2012年5月27日日曜日
「SPEC」と「ATARU」の相関関係
ドラマが始まった当初から、演出がナンとなく似てると思っていました。「SPEC」と「ATARU」は。
登場人物を比較しても、当麻刑事≒蛯名刑事、瀬文刑事≒沢刑事、公安・津田≒Dr.ラリー井上。ついでに「味噌ギョーザ」≒「コロコロ・コロッケ」に相当するのではないか?と。
更には、「SPEC」の第1話で「サヴァン症候群」について語られていたこともアレですな・・・。つまり、「SPEC」が「ATARU」のモチーフになった可能性が高いと。
「ATARU」におけるチョコザイとは、当麻刑事のキャラクターをふたつに分割した片割れであり、蛯名刑事+チョコザイ=当麻刑事・・・という図式ですかね?
ま、「SPEC」がウケたんで、プロデューサーの植田博樹氏としては2匹目のドジョウ狙いだな・・・。と、思っていたら、「ATARU」に当麻刑事と瀬文刑事が出演してたのを発見。
「ATARU」の第6話、中盤23分54秒に、警察署内の廊下を歩く当麻刑事と瀬文刑事の後ろ姿がwww!
現在公開中の劇場版「SPEC~天」の観客動員も順調なようで、それでアレで「特別(サービス)出演」ですかね?
ま、「ATARU」はひとまず置いといて、劇場版「SPEC~天」も続編を思わせるタイトル・・・てか、起(揆)・承(翔)・転(天)・・・と来たら、とうぜん「結(欠?血?)」を期待しますわな。
ワタシは勝手に「結(血)」を予想しているワケですが、「翔」のメイン?だった「QUEEN」こと、外道女子高生の存在も気になるワケですよ。彼女の、「血(DNA)」を取り入れることによって相手の「SPEC」を取り込むという能力が。
で、「結(血)」の世界観は、映画じゃなくて連続ドラマできっちり描いて欲しいというのがワタシの希望です。はい。
ベトナム在住なもんで「天」が見れなくて残念ですが、その分想像が掻き立てられますなあ。最近、ベトナムの「スペック・ホルダー」のニュース?もあったりしたもんで。
で、ここからはワタシの妄想?の領域なのですが、「幼年期の終わり」で触れたように人間が持つ想念の力を具現化したものが「SPEC(超能力)」であるならば、「想念」そのものが「宇宙の癌」であるとして危険視する「オーバー・マインド」とは、アーサー・C・クラークの心の内を投影した存在なのかも知れません。
「SPEC」は持つ人の想いの強さに比例するようなことを、ドラマ「翔」のなかで当麻刑事が言ってましたが、想いの強さが「SPEC」発動の重要なファクターであり、想いの「善・悪」とは関係ないワケですよね?
したがって「邪悪な想い(利己的な想い)」に発動された「SPEC」は、「オーバー・マインド」が心配するように世界や宇宙の秩序を破壊し得るんではないか?・・・と。
だったらそんな「力」は最初から無い方がよっぽどイイようにも思え、「オーバー・マインド」の命令を受け人類を管理するために派遣された「オーバー・ロード」が、「SPEC」を持ち得ない種族として、「オーバー・マインド」の信任を受けたのも納得?
ま、ここまでは「SPEC」というフィクション?の世界のお話ですが、見方を変えれば、
「文明」もひとつの「SPEC」
みたいなモンだと思うワケです。「抜きん出た力」という点で見れば。
どこかの未開の部族は、空を飛ぶ飛行機を見て「神の乗り物」と考え、小枝や枯れ草で「模型(偶像)」を造り崇めている・・・という記事を、雑誌か何かでかなり昔に読んだ記憶があります。
また南米ペルーでは、訪れた白人(スペイン人)を最初は伝説の神の到来か?と勘違いして受け入れてしまったワケですが、その後に起こった事は皆さんご存知の通りです。
西欧の植民地政策とは、進んだ文明=特殊な力=「SPEC」による侵略であったと考えることもできます。
つまり、強大な力を手に入れた時、人はどう振舞うか?・・・という問いかけも、「幼年期の終わり」には隠されているように思えるワケです。
強大な力を手に入れた事に浮かれ、子供のように
火遊びに興じる
のか?それともベン爺ちゃんの言うように、
偉大な力には、偉大な責任が宿る。
・・・と、自らを律して「力をコントロール」できるのか?
対談 「原子力」
武田邦彦 x 清水昭比古
その選択は全ての人に委ねられており、クドいようですが、最終的には「個人革命」の成否に係わっているように思えます。
自分で自分を制御できないのであれば、やはり、「人類補完計画」=ワンワールド計画によって、エゴ(自我)を奪われた世界でしか「人類のDNA」を残す道は残されていないのかも知れません。
でも、それじゃあまりに悲しいでしょ?
ところで話は変りますが、この前の「ロシアの最終兵器」の件。その信憑性はアレとして、「興味津々」なのはどこの国も同じみたいです。
<転載>
ロシアの情報機関に精霊との談合容疑
28.03.2012, 20:57
トルコのテレビ局TRTでは、捜査活動での超自然的な力についての番組が放送された。Vesti.azが伝えた。
番組に出演した時事評論家のメフメト・シェイカー氏とオマル・オズカヤ氏は、外国の情報機関は自身の活動でジン(アラブ世界で信じられている精霊などの超自然的な存在)を使っていると主張した。
両氏によると、この分野ではロシアの情報機関がより積極的に活動している。 ジンは様々な情報の入手を助けており、特に「潜水艦から機密情報を集めている」という。米中央情報局やイスラエル諜報特務庁も、超自然的な力の助けに頼っている。
アラブの神話では、イスラムのジンは火からつくられたとされている。ジンは人間よりも先に世界に誕生し、彼らが持つ可能性は人間をはるかに超えているという。
</転載>
世界は交錯する情報の渦中にあって、どの国も情報の保護には神経を尖らせているワケですが、いくら法律で規制をかけようと、「人為的」要因に拠るハッキングを100%防ぐことは不可能でしょう。
そうなると、「物理的」にネット空間を遮断するしかないワケですが、それはそれで「言論の自由」という人権を侵す危険性もあり、インターネットがここまで普及した現状では社会の反感を招くだけです。
そうなると、「公開情報」と「非公開情報」を合法的?に確実に管理するには、現在研究が進められている「量子通信」が最有力候補かも知れませんなあ。
話が散漫になってしまいましたが、要は・・・
人類の進化の行き着く先とは?
・・・というのが、話のオチ?です。
現在、世界中でいろんなことが同時進行していますが、それらは全て「進化」へのマイル・ストーンとして、1本の線で繋がっているように思えたりもするワケです(何となくですが)・・・。
人間ナメんなよ!
でわっ!
2012年5月23日水曜日
家族のうた
家族ってナンだろう?
血の繋がり?「家」の「族」という文字からして、ひとつ屋根の下に一緒下に暮らす者同士を家族と呼ぶのなら、「血の繋がり」という要素は、さして重要ではないように思えたりもするワケです。
一緒に暮らして、お互いを大切に思えればそれでイイじゃん!それが家族じゃん!実の親だの、血の繋がった子だの、小せえ!小せえ!
人が生きるのに決まったスタイルなんてあんの?優しいお父さんがいて、優しいお母さんがいて、何不自由なく暮らせればそれでOKなワケ?
生きていることのリアリズムは、「思いの強さ」とか、「思いの多さ」に比例するんじゃないの?「何か」を大切に思う気持ちが、生きることにリアリズムを与えてくれるんじゃないの?「生きる意味」を与えてくれるんじゃないの?
