「進歩か、後退か」などと、悠長なことを
言ってる場合じゃなくなるかもしれませんナぁ・・・
<以下引用>
【米国発】大家は見た!驚愕のアメリカンライフ
2008-11-06
サブプライムより恐いローン(1)--Alt-A(オルトA)
「サブプライム問題は収束したようだし...」と思っている皆さん(多分、一般のアメリカ人も)、金融危機はまだ始まったばかり。サブプライム問題は単なる序章だったのです。
昨日、S&P*1が、2006~2007年に発行されたオルトA住宅ローン担保証券*2 額面340億ドル分銘柄の格下げを発表した。S&Pでは、10月に3517億ドル分相当を格下げ方向で見直すと発表していた。オルトAの損失見通しが急激に悪化しているからだ。
オルトAローンとは?
サブプライムローン不履行が沈静化する中、不履行が増えている「オルトA*3 ローン」とは、信用度は高いが所得を証明できなかったり、融資比率が高かったりする借り手向けで、自営業者や不動産投資家が多く利用した。
(私たち自営業者は、節税に精を出しますから、「確定申告書を提出する」というのはキツイ...)
バブル時は、クレジットスコア*4が高ければ誰でも借りられ、所得証明や確定申告書を出せても、膨大な書類の提出を嫌った人はオルトAを利用した。(だってね、そうじゃないと「全賃貸契約書のコピー提出しろ」って言われるんです。)プライムローンよりも金利はやや高い。
その8割が「所得自己申告ローン」*5で、俗に「うそつきローン」*6と呼ばれた(私も利用(*^^*) 私は銀行明細書など資産の証明書は提出。証明書類は一切いらない「No Docローン」*7を利用したこともあり。)
融資担当者がローン申請書に「所得は○○ドルと書いてください」ということが日常茶飯事に行われ、担当者が勝手に申請書に所得を書き込むことも珍しくなかった。
また、オルトAの半数が二番抵当を伴っており、頭金は平均数%だった。下記で説明したPiggybackローンが大流行(私も利用)。http://d.hatena.ne.jp/o-ya/20081102/p1
あと、5年とか10年、金利返済のみを選ぶことも可能で(その分金利は割増)、月々の賃貸物件のキャッシュフローを増やすために投機家の間で人気があった。5年後、10年後も、元本は変わらず、その時点で25年、20年返済で計算し直されるため、その時点で返済額は倍以上になる。でも、皆、「それまでに売却するか、リファイナンスするから。不動産価格は上がり続けるし」と。(当時は、本当に無茶苦茶でした!私、この目でいっぱい目撃しましたから。)
当時、バブルで潤っていたカリフォルニアでは、こうしたローンを利用して、多くの投機家(投資家ではない)が頭金5%で全米に投資物件を買いまくった。
私は、そういう人を個人的に何人も知っています。そういう投資の仕方を勧めていた不動産投資グループが南カリフォルニアにあって、「キャッシュフローは赤字でもOK」なんてそそのかして、バブルがはじける前から死んでた投機家を何人も知っています。彼らのほとんどが、恐らく差し押さえ*8で投資物件を失ってしまったでしょうね。カリフォルニアの自宅を担保にお金を借りて投資している人もたくさんいたので、自宅を失った人もいるかも。
それも、不履行が増えているオルトAが、変動金利型ではなく、30年固定金利型らしい(オルトA居住用の36%が変動金利型)。これは、かなりの借り手が所得を偽った、かつ投機家がつぶれていっている、ということか?(私はちゃんと払ってますよ~)
しかし、この後にもっと恐い時限爆弾が待っているのです… 明日につづく…
2008-11-07
サブプライムより恐いローン(2)--Option ARM(オプションARM)
中でも、オルトAの6割以上を占めているのが、バブル期に大流行した「オプションARM*1ローン」。
このローンは、借り手が毎月返済額を4つのオプション*2から選べるというものだが、最低返済額オプションを選ぶと、金利返済さえカバーせずローン残高がどんどん増えていくという代物だ。*3 実に借り手の7割以上が最低返済額しか支払っていないという。
元々、月々のキャッシュフローを調節したいという富裕層や金融リテラシーの高い層向けの製品で、一般住宅購入者向けではない。(金銭管理のできない人は絶対に借りてはいけないローン)。
私の投資家の友人にオプションARMをまだ持っている人がいるが、彼女はずっと30年返済額を返済しているので、短期金利が下がっている昨今、「月々の返済額が減ってラッキー!」と喜んでいる。ちゃんとその仕組みをわかって借りていれば問題ないのである。
オプションARMは融資担当者に支払われる手数料が高かったため、バブル期、積極的に売り込まれた(私もよく勧められた)。
初めの数ヶ月は1~5%などのおちょくり金利*4が提供され、「月々の返済額がこんなに減りますよ」とそそのかされて、リファイナンスにも多く利用された。(それも30年固定金利ローンを持っていた人たちに!!)
だいたい5年経つと、その時の市場金利で残りの25年返済で返済額が計算し直されるので、金利しか払っていないと、そこで返済額が倍以上に跳ね上がったりする。(当時、「大丈夫、大丈夫。その前に借り換えればいいんだから。その頃、不動産価格はもっと上がってますよ!」と融資担当者らの甘い言葉に励まされ(?))
最低額しか返済していなければ、ローン残高がローン初期額の110~125%になった時点で返済額が計算し直されるので、5年経つ前に返済額が跳ね上がる。これが今、ジワジワと起こりつつあり、返済延滞が増えているのだ。(下のグラフにあるように、元々、青いグラフのようにローンがリセットされるはずが、グレーのグラフのように早まっている。)
不動産が高騰したカリフォルニアでは、最低返済額をベースにしなければ収入が融資条件に満たない借り手が多かったため、オプションARM総額5000億ドルの6割が同州に集中する。
オプションARMのリセットが集中するのは2009~2010年。平均返済月額は63%上昇するという。実に、2006~2007年に融資されたオプションARMの半数近くが不履行に陥ると予測されている。
ということで、金融危機発祥地となった不動産市場が落ち着かない限り*5、危機は収まらないということで、それが起こるのは2010年以降ということなのです。
<引用終り>
オルトローンの優遇期限がこの3月で切れるので、
4月以降のアメリカ経済のいっそうの景気後退を
懸念する向きもあるようです。
関連記事
蜻蛉”投資”日記
オルトAローンの焦げ付きは、これから拡大するのじゃ。
丸の内ビジネスマンの独り言
「サブプライム」の次は、「オルトA」
何と言うか・・・確実に第二波がやってきそうな気配なワケで。
ま、今から心しておきましょwかね?
