命」ですかね?
無名の人たちが自己の信念により集まり、誰の指示でもなく自発的に行動する。これはもう従来の「革命」の概念すら超えた、「革命の革命」とすら呼べるんじゃないでしょうか?
尤も、従来の「革命」の概念が「メディア」によって捻じ曲げられたものだったのかも知れません。
チェ・ゲバラは、「他人に対する想いやりが、革命家のもっとも大切な資質だ。」と、娘に手紙を書き残していますが、であれば、「他人に思いやりを持てる人」であれば、八百屋のおじさんだろうが、魚屋のおばはんだろうが、派遣社員であろうが、明日にでも「革命家デビュー」できるワケですよ。
で、首相官邸前にはそうした人たちが抗議に集まっているワケで、そうした人たちの心情を「紫陽花革命」なんて安っぽいキャッチコピーでひと括りにするのは失礼千万!
そんなことして得をするのは、そうした集会を「飯の種」にしようとしている邪(よこしま)な連中。...と、相場が決まっているワケで、みなさんくれぐれも、「紫陽花革命」なんて安っぽいキャッチコピーを掲げる輩にはお気をつけ下さい。
遠きベトナムの地より、応援しています。
独立と自由以上に尊いものは無い。
人間ナメんなよ!
でわっ!