と、自分でも何を言ってるのか支離滅裂ですが、経済産業省前の座り込みだとか、北九州市のガレキ処理の混乱とか、沖縄の基地問題だとか、原発事故の問題だとか、政治云々以前に
大切なものを守りたい
という「強い思い」が、みなさんを突き動かしているワケでしょ?
その思いは、「家族に対する思い」にも似ていると思うワケです。血が繋がっていようがいまいが、「日本という家族」に対する強い思い、日本国という「ひとつ屋根の下」に暮らす家族を大切に思う気持ちが、みなさんを突き動かしていると。
イデオロギーがどうだとか、勝ち組負け組みがどうだとか、頭がイイとか悪いとか、もぅwどうでもイイじゃん。誰であろうとみんな、
ひとつ屋根の下
に暮らしている「家族(日本人)」なんじゃないの?それなのに、この期に及んで原発を再稼動させようなんて、
家族を見殺しにする気か?
・・・と。
Tue.2012.05.22
大飯原発・再稼動を決めた町議会の呆れた裏舞台
こやつら・・・。日本の地方自治体ってこんなにレベルが低いワケ?コレじゃ
痴呆自治体だw!
現実問題として、福島の原発事故はアメリカにまで影響が及んでいるワケですよ。それを鑑みても、「おおい町」だけの問題と考え、「他人は口を出すな。」と言う神経がアレですし、顔や態度にも表れています。とてもじゃありませんが、これがまともな「大人」の対応とは信じられません。
ひとつ屋根の下に暮らしているワケですよ。ワタシたちは。家の中で焚き火をするバカがいますか?そんなことしたら家が「火事」になるか、火事にまで到らなくても、家中に煙が充満して「酸欠」で死ぬかも知れません。
日本という国が存在するというコトは、国境で隔てられた「日本という密閉された空間」が存在するというコトです。大きな目で見れば、ワタシたちは「日本という一軒家」で共同生活をしている「家族」でもあります。その共同生活の場を壊すような真似はやっちゃイカンのです(もうすでに一部壊れてしまいましたが)。
原子力に絡む利権は、何も日本に限った話ではありません。
<転載>
ヤツコ委員長辞任へ 米原子力規制委 運営手法で孤立
2012年5月22日 朝刊
【ワシントン=共同】米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は二十一日、声明を出し辞任する意向を表明した。時期は、上院で後任者が承認された時点としている。
昨年三月の東京電力福島第一原発事故後、米国内の安全対策強化を推進しようとしてきたが、ほかのNRC委員全員(民主、共和各二人)から、ヤツコ氏の運営手法に対する批判が出て“内紛”が表面化。ヤツコ氏はNRCで孤立し、議会なども、原子力監督行政への悪影響を懸念していた。
内紛の背景には、規制強化を避けたい原子力産業界の意向が働いていたとの見方があった。
</転載>
アメリカにも原子力村は存在するようで、日本側の原子力村にも「アメリカの原子力村と二人三脚」で原子力を推進しようという思惑が、経済産業省や電力各社にあるのかも知れません。つまり・・・
アメリカの威を借る原発推進
を目論んでいるからこそ、多くの声(民主主義)を無視した原子力政策を強行的に推進しようとするのでしょう。となると、この「日本という家」はイッタイ誰のものなのよ?・・・という話になるワケですよ。
にしても、そうした「自分の事だけ」しか考えず、「家族に対する思いやり」も無いような国が、この先発展・・・ともまでは行かなくても、
持続できるのか?
・・・大いに疑問ですなあ。
<転載>
日本 2011年世界最大の債権国に
22.05.2012, 16:05
日本は2011年末の段階で、253兆円(3兆1900億ドル)の海外純資産を有し、21年連続で世界最大の債権国の地位を守った。22日発表された財務省の資料で明らかとなった。
「ウォールストリートジャーナル」紙が伝えたところによれば、日本から海外諸国の国債および他の海外資産への投資は2010年末の251兆円と比較してさらに成長し、日本の史上2番目の規模となった。日本の海外投資の総額は昨年、3年連続で増加し、3.3%増えて582億円となった。
今回の資料は、現在192兆5000億円の海外資産を持つと試算されている中国が近いうちに日本を追い越し、世界第一になるのではないかという期待を抑えるものとなった。日本の海外資産の純価値は2011年末の段階でGDPの54%であり、香港の288%、スイスの157%に次ぐものとなった。中国はGDPのおよそ24%となっている。
インターファックス
</転載>
日本の再生は地方自治から。・・・と、何度か述べてきたワケですが、「おおい町」や「北九州市」の行政の在り方を見ているとアレですな、日本の悪い因習から未だに地方が脱却していない状況が見えてきますし、だからこそ、若い世代に期待したいワケですが・・・。無責任ですかね?
人間ナメんなよ!
でわっ!
2012年5月22日火曜日
ゾロ目でGO!
先日、エンジン点火0.5秒前に打ち上げ中止になった「スペースX」社のファルコン9ですが、再打ち上げの日取りが5月22日(23日)、午前3時44分(日本時間午後4時44分)になるらしく、まあよくもこう・・・
ゾロ目が揃ったな
・・・と、思う次第です。前回の打ち上げ延期もコレに合わせるためなのか?・・・などと勘繰りたくもなりますなあ。
ま、ここ最近、「ゾロ目」にはあまりイイ印象がないもので・・・。「9.11」にしろ、「3.11」にしろ。
スペースXの宇宙船「ドラゴン」打ち上げ、0.5秒前に中止 エンジンにトラブル
2012年05月20日 11:34 発信地:ケープカナベラル/米国
手短ですが、これにて。
人間ナメんなよ!
でわっ!
2012年5月20日日曜日
ベトナムに「スペック・ホルダー」が?
突然ですが過去、ロシアは国家プロジェクトとして「SPEC(特殊能力)」・・・所謂、「超能力」を研究していた経緯があります。アメリカも同様な研究をしていたようですが、ロシアの方が一歩先んじていた感はあります。
で、その後の研究が現在どうなっているのか、一切表に出てこないので知る由も無いワケですが、ついポロリと口がスベる?こともあるようで・・・。
<転載>
ロシア 史上最強の兵器を開発
12.04.2012, 15:07
ロシアは光線兵器や波動兵器、遺伝子や心理兵器などに関して、欧米諸国と競争することができる。というのも、そのような武器の開発はいかなる国際条約によっても禁止されていないからだ。
これは12日、「ロシア新聞」が伝えたもの。これより先、アナトリー・セルジュコフ防衛相がウラジーミル・プーチン首相との会談のなかで、ロシアは「新しい物理的原則」に基づいた武器を開発する用意があると述べたことに対して、欧米の専門家からの批判があったことを背景としている。
「ロシア新聞」によれば、1980年代、ソビエト連邦の秘密研究所では、たとえば戦車を停止させたり、飲料水を飲めなくするための光線ジェネレーターなどが開発されていた。
ソビエト連邦のこの分野における成功は非常に目覚しいものがあり、もしもソ連崩壊がなければ、核兵器がなくても最強の国となり、米国が超大国であり続けることはなかっただろう。しかしソ連崩壊後、すべての開発はストップし、専門家は解雇されたほか、文書は捨てられたか、海外に渡るかした。それはちょうど90年代初めから、米国で光線兵器などの開発が活発になったことと重なっている。
「ロシア新聞」には、超心理学の専門家であるアレクセイ・サヴィン中将の第10003号秘密情報についても書かれており、普通の人間が超人になれる未来兵士のコンセプトがあったとされている。この情報はいまだに海外に流出していないとみられており、ロシアはこのような国際的制限のない兵器の開発を進めていくことができると「ロシア新聞」では結論付けられている。
</転載>
要するにですなあ、「普通の人間をスペック・ホルダーにする」研究があったらしい・・・というワケです。
マジですかっ!?
