2012年12月5日水曜日
ここ掘れワンワン!
チョットばかり前のニュースになるワケですが、V.O.R.(ボイス・オブ・ロシア)にこんなニュースがありました。
日本 黄金の島「ジパング」を証明
新たな金鉱床発見
V.O.R. 10.10.2012, 04:32
<転載>
© Flickr.com/theMaykazine/cc-by-nc-sa 3.0
9日住友金属鉱山は、鹿児島県伊佐市の菱刈鉱山で新たな金鉱床が見つかったと発表した。埋蔵量は30トン、市場価格で約1300億円もの価値がある。
住友金属鉱山は、この金鉱床からの採掘を2018年から開始すると見られている。そのためには、新たな坑道を掘削する必要があり、坑道の建設は早ければ来月中にも開始される見込みだ。なお金採掘の為に求められる初期投資は、約32億円。
鹿児島県の菱刈鉱山は、1985年7月に採掘を開始し、現在日本最大の金鉱山で、国内の金採掘量の9割以上を占め、これまでに約200トンもの金を産出した。 また菱刈の鉱石中に含まれる金の含有量は、世界でも最も高いレベルにあり、一般鉱山の約8倍に達する。
イタル・タス
</転載>
このニュースを見て単純に「スゲwww!」と思ったワケですが、ま、ワタシ如きがアレコレ言わなくても、日本のマスコミ各社が取り上げるだろうとスルーしていてたのですが、日本国内で報道されたんですかね?
菱刈鉱山-Wikipedia
ネット上でもこのニュースが取り上げられた形跡が見当たらないので、改めてググッてみたら「日経」のニュースがヒットしました。
鹿児島に時価1300億円の金鉱床発見 住友鉱
2012/10/9 19:34
<転載>
住友金属鉱山は9日、菱刈鉱山(鹿児島県伊佐市)に新たな金の鉱床を確認し、2018年から採掘を始めると発表した。埋蔵量は約30トン(時価約1300億円相当)の見通し。菱刈は国内の金産出量の9割以上を占める鉱山。技術者養成の場としての機能を兼ね、年7.5トンの採掘量を維持し長期的に安定操業する考えという。
新鉱床はこれまでに採掘していた場所よりも深い場所にある。採掘に関する総投資額は約32億円を計画。11月から進める工事では新坑道の掘削のほか、地下の温泉水をくみ上げるためのポンプ設備などの整備を始める。
菱刈鉱山は1985年に採掘を開始し、これまでに約200トンの金を産出した。同鉱山では鉱石中に含まれる金の含有量が一般的な鉱山の約8倍と高いのが特徴。埋蔵量は調査が終了しているものだけで約150トン。今回の新鉱床発見により埋蔵量は180トン規模にまで増える見通しだ。国際的な金相場は上昇基調で推移しており、安定的な収益確保につなげる。
菱刈鉱山は国内に残る数少ない鉱山の1つ。住友金属鉱山は国内で育成した人材を今後、海外での鉱山開発に生かしていく方針だ。資源開発会社ではノウハウ伝承などを狙って石油資源開発などが国内の油ガス田開発を強化する動きもある。
</転載>
これって「グッドニュース」なワケですよね?
「お金」の存在価値とは、商品・サービスとの交換を保証されていることです。でなければ、
ただの紙屑
でしかありません。そしてその交換を保障しているのが「日銀」であり、であるが故にお札には、「日本銀行券」とデカデカと印刷されているワケです。はい。
で、日銀が何を以って「交換を保障」しているかといえば、日銀の「資産」に他なりません。
ま、簡単に言うと、「世界共通に取り扱われる資産」の筆頭は「金(ゴールド)」なワケで、したがって新しい金脈の発見は、日本の資産の増加を意味するワケです。
ワイルドだろwww?
