2009年10月10日土曜日

視点・論点

なんてTV番組がNHKにありましたが、
(アレ?今もあるのか?)
問題に対しての「視点」が違えば、「論点」も変わるもの。
で、現在の世界状況をあらわす言葉として「グローバル」
という言葉が盛んに使われているワケですが、
この、「グローバル」という言葉もクセ者ですわな。

「人」「経済」「文化」「環境」、等など・・・
「グローバル」という言葉は様々な要素を包括?しているワケで、
それらを全てひっくるめてグローバルな問題として扱うと
収集がつかなくなる様に思う次第です。はい。

毎度繰り返しますが、インターネットの普及によって
かつてないほどフツーの人たち(ワタシも含む)でさえ、

「グローバルな意識」

を持ち得る時代に生きているのだと思うワケです。
ま、TVのニュースとか、新聞などももちろんですが、
ほとんど全ての日本人が、現在の日本国内の不況って
ある意味アメリカのせいだと認識しているワケですよね?
そして、世界的な金融システムの腐敗のせいだと。
さらには、世界中で同じような問題・不況が発生している・・・と。

で、その中で一番被害をこうむっているのは
資本家やら、投資家やら、金融業者とかじゃなくて、
世界中のフツーに暮らす人たちなワケでしょ?
んで、「同病相哀れむ」じゃないけれど、お互いの苦境を
ある程度、分かりあえるワケですよね?
世界中のフツーの人たちが・・・不況のおかげで、

同じ人間なら分かるだろう?

・・・と。

ま、それはそれで、飛躍的な「意識の進歩」だと
ワタシ的には思うワケです。はい。

で、これからですが、この「共有意識」をどう具体化するのか?
フツーに暮らす、フツーの人たちが、フツーに生きていける
ある種の、「共棲体」的な世界を今後は目指すのか?
それとも旧来然とした、経済発展に重きを置く資本主義を
このまま維持し続けるのか?

我慢することでの進歩

という、「進歩の選択肢」の補足説明をかねて、
「グローバル」というあやふや?な言葉を
「グローバルな意識」という「視点」で据えてみたワケですが、
やっぱり分かり難かったですかね?説明が下手すぎて・・・orz

はやい話が、単に「グローバル」だの、「グローバル化」だの、
水戸黄門様の印籠よろしく振りかざす連中って、ワタシ的には

ナンダカナぁwww?

というのが正直な感想なワケでして・・・。


でわっ!