・・・と、記事を読み思ったワケですが、ベトナムのスペック・ホルダー?の記事には、「右脳半球に異常な周波数が観測された」という一文があり、脳の機能という医学的、物理学的側面からの具体的なアプローチが可能になれば、あながち「スペック・ホルダー」の量産が「夢物語」に留まらない可能性もあるワケです。はい。
<転載>
発火を引き起こす少女、超能力が原因か?
2012/05/18 19:46 JST配信
ホーチミン市タンビン区在住の少女トゥイちゃん(11歳)の周辺で最近、原因不明の発火事故が相次いでおり、超能力者ではないかと話題になっている。16日付VNエクスプレスが報じた。
家族の証言によると、先月からトゥイちゃんの近くにある家具などが突然発火する現象が発生し始めたという。発火現象はコンセント、洗濯機、マットレス、タンスなどから始まり、今月12日には自宅3階が全焼した。自宅が火事になったため、トゥイちゃんを親族の家に預かってもらったところ、今度は親族の家で発火現象が起こったという。
トゥイちゃんは、「普段は熱を感じないけど、疲れたときは体温が急に上がるのが分かる。そんなときは、どうしてか分からないけれど、周りのものが燃えてしまう。このままじゃ不安だから何かの病気なら治して欲しい」と訴えている。
ホンバン大学傘下の地上生物学研究所の専門家がトゥイちゃんに無線周波数干渉(RFI)検査を行ったところ、右脳半球に異常な周波数が観測されたという。また、エネルギー科学研究所および物理学研究所の専門家らは、トゥイちゃんの検査を行っていないため、発火現象の原因についてコメントは出来ないが、家族からの依頼があれば、原因究明に協力すると表明した。
</転載>
ま、阪神・・・もとい、半信半疑で・・・というか、「半信」している時点でちょっとアレかも知れませんが、ワタシが知る限り「スペック」を持った著名な日本人がふたりいらっしゃいます。
ひとりは合気道の創始者であられる「植芝盛平翁」。そしてもうおひとかたは、フィリピンから戦後29年目にして生還した「小野田少尉」です。で、おふたりに共通する「スペック」とは、
銃弾の弾道が見える
という、「マトリックス」を地でゆくような「スペック」です。はい。
おふたりとも「弾道が光って見える」と証言されているのですが、ウィキペディアにもその件について記されています。
<引用>
小野田寛郎
小野田 寛郎(おのだ ひろお、1922年(大正11年)3月19日 - )は、日本の陸軍軍人。階級は陸軍少尉で情報将校だった。陸軍中野学校二俣分校卒。太平洋戦争終結から29年目にしてフィリピンルバング島から帰還を果たす。
その他エピソード
戦時中に自身が体験した人間が持つ潜在的な能力にも触れている。本当に命を賭けなければいけないと必死になった瞬間、頭が数倍の大きさに膨らむ感覚と同時に悪寒に襲われ身震いし、直後、頭が元の大きさに戻ったと感じると、あたりが急に明るく鮮明に見えるようになったという。「夕闇が迫っているのに、まるで昼間のような明るさになりました。そして、遠くに見える木の葉の表面に浮かぶ1つ1つの脈まではっきり認識することができました。そうなると、はるか先にいる敵兵の動きも手に取るように分かります。それこそ、相手が射撃をする直前にサッと身をかわして銃弾を避けることさえできると思いました」 。命を賭ける場面が、命を賭けなくても大丈夫だという自信に変わった瞬間だったという。
また『月刊秘伝』2004年7月号でのインタビューでは「直進する物は物理的に見えるんですよ。(中略)真っ直ぐ自分のほうに伸びてくるんだから見えます。(中略)撃たれたときは、火を噴いている銃口から見えた。(中略)相手の突きを避けられるのだから避けられますよ。」と語っている。自身の著書である『小野田寛郎―わがルバン島の30年戦争』でも、銃弾は飛んでくるとき蒼白い閃光を放つから、それを避ければいいと語っている。
</引用>
で、植芝盛平翁の場合は・・・
<引用>
植芝盛平
植芝 盛平(うえしば もりへい、1883年(明治16年)12月14日 - 1969年(昭和44年)4月26日)は、日本の武道家。合気道の創始者。合気道界では「開祖」(かいそ)と敬称される。
エピソード
鉄砲の弾をよける
1924年(大正13年)2月、出口王仁三郎と共に、宗教国家の建設を意図し満州・モンゴルに赴く。数々の死線を通じて銃弾を避けられるようになった。盛平自身の説明では「敵の銃弾より先に赤い光が飛んでくるので、それを避けると後から銃弾が飛んでくる」のだという。また剣を相手にしたとき、まず白いモノが振り下ろされ、それを避けると必ずそのあとに本物の剣が振り下ろされたという。
</引用>
・・・ということで、どうやらおふたりとも「死線」を何度もかいくぐることで脳機能が異常に活性化し、「弾道が光って見える」という能力を身に付けたかに見受けられます。
盛平翁はとうの昔に他界されていますが、小野田少尉はまだご存命中で、ブラジルで農園を経営しておられるハズ。平和な世の中では「役に立たない」能力かも知れませんが、その能力をまだお持ちなのか?それともすっかり「退化」してしまったのか、興味がありますなあ・・・。
人間ナメんなよ!
でわっ!
最近、宇宙が騒がしい。
先日の北朝鮮の人工衛星打ち上げ騒ぎはアレとして、「スーパームーン騒ぎ」だとか、「太陽のスーパーフレア騒ぎ」だとか、同じく、「太陽の4磁極化騒ぎ」だとか、日本のH2Aロケットの打ち上げ成功だとか、アメリカの民間企業のロケット打ち上げの「失敗?」だとか、「カブ」が、54年ぶりにモデルチェンジされたとか・・・。
ま、「カブ」の話は宇宙とは関係ありませんが、「HONDA」としては、宇宙ステーションでの作業に必要となる「ロボットアーム」の技術を持っているワケでして、そんなこんなで・・・
最近、宇宙が騒がしいゾ?
