2012年10月22日月曜日
徐福の末裔
2012年ミス・インターナショナル世界大会で日本代表が優勝したそうで、まずはお慶びを申し上げます。
日本人初ミス・インターナショナル
佐賀出身の吉松さん
で、ここからはワタシの個人的な見解ですが、おおよそ世界的な「賞」、「コンテスト」の類には、「政治的な力」が働くものと心得ています。「ノーベル賞」然り。「ミスコン」然り。
勿論、恒常的に「政治的取引」の道具にされているとは言いませんが、思い出してみてください・・・「メキシコ湾石油流出事故」の時、メキシコの漁師が「BP」に対して怒り狂っていた最中、2010年ミス・ユニバース世界大会で優勝したのはメキシコ代表だったんですよねえ。
2010年8月29日日曜日
三流?記事
で、今回、日本では・・・沖縄では何が起きました?米兵によるレイプ事件ですよね?
産経新聞コラムニストの沖縄女性へのセカンドレイプ
カレイドスコープ Fri.2012.10.19
ま、それに加えて「オスプレイ配備」にも沖縄県民のみならず、日本中が反対しているワケですが、そうした「怒りの矛先」を静める?収める?ために今回のお膳立てがされたように思えてならないワケですよ。ヒネクレ中年としてわ。
深夜・・・というか、早朝4時に外をフラついていれば「レイプされても当然だ。」とばかりに、元航空自衛隊幕僚長田母神俊雄氏は「暴言」を吐いていますが、今回のミス・インターナショナル沖縄大会?の件でも、
「日本女性は美しいので、レイプされて当然だ。」
とか言い出すんじゃないですかね?だいたい想像がつきますわ、この手の人の思考回路は。
ミス・インターナショナルで優勝された吉松さんには大変申し訳ないのですが、へそ曲がりの中年の戯言と、お聞き流し下さい。
で、吉松さんが中国語が堪能であることが「ヒロシさん」のつぶやきに書き込まれていましたが、吉松さんは佐賀のご出身ということで、「さもありなん」というのがワタシの感想です。
その昔、広東省の田舎の工場に出張で出かけた時に、工場の技術部の人に
「日本には徐福の子孫がいる。」
と、真顔で言われましたが、多くの中国の庶民が徐福は善男善女3千人を引き連れ蓬莱島(日本)に辿り着いたと信じており、佐賀は正に徐福上陸の地とされているワケです。
佐賀に息づく徐福
佐賀以外にも徐福の足跡、伝説を残す地は多いのですが、ま、地理的な条件から見ても徐福上陸の地は佐賀が最有力候補ではないかと?
であれば、徐福に従っていた3千人の善男善女(美男美女?)の子孫が、現在も佐賀に住んでいてもオカシクないワケで、ミス・インターナショナルで優勝された吉松さんがその血を引いていたとしても、別に不思議ではないワケです。はい。
ま、これを単なる伝説、伝承と一笑に伏すのは簡単ですが、伝説、伝承には必ず「オリジナルストーリー」があるもので、そこまで辿らないと真実というか、「オリジナルストーリー」の作者が見えてこないワケです。
「オリジナルストーリー」の作者は、恐らく大陸からの「渡来人」なのでしょうが、そうした伝承が残されていること自体が「渡来人」の定着、定住を意味しており、そうした「渡来人」たちが時代が下るにつれて日本の先住民族との混血を重ね、現在の日本人(本土人)を形成していったと考えられるワケです。
また、佐賀に限らず九州地方には有名な焼き物の窯元が多く、そのルーツは大陸から・・・主に朝鮮半島からの渡来人に端を発しますが、焼き物技術と同時に中国文化を学んだ陶工たちが、そうした伝承を残した可能性もあるワケです。
したがって、「オリジナルストーリー」が本当に徐福の来日に基づくものなのか、それとも朝鮮人陶工の伝承に基づくものなのか、ワタシには何とも言えないのですが、ただ、「徐福」の存在は中国ではほぼ確定されていて、あとはその足跡を学術的に明らかにする気があるかどうか?になります。
ワタシ的には、日本や日本人の成り立ちの「根幹」にも関わる部分でもあるので、学術的調査をして欲しいワケですが、一方ではそうした伝説、伝承で「夢商売」している人たちもいるワケで、例えば「邪馬台国」の場所が特定されてしまうと、仕事を失ってしまう人もいるワケです。よね?
つまり、物事をハッキリさせない方が都合のイイ人たちが、どこにでも「一定数」存在しているのが現在の日本社会なワケです。
それによって「差別」が生まれようと、「税金の無駄遣い」が行われようと、自分の利益を守るために敢えて「物事をハッキリさせない」、「責任の所在を不明瞭にする」、「幻想を共有する」、というのが
日本病
の真の姿と言えます。
そしてそれは「日本人」なら誰もが罹る病であり、ワタシとて同じ。だから「気が重い」ワケですよ。
同じ病に罹っている他人に、イッタイ何ができるというのか?
ワタシの場合10年間日本を離れ、ベトナムという異国の地で異民族と日常的に交わることで、どうにか「日本人」という民族を客観的に見られるようになったつもりですが、日本国内にいようと、分かる人には分かっています。
ワタシはゼンゼンたいしたことない人間なので、ベトナムに来るまで気づけなかっただけの話です。はい。orz
しかし今までの「旧世界」を否定し、人間が人間らしく生きていける「新世界」を望むのであれば、「日本病」は克服しなければならない「病」であり、その「病」を自覚し、克服するには
個人革命
が必要とされるであろう。・・・と、繰り返し続けてきたワケです。
人間ナメんなよ!
でわっ!