2012年10月2日火曜日
10.2 緊急!自民党本部前抗議
10.2 緊急!自民党本部前抗議
<転載>
9月26日、自民党総裁選の投開票が行われ、安倍晋三元首相が総裁に選出されました。
さらに、安倍新総裁は28日、党役員人事で、副総裁に高村正彦氏、総務会長に細田博之氏、政調会長には甘利明氏を内定しました。
安倍新総裁は、総理在職時、巨大地震による原発事故の危険に関する国会質問に対し、「非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない。」と回答し、福島第一原発事故の原因を作った主犯格の1人です。
そして、そもそも今回の総裁選に立候補した、安倍晋三氏、石破茂氏、町村信孝氏、石原伸晃氏、林芳正氏は、いくつかのテレビ番組で、「2030年代に原発ゼロ」どころか、「最終的には『原発ゼロ』」にすら反対の姿勢を示しています。
それもそのはず、自民党は、党の政治資金団体本部の2009年分政治資金収支報告書で、個人献金額の7割を各電力会社の当時の役員やOBらから受け、当時の役員の9割から献金を受けていたことが発覚しています。
また、東京電力が電力業界での重要度を査定し、パーティー券を購入し厚遇していた国会議員計10人の中には、甘利明氏、石破茂氏、石原伸晃氏、麻生太郎氏、大島理森氏の5人の自民党議員が名前を連ねていました。
さらに、甘利明氏にいたっては、かねてより経産省にパイプを持ち、原発推進派の中でも強硬派とされている人物です。
そんな甘利氏が政調会長に内定したことにより、仮に次の選挙で自民党が政権復帰すれば、間違いなく強硬な原発推進に向かうと見られます。
この体たらくでは、自民党は原発と手を切ることができない政党と言わざるを得ません。
自民党は、政権与党時代、過去50年以上にわたり、原発を推進し、現在ある原発の50基すべてを生み出しました。
そして、前述の通り、必要な安全対策もなされないまま、福島の事故の原因が作られたのも、まさに自民党政権下だったのです。
しかし、今の自民党に、そうした過去の歴史への反省が見えるでしょうか?
毎週の官邸前をはじめとする全国で100の地域を超える抗議行動やパブリックコメントなどで、「原発ゼロ」を望む声が世論であるということが既にはっきりと証明されています。
ところが、今の自民党は、その声を無視し半永久的な原発存続に邁進しようとしているのではないでしょうか?
首都圏反原発連合は、こうした過去の反省なきまま、民意を軽んじている自民党に対して、10月2日(火)、自民党本部前にて抗議行動を行います。
できる限り多くの方々にご参集いただき、長年与党として原発を推進し、事故の原因を生み出した責任と、現在の最大野党としての姿勢を問い質す万単位の激烈な猛抗議をしかけましょう!
どうぞ宜しくお願いします。
【日時】10/2(火)18:00~20:00 予定
【場所】自民党本部前(東京メトロ有楽町線/半蔵門線/南北線・永田町駅3番出口から徒歩1分)
【呼びかけ】首都圏反原発連合
</転載>
ま、ジッサイは、津波が来る前に地震で配管がヤラレちゃっていたんですケドねw。その事実をマスコミぐるみでひた隠しし続ける目的は何か?思うに、「津波のせい」にしておけば原子力発電所の構造的な欠陥=地震に対する脆弱性を誤魔化せるワケですよ。
で、津波が事故原因であるとしておけば、防波堤を高くすることで事故は未然に防げるという論理に持って行き、原子力発電の継続を図ることができると考えたのでしょう。
が、地震の最初の一撃でヤラレちゃっていたワケですよ、ジッサイは。防波堤が云々・・・などは、
全くの詭弁
に過ぎません。そしてそれは日本に限った話ではないワケで、世界中の原発が地震に弱いということでもあるのです。あの、「チェルノブイリ」の事故にしても、作業員の運転ミスなどではなく、地震によりヤラレてしまったことが報告されているワケです。
そして、地球全体の地殻活動が活発な時期に入りつつある現在、福島の事故によって原発の危険性を身をもって知り、国内の原発のほとんどが運転停止状態にある日本は、
ある意味では幸運である。
・・・とも言えます。
これが、福島第一原発の事故が大事に至らず、東京電力と政府との間で内密に処理されていたら、以前と同じように原発が稼動され、今回の事故とは比べ物にならないような被害が発生するであろうことは、もう、誰にでも想像ができます。福島県民の避難どころか、日本国民総避難という事態に至るのは必定ですが、さて?どこに逃げるというんですかね?
石原東京都知事は東日本大震災を「天罰」と言ったそうですが、尖閣諸島の件にしても「口の軽い人間」であることの証明であり、「口が軽い」=「オツムが軽い」という証明でもあるワケです。
ワタシからすれば、多くの人々の犠牲を伴なった悲しい災害ではありましたが、「天佑」とも看て取れます。
原発はもう止めておけ。
・・・という、「大きな意志」の警告ようにも受け取れます。ワタシ自身は「無宗教」ですが、「無神論」というワケではありません。「スピノザと反原発」で触れたように、「大きなシステム」の内にこの宇宙の存在があり、その「大きなシステム」の存在理由を現代科学が説明し得ず、「在るものは在る。」としか言えないのであれば、それを「神」と仮定することに吝かではありません。
つまり、「大きなシステム」に調和できないが故に、「原発はもう止めろ」というフィードバックが働き、たまたま今回、福島での大事故に至ったワケですが、これはあくまでも「メッセージ」に過ぎず、それをどう受け止めるかはワタシたち次第だというワケです。
このまま原発を推進するのも自由であり、その結果として日本が、世界が、地球が滅亡しようと、「大きなシステム」からすれば、「宇宙の片隅で起きた些細な事象」に過ぎず、水面に浮かぶ浮き草が、上流から下流へと流れて行くに等しいものでしかないワケです。
平家物語 「祇園精舎」
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。
奢れる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。
遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高・漢の王莽・梁の周伊・唐の禄山、
是等は皆旧主先皇の政にも従はず、楽みをきはめ、
諌をも思ひいれず、天下の乱れむ事をさとらずして、
民間の愁る所を知らざッしかば、久しからずして、亡じにし者ども也。
近く本朝をうかがふに、承平の将門・天慶の純友・康和の義親・平治の信頼、
此等は奢れる心もたけき事も、皆とりどりにこそありしかども、
まぢかくは六波羅の入道前太政大臣平朝臣清盛公と申し人のありさま、
伝えうけ給はるこそ、心も詞も及ばれね。
其先祖を尋ぬれば、桓武天皇第五の皇子、一品式部卿葛原親王、
九代の後胤讃岐守正盛が孫、刑部卿忠盛朝臣の嫡男なり。
彼親王の御子高視の王、無官無位にして失せ給ぬ。
其御子高望の王の時、始て平の姓を給ッて、上総介になり給しより、
忽ちに王氏を出て人臣につらなる。
其子鎮守府将軍義茂、後には国香と改む。
国香より正盛にいたる迄六代は、諸国の受領たりしかども、
殿上の仙籍をばいまだゆるされず。
人間ナメんなよ!
でわっ!