と、思う今日この頃です。はい。
<転載>
記事入力 : 2012/05/19 11:51
アリラン3号、日本のH2Aで「格安」打ち上げ
アリラン3号衛星の打ち上げに成功
世界で4番目にサブメートル級解像度の衛星を保有する国に
午前にアリラン2号、午後には3号が韓半島を撮影
今年7月には夜間の偵察が可能な5号を打ち上げ
韓国初のサブメートル級地球観測衛星「アリラン3号」が、18日午前1時39分に鹿児島県種子島から打ち上げられ、軌道投入に成功した。サブメートル級衛星とは、1メートル未満の物体を識別できる精密な衛星のことを指す。
(中略)
アリラン3号が日本のH2Aロケットを打ち上げ手段に選択したのは、日本が格安の打ち上げ費用を提示したからだ。衛星打ち上げ市場に初めて参入した日本は、アリラン3号の打ち上げロケット選定をめぐってロシアと競争し、100億ウォン以上も安い発射費用(193億ウォン=約13億円)を提示した。
(中略)
■衛星の解像度
衛星のカメラが地上の物体をどれだけ精密に把握できるかを表す尺度。解像度1メートルとは、縦横1メートルの物体が衛星写真で1ピクセルとして現れることを意味する。本格的な偵察・情報衛星とされるサブメートル級は、1メートル四方よりも小さな物体を識別できるという意味だ。米国の軍事衛星「キーホール(Kye Hole)」は、0.15メートルという超精密解像度を誇る。
李吉星(イ・ギルソン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
</転載>
日本のH2Aロケットの商用打ち上げ成功は喜ばしい限りですが、宇宙開発では先行しているハズのアメリカでロケットの打ち上げをミスるなんて、何か?腑に落ちないですなあ。打ち上げを妨害する「何らかの勢力」でも働いているのか?・・・と、「ゴルゴ13」みたいに勘ぐってもみたくなります。
<転載>
無人宇宙船打ち上げを直前に中止 米ベンチャーのドラゴン
2012年5月19日 19時11分
【ケープカナベラル(米フロリダ州)共同】米宇宙ベンチャー「スペースX」は19日未明(日本時間同日夕)、民間企業の宇宙船としては初めて国際宇宙ステーションへのドッキングを目指す無人補給機ドラゴンの打ち上げを直前に中止した。
自社のファルコン9ロケットのエンジンに点火する作業に入った直後に中断した。同社はトラブルの原因を調べている。
米政府はスペースシャトルの引退後、ステーションへの人や物資の輸送を民間に委ねる方針を決めており、一連の試験飛行に成功して、宇宙への商業輸送新時代を切り開くかが注目されていた。
</転載>
まwナンだ?この「スペースX」という、「ベンチャー企業」の実体が気になりますなあ。大体、いちベンチャー企業が参加できるレベルなんですかね?宇宙開発ですよ?宇宙開発!莫大な費用が掛かるワケですが、その資金源は何なのよ?誰なのよ?・・・と。
それはそれとして近年、ウソか?マコトか?「二ビル」という天体の存在がネット上に散見されますが、その関連動画を2点ばかりご紹介します。ひとつは南極に在るアメリカのヴィクトリア基地付近にて撮影されたらしい「二ビル」の映像。もうひとつはリンクのみですが、動画のコメントによれば「2010年の末頃、科学者たちは既に「二ビル」を発見していた。」というものです。
Nibiru visible in Antarctica February 27, 2012
Planet X, Nibiru DISCOVERED
動画を鵜呑みにするワケではありませんが、もし「二ビル」が存在しているとしたら、「隠す理由」は何なんですかね?「スーパームーン」のときに、月の引力が潮の満ち干きの原因というのは、太陽の引力の強さから考えて整合が取れないように思えると述べたワケですが、それが「二ビル」の影響だとしたら?
つい先日も、南米のチリに在る天文台の日本人所長が強盗に命を奪われる事件がありましたが、アレって・・・。ま、考えすぎですかね?
<転載>
チリ警察 森田教授殺害で男逮捕
2012年5月11日 夕刊
<前略>
警察によると、逮捕されたのは、クリストフェル・キハダ容疑者。十日午後二時すぎ、森田教授が殺害された自宅アパート近くの繁華街を一人で歩いているところを拘束された。国外への逃亡資金を引き出すため、銀行へ行く途中だった。
<後略>
</転載>
でもって、「二ビル」が、太陽の引力以上に地球に対して強い影響を及ぼしているとしたら、先の疑問の答えのひとつになり得ます。また、「太陽フレア」の影響で?北朝鮮に在る「白頭山」が噴火しそうだというニュースを見かけましたが、カムチャッカの火山群も、現在活動が活発になっているようです。
<転載>
カムチャッカ 火山活動 危険な状況に
14.05.2012, 10:16
ロシア極東カムチャッカ半島にあるシヴェルチ火山が噴火し、海抜1万2千9百メートルの高さまで一連の噴煙を吹き上げた。インターファクスが、ロシア科学アカデミー地球物理学部カムチャッカ支部の情報として伝えた。
シヴェルチ火山の噴煙の状況は、航空機の安全に極めて大きな脅威を与えている。火山灰が航空機のメカニズムを狂わせ、事故を誘発する危険があるからだ。そのため、カムチャッカ上空のすべての飛行ルートを、火山活動ゾーンから離すよう警告が出された。
シヴェルチ山の火山活動度は現在、通常のレベル以上となっている。山の斜面からは、熱せられた溶岩が流れ出し、火口では、かなり異常な温度上昇が記録されている。
一方、周辺住民への危険被害は、今のところ報告されていない。
インターファクス
</転載>
さらには、そういった火山活動や地震・・・謂わば地球の地殻活動の「トリガー」として、「宇宙線」の影響の研究が進みつつあり、してみると「宇宙と地球」って、結構深い関係なんだなw・・・と。
地球温暖化CO2犯人説のウソ 5/8
今年はまだまだ「イベント」が盛り沢山な気配ですなw。平常心、平常心・・・。
で?「原発」どうすんの?
人間ナメんなよ!
でわっ!
2012年5月16日水曜日
「働く」 ということ
V.O.R(ロシアの声)より。
<転載>
キャノン デジタルカメラ製造を完全にロボット化
16.05.2012, 02:43
カメラ製造世界最大手のキャノンは、デジタルカメラ製造を完全に自動化し、手作りによる組み立て作業をなくす計画だ。
インターネット新聞「ガゼータ・ルゥ」がThe MarketWatchの情報を引用して伝えたこところでは、早ければ2015年までに、デジタルカメラの組み立ては、完全にロボット化される見込み。
その際キャノン指導部は、人員カットのつもりはなく、空いた人手は別の場所に移動すると言明している。
</転載>
キヤノンに限った話ではなく、工場の自動化(ロボット化)は避けられない・・・というか、当然の流れです。中国などの安い労働賃金に対抗するには、労働賃金¥0(ゼロ)のロボットに任せるしかないワケです。勿論ランニングコストは発生しますが、「3K」の仕事にも黙々と従事するロボットは、企業側にとってはありがたい存在でしょう。
そうなると「工場労働者」は職を失うワケですが、そうした社会が到来した場合に、ワタシたちはどう対応すればイイのか?
