とあるブログの去年の記事なのですが・・・
<転載>
2009年08月28日
忌野清志郎と爆笑問題大田
選挙ですね。
私の尊敬するミュージシャンが彼のブログに転載してた記事です。
以下転載----------------
爆笑問題 太田光
清志郎さんと初めて会ったのは、この雑誌の連載で、私が政治について、「投票率なんか低い方が良い。興味がなければ、選挙なんか行くな」と書いたとき、その文章に清志郎さんが怒り、一度会いたいということで、対談という形でお会いすることになったときだった。
指定された店で私は、怒られるんだろうなぁと思い、少し憂鬱で、それでも清志郎さんと会えることは楽しみで、緊張しながら待っていた。そこへ清志郎さんは、ホラ貝を吹きながら突然現れて、「キミはケシカラァ~ン! あんなことを言っちゃイカァ~ン」と、とても照れくさそうに、下を向きながら言った。私は楽しくて、大爆笑してしまった。清志郎さんは、「キミのような影響力のある人が、若者にアンナこと、言っちゃイカァ~ン」と言っていた。私がそれに反論すると、清志郎さんは、「…うん。…うん」とジッと聞いてくれた。私は、政治家なんかに世の中は変えられない。それよりもRCの、たった一曲の歌の影響力の方が全然強い。政治なんかに期待することなんかないじゃないですか、と熱弁した。清志郎さんは、私の話を全部肯いて聞いてくれて、私が話し終わったあとに、「…それでも、あれは、イカン!」と、またホラ貝を吹いて笑わせた。その調子だから、論争なんかになりはしなかった。
今から考えれば清志郎さんは、私と論争するつもりなど、最初から、さらさらなかったのだとわかる。私はあのとき、自分ばかり言いたいことを言って、いい気持ちになっていた。“清志郎に、言ってやった”つもりでいた。しかし私があのとき言ったことなんて、清志郎さんは百も承知だったハズだ。自分が影響力があるからこそ、清志郎さんは真っ直ぐに若者に向かって、「意識を持て」というメッセージを送っていた。だから、無責任な主張を垂れ流してる私の言葉と態度が許せなかったのだ。でも、だからと言って、あの場で私を“言い負かすこと”なんかに、清志郎さんは何の興味も持っていなかった。だから、私がどうケンカを吹っかけても、その度にホラ貝を吹いて笑わせた。勝負だなんて思っていたのはこっちだけで、清志郎さんは青臭い若造と勝負しようなんて気は、初めからさらさら、なかったのだ。(後略)
(「テレビブロス」2009年5月30日号より
</転載>
「意識を持て」
言葉をかえれば、
「あきらめるな!」
とゆうことですかね?
「政治家なんかに世の中は変えられない。」
だから・・・
「投票率なんか低い方が良い。興味がなければ、選挙なんか行くな」
とゆう展開なワケですか?爆笑問題の太田さんわ。
ま、その気持ちも分からなくはないのですが・・・
物事すべからず、上手く行く時と、何をやってもダメな時があるものです。
上手く行く時は、人間誰しも前向きな気持ちになれるものですが、
もう、ドツボにはまってドッピンシャンとなると、
現状から逃避したくなるからか、
「・・・だから、・・・だから、・・・だから、」
と、マイナス要因を自分の外に求めがちになるものです。はい。
たしかに物事の「潮時」の様なものがあるのは、
ワタシのつたない人生経験からも
ある程度は理解できるのですが、でも、それだけじゃ無いだろう?・・・と。
だいたいが、これだけの人間が暮らす社会の中で、全てが
自分の思い通りになる
ワケが無いだろう!と。
独裁者にでもなるつもりか?
みんなそれぞれに自分の想い、自分の生活を抱えている事を考えれば、
自分の思い通りに事が進まない方が当然だろう。・・・と。
で、自分の思い通りに事が進まないからと投げ出してしまったり、
自分の殻の中に閉じこもってしまったりするのって、ドwwwなのよ?
世の中なんて、自分の思い通りに行かないのがデフォなのよ。
それでも関わりあう意思を持たないとヤッて行けないのよ。ジッサイ。
夏目漱石のような文豪でさえも言ってますwww
兎角この世は生きにくい。
で、関わりあうからには、改善出来る事であれば少しでも良くしようと、
アリンコの如く、自分の出来る範囲で黙々と営みを続ける。
ワタシが言うとことろの
ヤラレテたまるかっ!
の半分?は、自分自身の心の弱さに対する叱責でもあるワケです。
・・・話が逸れましたが、清志郎さんの
「あんなことを言っちゃイカァ~ン」
は、太田さんを
「あきらめるなよ!」
と、励ましている様にワタシには思えます。愛情です。だからこそ
論争にてやり込める気など、ハナから更々無かったのだろうと・・・
愛し合ってるかwwwい?
でわっ!