「人の褌(ふんどし)で相撲を取る」という諺?は
実はワタシのためにある様な気がする昨今。
そんなワタシがお借りする今回の「褌」は・・・
ロシア政治経済ジャーナル
【RPE】日本の行く道
<引用>
▼世界の富は「偏在」(かたよって存在する)している
まず、世の中の構造を理解するところからはじめます。
この世界には約65億の人がいる。
そして、ものすごい話があります。
「世界の90%の富は10%の人が握っている。そして、残り90%の人が10%の富をわけあっている」
これは、大ベストセラー「金持ち父さん 貧乏父さん」
(→ http://tinyurl.com/8xjq9 )←名著です。
の著者ロバート・キヨサキさんの師匠(いわゆる金持ち父さん)が常々いっていたこと。
はたしてこれは事実なのでしょうか?
どうもそのようです。
わかりやすい例をあげます。
野球の2軍選手、1軍選手、スター選手では、「年収が1桁ずつ違う」といっても反論は出ないでしょう。
例えば、2軍は500万円、1軍は5000万円、スター選手は5億円。
「まあ、そんなところだろう」
ここで少し立ち止まり、この事実を考えてみましょう。
スター選手は、2軍選手の100年分の金を1年で稼いでいる。
普段は気にしないことですが、これはものすごいことではないですか?
スター選手は、2軍選手の100倍金を使えるのです。
つまり、2軍選手が100万円の車を買うのと、スター選手が1億円の車を買うのは、同じ感覚ということになります。
ビジネス界でもスポーツ界でも芸能界でも、トップ1%は大富豪、トップ10%は金持ち、そして残りはなんとか生活していけるレベル。
どうもこれが事実らしい。
「今すぐ税の累進性を強化して、貧富の差をなくさなければ」
という話をしているのではありません。
世界にはありあまるお金を持つ人が10%、約6億5000万人いる。
彼らは世界の富の90%を握っているという現実がある。
ところでありあまるお金を持つ人は、中国製品を買わないですね。
私がいいたいのは、日本は世界にいる金持ちをターゲットに商売をしていけばいいということ。
</引用>
ワタシなりに察するに、スポーツとの比較を持ち出したということは
「金持ちは、一流スポーツ選手と同じだ。」
ということなんでしょうか?
だから、富を「ほぼ独占」するのは当然の結果だと?
・・・納得いかねwwwなwww
スポーツ選手には公平な「ルール」というものが大前提にあり、
なおかつ、己の「肉体」という誤魔化しようのない物差しで、
誰の目にも明らかな「勝負」をするからこそ「スポーツ」なワケで、
試合で負けている人気チームがですよ?もし仮に、
「ファン(株主)に迷惑がかかるので、得点(財政支援)を増やしてくれ。」
なんてコトになったら、「エエっ!何それ?」でしょ?
少なくともワタシにはそういう風に思うんですケド・・・
それこそ、
「ルール無用の悪党に、正義のパンチをぶちかませ!」
(by タイガーマスクOPテーマ)
と、歌いたくもなりますわ。
「世界の90%の富は10%の人が握っている。」
ということは、一部の人たちにとっての「収益効率」のみが高く、
その他の人たちへの「分配効率」が低いのでわ?
これが現実の社会問題としての「派遣切り」であったり、
「非正規労働者・外国人労働者」の雇用なワケでしょ?
「経済・金融」というものが、「スポーツ」と同じように
「フェアなルール」で「プレー」されるのであれば、
結果として「格差」が生まれたとしても、
それは「個人」の「能力」とか、「働き」に因るんでしょうが
そのへんどうなの?と、問いたいワケですね。ワタシとしては。
・・・はい。
(問うてばかりでお恥ずかしいのですが・・・)
ま、少なくとも「ビジネス」と「スポーツ」は全く別。
ということだけは確かなようで。
でわっ!