まず、失業者が溢れるような社会状況になった場合、「生活保護」の受給者数が増えるワケで、「国の財政」が圧迫されます。「福祉」の中でも「生活保護」は比較的順位の高い項目でしょうから、「生活保護」に多くの「予算」が割り当てられることとなり、その他の「医療」とか、「教育」とか、「インフラ整備」などの分の予算が必然的に削られると考えられます。
然しながら「国家予算」の財源は「税金」なワケですから、失業者が増えれば当然「税収」も減るワケで、みんなが遊んで暮らせる「夢のような国」なんて、少なくとも現在の日本の社会システムでは実現不可能です。ま、サウジアラビアみたいに「石油」という天然資源を保有していれば話は別ですが・・・。
ロボット(機械)に取って代われない仕事=サービス業は生き残る?のかも知れませんが、例えば「外食産業」にしてみても、生活にゆとりがある上での「プラス・アルファ」な産業なワケで、生活にゆとりが無くなれば外食する人も減り、外食産業だっていずれ立ち行かなくなるのは明らかです。
つまり、「収入の保障」があってこそ、社会は健全に機能するし、経済も一応は循環するワケですが、「収入の保証」となる「就労」そのものが不可能になれば、社会が崩壊するという理屈になるワケですよね?ちなみに「ベーシック・インカム」も議論されていますが、その「財源」をどう確保するのかがイマイチ見えてきません。
ベーシック・インカムとは何ぞや
「ベーシック・インカム」にしても、その「財源」がワタシたちひとりひとりの「収入の上前(税金)」から賄われるのであれば、まず「雇用」の問題の解決を解決する必要があるハズです。その先に、「ベーシック・インカム」の論議があるようにワタシには思えます。
で、話は振り出しに戻りますが、企業活動を無制限に自由化すれば、早晩、「工場の完全自動化(ロボット化)」への道は避けられないでしょうから、これに歯止めをかけるか否かの選択を迫られるようになるでしょう。とは言っても、労働者としても「3K」の職場では働きたくないのが「本心」なワケで、企業側ばかりに責任を押し付けるのも、無体なようにも思えます。
そうなると、「国有企業」の復活という考え方も「有り?」のように思えるワケです。具体的に言うならば、
電力事業の国有化
です。
原子力発電所を「廃炉」にし、いままで溜めに溜め込んだ「核廃棄物」の処理には、この先も膨大な「時間と経費」が掛かりますし、「利益」も生み出しません。そのような事業に民間事業者・・・電力各社が積極的に取り組むとは到底思えず、現に関西電力は「電力の供給云々ではなく、安全性を基準に原発を稼動したい。」と、明確に「商業運転」の必要性を述べています。
カレイドスコープ
Tue.2012.05.15
関西電力は、電力需要のために再稼動したいのではない
そもそも?エネルギー、食糧、医療、教育、交通などの社会インフラの類は、「国の安全保障」の側面をも持ち合わせ、「独立した国」としての重要な基盤となるワケですよね?そこに「市場原理主義」を持ち込むこと自体が危険・・・国の存亡を危うくするようにも思えます。
であれば、この期会にいっそ電力事業を国有化し、電力各社の原発の「廃炉」などを長期的な公共事業に据えれば、「原発の後始末+雇用の創出」で丸く収まるんじゃないですかね?大学や各研究機関にも、「核の無害化」に寄与する研究には優先的に研究費を分配すればイイでしょ?・・・と、思ったりもするワケです。
とにかく、どんなに込み入った問題であろうと「この世界」で起きている問題であれば、必ずどこかに「因果関係(バタフライ・エフェクト)」があるハズなので、「一本の線」にすることは可能なのです。それを阻害しているのが所謂「利権」というヤツなのですが、
生きるか?死ぬか?
という時に、
「利権」もヘッタクレも無いだろ!?
と思うワタシは、思考が短絡的なんですかね?
人間ナメんなよ!
でわっ!
2012年5月12日土曜日
会議は踊る、されど・・・
BLOGOSに秀逸な記事があったのですが、BLOGOSでは「無断転載」を認めていないようなので、直接、記事を寄稿したご本人(図案さん)にリンクを貼りますが、これって、もしご本人がリンク、転載フリーであっても、BLOGSに掲載された時点で記事の著作権がBLOGOS側に移るとしたら、オリジナル記事の版権てどうなるんですかね?ま、チョット疑問に思ったもので。
●企画プランナーの頭の中●
2012年05月11日
不毛な議論は何も生み出さないし前には進まない。
読めば納得100%なのですが、「議論」も去ることながら「議題」も重要なカギです。何しろ「議題」があってそこから「議論」がスタートするワケですから、「議題」=「問題」に対する意識の共有が成されなければ、「有益」な結論も得られません。「図案屋」さんの言う、
当事者意識
の欠如とは、まさに「問題意識」のすれ違いに他なりません。
したがって、「問題意識」を共有することが「不毛な議論」に陥らないための前提条件であり、「問題意識」さえ確実に共有できていれば、必然的に「答え」は導き出される。・・・というのがワタシの考えです。はい。
で、「議論」によって「結果」=「具体的な対策」を得るのに、「意見」だけを闘わせていても「不毛」です。「意見」とは或る意味「脳内の産物」に過ぎず、「具体的な対策」=「前に進む足掛かり」となるのは、あくまでも「現実」です。
先ず「現実」を正確に認識し、「脳内の産物」を現実世界に引き出し、「誰も目にも明らか」にしてこそ、その後に交わされる「意見」の交換も有意義(具体的)になるのではないでしょうか?
では、「現実」を正確に認識するにはどうすれば良いのか?「私心」を排除した「検証作業」が行われなければなりません。自分に都合の好い(私心)データばかりを提示しても、「現実」を見誤るばかりか、その後の対応にも多大な悪影響を及ぼします。
「私心」=「利権」を一旦排除して、現実・現状を正確に把握することが、何よりも優先されなければなりません。「利権絡み」の問題は、その後の話し合いで折り合いをつければイイんです。それが「政治力」というものでしょ?違います?
そ・こ・で、具体例として原発事故ですが、事故の被害状況は正確に検証されているんでしょうか?土壌・海洋の汚染、健康被害、毎日の放射性物質の拡散、etc・・・。それらの正確な検証がなされず、イイカゲンな(私心に満ちた)情報ばかりを公開し、かつ、それに対して対策を立てたところで・・・無意味です。・・・というか、ハッキリ言って「害」にしかなりません。
阪神淡路大震災の完全?復興には7年かかったそうですから、東日本大震災の復興にも、それくらいの期間を要すると覚悟しておいた方がイイでしょう。ただ、2件の大震災の決定的な違いは、
原発事故に拠る放射能汚染
です。阪神淡路大震災の際には放射能汚染の被害は発生しなかったので、それでも7年で何とか復興を成し遂げられましたが、今回の東日本大震災には放射能汚染の問題が加わるので、復興の時期の目途さえ正直、立てられないのではないでしょうか?
それは取りも直さず、原発事故終息の目途が立たないからであり、そこから導き出されるのは
原発事故を一日も早く終息させる
という結論に他なりません。よね?・・・となると、現在、東京電力任せにしている「事故処理体制」では、復興そのものも「東京電力任せ」と言える状態であり、国民の代表として国の運営を任されている政治家として、
それでイイのか?
という話なワケですよ。はい。
原発事故直後から思っていることですが、
「何故?民間の知恵を導入しないのか?」、
「何故?日本一国の手に余るようなら、諸外国の協力を仰がないのか?」、
「何故?可能性が未知数の新技術であろうと、最善を尽くそうとしないのか?」、
何故?何故?何故?何故?WHY?・・・。
震災、津波も去ることながら、今日も・・・今この瞬間も・・・放射性物質は事故原発から排出され、日本を蝕んでいるのです。「政府は当てにしないで、自分の力で生き残ろう。」という人たちもいますが、サバイバル精神は好しとしてもそれは或る意味、「日本を放棄」した態度の裏返しのようにも思えます。
生き残ったとしても、放射能で汚染し尽された国土を前にボーゼンと立ち尽くすしかありません。そこに子供たちのための未来はあるのでしょうか?
