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自走砲・爆撃機購入に1兆4千億ウォン、政府予算案
2010/11/26 09:44 KST
【ソウル26日聯合ニュース】北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃を受け、来年の国防予算の増額有無に関心が集まるなか、政府が来年予算案で自走砲「K-9」と戦闘爆撃機「F-15K」の購入に1兆4000億ウォン(約1024億円)を策定したことがわかった。
企画財政部と国防部によると、政府は来年の国防予算案をことしより5.8%多い31兆2795億ウォンと編成し、国会に提出した。国防費は経常費21兆6182億ウォン(5.7%増)、防衛力改善費9兆6613億ウォン(6.1%増)で構成されている。国防予算増加率は、全体の予算増加率(5.2%)より0.6ポイント高い。
防衛力改善費のうち、北朝鮮の脅威に備えた「核心戦力」拡充費用はことしより14.1%(約7兆ウォン)多い5兆9426億ウォンと策定された。「核心戦力」には、北朝鮮の挑発に対応し韓国の海兵隊が機動した自走砲「K-9」、空軍の最新鋭戦闘爆撃機「F-15K」などが含まれる。
「K-9」の購入費用は、ことしの3883億ウォンから来年は4850億ウォンに25%増額された。1門40億ウォン台という価格を考えると、韓国軍は来年には100門ほどの「K-9」自走砲を追加で保有するとみられる。「K-9」の購入を含めた「火力弾薬事業」予算は1兆3293億ウォンと、ことしより22.6%増額された。
北朝鮮の砲撃直後、韓国空軍が海岸砲基地爆撃準備のため出撃させた戦闘爆撃機「F-15K」の2次導入費用としては、9143億ウォンが策定された。
空軍は戦力増強事業の一環として、2008年5月に米ボーイングと「F-15K」2次事業契約を結んだ。ことし9月に3機を導入したのをはじめ、2012年3月までに8回にわたり計21機の「F-15K」を追加導入する計画だ。1機の価格は1000億ウォンほどのため、空軍は来年には8~9機を追加で保有するとみられる。
ただ、軍と政府のこうした計画はまだ流動的だ。延坪島への砲撃に伴う軍備拡充論が社会全体に広がり、国会審議過程で政府が提出した国防予算案の総額が膨らんだり、防衛力改善部門の比重が高まる可能性が次第に大きくなっており、細部の内訳が変わることも考えられる。
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笑いが止まりませんなwww。軍需産業は。「戦争」様さまですがなwww。
<転載>
情報流通促進計画
韓国自動車メーカー・現代で非正規雇用が工場占拠しストライキ敢行中~正規労働者も支援!
自分たちだけがよければいい~それでは労働者の権利は守られない。韓国自動車メーカー現代の労働者がその崇高な精神を実践している。【現代車正規職労組(金属労組現代車支部)が非正規職座込み場に寝袋を渡そうと したが、警備隊と激しい衝突になった。この過程で支部幹部の歯が二本折れた】、【寝袋の搬入に失敗した現代車支部も、20日に嶺南圏全体代議員と現場 委員を招集して寝袋と食物などを渡す計画といわれ、再度の衝突が予想される。 支部は週末の間に各工場の代議員と常執が第1工場座込み場を死守する方針もた てた】という。
(レイバーネット http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/strike/2010fall/1290204082783Staff)
そもそもこのストは、1工場で籠城中の非正規職労働者500人余りが、【去る15日朝 シート工場に出勤しようとしていた同僚労働者たちを現代車の管理者らと警察が阻むのに反発し占拠籠城を始めた】ことがきっかけらしい。
(ハンギョレ http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1316277.html)
食物や敷物のような物品も十分に準備することができなないままでの籠城だったが、【会社管理者と用役警備員らの‘侵奪’威嚇と、現代車が工場の暖房装置まで切った17日からは 夜になれば迫る寒さに対抗している】といい、【2・3工場でも200~300余人ずつが籠城を行うなど全国金属労働組合現代自動車非正規職支部所属の蔚山工場労組員1600人余りは5日目のストライキを行っている】(上記ハンギョレ)。
このため、【蔚山の5ヶ完成車工場の内、アクセント・ベルーナなどを生産する1工場は五日にわたり操業が止まり、2・3工場は会社側が代替人材を投じて動いている実情だ】(上記ハンギョレ)という。
この動きに対し、【以前は非正規職らに‘距離’を置いたりしていた正規職労組員や代議員たちもこれらのそばに立ち始めた。おやつ・防寒服などを持ってきて、工場1階で籠城場を侵奪から守る。18日キム・ホソン現代車1工場長が非正規職労組に‘退去通告書’を渡そうとした時も、正規職労組代議員たちが阻んだ】というのだ(上記ハンギョレ)。
【1工場正規職労働者カン・某氏は「正規職、非正規職 全く同じ作業場で一緒に仕事をする同僚たち」とし「李明博政府が叫ぶ‘公正社会’を実現しようとするなら正規職と非正規職の差別からなくさなければならない」と指摘した】というから泣けてくる。
このすばらしい労働運動を日本のマスメディアはまったく伝えようとしない。これこそ、本来あるべき労働運動であり、日本の労働現場に伝えられなければならない。そして、国際的な連帯をしなければならない。
韓国を普段、馬鹿にしている人たちに、韓国の市民・労働者がいかに、連帯を重んじ、自己が我慢してでも、社会的正義を実現しようとしているかを伝えるべきだ。
同じ自動車メーカーで非正規労働の問題がクローズアップされた時、日本の市民社会はその問題にどのように対峙したのか?マスメディアはその問題をどのように伝えたのか?
