2013年7月4日木曜日
ミスリード X ミスリード
「陰謀論系」が好きな?人にはお馴染みのベンジャミン・フルフォード氏ですが、「ムーパル」というネットTVで、
原発は安全だ!原発を止めるな!
・・・と、相方?の朝堂院ナンチャラ・・もとい、朝堂院ブチャラティ・・・じゃなくて、朝堂院大覚氏と共に、「国家非常事態対策委員会」と称して原発推進プロパガンダを繰り広げています。
国家非常事態対策委員会.05.28.2013
ナンダカナwww。
あんた達の・・・
頭の中が非常事態
・・・なんじゃないの?
要は、日本が自立するには独自エネルギー・・・即ち、「原子力エネルギーを手に入れるしかない!」・・・と、いうのが理由らしいですが、ここでハッキリさせておきたいのは、彼らが言っている「エネルギー」の定義です。
「電気」のことを言っているのであれば、確かに原子力は「石油の代替」になりますが、「燃料」として「エネルギー」を捉えた場合、
車は原子力で動きますか?
・・・と、いう話になるワケですよ。当然、「車はガソリンで動くのです。」・・・と、なるワケで、「エネルギー」=「原子力」というのは、彼らのプロパガンダ=刷り込みに過ぎないことはスグに解ります。
「原子力」を利用すれば「石油」に頼らなくでも済む。・・・と、思っていたら・・・
大間違いです。
石油無機起源説
産業資源としての石油
石油代替原料の夜明け?
メタンハイドレートねえ・・・。
ワタシたちの身の回りは「石油製品」で溢れています。服にしても、化粧品にしても、ガソリンにしても、果ては食品にしても・・・。
で、そうした「石油製品」の代替原料に「ウラン」がなりますか?って話なワケですよ。ま、「ウラン製」の服が出来たとしても、チョッと着る気にはなりませんが・・・。
つまり、生活資材としての「石油」は現状では必要不可欠であり、「原発(電力)」とは無関係に輸入に頼らざるを得ないのに、そうした石油輸入状況の全体像を「エネルギー」という問題に矮小化させ、さらには「日本の自立」という問題にまでこじつける両氏(ベンジャミン・フルフォード氏、朝堂院大覚氏)は、詐欺師的な講釈を展開していると看做さざるを得ません。
ベンジャミン氏にはシンパも多いようですが、ここらで目を覚まして、自分の頭で考え直して欲しいものですし、また、こうしたプロパガンダを仕掛ける姑息な連中には、
要注意が必要です。
ワタシのスタンスは昔から・・・というか、「原発がどんなものか知ってほしい」という文章に触れてから、1ミリもブレません。
原発がどんなものか知ってほしい
原発の建設現場にいた平井氏の指摘は、分野は違っても全ての技術者にとって共感できるものであり、「地震兵器によって福島の原発は破壊された。」・・・とする、ベンジャミン氏、朝堂院氏の語る「真実」とやらを検証する術はありませんが、その前段階として、不具合発生が多かった福島第一原発が、地震の振動、津波の襲来にて容易く爆発事故を引き起こしたことは、故平井氏の指摘からも明らかです。
また、日本中に散らばる他の原発にしても、地震が発生するとその都度何かしらの問題が発生するのは、「地震兵器」が云々以前に、
そもそも原発は地震に弱い
・・・という事実の証明であり、だからこそ「地震兵器」が使われるワケでしょ?ベンジャミンさん?
それが分かっていながら、
じゃあ何で?原発を推進するのよ?
・・・と、いう話になるワケで、彼ら(ベンジャミン・フルフォード氏、朝堂院大覚氏)がどういう「下心」を持って「原発推進」をプロパガンダするのかは不明ですが、正常な判断力を持っていれば、彼らの言っていることが
全くのデマカセ
・・・であることに即座に気付くでしょう。
革命家?笑わせるなっ!
人間ナメんなよ!
でわっ!