「恥を忍ぶ」・・・という言葉がありますが、武士(もののふ)こそ、この言葉の重さを知り、「何が最重要なのか?」を判断しなければなりません。「名誉」や「名声」だけを重んじるのが武士の姿ではありません。時には膝を屈し、「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」より大きな局面を見据えるのも、立派な武士の在り様です。
一時的に国力が衰えようとアタフタせず、足元をシッカリ固めてから「捲土重来」を果たせばイイのです。敗戦後の日本がそうであったように、今の日本に、そういうヴィジョンを描ける政治家のひとりや、ふたりはいるだろう?・・・と。
で、先の「不毛な議論」の補足?めいたことを述べるならば、「前進」とは、利害の対立の「調整」の積み重ねに他なりません。下図に示した「進路」は、便宜上、「正」「誤」に分けましたが、ワタシの持論である「調和は善」、「不調和は悪」からすれば、現在世界各地で繰り広げられている「反格差社会運動」にて攻撃されている「1%」の搾取層は、紛れも無く「誤った道」の側を進もうとしています。
それに対して、残りの「99%」の人が共存できる道を「正しい道」としますが、人間が「完璧な存在」で無い以上、100%正しい道を進むこともまた、不可能なワケです。もし進めるとしたら、「人類補完計画」によって「人格統合」された個性の無いワタシたちの群れでしょう。
したがって人間が人間である以上(過ちを犯すという前提条件)、どうしても少しだけ「誤った道」側に寄ってしまうのは仕方の無いことなのです。ただ、その「寄り具合」が酷くなると、行き着く先は「破滅」でしかありません。この「寄り具合」を所謂「許容悪」と、ワタシは何度か述べているワケです。はい。
したがって「理性による欲望のコントロール」とは、この「寄り具合」=「許容悪」を自覚し、キチンと軌道修正できるか?・・・という話なワケです。そしてそれを、ひとりひとりが個人革命により体得できた時、従来の社会システムや政治は過去の遺物となり、マヤ暦の言う第五太陽期(人類幼年期)は終わり、新たな第6太陽期を迎えられるのだろう・・・と、まあ、そうなるワケです。はい。
話が飛躍しましたが、言いたいことはただひとつ。
何が何でも、原発事故を終息させる。
そのためには日本の総合力を、それでダメなら世界の総合力を、惜しみなく投入しなければならない。・・・というのが、逼迫した「現実」の日本の姿なのです。
最後に、食品に含まれる放射性物質と健康被害レベルを、簡単に計算できるサイトがありましたのでリンクしておきます。これによると、現状の食品安全基準、1kgあたり100ベクレルで計算するとこうなります。
ベクレル(Bq)、
シーベルト(Sv)計算・換算
味の素KK「レシピ大百科」
肉じゃが レシピ (4人分)
牛こま切れ肉・150g/玉ねぎ1個(200g)/にんじん小1本(150g)/じゃがいも3個(450g)/水カップ2/酒大さじ2/「ほんだし」小さじ1(3g)/砂糖大さじ1/みりん大さじ1/しょうゆ大さじ2/サラダ油大さじ1/さやいんげん(ゆで)適量 ※計量の単位は、カップ1は200ml、大さじ1は15ml、小さじ1は5mlです。
食材だけの合計で950g・・・1人分237.5gなので、1日3回食べたとして712.5g。これを1年間続けると・・・
預託実効線量
0.0005721375 Sv
0.5721375 mSv
572.1375 μSv
という結果になりました。約0.6ミリシーベルトと、年間の法定被爆限度である1ミリシーベルト以下ではありますが、「肉じゃが」だけの数値ですからね?ほかに「ご飯」を食べたり、「お味噌汁」を飲んだり、「間食」したりすれば、軽wく・・・「年間被爆限度」を越えることでしょう。もっとも、1kgあたり100Bq換算なので、それ以下であれば話は別ですが。
ま、一家に一台くらい放射線測定器があってもイイかもしれません。最近は値段もこなれてきたようですから。
エアカウンターS
エステー
参考価格:
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※詳細なレビュー
人間ナメんなよ!
でわっ!
追記:
科学者の責任
地球温暖化CO2犯人説のウソ 3/8
2012年5月11日金曜日
幼年期(第5太陽期)のその先へ・・・
あw何でも、例の「2012年12月21日人類滅亡説」を覆す発見があったそうで、まずはメデタイ限りです。
<転載>
マヤの世界終末論を否定する壁画が発見
Erik Vance in Xultún, Guatemala
for National Geographic News
May 11, 2012
<前略>
◆通説とは異なる思想が壁画から判明
盗掘されていたにも関わらず、内部はほぼ完全な状態だったという。「3つの無傷の壁に、絵が残っている。頭と胸に白い円板を着けたオレンジ色の肌の男性は、おそらく書記官本人だ」とサトゥルノ氏は話す。
書記官は絵筆を握り、青い羽で着飾った王に向けて手を差し出している。細かく描かれているが、人骨を使って壁に取り付けられたカーテンで隠されていたという。しかし、本当に注目に値する点はもう1つの発見にある。
調査チームは、象形文字解読の専門家デイビッド・スチュアート氏と考古学者でアーティストのヘザー・ハースト氏に協力を依頼。壁画を解析したところ、いくつかの象形文字をかろうじて確認できた。部屋の東側と北側の壁に沿って描かれ、また彫られている。
その1つは月の周期を表し、年代の新しいマヤ文明の絵文書にも記された「リング・ナンバー(Ring Number)」もある。惑星の周期の基準日を確立する際の逆算に使用されていた記号法だ。その付近には、主要な暦や惑星の周期と一致する間隔の数字の配列が確認できた。
計算では約7000年先の日付が示唆されており、2012年で世界が終わるとするマヤ文明の予言を否定する裏付けになる。この人類滅亡説は、マヤ文明で用いられていた“長期暦”が2012年で1つの区切りを迎えることから推測されていた。
調査チームのリーダー、サトゥルノ氏は声明で次のように述べている。「どんな結末が待っているのかしっかりと見極めたい。マヤ人は自分たちの生活がこのまま無事に続くと信じたかったのだろう。終末論とは完全に異なる考えを持っていたと思う」。
今回の調査結果は、「Science」誌オンライン版に5月10日付けで掲載されている。
GigaPan by Tyrone Turner, National Geographic
</転載>
チョット待てw!
ナニナニ?「2012年12月21日人類滅亡」の言いだしっぺは、どこぞの白人?の学者だっぺ?「マヤの世界終末論」なんて、言いがかりだわw。この件については、第一人者?であられる浅川センセイも否定する見解をつい先日記事に記し、その中でマヤの長老のお言葉を次のように述べています。
「自分たちは、その説(2012年終末説)を一切認めていません。なぜなら長期歴を読み解くディーキーパーと呼ばれる聖職者たちは、16世にグアテマラにやって来たスペイン人によって皆殺しにあっているからです。」
また、別な長老の言葉も述べられていますが、どちらにしても「2012年人類滅亡説」を真っ向から否定しています。危機を煽り立てるマスメディアを信じるのか?それとも、カレンダーと共に生きてきたマヤの人々を信じるのか?
