誠天調書さんトコで「阿修羅」から引用している
「日刊ゲンダイ」の記事、
「果たして民主党政権は沖縄基地の防衛利権を潰せるのか」
を更に使い回しさせていただきます。で・・・
<抜粋>
カタブツの岡田克也外相が「辺野古にしたくないという思いの中で、いまさまざまな検証作業をしている」と、思い詰めたように言いつづけているのも、自民党政権時代に合意された辺野古案が、薄汚い防衛利権にまみれていると分かっているからだ。
</抜粋>
というワケらしいのですが、ワタシはもっと単純にコレ↓でイイんじゃないか?と。
沖縄県名護市辺野古・大浦湾での米軍施設(普天間飛行場代替施設)の建設に、サンフランシスコ連邦地裁の判決が「待った」をかけた。
アメリカ軍もねぇ、自分の国が出した判決をないがしろには出来んでしょ?
<抜粋>
米国防総省が建設計画を進めることを違法とし、建設によるジュゴンなどの生態系への正しい影響調査が命じられたのである。これによりこの地に米軍施設を建設するには、沖縄のジュゴンや生態系に危害を与えないことが公的条件となった。
</抜粋>
ま、「グリーンピース」もたまには?粋なことしてくれるんじゃないの。
捕鯨に関してはイロイロ問題が多いようですが、この件に関してはGJ。
そういえば自民党の議員さんで誰だったか・・・、
小山?だったか、小林?だったか、
名前はハッキリ覚えていないのですが、
「辺野古にジュゴンはいない。」
と言い放ったお方がいらしたような記憶があるのですが、
ワタシの記憶の方が間違っていたとしたら、失礼。
チョッといい話?といったらナンですが、これもまたウル覚えで恐縮。
ブータンで農村部に電線を引こうとした時、農村の住民が話し合い、
電線のせいでコウノトリの営巣地が失われるのはカワイソウ。
との理由で、農村の電化を見送ったと。
アホか?と思う人が多いでしょうが、
自然との共存を「良し」とする彼らの意識は
ワタシたち日本人の心の琴線に触れる部分もあるのでは?
ワタシたちが忘れてしまった「大切なモノ」。
それを未だ忘れずにいるブータンの人たち。
ま、先に言ったようにウル覚えの話なんでアレですが。
ひとつ言えるとしたら、自然に対する一方的な権力の行使が欧米社会だとしたら
日本、および東洋は、自然との調和を旨としてきた筈だったんですケドねぇ・・・
でわっ!
追記:
ジュゴンが居ないとゆう発言じゃなかったのね・・・
<記事貼付>
ジュゴン北限「限定してない」 小池環境相(琉球新報)
2005年10月17日
「沖縄こども環境大臣サミット」で来沖した小池百合子環境・沖縄担当相は16日午後、米軍基地再編に対する記者団の質問に対し「日米の担当者で協議を重ねている」と明言を避けた。
さらに5日のジュゴンの北限に関する発言について「地球温暖化により、さまざまな生物の北限が上がってきていると述べた」と、ジュゴンに限定した発言ではないことを強調した。
小池環境相は5日の参院予算委員会で「辺野古沖のジュゴンは北限とされるが、地球温暖化で北限はどんどん上がっている」などと発言していた。
</記事貼付>
辺野古沖はジュゴン「北限」じゃありません。と。
だから、辺野古沖からジュゴンが姿を消しても
問題ありません。という”論理”ですかね?
でわっ!