2012年1月30日月曜日

お前らっ!サイコーだっ!


 昨年の「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 ちょこっとマイクロバブルについて検索していたら、驚愕すべき資料に遭遇しました。


2011年 マイクロバブルを使った塩害土壌の再生研究 (765KB)


 この研究をまとめたのが女子高生だという事実にびっくり!恥ずかしながらワタシが高校生の頃なんて、何にも考えていないタワケ者でしたから。

 それが・・・今時の高校生って、レベルが高いんですねっ!

 しかも、知的レベルだけでなく精神レベルの高さにも驚かされた次第です。はい。

 彼女たちのブログおよび上記の論文に目を通しましたが、いちばん心を打たれたのは論文中の次の下りです。


<抜粋>

4 活動のまとめと今後の展望

  思いもしない津波の被害によりたくさんの花壇が塩害を受けている。日頃から草花の研究をしている私たちはこの4月、急遽、除塩と土壌改良が同時にできるマイクロナノバブルを活用した新しい土壌再生技術を開発した。

 極秘に特許取得を勧める方もいたが、この技術は早く被災地に花を咲かせ子供たちの笑顔を取り戻すために開発したものである。私たちは一切隠さず、考案した技術で土壌再生ボランティア活動に取り組んできた。その甲斐あってさまざまな花壇にもう一度花を咲かせることができた。

 またそれ以上に、たくさんの方々と知り合うことができ、学校をあげた交流へと発展している。今後は技術を公開することで、技術が更によいものになるよう望んでいる。

</抜粋>


 東日本大震災の被災地復興を「金儲け」のチャンスとしか考えていない「大人」たちは、


恥を知れっ!


・・・と、言いたいですな。


<転載>

官民連携、宮城沿岸部に先端農場
被災地250ヘクタール借り上げ LEDで害虫駆除 農作業ロボ農業再生モデルに
2012/1/5付 情報元 日本経済新聞 朝刊

 農林水産省は東日本大震災で被害を受けた宮城県沿岸部に、最先端技術を実用化するための大規模農場をつくる。敷地は東京ドーム50個分にあたる200~250ヘクタールで、津波による塩害で早期復旧が難しい農地を国が借り上げる。富士通や日立製作所、シャープなど民間企業と連携、IT(情報技術)やロボットなどの技術を融合させ、農業の生産性を高める。被災地だけでなく、日本の農業再生につなげる狙いがある。…

</転載>


 街宣車に乗って、人の迷惑も考えず「軍歌」を大音量で撒き散らすしか能の無い「右翼」より、彼女たちのように純粋な気持ちで復興に貢献する心の方こそが、よっぽど・・・


真の愛国心


と呼べるのではないですかっ!?

 ホント「大人」ってのは(ま、ワタシもその端くれですが)、利権とか、慣習だとか、自分の生活だとか、そんな事ばっかりで、「自己本位な知性」の塊のような連中ばっかりで情けなくなります。

 子供たちは絶対、見習ってはいけません。反面教師として、腹の底でバカにしながら見ていればイイんですよ、テレビでエラそうな事を言っている、所謂「恥識人」なんて。

 ま、彼女たち(青森県立名久井農業高等学校)のような若者がいる限り、日本は必ず復興します。ワタシはそう信じます。思えば昨年、「なでしこジャパン」にも日本中が元気付けられたワケで、


日本の「おなご」はスゲエな!


・・・と、男としては何とも情けない限りです。



 現在、脱原発に向けて、子供の放射線被爆からの回避に向けて、真剣に行動を起こしているのが女性たちメインなのを見るに付け、すべての「やまとなでしこ」に感謝したい気持ちでいっぱいです。日本は、


貴女たちのお陰でもっている!


・・・と。で、男としても、個人的にも、「何とかせにゃ・・・」とは思うのですが、ま、いまのワタシに出来るのは自分のブログを利用して、みなさんの役に立ちそうな情報を発信するくらいが関の山なので、ま、当面はこのままのスタンスで行くしかないか?と。 



 いずれにせよ、これからの日本を担っていくのは「硬直した思考の大人」に代わり、変化に対応できる「柔軟な思考の若者」であるのだから、ワタシら大人は彼ら、彼女らの為に、せめて「道を整えておく」のが、


大人としての勤め 


なのかも知れません。


人間ナメんなよ!


でわっ!