2013年6月26日水曜日

地獄のエリートども

  
 アメリカ政府による「国民監視」の実態を暴露したスノーデン氏が、モスクワ経由でエクアドルに亡命したとのニュースが一時流れましたが、ワタシは・・・


それはナイわ・・・。


・・・と、思っていました。理由は簡単で、ロシアにいたほうがエクアドルよりも安全だからです。

 過去何度もアメリカが介入しているエクアドルは、現在はどうあれ、「工作員」が相変わらず跋扈していることに変わりありません。

 イイですか?あれほど反米色の強かったベネズエラでさえ、チャべス大統領死後の選挙にて後継者となったマドゥロ新大統領は、対立候補であるカプリレス氏に苦戦し僅差で勝利したのです。


ベネズエラ大統領選、チャベス氏後継の当選確認
2013/6/12 12:10

 反米左翼チャベス前大統領の死去に伴う4月のベネズエラ大統領選で、全国選挙評議会は11日、全ての票を監査した結果、当初の集計結果と大きな誤差はなく、後継者のマドゥロ大統領が野党候補と約1.5ポイントの差で当選したことを確認したと発表した。

 野党側は大統領選の開票結果発表直後、死者の票が加算されていたなどとして再集計を要求。一部野党支持者と治安部隊の衝突も起きたため、同評議会が全票監査を始めたが、野党側は監査方法が不十分だとして監査への参加を拒否。今回の結果にも不満を示しており、今後も与野党対立は続きそうだ。(リオデジャネイロ=共同)



エンリケ・カプリレス・ラドンスキー

エンリケ・カプリレス・ラドンスキー(Henrique Capriles Radonski, 1972年7月11日 - )は、ベネズエラの政治家。父方はセファルディムの先祖を持つカトリック教徒。母方はロシアおよびポーランド出身のアシュケナージで、第二次世界大戦後にベネズエラに移住してきた。彼の祖母の両親はトレブリンカ強制収容所で殺害されている。

2000~2008年、バルータ市(カラカスの一部)の市長を務める。2008年11月よりミランダ州知事。プリメーロ・フスティシア党所属である。

2012年ベネズエラ大統領選挙(英語版)に野党統一候補として出馬したが、現職のウゴ・チャベスに敗れた。



【ベネズエラ大統領選】民主主義の復活を求めるカプリレス氏の挑戦
ネット選挙ドットコム 2012年02月15日08時00分

野党連合の予備選の結果

ベネズエラの野党連合「民主統一会議」(Mesa de la Unidad Democratica;MUD)は、12日、10月に行われる大統領選で現職チャベス大統領に対抗するための候補としてミランダ州のエンリケ・カプリレス・ラドンスキー知事(39)を選出した。独シュピーゲル誌オンライン版が13日、報じた。

弁護士でありPrimero Justicia党(正義第一の意)の政治家カプリレス知事は、5人の野党候補者の中で争われた予備選で、選挙管理委員会のデータによると、約60%の投票率を得て勝利した。2番手のパブロ・ペレス、スリア州知事に30%以上の大差をつけた。

この野党予備選には、有権者の15.8%に当たる290万人が投票し、投票結果は、95%の開票率の段階に基づいている。


民主主義の復活を目指して結束

1999年から12年間君臨している社会主義者のウゴ・チャベス大統領は、10月7日の大統領選で2回目の再選を果たしたいところだ。しかし、野党連合がカプリレス氏を中心に結束すれば、チャベス大統領にとって厳しい選挙になるかもしれない。

カプリレス氏は、国際的に強くなるようにベネズエラを再び民主主義に方向転換し、高い犯罪率を減らし、学校教育制度の強化を図る方針である。さらに、チャベス大統領が始めた国営化を廃止し、観光の促進を図るつもりである。

2番手のペレス氏は、カプリレス氏に

「私は、あなたの味方です。あなたは、次のベネズエラ大統領になるでしょう。」

と、祝福の言葉を述べた。


 即ち、カプリレス氏は「自由経済主義者」であり、西側にとっては都合のイイ大統領候補だったワケです。その証拠に?大統領選挙後にアメリカは、他国の選挙にまで口出ししています。多分?「工作員」の選挙運動(活動)が不十分だったことに苛立っていたのでしょう。


【ベネズエラ大統領選】米ホワイトハウス、再集計を要求
ネット選挙ドットコム 2013年4月17日 18時00分 (2013年5月23日 19時12分 更新)

マドゥロ暫定大統領が僅差で勝利

南米ベネズエラでウゴ・チャベス大統領の死去に伴う大統領選が14日、行われた。選管にあたる全国選挙評議会は開票率99.12%の段階で、与党・統一社会党のニコラス・マドゥロ暫定大統領(50)が50.66%を獲得し、野党候補・ミランダ州のエンリケ・カプリレス・ラドンスキー知事(49.07%)を破り当選したと発表した。

これによりベネズエラは今後6年間、故チャベス氏の社会主義的政策が継続されることとなる。マドゥロ氏は15日、首都カラカスで支持者を集めて勝利集会を開き、選挙結果の正当性を強調、19日に就任宣誓式を行うことを明らかにした。

両者の差はわずか1.59%ポイントで、カプリレス氏が勝利するには約23万5000票足りない。野党側は、選挙や集計作業で不正があったと主張して「全票が確認されるまで結果を認めない」と再集計を要求。

野党支持者も15日に集会を開いて抗議した。カラカス市内では、怒った一部の住民が、公式結果に対する不満から、スプーンで鍋をたたきながら抗議行動を展開した。


米ホワイトハウス「国民のために、賢明かつ必要な措置を」

米ホワイトハウスは、ベネズエラ大統領選の公式発表に対し15日、再集計を呼びかけた。ジェイ・カーニー報道官は、「選挙結果の僅差を考えると、重要なのは、賢明かつ必要な措置を検討することであろう」との見解を示した。