ヤラレてたまるかっ!
でわっ!
2009年3月14日土曜日
2009年3月10日火曜日
進歩か、後退か 7
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーーーーッ!
っとばかりに、勢いで「ジョジョの奇妙な冒険」の
名言集をついでにドウゾ。
<#0>
ポルナレフ
人間は何のために生きるのか考えたことがあるかね?
「人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる」
名声を手に入れたり 人を支配したり
金もうけをするのも安心するためだ
結婚したり 友人をつくったりするのも安心するためだ
人のために役立つだとか 愛と平和のためにだとか
すべて自分を安心させるためだ
安心を求める事こそ人間の目的だ
そこでだ……
わたしに仕えることに何の不安感があるのだ?
わたしに仕えるだけで他のすべての安心が簡単に手に入るぞ 。
[DIO]
<#1>
そうだな…わたしは『結果』だけを求めてはいない。
『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ…
近道した時真実を見失うかもしれない。
やる気も次第に失せていく。
大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。
向かおうとする意志さえあれば、
たとえ今回は犯人が逃げたとしても、
いつかはたどり着くだろう?
向かっているわけだからな…違うかい?
[アバッキオの元同僚警官(殉職)]
<#2>
だが断る!!
この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは
自分で強いと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ。
[岸辺露伴]
<#3>
吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!
何も知らぬ無知なる者を利用する事だ…!
自分の利益だけの為に利用する事だ…!
[ブローノ・ブチャラティ]
<#4>
「悪」とはてめー自身のためだけに
弱者を利用しふみつけるやつのことだ!!
ましてや女をーっ!きさまがやったのはそれだ!
あ~~~ん
おめーの「スタンド」は被害者自身にも法律にも
見えねえしわからねえ…
だから おれが裁く!
[空条承太郎]
<#5>
「勇気」とは「怖さ」を知ることッ!
「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!
呼吸をみだすのは「恐怖」!
だが「恐怖」を支配した時!
呼吸は規則正しくみだれないッ!
波紋法の呼吸は「勇気」の産物!!
人間賛歌は「勇気」の賛歌ッ!!
人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!
いくら強くてもこいつら屍生人は「勇気」を知らん!
ノミと同類よォーッ!!
[ウィル・A・ツェペリ]
<#6>
てめぇの敗因は一つ。
そう、たった一つだけだ。
てめぇは俺を怒らせた。
[空条承太郎]
<#7>
覚悟とは犠牲を払うことではない!
覚悟とは暗闇のなかに進むべき道を切り開くことだ。
[ジョルノ=ジョバーナ]
<#8>
ふるえるぞハート!
燃えつきるほどヒート!!
おおおおおっ
刻むぞ血液のビート!
山吹き色の波紋疾走サンライトイエローオーバードライブ!!
[ジョナサン・ジョースター]
・・・いかがでしょうか?
お楽しみいただけました?
「ジョジョの奇妙な冒険」連載開始当初から
毎週楽しみにしていたワタシなんぞは
痺れるワケですが・・・
(そうそう、「バオー」なんてのもありましたよね?)
次回から本題「進歩か、後退か」に戻ります(多分)んで、
今回は息抜き(毎回手抜き?)というコトで。
でわっ!
っとばかりに、勢いで「ジョジョの奇妙な冒険」の
名言集をついでにドウゾ。
<#0>
ポルナレフ
人間は何のために生きるのか考えたことがあるかね?
「人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる」
名声を手に入れたり 人を支配したり
金もうけをするのも安心するためだ
結婚したり 友人をつくったりするのも安心するためだ
人のために役立つだとか 愛と平和のためにだとか
すべて自分を安心させるためだ
安心を求める事こそ人間の目的だ
そこでだ……
わたしに仕えることに何の不安感があるのだ?
わたしに仕えるだけで他のすべての安心が簡単に手に入るぞ 。
[DIO]
<#1>
そうだな…わたしは『結果』だけを求めてはいない。
『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ…
近道した時真実を見失うかもしれない。
やる気も次第に失せていく。
大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。
向かおうとする意志さえあれば、
たとえ今回は犯人が逃げたとしても、
いつかはたどり着くだろう?
向かっているわけだからな…違うかい?
[アバッキオの元同僚警官(殉職)]
<#2>
だが断る!!
この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは
自分で強いと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ。
[岸辺露伴]
<#3>
吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!
何も知らぬ無知なる者を利用する事だ…!
自分の利益だけの為に利用する事だ…!
[ブローノ・ブチャラティ]
<#4>
「悪」とはてめー自身のためだけに
弱者を利用しふみつけるやつのことだ!!
ましてや女をーっ!きさまがやったのはそれだ!
あ~~~ん
おめーの「スタンド」は被害者自身にも法律にも
見えねえしわからねえ…
だから おれが裁く!
[空条承太郎]
<#5>
「勇気」とは「怖さ」を知ることッ!
「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!
呼吸をみだすのは「恐怖」!
だが「恐怖」を支配した時!
呼吸は規則正しくみだれないッ!
波紋法の呼吸は「勇気」の産物!!
人間賛歌は「勇気」の賛歌ッ!!
人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!
いくら強くてもこいつら屍生人は「勇気」を知らん!
ノミと同類よォーッ!!
[ウィル・A・ツェペリ]
<#6>
てめぇの敗因は一つ。
そう、たった一つだけだ。
てめぇは俺を怒らせた。
[空条承太郎]
<#7>
覚悟とは犠牲を払うことではない!
覚悟とは暗闇のなかに進むべき道を切り開くことだ。
[ジョルノ=ジョバーナ]
<#8>
ふるえるぞハート!
燃えつきるほどヒート!!
おおおおおっ
刻むぞ血液のビート!
山吹き色の波紋疾走サンライトイエローオーバードライブ!!
[ジョナサン・ジョースター]
・・・いかがでしょうか?
お楽しみいただけました?
「ジョジョの奇妙な冒険」連載開始当初から
毎週楽しみにしていたワタシなんぞは
痺れるワケですが・・・
(そうそう、「バオー」なんてのもありましたよね?)
次回から本題「進歩か、後退か」に戻ります(多分)んで、
今回は息抜き(毎回手抜き?)というコトで。
でわっ!