韓国の熱い動きを刻々と伝えているレイバーネットの特集にぜひ、注目を!
→http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/strike/2010fall/
</転載>
お隣の韓国でも「雇用問題」に庶民が喘いでいるワケです。自分の肉体で労働し、流した汗と浪費した時間の対価という、全く正当な要求をしている労働者が不遇な立場にあり、机の上で数字をイジッテいるだけの自称自由経済主義者が、自分の銀行口座の数字を積みあげてニヤついている。
日本も同じですよね?「派遣労働者」は、正社員と同等の仕事を似ても同等の対価を得る事は出来ません。ま、派遣業者が中間で手数料を取る(ピンハネする)からですが、そのシステムって何か変じゃないですか?
太陽が、善人だろうが悪人だろうが、賢かろうがバカだろうが、男だろうが女だろうが、全ての人をあまねく照らすように、時間だって同じなワケでしょ?同じ会社の中で、同じ時間、同じ仕事、同じ結果を出した労働の対価が、正社員と派遣社員で違うことに何故?みんな納得してしまうんですかね?
何のために働くか?といえば、基本は生きていくためでしょ?労働し、その対価を得、衣食住を満たすためでしょ?ということは、普遍的な「人間の生存権」に直結しているということです。
先の例に例えるなら、正社員と派遣社員で
太陽は、区別して照らすのか?
という理屈です。空に在る太陽はそんな区別はしません。しかし、地上の太陽で在るべき「政府」はどうなんですか?
自国の庶民に対し、お金持ちと貧乏人で区別しちゃマズイんじゃないの?バカとか頭がイイからとかで差別するのはオカシイんじゃないの?こと、「基本的生存権」に関しては。所謂、「やり手」の人間は効率良く仕事をこなし、より多くの結果を残すでしょうよ。その結果の対価として、より多くを受け取る事は全く正当な事です。
しかし、同じ時間、同じ仕事、同じ結果を出しつつも、「正社員」と「派遣社員」で対価が違うのは、ワタシはオカシイと思うワケです。「正社員」と「派遣社員」を差別するのであれば、それは会社の福利厚生面においてのみ、存在すべきであると思うのです。
では、派遣業者の立場=利益はどうなるのか?といえば、先にも言ったように、労働とは「基本的生存権」に直結する、人間の「尊厳」に関わる事なのです。つまり人間の尊厳を商売にする「派遣業」とは、限りなく「奴隷商人」にニアイコールであるというのが、ワタシの個人的な見解です。
したがって、「派遣業者≒奴隷商人」なるものが大手を振っているような社会は、歪んでいると言わざるを得ません。個人の「尊厳」を売買するなんて、オカシイと思わない方がオカシイのです。
そこで、「政府は地上の太陽で在るべきだ」と書きましたが、その太陽が社会を照らす為の光とは何なのか?税収(庶民の預託金)を財源にした、万民に公平な「補助」に他ならないでしょう。
韓国政府もね?軍事費に1024億円突っ込むくらいなら、それを社会に還元し、労働格差の補正や公共インフラの創設に振り向けた方が、どれほど将来有益かが想像つかないんですかね?軍事費に1024億円?アホか?武器ばっかり最新鋭にしたところで、現場兵士の士気が下がりっぱなしじゃ、まともに戦争なんて戦えるワケがありません。
まずは良い社会、みんなが「守りたい」と心底思える社会を作る。そうすれば有事の際には自国を守るために、みんなが自発的に行動するでしょうよ。それこそが真の国防政策だとワタシには思えるワケですが・・・。
ワタシは韓国の労働者を、断固支持します!
でわっ!