藤島氏のツイキャスによると、なんでも大阪では、「脱原発」がぜんぜん支持を得ていないということらしく、意外ですわwww。
実利的=現実的な大阪市民であれば、原発のリスクと経済を秤に掛ければドッチが「重要」か、既に了解済みかと思っていたもので。
で、藤島氏には度々苦言を呈しているワタシですが、それは・・・
愛なんですよ、愛!
頑張って欲しいから敢えて尻を叩くワケで、藤島氏の「脱原発」に向けた運動に対する支持には、これまで通り揺るぎはありません。はい。
元民主党議員平智之氏にも、脱原発(本人曰く「禁原発」)の先鋒として大いに期待していたワケですが、「隠れ原発推進政党」である「みんなの党」に擦り寄るようじゃ、もう、「転んでしまった」のでしょうなw。
みんなの党 エネルギー政策の見直し及びこれに関する原子力発電の継続について国民投票に関する法律(案) <抜粋> 第五条 (国民投票の結果) 前条の国民投票の結果は、政府においてエネルギーの需給に関する施策を講ずるに当たって尊重されるものとするほかは、国及びその機関を拘束しないものとする。 </抜粋> |
以前にも書きましたが、国民投票が「原発はNO!」と判断を下したとしても、その結果は何の効力も持たないワケですよ。逆に、僅差で原発推進が上回ったなら、国はそれを民意としてスグさま尊重するであろうことは、容易に想像がつきます。
つまり、国民投票とは原発再稼動に向けた「アリバイ工作」であり、かかる法案を提出している政党が「脱原発」を名乗るなど、
片腹痛いわw!
・・・と、いうことです。
そういえばつい最近、ワタシの地元である多摩地区で、国民投票ならぬ住民投票が小平市で行われましたが、結局は投票率の低さゆえに、「お流れ」になったようです。
で、ネット上では小平市の住民投票が、「市民派」によって何かと取り上げられていましたが、ワタシも問題とされている区画整理とやらを確認しましたが、あれって、小平市だけの問題じゃないワケですよ。
ローカルな話題になってアレですが、早い話が、「府中街道を、南北一直線にしよう」・・・という計画なワケで、北は五日市街道の交差点まで、南は府中市の根岸病院の横まで既に工事は終了しています。
小平市で住民投票!
府中街道は、五日市街道のアノ、クランク交差点もさることながら、五日市街道から府中市内に入るまで片側一車線(ワタシがいた当時)で、しかも大型トラックが頻繁に利用するので、交通渋滞が日常的に発生するワケですよ。
多摩地区は、東西の幹線は青梅街道、新青梅街道、五日市街道、甲州街道と、昔から整備されていますが、南北の幹線が貧弱なのです。
そんな中で府中街道は、昔からの南北を繋ぐ街道であり、多摩地区を抜けて埼玉と神奈川を結ぶ重要な幹線なワケですが、近年の物流の増加に伴い「手狭」になっていました。
勿論、一般の多摩住民も府中街道を利用しますから、府中街道を大型トラックとの共同利用するのは、特に女性ドライバーにとっては負担になっていると思われます。
そういった事情から、府中市も既に根岸病院の横まで道路を整備し、残すは国分寺市内と、今回問題となった小平市の部分だけなのですが、それに対して、「緑地が失われる」と、市民運動が湧き上がった・・・ということらしいです。
で、申し訳ないのですが、ワタシとしては「府中街道の一直線化」には、小平市民ではありませんが、ひとりの多摩住民としては賛成する次第です(現在は違いますが)。
まず、府中市は既に根岸病院のところまで道路整備を済ませているのに、このまま計画が頓挫してしまったら、府中市の立場はどうなるのよ?・・・ということと、この道路の完成によって恩恵を受けるであろう多摩川以南の、多摩市や町田市も困るんじゃないの?・・・と。
府中街道は、北から東村山市→小平市→国分寺市→府中市→(多摩川)→多摩市→町田市までを貫く、多摩地区にとって重要な幹線道路です。いうなれば、多摩の「公共の福祉」に貢献する道路なワケですよ。
小平市内の緑地帯が削られ、お気に入りの散歩道が失われることへの不満は分からないでもありませんが、府中市も既にその気になって区画整備済みなワケですし、長期的展望で多摩地区全体を見れば、「府中街道の一直線化」は、多摩地区住民にとっても決して悪い計画ではないようにワタシには思えるワケですよ。
小金井市のゴミ焼却場の問題のときにも、多摩地区内で助け合ったじゃないですか?もともと多摩地区は「武蔵七党」の同族関係にあり、
助け合ってナンボ
・・・の関係(コミュニティー)なワケですよ。
そのへんを汲み取っていただいて、どうかひとつ、小平市市民のみなさんには「府中街道の一直線化」に、ナンとかご理解をいただけないものか?・・・と。
・・・とと、国民投票から話がズレまくってしまいましたが、ナンかね?住民投票が正義であるような論調をネット上で多く見かけたもので、つい・・・。
同様に、国民投票が正義であるような論調も、そのまま真に受ける気になれないワケですよ。特に「みんなの党」の脱原発法案?のように、国民投票の結果が何の効力も持たないのに実行したところで、
何の意味があんの?
・・・としか思えないワケで、これってどっちかと言うと、「原発推進」に利するんじゃないの?・・・と。
話は「脱原発」に戻りますが、福島の原発事故がもたらした最も大きな被害は、
コミュニティーの破壊
・・・であったと、ワタシは思うワケです。そして、一度破壊されたコミュニティーを再構築するのは、
大変なワケですよ。
であれば、コミュニティーが破壊されないように予防策を講じるのが得策なワケで、大阪の人たちが地元(コミュニティー)を大切に思うのであれば、現在稼動中の大飯原発などもっての外・・・と、なるんじゃないんですかね?
太閤さんも、きっと悲しみますよ?
大阪が放射能で汚染され、コミュニティーが崩壊してしまったら・・・。
ま、そういうワケで、藤島氏の言う、
「原発なくても電気は足りる」
・・・に、耳を傾けてあげて下さい。本人、「脱原発」に対する大阪人の反応が薄いと、だいぶ凹んでいるようなので。
街カフェTVライブ履歴
人間ナメんなよ!
でわっ!