2009年3月9日月曜日
進歩か、後退か 6
「進歩か、後退か」も、
いよいよ第6シーズンに入り(ウソ)、
前回のお約束?通り
「ホリエモン(敬称略)」インタビューの後編が
GIGAZINEにUPされたので、
ま、律儀にも続きを書こうかと。
GIGAZINEさん。しょう懲りもなく
また、勝手に引用させていただきますので、
ひとつ、よしなに・・・orz
新聞やテレビが絶対に書かない「ホリエモン」こと「堀江貴文」の真実~ロングインタビュー 後編~
↓
(前略)
~もくじ~
■マスコミが積極的に指摘できない、日本の裁判員制度や刑事裁判の問題点について
■テレビよりもネットの方が面白いから、テレビは衰退する
■広告主が離れていくテレビの未来、そしてネットビジネスで儲けるには?
■ホリエモンのニュースチェック方法
■ブログを再開した理由、ブログサービスに求めるもの
■ホリエモンが今使っているパソコン・メールソフト・ブラウザなどなど
■ホリエモンの思い出のゲームと、マンガの選び方
■最後に読者へ向けて「俺はこんないいやつだーっ!」というのを語ってもらえますか?
↓
(中略)
H:そうそうそう、そうでもしないと人生はやっていけないですよね。だから、いいやつかどうかは別として、そういうことを、こう、常に伝えていきたいな、っていう風には思ってますよ。だからすべておせっかいなんですけどね。世間一般からは「おせっかいするわけがない」「全部自分の利益のためにやっているんじゃないか」っていう風に思われがちですけどね。
G:でも決してそうではない、と。
H:決してそうではない、つもりなんですけど。だって、事件のときとか言われましたからね、いろいろ。自分が儲けるためにみんなを犠牲にして、とか言われたんですけど、自分が儲けるためだったら、あんなことやんないんじゃない、って思います。
G:要するにもしも自分だけが儲けるためだったら、それこそさっき言ったような、表向きは立派ないいことを言って、裏では……ってやつですよね。
H:それすら言わないでしょうね。地下に潜ってやることになると思います。お金をだらだら使って、たまに何か当たって、また儲けて、みたいな。
G:もっと上手い方法がある、みたいな感じですね。
H:だと思いますよ。ほんと、そんな、ねえ?悪人が、やるわけないでしょ……。
(後略)
・・・というワケで、「ホリエモン(敬称略)」という人間がどういう人間なのか?
興味があったのですが、前編・後編のインタビューを通して読むに、
「フツーの兄チャンじゃないの?」
と。
つまり、「ホリエモン(敬称略)」とは、一般的な人間の、
しごく一般的な欲望をある一時期に体現した
ラッキーな若者であり、
であればこそ、やはり一時期マスコミや、ネット上で
その言動がもて囃されたりしたワケだ。
じゃあ、「ホリエモン(敬称略)」の躓き、
いうなれば、当時の価値観(俗に言う拝金主義)の
躓きは何によるものだったのか?
ひとえに、「お金」を「道具」として使いこなせなかった。
からではないかと、ワタシ思う次第です。ハイ・・・
ま、インタビューの後編を読んで思うのは、
「拘置所」のなかで、ずいぶん本を読んで
イロイロ賢くなったのねぇw。
という事と、
精神世界にイッちゃうんじゃないの?
という事ですかネ。
それが「ホリエモン(敬称略)」にとっての「進歩」なら
誰も止められませんがネ・・・
ま、「ホリエモン(敬称略)」に関しては
ひとまずこれくらいにしておくとして、
「かんぽの宿」問題
案の定、ここん処サッパリ?パッタリ?
報道が止まってしまった模様ですが
イッタイ、どうなっているんですかねぇwww?
もっと、気合入れて追求してくれないかなwww
こんな風に・・・・
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーーーーッ!
(by ジョジョの奇妙な冒険より)
でわっ!
いよいよ第6シーズンに入り(ウソ)、
前回のお約束?通り
「ホリエモン(敬称略)」インタビューの後編が
GIGAZINEにUPされたので、
ま、律儀にも続きを書こうかと。
GIGAZINEさん。しょう懲りもなく
また、勝手に引用させていただきますので、
ひとつ、よしなに・・・orz
新聞やテレビが絶対に書かない「ホリエモン」こと「堀江貴文」の真実~ロングインタビュー 後編~
↓
(前略)
~もくじ~
■マスコミが積極的に指摘できない、日本の裁判員制度や刑事裁判の問題点について
■テレビよりもネットの方が面白いから、テレビは衰退する
■広告主が離れていくテレビの未来、そしてネットビジネスで儲けるには?
■ホリエモンのニュースチェック方法
■ブログを再開した理由、ブログサービスに求めるもの
■ホリエモンが今使っているパソコン・メールソフト・ブラウザなどなど
■ホリエモンの思い出のゲームと、マンガの選び方
■最後に読者へ向けて「俺はこんないいやつだーっ!」というのを語ってもらえますか?
↓
(中略)
H:そうそうそう、そうでもしないと人生はやっていけないですよね。だから、いいやつかどうかは別として、そういうことを、こう、常に伝えていきたいな、っていう風には思ってますよ。だからすべておせっかいなんですけどね。世間一般からは「おせっかいするわけがない」「全部自分の利益のためにやっているんじゃないか」っていう風に思われがちですけどね。
G:でも決してそうではない、と。
H:決してそうではない、つもりなんですけど。だって、事件のときとか言われましたからね、いろいろ。自分が儲けるためにみんなを犠牲にして、とか言われたんですけど、自分が儲けるためだったら、あんなことやんないんじゃない、って思います。
G:要するにもしも自分だけが儲けるためだったら、それこそさっき言ったような、表向きは立派ないいことを言って、裏では……ってやつですよね。
H:それすら言わないでしょうね。地下に潜ってやることになると思います。お金をだらだら使って、たまに何か当たって、また儲けて、みたいな。
G:もっと上手い方法がある、みたいな感じですね。
H:だと思いますよ。ほんと、そんな、ねえ?悪人が、やるわけないでしょ……。
(後略)
・・・というワケで、「ホリエモン(敬称略)」という人間がどういう人間なのか?
興味があったのですが、前編・後編のインタビューを通して読むに、
「フツーの兄チャンじゃないの?」
と。
つまり、「ホリエモン(敬称略)」とは、一般的な人間の、
しごく一般的な欲望をある一時期に体現した
ラッキーな若者であり、
であればこそ、やはり一時期マスコミや、ネット上で
その言動がもて囃されたりしたワケだ。
じゃあ、「ホリエモン(敬称略)」の躓き、
いうなれば、当時の価値観(俗に言う拝金主義)の
躓きは何によるものだったのか?