ワタシとしては「幼年期」を終えた人類が、新たな時代を切り開く方を信じますわ。(願いも込めて)
<転載>
ご注意! テレビ番組の誤り
アレハンドロ長老インタビューの真相
<前略>
マヤ・スピリチュアルガイド長老会議の宣言文
我々が持ついくつもの数の単位の中にはトゥン、カトゥン、バクトゥンなどがあり、13チョルトゥンに400年が1単位のバクトゥンを掛けるとソル(太陽)歴の5200年という我々の持つソル・カレンダーの単位になる。
第5の太陽が終息に向かっている現在、政治、経済、社会に大きな変革が現れている。
この新たな時代に向けて我々は先祖の歩んだ本来の道に回帰しなければならない。 これより来たる第6の太陽に向かい、改めて警鐘を鳴らしたいのは、この第5の太陽の終息が我々の滅亡に繋がることは決してないということである。
人類が自ら招いた破壊活動により天変地異が顕在化してきている昨今、マヤカレンダー、第5の太陽の終息をこれらの現象と結びつけ、営利目的でマヤの名を騙り利益をむさぼっている 人々が横行しており、ゆゆしき事態が生じております。皆様にはこれらのデマに惑わされることなく、良識を持って平常心で日々を送って頂きたい。
第6の太陽に向かい、皆で手を携え粛々と歩んで行こうではありませんか。恐れることなく良心を持ち、それぞれの民族のルーツに回帰し、先人が歩んだ道をたゆまなく、慈しみあいながら生きていきましょう。
シリロ・ペレス・オシュラ
マヤ先住民族会議大長老 ガテマラ国マヤ先住民族全権大使
フジテレビからのお詫びと訂正文
3月22日 放送内容について
3月22日放送の「2012人類滅亡ミステリー」で取り上げたマヤ族末裔のアレハンドロ・シリロ・ペレス・オシュラ氏のインタビューについて、日本語訳を
「今年12月21日、マヤのカレンダーは終わりを迎えます。世界の終わり、時代の終わりです。(中略)…現在は「五番目の太陽」の時代にあたり、今年の12月21日で終わります。しかし、何も悲劇は起こりません。また新たな時代が始まるのです。」
としましたが、
「マヤのカレンダーは五番目の太陽の時代から六番目の太陽の時代に移行する時期にきています。その日は何事も起こらないと私は確信しています。」
が正確な内容で「世界の終り、時代の終わり」という文言は誇張した日本語訳でした。お詫びして訂正致します。
</転載>
で、フジテレビのお詫びと訂正とやらをネット上で探したのですが、おそらく削除された後らしく見当たりませんでした。代わりといってはアレですが、「奇跡体験アンビリバボー」のホームページで該当番組を確認したらこんな一文が・・・
<抜粋>
アレハンドロ氏は、確かに太陽の異変が起きているかもしれないが、現在地球上で起こっている様々な異変の多くは、人間が自らの手によって環境を破壊した結果ではないかという。マヤカレンダーは、2012年21日に終わりを迎えるが、それは人類滅亡を意味してはいないという。マヤの古くからの考え方では、「最初の太陽の時代」から数えて、現在は「五番目の太陽」の時代にあたり、今年の12月21日で終わりを迎える。しかし、悲劇が起こる訳ではなく、新しい時代が始まるという。大切なのは、それぞれの文化を尊重し、モラルを重んじること、自分たちらしい心を取り戻すことによって、次ぎの時代がより豊かで素晴らしいものになるのだという。
</抜粋>
まw番組ディレクターも、ウケを狙って話の内容を脚色したのでしょうが、テレビ番組なんてニュースであろうと同じレベルかも知れませんなあ。「視聴率」を稼ごうと、みんな汲々としてるんじゃないですかね?そういうのに踊らされるのもどうか?・・・とも思ったりするワケですが。
とにかく?アレハンドロ長老の言うように、それぞれの文化を尊重し、モラルを重んじ、自分たちらしい心を取り戻せれば、「人類補完計画」によって個性を奪われることもなく、より豊かで素晴らしい次の時代が迎えられるだとしたら、それに越したことはないワケでしょ?
で、現在、国家破綻したアイスランドにて「新しい国造り」が進行しているようなので、それがこれからの世界の、「モデル国家」となり得るのかどうか?が、ヒッジョwに興味がありますです。はい。
人間ナメんなよ!
でわっ!
2012年5月10日木曜日
幼年期は終わる・・・
中学生の頃、SF(空想科学小説)にハマって、それ系統の本ばかり読んで時期がありました。で、SF小説目録のような小冊子の中に気になる小説があったのですが、当時は派手な仕掛けが登場するエンタメ性の高いSFが好みだったので、その小説のタイトルに興味は引かれたものの、内容の解説を読むと何やら難解そうな雰囲気だったので、もう少し後で読もうと後回しにしていました。
で、そうこうする内にSF熱もいつしか冷め、日々の喧騒に埋もれ今日に至っているワケですが、それでも不思議とその小説の名前を忘れませんでした。それが・・・
幼年期の終り
(ハヤカワ文庫 SF (341))
アーサー・C・クラーク (著), 福島 正実 (翻訳)
です。
で、たまたま某サイトで「幼年期の終わり」の大方のあらすじを知ったのですが、読まないでおいてヨカッタw。あの当時読んだとしても、ワタシには理解不可能だったと100%確信できます。
All in One_00
幼年期の終わり 要約
で、物語の設定としては、人類以上の存在が地球に現れ、自らが無力だと悟った人類は、地球外知的生命体「オーバー・ロード」の管理の下に「ワン・ワールド」を築く。そして「ワン・ワールド」が安定した頃、人類の前にその姿を見せた「オーバー・ロード」の容姿は、古より伝えられた「悪魔」の姿そのものであった。
しかし、宗教すら瓦解した「ワン・ワールド」の人類は「オーバー・ロード」を受け入れ、やがて全ての「子供たち」の人格に変化が顕われる。
人類とは「精神の癌」を宿す種族であり、その破壊力は物理的世界を凌駕し、宇宙の隅々にまで感染する。そうなる事態を防ぐために「オーバー・ロード」の更に上の存在、「オーバー・マインド」から彼ら・・・「悪魔(オーバー・ロード)」は使わされて地球に来た。
子供たちの人格の変容とは、「精神の癌」を取り除いた結果であり、恐らく・・・「精神の癌」=「エゴ」を取り除かれた子供たちはひとつの統合体となり、「オーバー・マインド」のいる星へと旅立って行く。後には空っぽになった地球が残され、役目を終え静かに終焉の時を迎える。以上。
要約のさらに要約ですが、あらすじだけ読んでも物語は様々な示唆に富んでいます。
先ず「ワン・ワールド」の出現です。現在でこそ陰謀論・・・いわゆる「イルミナティーが云々」で、「ワン・ワールド」という言葉が当たり前のようにネット上を行き交っていますが、当時(1970年代)そんなことを論ずる人は皆無で、妄想の類でしかありませんでした。
そして宗教が瓦解するというのも「ワン・ワールド」の世界観であり、当時は口に出すのも憚られる「危険思想」だったんじゃないんですかね?だからこそSF(空想科学小説)の中でなら許された。・・・と。
「子供たち」の人格(精神)の変容は、ヱヴァンゲリオンの中で繰り返し語られる「人類補完計画」そのもののようにも思えるワケです。
で、物語の「核」となるのは、「人類の精神性」なのですが、つい最近もその手の邦画、「SPEC~天~」が封切られ興行成績もイイようで、そういった超常現象がワタシたちは大好きです。知的好奇心もあるのでしょうが、その他にも、今以上の力を欲する欲望が心のどこかにあるのも否めません。
ではそういった「力(特殊能力)」を手に入れた時、人はどう振舞うのでしょか?「SPEC」のドラマ版の中では、
「SPEC(特殊能力)は欲望の産物だ!」
・・・と、言っていますが、「お金」を持つと使いたくなるのと同じで、「SPEC」を持てばそれを使いたくなるのは当然です。問題はその「使い方」にあり、それを誤ると「宇宙の崩壊」さえ招きかねないと、「オーバー・マインド」は「オーバー・ロード」を地球に遣わせたワケです。
つまり「人類補完計画」によって、個人の人格とかエゴとかをひとつに統合してしまえば、混乱や争いや破壊は回避できる・・・・と。
なんかコレって、陰謀論で言われている「ワン・ワールド構想」と非常に似たものを感じますなあ。逆にね?「そこまでしないと人類って救われない種族なの?」と、少し・・・いや、大いに悲しくもなります。
感情の起伏・・・嬉しいとか悲しいとか、恋だとか愛だとか、諸々の感情は今以上の人類の進化の妨げであり、ひいては宇宙的な迷惑であると?
