2013年5月27日月曜日
声無き人々
いやwww、橋下市長・・・
アメリカの圧力の前にヘタレた
・・・ようですなw。
ま、前回も述べたように、「在日米軍兵による性犯罪」という問題を、マスコミによる橋下市長個人に向けた「人格攻撃」で矮小化し、そしてこの問題をこのまま、何も無かったかのように素通りさせてはならないワケで、この問題は、政治家、マスコミ、知識人が揃い踏みしてアメリカに気兼ねし、ウヤムヤにする気であるのなら、「有志一般民間人」が立ち上がり、自分たちの手によって解決させなければならないのでしょうなw。
ナンせ、マスコミやTVのタレント、知識人、コメンテーターは、「女性の人権」さえ守れば全てが解決するとでも思っているのか?はたまた人気が取れるとでも思っているのか?大きな勘違いをしています。
本質的に問題となるのは「戦争」という、女性の人権だろうと男性の人権だろうと、あらゆる人の人権を踏みにじる社会状況にあるワケで、そうした社会状況を2度と繰り返さないことが日本国憲法の目的であり、憲法を守ることが大切になるワケです。
そういう意味では、自民党が掲げる日本国憲法改憲案などは、まさに「戦争」を前提とした社会体制に日本を押し戻そうとする流れであり、「人権」の危機が再来するワケですよ。
で、自民党にも女性議員がいないワケではないのに、そうした「女性の人権」すら脅かす改憲案を当然のごとく支持しているワケですから、桜井よしこ女史や、彼女たちこそ「女性の敵」・・・と、いうのがワタシの結論です。
自民党の改憲案の骨格となるのは、「公共の利益」です・・・よね?そして、現行憲法の骨子となるのは、「公共の福祉」です。
簡単に言うと、「福祉」は犠牲を求めない考え方ですが、「利益」を求める場合には、犠牲を伴う要素が強いワケですよ。で、その場合に真っ先に犠牲を強いられるのが、社会的「マイノリティー」であったり、力の弱い女性であったりするのは、
歴史の教訓
・・・であり、つまり改憲論者は、歴史の教訓から何も学んでいない・・・ということの証明でもあります。
徴兵制度復活により、成人男子が戦場に送られることばかりが取り沙汰されますが、イザ!戦争になって外地に日本兵が展開すような事態になった場合、「公共の利益」=「国家の利益」として、「従軍慰安所」が再編成され、女性が戦地に送られる事態になるかも知れないワケですよ。
したがって、「女性の人権」だとか、「人権」そのものを問題にするのであれば、自民党の改憲案そのものが、問題にされる方向に議論が進まなくてはオカシイのに、橋下市長への「人格攻撃」にあらゆる論調が同調するのが不可思議でなりません。
まるで自民党の改憲案から目を逸らそうと、みんなで仕組んでいる芝居のようにも見え、そう思ってみるとあまりに露骨で、滑稽でもあります。
もう一度整理しますが、橋下市長の発言にはふたつの問題が含まれているワケです。
ひとつは、「従軍慰安婦」に対する対する橋下市長の認識の問題。
もうひとつは「在日米軍兵による性犯罪の問題」で、しかもこの問題には「日米地位協定」が絡んできます。
橋下市長は、「アメリカ国民に不快感を与えてしまった」・・・と、謝罪を表明していますが、軍隊はアレとしても、ギャンブルの街ラスベガスが、どれだけ性産業(sex business)を抱え込んでいるか、知らないアメリカ人はいないワケでしょ?あと、「プレイボーイ誌」とか・・・。
橋下市長の国際感覚に問題があるとしたら、そうしたアメリカの実情すら知らない「田舎者」だということです。もとより、「維新」なんてレトロ(アナクロ)な政治団体名からして、期待度なんてはじめから0(ゼロ)だったワケですが、そんな「純情ちゃん」でも、今回の件にて社会に一石を投じた功績は
結果的にはGJ(グッドジョブ)
・・・であったと、認めざるを得ませんし、メディアを駆使して橋下市長を糾弾している人たちと違い、多くの声無き人々も、おそらく?ワタシと同じ思いを抱いているのではなかろうか?・・・と。
ネット上では、「大阪市民は、橋下市長をリコールせよ」・・・という、「人権派」?のツイートやブログ記事が溢れていますが、ワタシが大阪市民でなくても
大きなお世話だ!
・・・と、言いたくなります。何で他人からとやかく言われなければならないのか?・・・と、不快な気持ちになるだけで、なんら建設的ではないばかりか、感情の行き違いから本来必要の無い「対立」を生み出す原因にもなり、そうした国民の分断により利益を得るのは誰か?・・・ということを、よくよく考える必要があります。
中には橋下市長をゴキブリ呼ばわりする知識人?もいて、「オイオイ・・・チョット、それどうなの?」・・・と、引いてしまいますし、余程恨みでもあるのか、橋下市長の支持者(おそらく大阪市民)までも「ゴキブリ」呼ばわりするとは、日本の知識人は、
やっぱりダメダメだなw。
・・・と、今更ながら再確認した次第です。感情的にしか見えない批判を繰り返している野党にしても、国民の支持を得るどころか、その心はどんどん離れていることに気づかず、選挙でボロ負けするのが目に見えるようです。
支配層としては、99%が団結することを一番恐れるワケですから、斯様な発言をする「知識人」であったり、「人権擁護運動家」であったり、「フェミニスト」であったりとは、実は支配層の回し者で、国民の連帯を阻止するために対立を煽っているんじゃないの?・・・とすら思えます。はい。
橋下徹慰安婦発言、デーブ「本性が口に」テリー伊藤「慰安婦抑えると一般人に危害」
2013.05.19
【BLOGOS】橋下徹氏を擁護する訳では無いが、こういうデータを見れば「性風俗の活用を」との助言を米軍は聞き入れるべきなのでは?
takosaburou 2013年05月16日 13:10
目覚めはじめたアメリカ軍兵士
ま、橋下市長がリコールされてもされなくても、シッカリとした国際感覚は身に付けたほうが、自分のためにも、周りのためにもイイようには思います。
メディアを駆使して様々な政治運動が繰り広げられていますが、ワタシは「ネットの力」とやらをあまり評価していません。自分でもブログを長年にわたって続けていますが、「ネットの言論空間」と「現実社会の意識空間」には、大きな隔たりがあることを理解しているからです。
また、「洗脳(世論誘導)」という側面から見ても、インターネットもテレビと同様に、「洗脳の道具」として有効であることは、「アラブの春」と呼ばれた一連の似非民主化運動において、すでに実証されたことです。
であるならば、疑いの目を持ってTVニュースに接する方が、「ネットの言論空間」とやらに全幅の信頼を寄せるよりは、いたって「健全」であると言えます。
そうした「ネットの言論空間」とは無縁の、謂わば「声無き人々」の方が圧倒的に多数派であり、「声無き人々」の声を聞かなければ、真の社会変革など成し遂げられないだろうと思うワケです。
立派な社会運動をしていると自負するのは構いませんが、善意の押しつけだけでは世の中は変わりません。それは大阪市民に対して
橋下市長をリコールしろ!
・・・と、強制?するのも同じことなワケです。そんな心の狭い人間の「意識(知性)」なんて、たかが知れているワケですよ。
人間ナメんなよ!
でわっ!