また、「再集計によって、ベネズエラ国民が選挙結果に確実に納得することができよう。決定を急ぐことは、明確で民主的な成果を望んでいる国民の期待に背くこととなる」と述べた。

米国とベネズエラの関係は緊張しており、2010年にベネズエラが米国大使の受け入れを拒否して以来、在ベネズエラ米国大使館には大使がいない状態が続いている。米国側も駐米ベネズエラ大使の査証を取り消し、米国にもベネズエラ大使がいない状態だ。

カーニー報道官は、今回の選挙結果が両国の関係修復のチャンスになるかどうかについては、言葉を濁した。



南米はアメリカの裏庭である。


・・・とは、昔から言われていることですが、そんな「工作員」がウジャウジャいる場所に、ノコノコ出向くほうがオカシイでしょ?


大摩邇(おおまに)
マフィア国家: アメリカは世界政治のドン・コルレオーネ


 つーワケで、スノーデン氏のエクアドル亡命のニュースは「ブラフ」だろうと思っていたワケで、アレです、アサンジ氏も事によったら、エクアドルからロシアに亡命先を変えるかも知れませんなw。

 その他にもアイスランドなんて名前も挙がっていますが、アイスランドの人口って知ってます?確か東京都の人口とたいして変わらないハズ。謂わば「弱小国家」なワケですよ。そんな弱小国家が、大国アメリカから付け狙われている人物を保護できると思います?

 「諜報戦」、「工作戦」でアメリカ、イギリスと対等に渡り合えるのは、残念ながら?当面ロシアしかいません。これが世界の現実です。で、もう暫くしたら中国がその一角に喰い込んで来るであろうことは、昨今の中国の宇宙開発のスピードから容易に想像がつきます。


宇宙開発は情報戦の延長


・・・と、いうことです。

 それ故に、「国内問題を後回しにした、中国の宇宙開発を責める事はできない。」・・・というのも、「情報網(環境)」を押さえられてしまったら全ては後手後手に回ってしまい、あらゆる面・・・金融にしてもエネルギーにしても・・・において、常に後塵を拝することになるワケで、「ハード」を制した者が最終的には強いワケです。

 で、既に述べたように、今回の件にしてもその先には・・・


シリアの内戦


・・・が密接に関わっており、その先には更に「国際金融カルテル」の思惑が絡んでいるというのが、ま、ワタシの妄想混じりの見解であり、事は今後の世界金融システムにも大きく関わるもので、この秋の「新100ドル札」の発行も絡めて、微妙な状態にあると考えられます。

 このことは日本も無関係ではいられないワケで、7月の参議院選挙にしても、「国際情勢(マネーの流れの変化)」を見据えた広い視点を持った代議士の選出が求められますし、そうした視野を持たない・・・若しくは持てない立候補者は、新時代には「不適格」であると言え、是非とも!新時代に則した「無所属新人」に名乗りを上げて欲しいものです。

 いずれにせよ、もしワタシの見立て(家族と別れ家族の安全を図る)通りに、プーチン大統領が「ヤル気」になったのだとしたら、「国際金融カルテル」の傀儡(くぐつ)でしかないオバマ大統領の正体は、近い将来必ずや暴露されることでしょうなw。





10カ月の乳児に弱者への同情心
マイナビニュース [2013/06/21]

生後10カ月の言葉をしゃべれない乳児でも、いじめられている弱者に同情心をもつことが、京都大学教育学研究科の鹿子木(かなこぎ)康弘特定助教や文学研究科の板倉昭二教授、大学院生の奥村優子さんらの研究で分かった。乳児は1歳半以上になると言葉やしぐさなどによって、苦境にある他人に同情的な態度を示すが、それ以前の幼い赤ちゃんについては不明だった。今回見られた様子は「後に発達する同情行動の基盤となっているのかもしれない」という。

研究グループは、生後10カ月(9歳半-10歳半)の乳児40人を2グループに分け、一方には、青い球体(攻撃者)が黄色い立方体(犠牲者)を追いかけて小突いたり、押しつぶしたりする攻撃的なアニメをテレビ画面で見せ、他グループの20人にはこれら2つの図形が互いに接触せずに勝手に動くアニメを見せた。その後、40人の目の前に2つの図形の物体を置いて、どちらをよく注視し、触れようとするかを観察した。その結果、攻撃的なアニメを見た20人中の16人が、犠牲者となる黄色い立方体に手を伸ばした。他のグループでは、選ぶ物体に偏りはなかった。

こうした乳児の選択が「攻撃者への怖がり」のためではないことを示すため、攻撃者と犠牲者のいずれにも中立的な動きをする赤い円柱を加えたアニメを見せて、乳児の選び方を比べた。目の前に「攻撃物体と中立物体」を置いた場合は、乳児のより多くが「中立物体」を選び、「犠牲物体と中立物体」の場合は「犠牲物体」をより多く選んだ。このことから乳児は、犠牲者である図形に対して選択的に反応していることが分かったという。

今回の研究をきっかけに、乳児が言葉を話し出す前の「前言語期」における「共感」や「同情」についての研究も広がりそうだ。研究グループは「人間の生来的な本質が解明され、人間の本質は“善か悪か”といった議論にも多くの示唆が与えられることが予想される」と述べている。

研究論文“Rudimentary Sympathy in Preverbal Infants: Preference for Others in Distress”は米国のオンライン科学誌『PLOS ONE』に掲載された。






人間ナメんなよ!


でわっ!