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2013年8月20日火曜日

階級と闘争と個人革命

  
 チョッと前の記事ですが、「WIRED」に興味深い記事があったので転載します。


「戦いは人間の本質ではなかった」:研究結果
2013.7.25 THU

人間のなかにある好戦的な気質が、実は比較的新しいものだと示唆する新たな研究結果が発表された。ふたりの文化人類学者は、人間における集団による暴力は異常なことであり、暴力が人間の本質に関わるとは言いがたいとしている。

TEXT BY BRANDON KEIM
PHOTO BY DOUGLAS FRY
TRANSLATION BY WATARU NAKAMURA

WIRED NEWS (US)


人類は実に長い間、激しい暴力の歴史を積み重ねてきた。戦争が人間の本質に根ざすものと考えるのは容易いことだ。しかし、人間のなかにあるそんな好戦的な気質が、実は比較的新しいものであると示唆する新たな研究結果が発表された。

この研究は、有史以前の狩猟採集社会における人間の生活に関するもので、その結果によれば、当時から人間に暴力的な面はあったものの、人が人を殺すことは激しい怒りや個人同士の確執の結果として生じたものがほとんどで、集団同士の争いから生じたものではなかったという。

文化人類学者のダグラス・フライとパトリック・ソダーバーグは、この発見について「人間が自らと異なる集団の構成員を抹殺するために徒党を組む傾向がある」という考えを否定するものと述べている。両氏の論文は米国時間18日付のScience誌最新号に掲載されている。

「ほとんどの人が戦争は古代から存在し、人間の本質に関わるものと考えている」とフライ氏は話す。「そして、そんな認識が現代社会においても大きな影響力をもっている」(フライ氏)

フライ氏とソダーバーグ氏は、考古学の記録上で人間が金属器を利用し始めた1万年ほど前から、石器の利用の始まった250万年前までの期間を対象に研究を行った。人類学では、この時期に人間の気質が形成されたと考えられており、また現在の人間への進化過程におけるさまざまな気質的要素が入り交じった時期であったとされている。

チンパンジーの争いに関する研究や、有史以前の人間の暴力を示すさまざまな考古学的証拠に基づく視点では、集団間の暴力は常に存在しており、人間の本質を映し出すものとみなされてきた。

しかし、フライ氏を含む研究者らはこうした見方が、不当にネガティヴな「科学における一種の原罪(a sort of scientific version of original sin)」であると考えているという。彼らは、人間における集団による暴力は異常なことなのであって、暴力が人間の本質に関わるとは言いがたいとしている。フライ氏も2007年の著書「Beyond War: The Human Potential for Peace」のなかで、有史以前の戦争については考古学的証拠がしばしば誤って解釈されており、狩猟採集社会の暴力についても誇張されていると記している。

フライ氏によれば、ほとんどの狩猟採集社会において殺人はまれなものだったという。また考古学的な記録の上でも、集団間の暴力は、より巨大かつ複雑で階層化が進んだ比較的現代に近い時代まで、一般的なものではなかったという。



※この翻訳は抄訳です。


 つまり、人間が本来持つ闘争本能はあくまでも個人的な本能であり、集団的闘争というものは、社会(集団)に階層が形成されるまでは非常に稀であった・・・という、レポートなワケです。

 人間の脳の階層については過去何度も述べましたが、「犬猫脳」の段階までは人間も、極私的な目的の場合にのみ、「暴力」を発動させていたワケです。



 その上層に位置する「大脳新皮質」・・・所謂「人間脳」が発達することで、私的目的以外に「暴力」を発動するようになるワケですが、一番いい例がナチスによるホロコーストです。

 「人種差別」は、全くの「知的判断」に基づくものであり、私的にも、公的にも、直接危害を加えられたワケでもないのに、「アーリア人」の方が「ユダヤ人」より優れているという「人種の階層」の思想によって、多くの「人間」を殺したワケです。


同じ人間だろ?


