2009年4月23日木曜日

進歩か、後退か 15

いやwww!ガンダム00(ダブルオー)終わりましたねwww!
にしても、アニメでこれだけの世界観を表現した
製作者のみなさんには、心から敬意を表す次第です。はい。
ただ、「セツナ」および「ソレスタルビーイング」の、
「武力介入」というやり方には賛同できませんが・・・

もちろん、「イノベイター」による支配とやらも
まっぴら御免被りたいのは言うまでもありません。

ま、ガンダム00(ダブルオー)が、「世界」とか「未来」について、
子供たちにも考えるキッカケを与えることができたなら、
それだけでも良かったんじゃないかと思います。

で、〆としては「分かり合う」ことで「未来」を築こうとゆう
ヒジョwwwに、道徳的?な結論なのですが、
ここでまた、「バカの壁」が見えてくるワケです。ワタシ。

「分かりあう」という努力は確かに大切なのですが、
その為には「話し合う」とゆう行為が、

前段階としてあるワケですよね?
この、「話し合い」とゆうのが、曲者なんじゃないでしょうか?
なぜなら、「話し合い」で物事がスムーズに解決する状況って、

「双方が対等な立場」

にあってこその様にワタシには思えるからです。はい。
圧倒的に力関係に差がある場合、
「対等な話し合い」なんて成立するんでしょうかね?
ワタシには、そうは思えないんですけど・・・
(実社会での経験に照らしても・・・)

「リボンズ・アルマーク」がね?人類を「家畜」と見ている様に、
この世界には、「人種差別」やら、「宗教差別」やら、諸々の差別が
厳然と存在している事実に、どう向き合うのか?
「富める者」「貧しき者」の間にある「溝」をどう埋めるのか?
先ずそのあたりをクリヤーしないと、「対等な話し合い」なんて
望みうるべきも無く、「分かり合う」という境地にも至れないのでわ?
(「分かった気がする」境地にはすぐ辿り着けるでしょうが・・・)

「話し合い」というか、「交渉」をするための「土俵」
どこに据えるのか?という、

「話し合い」以前の「話し合い」無くしては
「話し合い」を始めることすら出来ないのでわ?

だからといって・・・・

「えぇい面倒くさい!革命ダwww!」

と、いうのも短絡的、かつ乱暴なハナシなので、
ここはまあ、じっくり、辛抱強く「話し合い」をするしかない。
それしかないのでしょうな。

「世界の富の90%は、10%の人たちの掌のなかにある。」

・・・世界の総人口が約65億人として、
10%で6億5千万人。残りが58億5千万人。
簡単なハナシ、58億5千万人が、6億5千万人に対して
「NO!」と、言ってしまえば済むハナシなんでしょうが、
「NO!」と言う、「意思統一」が図れるか否かは、

58億5千万人次第
(ワタシも含む)

してみると、「セツナ」の言う人類の「変革」
ワタシなりに勝手に解釈するならば、

「みんな、もっと我慢強くなろうよ。」

と、ゆう事でよろしいんじゃないでしょうか?
誰もが今、この瞬間から実行できることが
人類の「変革」の第一歩だとしたら、
58億5千万人の「意思統一(分かり合う)」の礎だとしたら・・・
「進歩」するって、案外、「簡単な事の積み重ね」ですかね?

過去において、ワタシたちにとっての「進歩」とは、
「便利な暮らし」の享受。つまり、

「我慢からの解放」

と言えるのではないでしょうか?しかし、

「我慢」をすることでの「進歩」

という選択肢も、「進歩」のありかたとして
考えなければならない時代にあるのかも知れません。
ま、それはそれで、鉄砲かついで戦場に行かなくて済むのなら、
アア、メデタシ、メデタシ。 ・・・と、いうことで。


でわっ!