2011年6月8日水曜日

自分で使う電気は自分で作る

 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。


 あmmm・・・東京電力が、原発止めるんなら電気代値上げすると脅し?イヤガラセ?を仕掛けて来てますが、全くフザケタ話ですな。政府は行政指導する必要があるんじゃないんですかね?過去の計画殺人・・・もとい、計画停電のときも、死者が出たらしいじゃないですか?だとしたらこれはもう「犯罪」ですよ。れっきとした。


<転載>

原発停止に伴う東電コスト増、16%値上げ相当

 東京電力の福島第一、第二原子力発電所の運転停止に伴い、火力発電所の燃料費の増加分が東電の電気料金16%程度の値上げに相当すると経済産業省・資源エネルギー庁が試算していることが8日、明らかになった。

 海江田経産相は同日の民放番組で、「おそらく何%か上がる。原子力が使えなくなり、原油やガス(を使う火力発電)に置き換わる」と述べ、一定程度の値上げが避けられないとの認識を示した。

 東電は燃料コストが低い原発が停止した結果、価格が高止まりしている原油や液化天然ガス(LNG)を燃料とする火力発電の比率を高めており、電気料金の値上げは避けられない状況だ。経産相は、役員報酬の半減などの東電のリストラ策を上積みさせるなどし、値上げ幅を圧縮する考えを強調した。

(2011年5月9日17時34分 読売新聞)

</転載>


 庶民の生活を守るのが政府、警察の仕事であれば、東電のような「犯罪者集団」タイmmmホした方がイイように思えますが?どうも、企業を隠れ蓑にした「悪の組織」の匂いがプンプンします。残念ながら、現実に「仮面ライダー」は存在しませんが、「ショッカー」のほうは存在するみたいですなぁ。

 警察関係者には、是非とも「仮面ライダー」になり代わり、「悪の組織」と闘って欲しいものです。「ショッカー」=「東電」に比べたら、やくざなんてカワイイもんでしょ?やくざが暴れたってプルトニウムを撒き散らすワケじゃなし、名古屋市中心から、半径20km以内に人が住めなくなる事態にもなりません。

 何より、やくざは一目で「それ」と分かるのに比べ、放射能は目に見えないので、逃げようにもどこへ・・・どこまで逃げたらイイのかさえ、自分では判断がつきかねます。・・・よね?

 で、東電が電気代を値上げするぞと、計画停電をするぞと、罪の無い庶民を脅し、それを政府が行政指導出来ないのなら、せめて「発電の自由化」を即時立法して下さいな。

 ワタシたちが「買い物」をする場合、通常、何件かのお店を回り、自分の予算とか、購入しようとする「商品」を比較して、最終的に「自分の判断」で商品を購入しますよね?なぜなら、それが・・・

市場経済

・・・というものだからです。然るに、「電気」はどうなんですかね?え?市場経済から逸脱しているんじゃないんですか?これは全くもって「不健全」だとワタシは思うワケですが、御高名の「経済学者」の皆様のご意見をお伺いしたいものです。

 今まで一人くらいは、「電気」という「商品」にまつわる「異常な市場」について、言及した学者の方はいらしたんですかね?

 とにかく、いままで「電気市場」が異常であったのは事実です。エネルギー政策として、「電気市場」を保護する名目もあったのかも知れませんが、例えば海外資本が日本の「電気市場」に参入して来たとして、何の不都合があるんですかね?海外資本に日本のエネルギー市場が牛耳られる・・・とか?

 それこそ、「電気」が独占的な市場であれば、海外資本に乗っ取られる可能性も高いでしょうよ。現在の東電のように、一方的に電気代を値上げしたり、勝手に停電したり、好き放題な振る舞いもするかも知れませんわな。
 
 で、あればこそ、「電力自由化」、「発電の自由化」がそれら(独占支配)の危機に対処する手立てになります。庶民が自らの生存権、生活権を死守する最後の砦にもなります。そしてそれは、日本国内を混乱から守るための「リスク管理」の上でも有効でしょう。


<転載>

磁力抵抗「ゼロ」の発電機 草津の男性が発明

 滋賀県草津市の元建設請負業の男性が、発電機を回す時に生じる磁石の抵抗を大幅に軽減させる仕組みを発案し、解析した京都大准教授がこのほど学会で発表した。簡易な構造だが誰も試みなかった「コロンブスの卵」的発想で発電装置の簡略化が見込め、電気自動車や風力発電などへの応用に期待も高まっている。

 同市平井5丁目、平松敬司さん(72)の連式発電機。永久磁石を用いた発電機は磁石を円盤に並べて相対させ、軸を回転させることで電気を発生させる。しかし、磁石同士が引き合う力が働くため、回転が重くなることが「宿命」だった。

 平松さんは、4台以上の発電機を1本の軸でつなげ、各台の磁石の位置を軸から見て均等な角度でずらすことで、磁石が引き合う力を相殺させることを発案。モデルを試作したところ、発電機を増やすにつれ回転が軽くなることを確認した。国際特許を出願し、現在審査中だ。

 平松さんは民間の試験機関に依頼して解析したデータを基に昨秋、京都大の中村武恒准教授(電気工学)に相談。中村准教授がコンピューターで解析したところ、発電機を8台並べると磁力の抵抗がほぼゼロになることが分かった。このほど茨城県つくば市で開かれた春季低温工学・超電導学会で発表した。




 中村准教授によると、平松さんの発電機で生じる電気は波形がぶれず発熱ロスが少ないため、発電機の「弱点」ともいえる制御装置や廃熱装置が不要になることも見込める。低回転でも電気が取り出しやすいなど利点が多く、ハイブリッドカーや電気自動車の発電機をはじめ風力発電機などへの導入も期待される。すでに企業からの引き合いもあり、本格的な発電機を試作し、応用を検討する。

 中村准教授は「目からウロコの発想だが、どうして今まで誰も気づかなかったのか。多分野への広がりが期待できそうだ」と驚き、平松さんは「自転車の発電機の抵抗を軽くしようと思いついたのがきっかけ。素人の発想を聞いてもらえてありがたい」と、協力に感謝している。

 </転載>


 東電に対して、資本主義経済の社会では行政指導出来ないと言うのなら、それはそれでイイでしょうよ。しかし、資本主義経済は健全な市場があることが前提なんじゃないんですかね?であれば、自ずと「電力自由化」が、導き出される「答え」になるんじゃないかと、ワタシは思う次第ですが・・・。


でわっ!