ただいま選挙戦の真っ最中なワケですが、「反増税」にしても「反TPP」にしても「反原発」にしても、推進論者側はスグ、「経済ガw!」とか、「財源ガw!」とか騒ぎ立てますが、今回の金脈の発見で、そんな心配も要らなくなるんじゃないですかね?ワタシの「お花畑」が広がる脳内的には・・・。
早い話が借金の担保を手に入れられたワケで、これを「元手」に新事業、新政策に取り組めるアテができたというワケです。
資産的な保障も無く、ドル札ばかり刷りまくっているアメリカなんぞとは、立場が違うワケですよ、立場が。
ま、ワタシの脳内には「お花畑」が広がっているので、どうしても「バラ色の未来」がチラチラ見えてしまうワケですが、忘れてはならない・・・というか、当たり前のことですが、
金(ゴールド)は食べられません。
今にも飢え死にしそうな人の目の前にリンゴとゴールドを差し出せば、迷うことなくリンゴを手にします。つまり、人間が生きていく上で本当に必要なのは、ゴールドよりも「食べ物」なのです。
食料の確保と安定供給は、国の根幹に係わる問題であり、ゴールド(経済)などと天秤に掛けて軽々しく扱う問題ではないワケです。
その意味でも、国内の食糧生産を守るべく、「反TPP」と「反原発」は、ワタシたちが生きていく上で
絶対に譲れない争点
である。・・・というのが、ワタシなりの認識です。
で、その結果、TPPに加盟しないから・・・原発を廃止したから・・・「経済」が低迷するとガタガタ言う連中は、今回の「金脈発見」のニュースをどう捉えているんですかね?
何度も言うようですが、「お花畑」が広がるワタシの脳内では、「バラ色の未来」がチラチラ見えるワケですw。
つまり、「金の心配は要らないから、正しい道を進め!」・・・という「天啓」のようにも感じるワケです(無宗教ですが)。はい。
もちろんみんなでその使い道を議論するワケですが、例の「被災地復興予算のネコババ」をしたような連中は、真っ先に今回の選挙で落選させなければなりません。よね?
あwww、ついでと言ってはアレですが、事あるごとに話題に上る「アメリカ国債」に関しても、ちょっと興味深い記事がありましたのでご紹介します。
バチカンでの真相
神父さんからの手紙全文
みなさん、もう忘れちゃいました?「アメリカ国債」は手が出せない=日本の自由にならないと言われ、ワタシも不勉強であるが故にその言を信じていたワケですが、日本国内に「還流」しない方法であれば使い道があるワケですね?でもそれは、
「禁じ手」
だったのかも知れませんなwww。orz
で、話は今回の選挙に戻りますが、各党が「政策」を巡って喧々諤々とやりあうのはいつもの事なワケですが、今回の選挙ほど「日本の独立」が意識された選挙はないワケですよね?
みなさんね?選挙前まではあれほど「対米従属からの脱却」、「戦後占領体制の終結」を口にしていたじゃないですかw。
であれば、政党同士でいがみ合うのは「愚の骨頂」なワケで、本当に闘うべき相手は誰なのか?・・・を、もう一度自分の胸に問い直す必要があるんじゃないんですか?
つまり、真剣に「戦後占領体制の終結」を望み、一人前の国として自立する気概があるのなら、闘うべき相手も自ずと見えてくるだろう・・・と。
それをマスコミなどによってチマチマした政策論議に矮小化されてしまうと、「本来の目的を見失う」と言いたワケですよ。はい。
したがって状況としては、「対米従属派」≒終戦以降続いている強大な占領体制に対して、時代が変わったことに目覚め、アメリカの頚木から開放されたいと願うひとたち・・・人間本来の生き方を望むひとたちが、選挙選というかたちで
ゲリラ戦を展開中である!
という見方もできるように思うワケですが、ドウデスカネ?
選挙戦を、「大戦(おおいくさ)」などと舞い上がっている政党もあるようですが、
一体、誰と戦っているんだ?
・・・と。
人間ナメんなよ!
でわっ!