 「バカの壁」の究極のテーマなワケですが、「バカの壁」とは即ち、上記の研究リポートで言われている「階層」の仕切り板・・・とも言えます。「壁」というと水平方向のみ考えがちですが、


「垂直方向の壁」も存在する。


・・・ということです。

 イギリスの場合、現代においても「社会階級」が厳然と存在することがよく指摘されますが、「階級制度」が確立された社会こそが、「暴力」を生み出し易い・・・と、この「WIRED」の記事は示唆しており、それを鑑みれば、「大英帝国」による「植民地政策」の本質が見えてきます。

 イギリスに限らず、欧州のすべての王国が「植民地政策」を実施したワケですが、その心は、王制=社会階級制度を確立した彼の国々は「暴力的」であった・・・というコトです。

 ではなぜ?「社会階級制度」を持つ国々が「暴力的」になるのかといえば、「社会階級」という「利権」・・・を囲い込むことに、血道をあげるからに他なりません。

 つまり国内においての階級闘争の暴力性が、そのまま海外に向けられたのが「植民地政策」の本質だということです。ナンたって、「海賊」でさえ「貴族」になれる国ですから・・・イギリスわ。

 幸いにして日本国では、戦後制定された「日本国憲法」にて、「貴族」、「皇族」の類は特権を否定され、「天皇」にしても「象徴」としてのみ存在を認められ、「社会階級」は一切否定されています。

 したがって、「社会階級」が固定されているイギリスや他の欧州諸国に比べ、


非暴力的


・・・であると言えますが、TVなどによく姿を現す「どこぞの皇族、貴族の御曹司」だとか、「殿様の子孫」だとかは、「階級社会」を懐かしむ人たちが一定数存在することの表れなんでしょう。

 また、制度的な「階級社会」の後に、「自由主義経済」による「経済階級」が生じている事実もあります。「経済階級」とは、


利益の囲い込み


・・・であり、「より多くの利益」にありつこうとする、「人間の欲望が生み出すもの」・・・だと言えます。

 そうした欲望が暴力の発動を促すのであって、結果として、「欲望」をコントロールできない「未熟な脳」の人間ほど上昇志向・・・経済階級の上部を目指す傾向があるというコトです。

 この「囲い込み」は、ありとあらゆる局面に存在します。「経済分野」、「情報分野」、「知的分野」、「医療分野」、「安全保障分野」・・・数え上げれば切が無い・・・というか、「職業、仕事」の数だけ「囲い込み」が存在すると言えます。

 端的な例で言えば、「電力業界」が頑なに「原子力発電」にこだわるのも、「囲い込み」の心理が働くからであり、政府、各省庁、官僚も、その「囲い込み」に加担している以上、歩調を合わせる立場にあるワケです。その「囲い込み」を、日本的に言うと・・・


村社会


・・・と、なるワケですが、「囲い込み」という観点からすれば、世界中に普遍的に存在する構造だと言えます。

 で、そうした「囲い込み」が世界に「閉塞感」をもたらし、「暴力」の温床になっていることに、近年、多くの人が気付き始めてはいるのですが、他人の「囲い込み」を非難するには、先ず、自らが自らの「囲い込み」をオープンにしなければ、その言葉に説得力は生まれない・・・と、いうことです。

 キビシイようですが、「反原発」の運動をしている各団体、各人にしても、自分の利益は「囲い込み」ながら、電力会社に一方的に「囲い込み」=「原子力発電」を止めろと抗議したところで、


それはフェアじゃないでしょ?


・・・という話にもなるワケですよ。

 そうした「囲い込み」を自ら解除する勇気、「囲い込み」などしなくても共存できる「オープンな社会」こそが、「反原発運動」の目指すヴィジョンとしても必要なワケであり、同時に、日本を含めた世界における「潮流」にならない限り・・・即ち、ひとりひとりが、自分の利益の「囲い込み」に腐心している限り、


何も変わらない


・・・と、いうことであり、そうした状況をブレークスルーしたいのであれば、


個人革命


・・・は避けては通れない・・・ということを、ズッと言い続けているワケですよ。はい。






人間ナメんなよ!