じゃあ、人類て何なのよ?
・・・と、アーサー・C・クラークに聞いてみたいものですが、既に故人です。はい。
欲望を形にすることで文明が、人類が進歩してきたのは事実です。しかし、同時に多くの悲しみをも生み出してきたのも、また事実です。「核爆弾」「核廃棄物」「自然破壊」・・・etc。
このまま、人類が進歩するほどに負の面の被害も大きくなるのであれば、いずれ「宇宙を破壊」というような事態が起きたとしても、不思議じゃないかも知れません。「幼年期の終わり」は、それを警告したかったのか?・・・と。
「戦争」「飢餓」「疫病」・・・人類が文明を築いてこのかた、ずっと変ることの無い問題です。それどころか一度問題が発生すれば、過去よりも更に大きな被害が発生しています。
「人類補完計画」により、個性を失った「統合体」としての「種」の進化を選ぶのか?それともひとりひとりが、「理性により欲望をコントロールする」術を身に付け、他人とも、地球とも、宇宙とも、「共存」する道を選ぶのか?「幼年期の終わり」は、もう、すぐそこまで来ているように思えたりするワケです。
人間ナメんなよ!
でわっ!
2012年5月9日水曜日
情状酌量
何でも東京都の猪瀬副都知事が、「車が来なければ、赤信号でも渡ってもイイじゃない。」と、つぶやいターそうですが、ベトナムから見ると
何を今さら・・・。
というカンジで、ま、ベトナムに限らず「日本以外の国」ではそれが標準かと思われます。はい。
(道路交通法)
第二条 十四号 信号機 電気により操作され、かつ、道路の交通に関し、灯火により交通整理等のための信号を表示する装置をいう。
だいたいベトナムなんて、10年前は信号機そのものが少なく、交差点では皆が「阿吽の呼吸」でお互いを避けつつ行き交っていました。
(道路交通法)
第四条 4項 信号機の表示する信号の意味その他信号機について必要な事項は、政令で定める。
で、なかには「空気の読めない」自己中なドライバーもいて、そういう人間が交差点に侵入して来るとその交差点は
大渋滞!
に陥ってしまうワケで、ワタシもよくそういった状況に遭遇し、辟易したものです。
(道路交通法施行令)
第二条 赤色の灯火 一 歩行者は、道路を横断してはならないこと。
今ではアチコチの交差点に信号機が設置され、通りの概観も「日本風」?になりましたが、交通マナーまではナカナカ・・・。というか、「世界共通のマナー」なんてあんの?最終的にはそれぞれの国の国民性に拠るワケでしょ?
(道路交通法施行令)
第二条 黄色の灯火 一 歩行者は、道路の横断を始めてはならず、また、道路を横断している歩行者は、すみやかに、その横断を終わるか、又は横断をやめて引き返さなければならないこと。
ヘルメットも今では皆が着用していますが、ワタシがベトナムを訪れた当初は「ノーヘル」でした。その後、一時的に行政の指導により「ヘルメット着用」が指導されましたが、「暑い」とか、「カッコ悪い」とか評判が悪く、殆どの人は相変わらず「ノーヘル」でバイクに乗り、行政側も指導をあきらめてしまいました。
で、暫くして再度「ヘルメット着用令」が出されるのですが、今回はスンナリ皆が受け入れ今日に至っているワケです。でもなぜ?前回は失敗し、今回は上手くいったのか?を考えてみるに、その間の社会の変化にあると思えるのです。
年に7%、8%、時には10%くらい経済発展するお国柄ですから、一年経てば身の回りの経済状況も変わるでしょう。つまり、個人の資産・財産も増えるワケで、そうなると、そうした財産を増やしたり、守りたいという気持ちになって当然です。
自己資産を守り、管理するのに一番大切なものは何か?
それは我が身
に他なりません。したがって「我が身を守る」ため=「財産を守る」ために、多くのベトナム人がヘルメットの有用性に気付き、現在の「交通安全意識」が形成された・・・と、ワタシは勝手に分析しています。
(道路交通法)
(信号機の信号等に従う義務)
第七条 道路を通行する歩行者又は車両等は、信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等(略)に従わなければならない。
(罰則 第百十九条第一項第一号の二、同条第二項、第百二十一条第一項第一号)
ま、ベトナムの例はさて置き、「赤信号」に限って述べるならば、日本以外の国では
車が来なければ渡る。
・・・が、「標準」であることは事実です。良いか悪いかは別にして、
それが現実
であることは知っておいて損はないでしょう。外国にて、「車が来ない交差点」で、「赤信号を守り」突っ立っていたら、「自分で状況判断の出来ない愚か者」・・・という目で周囲の人に見られるだけです。はい。
(道路交通法)
第百二十一条 次の各号のいずれかに該当する者は、二万円以下の罰金又は科料に処する。
一 第四条(公安委員会の交通規制)第一項後段に規定する警察官の現場における指示若しくは第六条(警察官等の交通規制)第四項の規定による警察官の禁止若しくは制限に従わず、又は第七条(信号機の信号等に従う義務)若しくは第八条(通行の禁止等)第一項の規定に違反した歩行者
当然、信号機を設置している国には必ず、「赤は止まれ」という法律があるはずですが、法律を遵守する意識とか基準とかが、日本とは若干違うところにあるのでしょう。つまり、
法の解釈
という根源的な問題になるワケです。
必要悪は無い。
あるとすれば、許容悪である。
ということを何度か言ってきたワケですが、これを法廷用語?裁判用語?で言えば、
情状酌量
とも言えるかも知れません。「罪は罪として、罪を犯すに到った経緯には同情の余地がある。」というアレです(たぶん・・・)。
いたって「人間的」な裁量ですなあ。もしね?コンピュータが裁判官だったら、判決には「○」か「×」しかないワケですよ。個人の事情なんて知ったあこっちゃない。法令に従ってサクサク裁判が進むことでしょう。
効率的で素晴らしいですなあ!
・・・と、考える人が殆どいないのは
人間は過ちを犯すものだ。
・・・と、誰もが自覚しているからに他なりません。「コンピュータなんぞに、人間の気持ちが分かってたまるかっ!」・・・と。
即ち、「過ちを犯す」というマイナス面もひっくるめて人間は人間であり、ワタシたちはある意味「危なっかしい社会」を合意の上で、「共同生活」を営んでいるワケです。はい。
で、情状酌量の余地=許容悪の基準となるのは、「社会(共同生活の場)」を破壊しない。悪影響を及ぼさない。・・・というのが、最低条件のようにワタシには思えるワケで、その点で見れば「原発事故」は・・・
情状酌量の余地無し!
と、糾弾されても当然の事態のようにワタシの目には映るのですが、日本の検察・司法が全く動かないのは、イッタイどういうワケ?なんですかねえ・・・。
更に言えば、「自分で状況を判断をする。」という能力が、いつの間にやら日本人は低下してしまったようにも見えます。何でですかね?この「赤信号」の件もアレですが、現在、もっと深刻な「放射能汚染」の問題でも、同じ事が起きているように思えるワケです。はい。
ま、「放射能汚染」の話はまた別な機会に譲るとして、「赤信号」の話に戻りますが、これはね?ワタシ個人としては、猪瀬副都知事のつぶやきに与すのですが、万が一事故が発生した場合に、誰が責任を取るか?が問題とされるワケで、諸外国のように、「赤信号を渡ってもイイけど、自己責任でね♪」というコンセンサスが構成されないと、安易に結論は出せないのでしょう。ん。
人間ナメんなよ!
でわっ!