2011年9月29日木曜日

時間概念と三脈の法

 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。


 世の中には、まだまだ科学では説明できない現象がたくさんあるもので、そのひとつに「三脈の法」と呼ばれる護身法があるそうです。


快運倶楽部
三脈の法~命の危機を回避する未来予知法~


 簡単に言うと、頚動脈(左右2個所)と手首の動脈の3個所の脈を同時に取り、それらが一致していれば好し、もし不一致であれば「死脈」と呼ばれ、24時間以内に「命に関わる」事態に見舞われるという、何だかコワMい古の中国医術だそうです。


<引用>

三脈の取り方


1.右手首の動脈を探します。
2.首の頸動脈を探し当てます。

右手の親指と中指で頸動脈を押さえて脈を確認します。

3.3カ所の脈を確認します。

右手の親指と中指を頚動脈を押さえ、右手首の動脈を左手の親指で押えて脈をとります。
通常はこの3カ所の脈は一致しています。

もし一致していない場合は、24時間以内に命の危機に関わる事が起こるとされています。

※図では右手の脈ですが、左手の脈でもかまいません。
 また、他人の三脈を診ることもできます。

</引用>


 で、何故このような現象が現れるかというと、ワタシたちの潜在意識が未来を予知するからであり、霊感?が強い人であろうと、弱い人であろうと、潜在意思が脳に働きかけることで身体的なフィードバックとして、「三脈」に現れるらしいです。

 ま、「・・・らしいです」「・・・だそうです」と言うしかないのですが、非科学的な迷信だと一笑に伏すのもどうか?と、思ったりもするワケです。

 と云うのも以前、「コスモス」という、アメリカで製作された科学番組が日本でもTV放映されたのですが、その番組のホストであるカール・セーガン(天文学者)氏が、


時間軸は未来に伸びている。


という様な事を言っていたのが、ずっと心に残っているのです。つまり、ワタシたちの「実在」「現在」に在るのではなく、「常に、少し未来の中にある。」・・・と、子供ながらに理解した次第です。

 それが正しいのか誤解なのか、ワタシには確かめようが無いのですが、今回、「三脈の法」を知り、何となくそれが腑に落ちた次第です。はい。

 最近、CERNで光よりも速いニュートリノの存在が確認?され、すわっ!「タイムマシンが出来るかも?」・・・と、マスコミ各社は浮き足立っていますが、「タイムマシン」はさて置き、「時間」というものについて考えさせられました。

 ワタシたちは「未来」「現在」「過去」と時間を分けていますが、よくよく考えると・・・


「現在」なんて存在しないんじゃない?


・・・と。

 現在は存在しないというのも語弊が在るので、「現在」とは非常に薄い膜であると考える事も出来ます。



 図に示したように、ワタシたちの認識力は現象が起きてからしか認識できません。神経伝達に時間が掛かるので、脳が認識する現在とは、既に過去なワケです。この事は、走っているクルマの中から見る風景の様なものです。

 風景は前方からドンドン迫って来て、アッという間に後方へ流れていきます。その様な状態の中で、めまぐるしく流れる風景の「現在」を決めるのは、ほぼ不可能と言えます。

 同じようにワタシたちの肉体的な認識力(感覚)では、「現在」を正確に捉える事は不可能です。しかしながら、「脳」そのものに認識力があると仮定すれば、実時間の現在と、感覚時間の現在のズレ=δは、神経を経由しない分ずっと小さくなります。

 そこでですよ?感覚が検知する以前に脳が検知すれば、それを「脈」として体にフィードバックする可能性も考えられるワケです。無理矢理こじつければ・・・。

 ま、そんなワケで「三脈の法」ですが、誰に迷惑をかけるワケでもなければ、試してみてもイイんじゃないか?と思った次第です。これからの時代、自分の身を守るための引き出しは、ひとつでも多いに越したことはないでしょう?


でわっ!