2012年2月12日日曜日
まずは人道的支援を
昨年の「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。
今後も、必ず世界のどこかで紛争は発生する。
・・・のであれば、紛争は「人災」というよりも、地震や台風のように、必ず起こる「災害」として「覚悟」を決めておく。といった考え方もあります。
で、地震が発生した際に、地震の原因のみをアレコレ論じるのはバカげています。何よりも先ず「被災者」の救助、救援が求められますよね?
シリア情勢 この一週間を振り返って
アンドレイ スミルノフ 12.02.2012, 14:25
シリア及び関係諸国?の情報が、時間が経つに連れネット上に現れ始めていますが、もし「シリア非難決議案」がスンナリ通過していたら、こういった情報も知られること無く、リビアのようになっていたかも知れません。
今は「内乱」の調停よりも、被害を被っているホムスの人たちや、その他の地域の人たちへの「人道的支援」が急務です。国際社会とアサド政権は何よりも先ず、紛争地域の住民の一時避難先の確保と、医療、食糧、住居などの人道的支援を最優先に取り組む必要があります。
紛争、戦争を「災害」という観点から見れば、「被災者」を救う「人道的支援」が・・・東日本大震災の際に世界中が見せてくれたような「人道的支援」の体制の構築が、大至急に必要かと思われます。
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サウジ王子が終身刑
ま、得意の妄想を働かせるならば、所謂「王族」とやらは、身内を大切にするのでしょう。身内の結束が固いが故に、支配が磐石であるワケですから。
で、出来の悪い身内であっても、「王族」である限り見捨てるなんてトンデモない。ましてや王様の孫なワケで。そうなると、「身内を助ける為には何でもしましょう。」・・・となるのかも?
つまり見方によっては、イギリスはサウジアラビアの弱みを握ったとも言えるワケです(妄想的には)。
その点日本では、武家社会においても「お家」を大切にしますが、「家系」を継ぐ最優先条件は「資質」であり、出来の悪い身内は、例え血が繋がっていようと「廃嫡」され、外部から「養子」を迎える場合もあります。
これは「組織」に対する考え方の違いでしょう。武家社会における「お家」が残すべきは「名」であり、「血」ではなかったと言えます。
「名」を残すとは一種の保険であり、「血」の繋がりという、ある面では脆弱な繋がりを越え、「お家」という、より拡がりのある集団を維持する事で、その構成員を含めた全体の生存確率を、より高める道を選んだとも考えられます。
なので、血の繋がりを重視する心情は、「家族」単位としては充分に理解出来るのですが、指導者とか支配階級としては、「私情」に流され、正しい判断を見失ってしまわなイカ?とも思うワケです。
ところで、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の関係は、大雑把に言えば、本来兄弟のような関係です。
で、キリスト教がカソリックとプロテスタントに分かれたように、イスラム教もキリスト教以上?に宗派が分かれ、部外者には何が何だか分からない状態で、宗派間の抗争なども嘗ての北アイルランドにおけるIRA抗争のように、シンプルなものではありません。
したがって中東地域における紛争は、イスラム教宗派間の対立とか、社会的なイデオロギーの対立とか、ベドウィン各首長間の利害関係とか、あまりに多くの要素が複雑に絡み合っているので、外部からそう易々と介入するのはどうか?・・・と、思う次第です。
シリア問題に対するロシア外務省の姿勢
11.02.2012, 16:39
人権ガmmm!とか、民主主義ガmmm!とか、外部の価値観を無理やり持ち込んだトコロで、スンナリ丸く収まるとは到底思えません。結局のところ、「当事者が決める」のが一番イイのです。その結果「独裁者」を選んだとしても、民衆が自らの意志で選んだのであれば、「立派な民主主義」です。
つまり、「民主主義」とは政治形態のひとつ・・・国民に主権があり、その選択に従うというというコトなのですから。
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日本国憲法前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。
これは人類普遍の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。
われら(日本国民)は、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。
われら(日本国民)は、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。
われら(日本国民)は、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われら(日本国民)は、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
(1946年11月3日公布)
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人間ナメんなよ!
でわっ!