つづき・・・
GFの叔母さん?(と、いってもまだ30才くらい?)とGFのパスポートの件で話し合い、
住民票はどうなってるのかと聞くと
「住民登録は済ませたからダイジョウブ♪」
と言って黄色い台帳?を見せてくれました。
当然、カンボジア語なので見てもチンプンカンプンなんですが、
どうやらGFと叔母さん?と叔母さんのご主人の3人分が記入されている。らしい。
で、登記した日付を見ると・・・2006年3月23日。
(あんたらっ、つい最近まで住民登録してなかったんかいっ!?)
しかもこの台帳?はご町内用の台帳のようで、
IDカードを受け取るには市役所で正式に住民登録し直さなければならない。らしい。
(パスポ-トへの道はまだまだ遠いな・・・orz)
それでも少しずつでも進展があるようなのでひとまず安心したところで
GFが彼女の家族の写真を見せてくれました。
彼女のお父さんはすでに亡くなっており、
お母さんがベトナムのソクチャンに住んでいます。
カンプチアクロムと呼ばれる人たちで、昔からのメコンの住人です。
(ベトナム語が全く話せない人も少なからずいるようで・・・)
GFのお母さんとお姉さん達の中庭の様なところでの記念写真でしたが
「後ろに写っている家がワタシの家よ♪」
(どうみても倉庫の様にしか見えないんですケド・・・。レンガ造りですが。はい。)
などと思いながら次の写真を見ると、ン?彼女が家族と一緒に?
その次の写真は浜辺で自転車を押して歩く彼女の姿が・・・???
「実家に帰ったときの写真なの♪」
(パスポート要らないじゃんっ!)
しかも叔母さん?曰く、つい最近までGFのお母さんがプノンペンに来てて
ここ(叔母さん?の家)に滞在していたとの事。
(チョイ オ~イ!パスポート作る意味あんの?)
とも思いましたが、不法出入国はやっぱりマズイでしょ?
GFには堂々とモクバイの国境を越えて欲しいと思うワケで、
パスポートさえあればいつでもサイゴンープノンペンの間を行き来できるんだから
ヤッパリ持ってた方がGFの為にも、私の為にもGOOD!
なんせ今のペースで私がプノンペンに行っていたら
私のパスポートのページが「アッ!」と言うまに無くなってしまいますから。
叔母さん?のところでチョッと遅めの昼食をご馳走になってから
待たせていた乗り合いバイクタクシーに乗ってHOTELに戻り私は昼寝。
(腹イッパイになると、もぅ、眠くて、眠くて。)
GFがいったん下宿に戻ると言うので別れて、
夕方5時頃、夕食を食べに二人でまた蘇利亜へ。
で、蘇利亜のフードマートで
(ナニを食べようかな~?)
とウロウロしてると、・・・ン?オォっ!日本食のコーナーあるじゃあ、あ~りませんかっ!
その名も・・・
「AISURU(愛する)」!
(おぉ~っと!ソバでも食べよっ♪)
と、ソバを注文!したまでは良かったのですが、出てきたソバが
ツユが黄色いんですけど・・・。
しかも麺も黄色いんですけど・・・。
これはヒョットして所謂・・・「ラーメン」?
でも確かにメニューには「ソバ」と書いてあったやうな?
ま、味は悪くは無いんです。
でも、あまりに見本写真と違いすぎるんじゃないかい?とかブツブツ言いつつ、
結局きれいに平らげちゃったんですけどネ。
やっぱり食べるのが遅いGF(私が食べるのはや過ぎる?)が食べ終わってから
食後は最上階の映画館で映画(ホラー映画)鑑賞。
蘇利亜ってサイゴンのダイアモンドプラザみたいなモンか?
でもグレード的にはチョロンのアンドンプラザみたいでもあるかも?
ま、ふたつを足して2で割ったよなもんでしょう。
ところで、カンボジアの若人はホラー映画が大好きみたいで
プノンペン市内にあるほとんどの映画館でホラー映画を上映してます。
かかっている看板もおどろおどろしい絵(かえってコミカル)のものが多いデス。
その中でも「カメ男」(看板の見た目から勝手に命名)が見たかったのですが
(「マタンゴ」みたいなストーリーだったりして。)
あいにく蘇利亜では「カメ男」を上映してなかったので代わりに
第2夫人にイジメられる第3夫人が悪霊の力を借りて
第2夫人と第2夫人の情夫とその仲間に復讐するというストーリーの映画を見ました。
ホラー映画だから言葉が分からなくてもダイジョウブ♪
上映時間まで少し時間があり、GFが外の空気を吸おうと言うので
蘇利亜の屋上に出てサンダルを尻の下に敷いて座り込み
映画が始まる時間までマッタリと夕涼み。
日がスッカリ落ちて涼しくなった屋上には多くの人がいて、
みんなそれぞれにのんびりと時間を過ごしていました。
こういう時の流れがいまの日本にはもう無いような気がします。
私が子供の頃は、よく夕食後に家族で近所をブラブラ散歩したものですが・・・
屋上から見下ろすモニボン通りには車のライトが川の流れの様に見え、
(カンボジアも確実に復興・発展しているんだなぁ・・・)
と、人事ながらしみじみ。そして、ナ~ンかチョッと嬉しく思いました。
・・・つづく