でわっ!
 

2013年7月14日日曜日

マルサスの壁

  
 前回の続き?になりますが、「国際金融カルテル」=「NWO派」だとすると、「人口削減計画」は世界の経済発展にとってはマイナス要因となるワケですから、「金融業を生業としている身」からすれば自己矛盾を生じることになりま。

 それでも尚、「ロックフェラー財団」などが「優生学」に基づく「人類の選別」=「人種の淘汰」を目論んでいるのだとしたら、彼らの最終目的は「お金」ではなく、ギリシャ時代より続く「優生思想」の実現にあると考えられます。


優生学

先駆としての古代ギリシア優生思想

 人種改良は、少なくともプラトンまで遡ることが可能である。彼は、人間の生殖活動は国家によって管理されるべきであると考えた、次のように記している。

「最も優れた男性は、意図して最も優れた女を妻に娶ったに違いない。そしてその反対に、最も劣った男性についても同じことが言える」-プラトン『国家』

 プラトンは選択法則に気付いて人々の心が傷つけられるのを防ぐために、偽りのくじ引きで(人為的)選択が行われるべきであると提案している。その他の古代の事例としては、虚弱な新生児を都市の外れに遺棄したスパルタの伝説的な慣行が上げられる。このスパルタの事例については、のちにエルンスト・ヘッケルも参照している。



初期の優生学のたどった道
2002年6月18日高橋徹記

偏狭な人間観

 また優生学は人間の性質や能力が生まれながら決まっているという考え方(生物的決定論)が前提に立ちます。そして、その上で人間の能力や性質を優れたものと劣ったものに評価しわけていきます。この考え方に立つと、人間の価値が生まれながら生物学的に決まっている事になります。優生学は科学の装いを取ることによって、この価値判断の陰に隠れている差別性を見抜く目を曇らせてしまいます。生存競争に打ち勝ったもの、社会的に優位を占めるものが「優れている」=「存在して良い」という価値判断をします。「人種」「民族」「障害者」「病弱者」など、社会的な弱者、少数者に対する差別が科学的に正当化されていく事になります。


 こうした「優生学」の理論的補完の役割を担ったのが、マルサスの「人口論」であり、ダーウィンの「自然選択説」になります。


貧困の出現

・・・このような事実から人口増の継続が、生活資源の継続的な不足をもたらし、したがって重大な貧困問題に直面することになる。なぜなら人口が多いために労働者は過剰供給となり、また食料品は過少供給となるからである。このような状況で結婚することや、家族を養うことは困難であるために人口増はここで停滞することになる。安い労働力で開墾事業などを進められることで、初めて食料品の供給量を徐々に増加することが可能となり、最初の人口と生活資源の均衡が回復されていく。社会ではこのような人口の原理に従った事件が反覆されていることは、注意深く研究すれば疑いようがないことが分かるとマルサスは述べている。・・・



ダーウィンの進化論

自然選択説

 生物の進化は、すべての生物は変異を持ち、変異のうちの一部は親から子へ伝えられ、その変異の中には生存と繁殖に有利さをもたらす物があると考えた。そして限られた資源を生物個体同士が争い、存在し続けるための努力を繰り返すことによって起こる自然選択によって引き起こされると考えた。


 マルサスの「人口論」にダーウィンは「自然選択説」のヒントを得たらしいのですが、簡単に言うと「足し算」と「引き算」の話であり、「生産手段」を待たない野生動物に限った話であれば、そうした数式の中の「固定されたパラメータ」でしかないのですが、どっこい人間は、「変化するパラメータ」であり、当然数式の答えも、予測不能な変化をします。