ひとえに、「お金」を「道具」として使いこなせなかった。
からではないかと、ワタシ思う次第です。ハイ・・・
ま、インタビューの後編を読んで思うのは、
「拘置所」のなかで、ずいぶん本を読んで
イロイロ賢くなったのねぇw。
という事と、
精神世界にイッちゃうんじゃないの?
という事ですかネ。
それが「ホリエモン(敬称略)」にとっての「進歩」なら
誰も止められませんがネ・・・
ま、「ホリエモン(敬称略)」に関しては
ひとまずこれくらいにしておくとして、
「かんぽの宿」問題
案の定、ここん処サッパリ?パッタリ?
報道が止まってしまった模様ですが
イッタイ、どうなっているんですかねぇwww?
もっと、気合入れて追求してくれないかなwww
こんな風に・・・・
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーーーーッ!
(by ジョジョの奇妙な冒険より)
でわっ!
2009年3月5日木曜日
進歩か、後退か 5
民主党小沢代表の進退について、
また、日米安保に関する発言に関して
様々な意見が見られますが・・・
↓
<田中宇の国際ニュース解説>
黒船ならぬ黒テポドン
2009年3月3日 田中 宇
2月25日、民主党の小沢一郎代表が「日本が自分たちのことを自分たちでやる決意を持てば、米軍が部隊をそんなに日本に置いておく必要はなくなる。おおむね第七艦隊の存在で十分ではないか」と発言した。
(以下省略)
↓
<nikaidou.com>
■ わからんな・・・
ジョセフ・ナイが噛んでいたとすれば、相当ややこしい。鳩山もやられてしまうだろうな・・・これはかんぽの宿、つまり郵政民営化反対つぶしだとしての話だが。
うーん、やっぱりもっともらしい理由はあるけど、いままでの地検の内部カルチャーとはとは明らかに違う。しばらく様子を見ないとダメだな。ジョセフ・ナイがやったのであれば、これくらいうまくやるだろうしな。検察とCIAは毎月一回情報交換してるし・・・。
更新時間:2009年03月05日 00:26
↓
<ネットゲリラ>
2009/03/03
オザワン終了につき、次の党首を考える
オザワンはもう駄目なので、引退してコイズミさんとお茶でも啜って縁側で爺い対談でもしていただくとして、さて、次の民主党党首をWikipedia見ながら考えたいと思う。自民党も人がいないが、民主党もロクなのいないな、というのが正直なところなんだが、だからって空席にしておくわけにも行かない。どんな馬鹿だろうが、一人は党首を立てなきゃならないわけだ。で、とりあえず経験者なんだが、
(以下省略)
↓
<極東ブログ>
2009.03.04
小沢一郎公設秘書逮捕に昭和の香り
(前略)
まずルールだが、個人や政治団体が政治家に寄付をしてもいいけど、企業は政治家個人の団体に献金をしてはいけない、ということ。
西松建設という企業が小沢一郎に企業献金をしたというのなら、明白にアウト。しかし、そうではない。
ではどうかというと、企業が隠れ蓑のダミーの団体を使って政治家に献金したのもダメだよということ。トンネル通しても、企業献金には変わりないでしょ、と。
まあ、そう言われればそうかなというのと、そのダミー団体とかトンネルとかの、判定はどうやるとできるのか? そこんところのサブルールはどうなってんの?
今回の事態で分かったのは、そのサブルールだ。
つまり、サブルールは東京地検特捜部様が勝手に決める。
しかし、それじゃ正義の守護神としてもご勝手過ぎないか? 多少なりとも証拠は?
というと、カネを受け取った政治家秘書が、「お代官様、そのとおりでございます、ダミー団体と認識しておりました。トンネルでございました。なので、献金を寄付と書いてしまい、悪うございました」と自白させれば、すべてオッケー。
自白しなければ、グレーのまま。
グレーのままだったら、そこはもう、世論とか新聞とか空気で政治家を事実上抹殺すればいいわけですよ。
つまり、昭和の世界を見てきた私にしてみると、ああ、またこれかですよ。
(後略)
↓
<ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報>
2009年 03月 04日
小沢一郎の記者会見 立派である 特捜部という「巨悪」を殲滅せよ
(前略)
ここで重要なのは、ゼネコンの献金は最悪の場合でも無駄な橋やダムを作るだけだが、ウォール街からの献金は、戦争や金融工学を氾濫させることを助ける法改正を行うためのロビー資金である。つまり、世界を破壊することを助長している。どちらが罪深いかは明白だ。
(後略)
・・・こんなもんかな?
で、ワタシ思うに、「ジャパン・ハンドラーズと・・・」で言っているように
「かんぽの宿」と「政治献金」は問題の質がチガウってこと。
政治家のみなさん口をそろえて「政治には金がかかる」と
ことあるごとにおっしゃいますが、それもいた仕方ないのでしょう。
現在の政治システムの効率が悪いというコトで。
その効率の悪さの原因がどこにあるのか?
それを取り除けば、ずっと少ない経費で政治活動ができると。
そうなれば、新規の政治家志望の若者も増えるんじゃないの?
でもまぁ、今は現実、政治にお金がかかるワケだ。
で、政治家は資金作りに奔走するワケですが・・・
で、清廉潔白な人間がいないのと同じように、
清廉潔白な政治家もいない。
だから、政治家が「賄賂」を受け取るのは「必要悪」なのだ。
・・・とは、思えないというか、「必要悪」という言葉がね?
ワタシは、「必要悪」なんて無い。と思っているので。
あるとすれば、せいぜい
「許容悪」
というのがワタシの持論です。はい。
ま、政治かなんてメンドクサイ仕事だと思うワケです。
件の財務相にしても、政治家にならなければ
好きな酒を、好きなだけ飲んでも他人に四の五の言われず
ハッピーだったワケで。
選挙区の地元民は、地元に利益誘導するように
毎日のように陳情に来るんだろうし、
かといって、地元ばかりを優先するわけにもいかず・・・
「お願いすれば何でも天から降ってくると思ってんのか!」
と、ヤケ気味になることもあるでしょうよ。
しかし、そのメンドクサイ仕事を自ら望んで選択した以上、
やるべきことはキッチリらって貰わないとネ?
そのために日本国民は税金を払って、公務員を雇ってるんだから。
でまぁ、経済が順調でみんなが潤っていればね、
多少の余禄を懐に入れようが、大目にも見ようってモンですが、
こう景気の悪いときにね、国民の財産である「かんぽの宿」を
なんかワケの分からないうちに売却ですか?
しかも、外国に?
