2009年4月19日日曜日

進歩か、後退か 14

ものすごい久しぶりに日常ネタでも・・・

今日、レ・タン・トン通りのロッテリアに入ると
店内が暗いので、「?」と通りの方を見渡すに
通りに面した商店も軒並み店内が暗い。
はい。お馴染みの「停電」です。

いまの日本ではまず考えられないくらい
ベトナムでは停電が頻繁にあります。
(東京の中心街のような区画でも。)
で、自衛?のために「発電機」を用意する
オフィスビル、一般商店があるのに、
何故に?ロッテリアが発電機を持っていないの?
と、つっ込みたくなったのが、まず一点。

営業してるの?と店員に聞くと問題ないとの返事。
(この「コン・サオ」がアテにならないんだな。)
シュリンプ・バーガーとポテトとアイスコーヒーを注文。
テイク・アウトであることを告げ、待つこと暫し。
で、待っている間にフト思った。
フライ用のオイルの温度管理は大丈夫かえ?と・・・

で、たまたまワタシ一人しか客がいなかったので、
差し出されたハンバーガーとポテトを試食してみると
ハンバーガーはOKとして、ポテトは芯に火が通ってナイ。
即座に揚げ直しを願ったのですが、察するに
マニュアル通りの時間しか火を通さなかったのでしょう。
停電で油槽の温度が下がったことを考慮していない。
ベトナム人て、こういう応用がニガテだよなwww。
と思ったのが二点目。

ま、アルバイトがやってることですから、苦情があっても
「マニュアル通りです。」で、済ませちゃうんでしょうケド・・・
ワタシはベトナム人が好きなんですよ。どちらかというと。
ま、好きというか、肌が合うというか、そんなワケで
もう7年近くベトナムに身を寄せている次第です。はい。
(もしかしたらDNAが近いのかも?)

で、もちろん一番好きなのは日本人なのですが、
各国、各民族にはそれぞれの価値観があり、
「発展のベクトル」がビミョwwwに違う様に思うのですよ。
それは過去からの習慣とか、価値観によるもので、
日本人はどちらかというと感情を押し殺すことによって
独自の美学を形成してきた様に思うし、
大陸の人間(アジア諸国)は感情をむき出しにし、
自分をアピールすることを善しとする様に思うのです。
(かなりアバウトな見方ですが・・・)

ま、これはどっちが良いとか悪いとかのハナシではなくて、
「そういうもんだ。」という頭の切り替え次第です。

それでですね、最近?日本文化が世界のトレンドの如く、
「日本が世界をリードする。」とか、
「日本の覇権がどうたらこうたら・・・」いう論説を
あちこち(主に日本国内発?)のブログ等で目にしますが
海外に長く住んでみて思うに、人が生活するということは
実は、どこにいても大差無いんじゃなかろうか?と。

生活にシッカリ根を下ろす。
女房・子供を養い、社会の最低限の規範さえ守れば
「覇権」などという「いびつな言葉」を持ち出さなくても、
地球上のどこに行こうと、人は人と分かり合えるんじゃないの?
もちろん、分かることと、受け入れることは別ですが、
分かりさえすれば、付き合い方も生まれようというもの。

で、政治の役割というか本質は、

「根を張る土壌を用意する。」

それに尽きるんじゃあなかろうか?と。
土壌さえあれば日本もね?女性が安心して子供を産んで、
少子化問題なんて一気に解決!ついでに年金問題も解決!
・・・てな具合にはならないですかね?

ま、ハナシが支離滅裂になって来たので、これにて・・・orz


でわっ!