2007年12月14日金曜日

チョッと気になった

「新テロ特措法」にはあくまでも反対なのがワタシのスタンスなのですが、
その理由は一言で言えば「無駄金」を使うなというコトですな。

くどいようですが、「新テロ特措法」の意味とはアメリカが始めた
「テロリストとの戦い」ってヤツを支援しますというコトなのですが、
そもそも、この「テロリストとの戦い」ってヤツに「大義」「正義」があるのか?
・・・というのが”ビミョ~”なワケですな。

もともとが「期間限定」の法律だったに関わらずズルズルと延期され、
その間にイッタイどれだけの「国民の税金」がつぎ込まれたことやら・・・
その結果として世界情勢が「安定」したならまだしも、
「テロ」が減る、減らない以前に、各国の政治体制そのものが破綻しそう。
にも関わらず、


「新テロ特措法」を成立させる!


と息巻いている自民党って・・・orz


以下、ある自民党シンパのブログから勝手に引用させていただきましたが、ご容赦。



二階堂ドットコム
http://www.nikaidou.com/2007/12/post_804.html


■ 原油価格高騰

 原油価格の高騰で国民生活に多大なる影響が出ている。だいたい、ハイオクが100円だったのはいつの話だっただろうか。

 ところで、「今回の原油価格の高騰は民主党のせいである」という話を聞いた。要するに、テロ特別措置法に反対したせいで、原油輸送リスクが上昇→投機筋がさらなる原油買いに入った、という論法だ。確かにテロ特別措置法で税金は1兆円使うが、それよりも原油の高騰で3-4兆円ともいわれるむやみな物価高を招く方がリスクが高いのだ。その辺も含めて政府自民党はうまい説明をすればいいのだが、どうも日本の文化のせいか、表だってはいえないようだ。多少日本の油が横流しされようとも、そんなものはどうでもいい。国際的な原油価格の安定に務める方が国益にかなうのだ、と誰かが言えばいいのだが、もはや原油は投機筋のマネーゲームとかしてしまっているのでどうしようもないのかもしれない。


 いずれにしろ、お茶の間感覚とか、国民生活感覚、なんていう庶民感覚、つまり教育問題とエネルギー問題をおなじモノサシでしか見れないような議員が多いのが民主党だということだ。やっぱりそんな政党に政権は渡せないだろう。渡してみて「ほら、やっぱりだめだったでしょ」といってもそのときにはすでに後の祭りかもしれないのだ。


以上、引用終わり。




ま、アレだ・・・

「今回の原油価格の高騰は民主党のせいである」という話を聞いた。要するに、テロ特別措置法に反対したせいで、原油輸送リスクが上昇→投機筋がさらなる原油買いに入った、という論法だ。

なにがなんでも民主党を悪者にしたいらしいのですが、アレですか、
日本だけが原油価格が上がっているのなら「テロ特措法」の終了が
その引き金となっているという因果関係も理解できるのですが、
ヨーロッパやアメリカ、いわんや世界中?で原油価格が高騰しているこの折に
この「論法」では小学生もダマせないように思うのですが、チョッと気になったもので。

正直に言ったらどうなんですかね?


「原油価格が上がっているワケじゃなくて、ドルの価値が下がっている。」


と。

で、思うに、「ドル」で原油を買い付けるから価格高騰の煽りを受けるワケで、
「円」建てで原油を買い付ければ、以前とそんなに変わらないんじゃないの?
(ヨクワカンナイケド・・・)

というのも、サイゴン-バンコク間の航空運賃が
先月より30ドルも安くなっていて、ま、アレコレ理由を考えましたが・・・

1.欧米ではクリスマス休暇シーズンなのでキャンペーン中。
2.インターネット予約の特典。

・・・くらいか?ワタシの脳みそでは。・・・orz
あと考えられるとすれば、「原油価格の高騰が頭を打った」かな?

ま、件の航空会社は「エールフランス」なワケで、
フランスは「ユーロ」建てで原油を購入しているから、
「ドル建て」での原油購入に比べていわゆる「価格高騰」の影響をうけてないのかな?
なんて思ってみたりして・・・

ジッサイ日本はどうなの?
イランからは「円建て」で原油が購入できるハズでしょ?
もし、この「原油価格高騰」を利用して金儲けを企んでいるヤツらがいたら・・・
これから寒くなるというのに、日本国民を欺いているヤツらがいるとしたら・・・
そんな国民の窮状を、自らの政治的立場のために利用しているヤツがいたら・・・


「てめ~ら人間じゃねぇ!叩っ切ったる!」 (by 破れ傘刀舟)


でわっ!