同じ日本人であればこそ、多少の「素行不良」には
目をツブることもできようものを、
自国の財産を掠め取って、外国に売り渡そうなんざ、
汚職、賄賂が横行するアジア諸国でもありえないダロwww。
いくら田舎政治家だといっても、イヤ、田舎政治家だからかこそ
少なくとも、身内の利益は守ろうとするものを、
先進国を気取った日本の政治家、企業家ときたら
まったく・・・、世も末ですな。しつこいようですが、
「必要悪」というのは間違い。
せいぜい「許容悪」。
で、小沢代表もさることながら、「かんぽの宿」。
捜査が進歩するのか、後退するのか・・・
「さくらw、それをヤッチゃwおしまいだよ?」
・・・と、寅さんも言ってますので。ハイ。
でわっ!
また、日米安保に関する発言に関して
様々な意見が見られますが・・・
↓
<田中宇の国際ニュース解説>
黒船ならぬ黒テポドン
2009年3月3日 田中 宇
2月25日、民主党の小沢一郎代表が「日本が自分たちのことを自分たちでやる決意を持てば、米軍が部隊をそんなに日本に置いておく必要はなくなる。おおむね第七艦隊の存在で十分ではないか」と発言した。
(以下省略)
↓
<nikaidou.com>
■ わからんな・・・
ジョセフ・ナイが噛んでいたとすれば、相当ややこしい。鳩山もやられてしまうだろうな・・・これはかんぽの宿、つまり郵政民営化反対つぶしだとしての話だが。
うーん、やっぱりもっともらしい理由はあるけど、いままでの地検の内部カルチャーとはとは明らかに違う。しばらく様子を見ないとダメだな。ジョセフ・ナイがやったのであれば、これくらいうまくやるだろうしな。検察とCIAは毎月一回情報交換してるし・・・。
更新時間:2009年03月05日 00:26
↓
<ネットゲリラ>
2009/03/03
オザワン終了につき、次の党首を考える
オザワンはもう駄目なので、引退してコイズミさんとお茶でも啜って縁側で爺い対談でもしていただくとして、さて、次の民主党党首をWikipedia見ながら考えたいと思う。自民党も人がいないが、民主党もロクなのいないな、というのが正直なところなんだが、だからって空席にしておくわけにも行かない。どんな馬鹿だろうが、一人は党首を立てなきゃならないわけだ。で、とりあえず経験者なんだが、
(以下省略)
↓
<極東ブログ>
2009.03.04
小沢一郎公設秘書逮捕に昭和の香り
(前略)
まずルールだが、個人や政治団体が政治家に寄付をしてもいいけど、企業は政治家個人の団体に献金をしてはいけない、ということ。
西松建設という企業が小沢一郎に企業献金をしたというのなら、明白にアウト。しかし、そうではない。
ではどうかというと、企業が隠れ蓑のダミーの団体を使って政治家に献金したのもダメだよということ。トンネル通しても、企業献金には変わりないでしょ、と。
まあ、そう言われればそうかなというのと、そのダミー団体とかトンネルとかの、判定はどうやるとできるのか? そこんところのサブルールはどうなってんの?
今回の事態で分かったのは、そのサブルールだ。
つまり、サブルールは東京地検特捜部様が勝手に決める。
しかし、それじゃ正義の守護神としてもご勝手過ぎないか? 多少なりとも証拠は?
というと、カネを受け取った政治家秘書が、「お代官様、そのとおりでございます、ダミー団体と認識しておりました。トンネルでございました。なので、献金を寄付と書いてしまい、悪うございました」と自白させれば、すべてオッケー。
自白しなければ、グレーのまま。
グレーのままだったら、そこはもう、世論とか新聞とか空気で政治家を事実上抹殺すればいいわけですよ。
つまり、昭和の世界を見てきた私にしてみると、ああ、またこれかですよ。
(後略)
↓
<ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報>
2009年 03月 04日
小沢一郎の記者会見 立派である 特捜部という「巨悪」を殲滅せよ
(前略)
ここで重要なのは、ゼネコンの献金は最悪の場合でも無駄な橋やダムを作るだけだが、ウォール街からの献金は、戦争や金融工学を氾濫させることを助ける法改正を行うためのロビー資金である。つまり、世界を破壊することを助長している。どちらが罪深いかは明白だ。
(後略)
・・・こんなもんかな?
で、ワタシ思うに、「ジャパン・ハンドラーズと・・・」で言っているように
「かんぽの宿」と「政治献金」は問題の質がチガウってこと。
政治家のみなさん口をそろえて「政治には金がかかる」と
ことあるごとにおっしゃいますが、それもいた仕方ないのでしょう。
現在の政治システムの効率が悪いというコトで。
その効率の悪さの原因がどこにあるのか?
それを取り除けば、ずっと少ない経費で政治活動ができると。
そうなれば、新規の政治家志望の若者も増えるんじゃないの?
でもまぁ、今は現実、政治にお金がかかるワケだ。
で、政治家は資金作りに奔走するワケですが・・・
で、清廉潔白な人間がいないのと同じように、
清廉潔白な政治家もいない。
だから、政治家が「賄賂」を受け取るのは「必要悪」なのだ。
・・・とは、思えないというか、「必要悪」という言葉がね?
ワタシは、「必要悪」なんて無い。と思っているので。
あるとすれば、せいぜい
「許容悪」
というのがワタシの持論です。はい。
ま、政治かなんてメンドクサイ仕事だと思うワケです。
件の財務相にしても、政治家にならなければ
好きな酒を、好きなだけ飲んでも他人に四の五の言われず
ハッピーだったワケで。
選挙区の地元民は、地元に利益誘導するように
毎日のように陳情に来るんだろうし、
かといって、地元ばかりを優先するわけにもいかず・・・
「お願いすれば何でも天から降ってくると思ってんのか!」
と、ヤケ気味になることもあるでしょうよ。
しかし、そのメンドクサイ仕事を自ら望んで選択した以上、
やるべきことはキッチリらって貰わないとネ?
そのために日本国民は税金を払って、公務員を雇ってるんだから。
でまぁ、経済が順調でみんなが潤っていればね、
多少の余禄を懐に入れようが、大目にも見ようってモンですが、
こう景気の悪いときにね、国民の財産である「かんぽの宿」を
なんかワケの分からないうちに売却ですか?
しかも、外国に?
同じ日本人であればこそ、多少の「素行不良」には
目をツブることもできようものを、
自国の財産を掠め取って、外国に売り渡そうなんざ、
汚職、賄賂が横行するアジア諸国でもありえないダロwww。
いくら田舎政治家だといっても、イヤ、田舎政治家だからかこそ
少なくとも、身内の利益は守ろうとするものを、
先進国を気取った日本の政治家、企業家ときたら
まったく・・・、世も末ですな。しつこいようですが、
「必要悪」というのは間違い。
せいぜい「許容悪」。
で、小沢代表もさることながら、「かんぽの宿」。
捜査が進歩するのか、後退するのか・・・
「さくらw、それをヤッチゃwおしまいだよ?」
・・・と、寅さんも言ってますので。ハイ。
でわっ!
2009年3月2日月曜日
進歩か、後退か 4
「効率」について続けようと思ってたら
GIGAZINEにおもしろい記事があったので
いつものように勝手に引用させていただきましたwww。
新聞やテレビが絶対に書かない「ホリエモン」こと「堀江貴文」の真実~ロングインタビュー前編~
(前略)
■「お金で買えない価値」というまやかし的な言葉に踊らされてはいけない
G:ちょっと話は変わるんですけれども、堀江さんのブログのエントリーを全部読んでいると、日本の価値感みたいなのは変なのが多いよねーみたいなことが結構書いてあるのですけど、日本の価値観で言うと、「お金を儲けること」を悪いこと、いけないこと、みたいにする風潮がそこはかとなくあったりするじゃないですか。要するに儲かるのを、いやがり、嫌い、忌避するみたいな感じの考え方が。でも欧米とかだと日本とは逆で、物に値段がついてない、無料である、という方が何か「失礼なこと」というような価値観がちょっとあるのですよ。というのも、「働くこと=それに対する代償としての利益がもたらされる、だからそれは正しいことだ」という考えが欧米では普通なんです。けど、日本は全然そうじゃないじゃないですか。働くこと=自己実現みたいな感じになっていたりとか。そういう事に関して、堀江さんから見てどういう風に思いますか、働くことっていうのはどういうものなのかなーっていう感じで。
↓
>>でも欧米とかだと日本とは逆で、物に値段がついてない、無料である、という方が何か「失礼なこと」というような価値観がちょっとあるのですよ。
この辺が、CO2排出権とかの環境利権ビジネスの
アイデアの発端なんでしょうケド、
じゃあネ?自然環境は一体誰の所有物なのよ?
価値を決める所有者 or 絶対者が存在しない限り
価値なんて決まらないワケでしょ?
ま、キリスト教やユダヤ教がその根底には在るんだろうケド・・・
「われわれが、神からこの世界を授かった。」
そんなカンジですかね?欧米人の根本思考って。
↓
H:だからその、一般的な話をすると、僕的にはみんな結構好きなことをやってんじゃないの?みたいな気はすごいするんですよね。昔はこう生きるために働く、みたいなのがあったじゃないですか。つい100年から150年前くらいまでは人間って生きるために働いていたんですよね、ほとんどの人間は。明日の食い物を作るために農業やったりとかしていたわけじゃないですか。それが今はたぶん違うと思うのですよ、僕は。だからそこが、まず一つの問題で。働くことは尊いことだとか色々言うけど、いわゆる「本当に生きるために働いてる人」なんてほとんどいないんじゃないかなって僕は思うのですよ。そういう世の中なんだから、こう、なんか食うためにってのはちょっと違うんじゃないかって思ってるんですよね。みんな半分余暇なんじゃないかな、と。
↓
>>「本当に生きるために働いてる人」なんてほとんどいないんじゃないかな
ま、日本に限って言えば、そうかも。
でも世界中には、その日を生きるために働いている人が
数え切れないほどいますwww。
(ワタシもそのひとり)
↓
G:なるほどなるほど。
H:だって前はさ、朝起きて、起きてから朝から晩まで働いて、要は太陽が出ている間はずっと働いて、夜は寝るみたいな生活をしていたわけでしょ。それがイギリスで産業革命が起きて、まあもっと言うとその前に農業革命が2000年前くらいに起きて、狩猟採集の生活から人間は解放されて人口が飛躍的に伸びるんですけど、それは要は食料の安定供給をある程度農業技術が発達してできるようになったから、たくさんの人たちを養えるようになったからそういう風になったわけでしょ。それからその千何百年たって産業革命が起きて、蒸気機関が人間のかわりに仕事をしてくれるようになって、初めて人間は余暇の時間を持てるようになったんですよね。それまでは一部の王侯貴族の本当に限られた少数の人しかそういうことはできなかったわけで。
G:確かに。
H:イギリスで初めてそういうことが起こって、それで庶民の娯楽ってものとか、スポーツってものが全てあそこで生まれているわけですよ。全部、要は、メジャーなスポーツってみんなイギリス産じゃないですか。メジャーなギャンブルもそうだし。だからそういうものなんですよ。余暇は初めて産業革命によって生まれたわけですよね。そして労働時間がまた飛躍的に短くなったはずなんですよ。生きるための労働の時間がね。代わりにそういう娯楽産業みたいなものが産まれて、娯楽を提供するために労働する人たち、いわゆるサービス業みたいなものができてきたわけです。でもサービス業って、「生きるために必要なものではない」じゃないですか。本質的には。
G:そうかもしれませんね。
H:娯楽の為にみんな働いているようなもんじゃないですか。人間が楽しむために人間が働くみたいな状況になってるんですよ。だからもうある意味ゲームなのかな、っていう。それすらも。そういう風に考えると、まあみんな考えすぎなんじゃないか、っていう気はします。別に大したことやってるわけじゃないよ、みたいな。好きなことやって好きに金稼げばいいんじゃないのって。そんな大した話じゃないのにな……なんて僕なんかは思ったりするんですけど。
↓
>>娯楽の為にみんな働いているようなもんじゃないですか
ナルホドね。それで先の、
「働くこと=それに対する代償としての利益がもたらされる、だからそれは正しいことだ」
という欧米人の考え方に辿りつくワケだ。
ワタシなんぞは「働くこと=それに対する代償がもたらされる」
で十分な様に思ってましたが、
娯楽を享受するためには利益が必要になるワケですね。
で、その娯楽というのがファッションだったり、
モータリゼーションだったり、芸能・芸術なワケか?
↓
G:以前に「お金があれば何でも買える」というようなことを言ったらすごい非難されたことがあったわけですが、そのあたりはどうですか?
H:あれはね、ちょっと、言葉が間違いなく誤解されてますよ。
G:と、言うと?
H:あれで僕は何を言いたかったかというと、「お金は重要じゃない」っていうような道徳観がまずある、と。それを前提とした上で「お金は重要ではない」ということを教育で教えるがゆえに、お金に困って、色々トラブルを引き起こすケースが多い。だから、もっとお金の大事さを知った方がいいよっていう僕のメッセージなんですよね、あれは。
G:なるほどなるほど。
H:偉そうな言い方ですけどね……。
G:まあそれを端的に言うとああいう風になるのに、何か曲解されている、と。
H:あれはだから、編集者が要はああいう風に要約をしたんだけれど、そのキャッチーなコピーを考えるっていう上で編集者がああいうものを作ったんだけれども、本の中に書いてある内容を見ると、そういう事が書いてあるんですよ。つまり、お金っていうのは非常に大事なものだし、お金がないことでトラブルが起きるくらいだったらあった方がいい。もう一つ言いたかったのは、「お金で買えない価値」っていうのは、何かこう一見すると何か美しいモノのように見えるのですけれども、それはまやかしで、実はそれは既得権者が、既得権を維持するために使ってるまやかしの言葉にすぎないんだよってことをわかって欲しかったってことなんですよ。
G:というと?
H:たとえばステータスであったりとか特権であったりっていうものは、たとえば人的なつながりとか、血縁的なつながりがないと継承できないものだったりするわけじゃないですか。それは差別につながるんですよね。黒人に生まれたからどーのとか、白人に生まれたからどーのとかね、そういうものにすごくつながってくる話だから。でもお金ってのは色がないから。フェアなんですよね、みんなが平等に競争ができるんですよ、実は。それはすごくフェアでいい物だから、これから新しく若い人間が何かを始めようとする場合には非常に使えるツールなんだよっていうのをわかってて欲しいなっていう。「お金で買えない価値」とかいう変なまやかし的な言葉に踊らされることなく、稼ぐときは稼いでおくべきだ、と。で、稼いだお金というのはやっぱり力になるから。それは差別とかを跳ね返してくれるから。僕なんかはやっぱり一人で会社を作って、若いときにやり始めた時にも、やっぱりそれは役に立ちましたからね。やっぱり社会的評価につながるし仕事もやっぱり上手くいきだすし……って、思ったんですけど、あんまりそういう風には捉えられないっていうか、揚げ足取りに使われることが多いですよね……。
↓
>>たとえばステータスであったりとか特権であったりっていうものは、たとえば人的なつながりとか、血縁的なつながりがないと継承できないものだったりするわけじゃないですか。それは差別につながるんですよね。
ごもっとも。
たしかに、お金の前では全ての人は平等。
黒人が使おうが、ユダヤ人が使おうが、大工の源さんが使おうが
1万円は、1万円。
「お金では買えないものがある。」とは、聞こえはいいけれど
使い方によっては「差別」につながると言うのも、同感。
↓
(後略)
お金とは何か?あなたの・・・そしてワタシの、
「血と汗と涙の結晶」なワケでしょ?
「ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ」なワケでしょ?
(おおげさですケド)
大事だわwww。お金は・・・
いみじくも「ホリエモン(敬称略)」が指摘しているように
産業革命(産業の効率化)によって余暇が生まれたわけですが、
水蒸気機関から内燃機関に推移することで
さらに余暇が生まれ、労働者もラクになるハズだったのですが・・・
王侯貴族の余暇は先天的に与えられたもので、
労働者の余暇は産業効率の改善によって
自ら生み出したもの。
で、せっかくの余暇を「王侯貴族ごっこ」をするために
ただ浪費しているだけ。
というのが現在の労働者(一般市民)姿なの?
ま、「ホリエモン(敬称略)」インタビューの後編がでたら
続きを書きたいと思います。
でわっ!
GIGAZINEにおもしろい記事があったので
いつものように勝手に引用させていただきましたwww。
新聞やテレビが絶対に書かない「ホリエモン」こと「堀江貴文」の真実~ロングインタビュー前編~
(前略)
■「お金で買えない価値」というまやかし的な言葉に踊らされてはいけない
G:ちょっと話は変わるんですけれども、堀江さんのブログのエントリーを全部読んでいると、日本の価値感みたいなのは変なのが多いよねーみたいなことが結構書いてあるのですけど、日本の価値観で言うと、「お金を儲けること」を悪いこと、いけないこと、みたいにする風潮がそこはかとなくあったりするじゃないですか。要するに儲かるのを、いやがり、嫌い、忌避するみたいな感じの考え方が。でも欧米とかだと日本とは逆で、物に値段がついてない、無料である、という方が何か「失礼なこと」というような価値観がちょっとあるのですよ。というのも、「働くこと=それに対する代償としての利益がもたらされる、だからそれは正しいことだ」という考えが欧米では普通なんです。けど、日本は全然そうじゃないじゃないですか。働くこと=自己実現みたいな感じになっていたりとか。そういう事に関して、堀江さんから見てどういう風に思いますか、働くことっていうのはどういうものなのかなーっていう感じで。
↓
>>でも欧米とかだと日本とは逆で、物に値段がついてない、無料である、という方が何か「失礼なこと」というような価値観がちょっとあるのですよ。
この辺が、CO2排出権とかの環境利権ビジネスの
アイデアの発端なんでしょうケド、
じゃあネ?自然環境は一体誰の所有物なのよ?
価値を決める所有者 or 絶対者が存在しない限り
価値なんて決まらないワケでしょ?
ま、キリスト教やユダヤ教がその根底には在るんだろうケド・・・
「われわれが、神からこの世界を授かった。」
そんなカンジですかね?欧米人の根本思考って。
↓
H:だからその、一般的な話をすると、僕的にはみんな結構好きなことをやってんじゃないの?みたいな気はすごいするんですよね。昔はこう生きるために働く、みたいなのがあったじゃないですか。つい100年から150年前くらいまでは人間って生きるために働いていたんですよね、ほとんどの人間は。明日の食い物を作るために農業やったりとかしていたわけじゃないですか。それが今はたぶん違うと思うのですよ、僕は。だからそこが、まず一つの問題で。働くことは尊いことだとか色々言うけど、いわゆる「本当に生きるために働いてる人」なんてほとんどいないんじゃないかなって僕は思うのですよ。そういう世の中なんだから、こう、なんか食うためにってのはちょっと違うんじゃないかって思ってるんですよね。みんな半分余暇なんじゃないかな、と。
↓
>>「本当に生きるために働いてる人」なんてほとんどいないんじゃないかな
ま、日本に限って言えば、そうかも。
でも世界中には、その日を生きるために働いている人が
数え切れないほどいますwww。
(ワタシもそのひとり)
↓
G:なるほどなるほど。
H:だって前はさ、朝起きて、起きてから朝から晩まで働いて、要は太陽が出ている間はずっと働いて、夜は寝るみたいな生活をしていたわけでしょ。それがイギリスで産業革命が起きて、まあもっと言うとその前に農業革命が2000年前くらいに起きて、狩猟採集の生活から人間は解放されて人口が飛躍的に伸びるんですけど、それは要は食料の安定供給をある程度農業技術が発達してできるようになったから、たくさんの人たちを養えるようになったからそういう風になったわけでしょ。それからその千何百年たって産業革命が起きて、蒸気機関が人間のかわりに仕事をしてくれるようになって、初めて人間は余暇の時間を持てるようになったんですよね。それまでは一部の王侯貴族の本当に限られた少数の人しかそういうことはできなかったわけで。
G:確かに。
H:イギリスで初めてそういうことが起こって、それで庶民の娯楽ってものとか、スポーツってものが全てあそこで生まれているわけですよ。全部、要は、メジャーなスポーツってみんなイギリス産じゃないですか。メジャーなギャンブルもそうだし。だからそういうものなんですよ。余暇は初めて産業革命によって生まれたわけですよね。そして労働時間がまた飛躍的に短くなったはずなんですよ。生きるための労働の時間がね。代わりにそういう娯楽産業みたいなものが産まれて、娯楽を提供するために労働する人たち、いわゆるサービス業みたいなものができてきたわけです。でもサービス業って、「生きるために必要なものではない」じゃないですか。本質的には。
G:そうかもしれませんね。
H:娯楽の為にみんな働いているようなもんじゃないですか。人間が楽しむために人間が働くみたいな状況になってるんですよ。だからもうある意味ゲームなのかな、っていう。それすらも。そういう風に考えると、まあみんな考えすぎなんじゃないか、っていう気はします。別に大したことやってるわけじゃないよ、みたいな。好きなことやって好きに金稼げばいいんじゃないのって。そんな大した話じゃないのにな……なんて僕なんかは思ったりするんですけど。
↓
>>娯楽の為にみんな働いているようなもんじゃないですか
ナルホドね。それで先の、
「働くこと=それに対する代償としての利益がもたらされる、だからそれは正しいことだ」
という欧米人の考え方に辿りつくワケだ。
ワタシなんぞは「働くこと=それに対する代償がもたらされる」
で十分な様に思ってましたが、
娯楽を享受するためには利益が必要になるワケですね。
で、その娯楽というのがファッションだったり、
モータリゼーションだったり、芸能・芸術なワケか?
↓
G:以前に「お金があれば何でも買える」というようなことを言ったらすごい非難されたことがあったわけですが、そのあたりはどうですか?
H:あれはね、ちょっと、言葉が間違いなく誤解されてますよ。
G:と、言うと?
H:あれで僕は何を言いたかったかというと、「お金は重要じゃない」っていうような道徳観がまずある、と。それを前提とした上で「お金は重要ではない」ということを教育で教えるがゆえに、お金に困って、色々トラブルを引き起こすケースが多い。だから、もっとお金の大事さを知った方がいいよっていう僕のメッセージなんですよね、あれは。
G:なるほどなるほど。
H:偉そうな言い方ですけどね……。
G:まあそれを端的に言うとああいう風になるのに、何か曲解されている、と。
H:あれはだから、編集者が要はああいう風に要約をしたんだけれど、そのキャッチーなコピーを考えるっていう上で編集者がああいうものを作ったんだけれども、本の中に書いてある内容を見ると、そういう事が書いてあるんですよ。つまり、お金っていうのは非常に大事なものだし、お金がないことでトラブルが起きるくらいだったらあった方がいい。もう一つ言いたかったのは、「お金で買えない価値」っていうのは、何かこう一見すると何か美しいモノのように見えるのですけれども、それはまやかしで、実はそれは既得権者が、既得権を維持するために使ってるまやかしの言葉にすぎないんだよってことをわかって欲しかったってことなんですよ。
G:というと?
H:たとえばステータスであったりとか特権であったりっていうものは、たとえば人的なつながりとか、血縁的なつながりがないと継承できないものだったりするわけじゃないですか。それは差別につながるんですよね。黒人に生まれたからどーのとか、白人に生まれたからどーのとかね、そういうものにすごくつながってくる話だから。でもお金ってのは色がないから。フェアなんですよね、みんなが平等に競争ができるんですよ、実は。それはすごくフェアでいい物だから、これから新しく若い人間が何かを始めようとする場合には非常に使えるツールなんだよっていうのをわかってて欲しいなっていう。「お金で買えない価値」とかいう変なまやかし的な言葉に踊らされることなく、稼ぐときは稼いでおくべきだ、と。で、稼いだお金というのはやっぱり力になるから。それは差別とかを跳ね返してくれるから。僕なんかはやっぱり一人で会社を作って、若いときにやり始めた時にも、やっぱりそれは役に立ちましたからね。やっぱり社会的評価につながるし仕事もやっぱり上手くいきだすし……って、思ったんですけど、あんまりそういう風には捉えられないっていうか、揚げ足取りに使われることが多いですよね……。
↓
>>たとえばステータスであったりとか特権であったりっていうものは、たとえば人的なつながりとか、血縁的なつながりがないと継承できないものだったりするわけじゃないですか。それは差別につながるんですよね。
ごもっとも。
たしかに、お金の前では全ての人は平等。
黒人が使おうが、ユダヤ人が使おうが、大工の源さんが使おうが
1万円は、1万円。
「お金では買えないものがある。」とは、聞こえはいいけれど
使い方によっては「差別」につながると言うのも、同感。
↓
(後略)
お金とは何か?あなたの・・・そしてワタシの、
「血と汗と涙の結晶」なワケでしょ?
「ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ」なワケでしょ?
(おおげさですケド)
大事だわwww。お金は・・・
いみじくも「ホリエモン(敬称略)」が指摘しているように
産業革命(産業の効率化)によって余暇が生まれたわけですが、
水蒸気機関から内燃機関に推移することで
さらに余暇が生まれ、労働者もラクになるハズだったのですが・・・
王侯貴族の余暇は先天的に与えられたもので、
労働者の余暇は産業効率の改善によって
自ら生み出したもの。
で、せっかくの余暇を「王侯貴族ごっこ」をするために
ただ浪費しているだけ。
というのが現在の労働者(一般市民)姿なの?
ま、「ホリエモン(敬称略)」インタビューの後編がでたら
続きを書きたいと思います。
でわっ!
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