 したがって、そうした事実を見落としているマルサスとダーウィンの理論は、


破綻している


・・・と言えます。

 「自然の法則」という、誰もが陥りやすい「暗黙の合意」を装いながら、「優れた者たち」だけは常に優位な環境を手に入れられる・・・という、


自己中心的な理論


・・・を構築しているだけに過ぎません。





 「自然の法則」を前提とするのであれば、「優れている」とは身体能力の優劣に他なりません。ひとつの「種」においてその頂点に君臨するには、「最も強い」・・・ということのみが条件であり、であれば、人類を「優生学的」に見るならば、オリンピックの金メダリストこそが身体能力において最も優れており、「金持ちである」・・・というのは、「優生学」とは別の「社会学」に属する問題です。「国際金融カルテル」=「NWO派」が「優生学」に基づく「人口削減」を計画しているのだとしたら、


トンだお門違いである!


・・・と、言う他はありません。


 然しながら、マルサスの言うところの「労働者が過剰供給になる」・・・には、ワタシも「別な視点」から賛同する次第です。と、いうか、文明の進歩は必然的にそこに向かわざるを得ないでしょう。

 従来労働者によって行われていた「3K」の仕事が、産業ロボットによって無人化されるようになったら、それは


いい事ですか?悪いことですか?


 仕事が無人化されるということは、その分の労働者が不要になり「失業者」を生み出す結果となるワケですが、では?誰が進んで「3K」の職場を望むでしょうか?誰もいません。「収入」を得るために、嫌々ながら就労せざるを得ない状況があるだけであり、それでは、


ハッキリ言って奴隷と変わりません。


 その他にも、人口増加分を埋め合わせる食料を確保するために、「安い労働力」が必要である・・・と、マルサスは説きますが、この「安い労働力」とは、企業の利益を前提とした考えであり、増加する人口と食糧生産量のバランスだけを考えれば、産業ロボットによって「3K」の仕事から解放された「余剰労働力」に、不足しがちな食糧の増産を担ってもらえば解決する問題であり、新規に「安い労働力」を補填する必要はありません。

 先ずは国民(政府)の合意による食糧生産の基盤固めが必要であり、そのためには、新規に食糧生産に就労する労働者への初期段階での補助なり、就労環境の整備が必要となります。

 このことは食糧の分野に限らず、仕事、職業のあらゆる分野において「労働力の流動性」を促進する労働環境の整備が求められます。

 即ち、「文明の進歩」に伴う「産業構造の変化」は不可避であり、同時に「産業構造の変化」に対応可能な「労働力の流動性」も考慮に入れておかなければ、ただただ「失業者」を生み出すだけの社会になってしまうというコトです。

 そして、本来であれば「新しい仕事」を手に入れるチャンスがあるにも関わらず、家庭でも、社会でも、「厄介者」のように扱われ、「自由経済主義者」=「競争原理主義者」=「優生学派」=「NWO派」の目指すところの


人口削減計画


・・・に、いつの間にか組み込まれてしまいそうな勢いなワケですよ。

 現状の日本からすれば、「TPP」などは正に「競争原理」に基づくものであり、「原発」は食糧生産にとっては排除しなければならない「危険因子」であるということです。

 現状の世界情勢からしても、「自由経済主義」が幅を利かせているこの世界は、


マルサスの壁


・・・に、取り囲まれた状態にあると看做すこともできるワケです。





人間ナメんなよ!


でわっ!
 

2012年12月14日金曜日

人間賛歌

             
 「マスコミに載らない海外記事」さんのトコロで紹介されていた動画で、「好きになった」というブログからの転載になります。

 英国のBSE・・・もとい、BBC放送が製作したドキュメンタリーで、「洗脳」=「大衆操作」というものに真正面から取り組んだ、貴重な映像資料と言えるでしょう。

 ただし、このドキュメンタリーすらも「洗脳」の一環である・・・と、疑い出せば切りが無いワケですが、ソコはそれ、所謂「メディアリテラシー」ってヤツですよ。

 昔と・・・それこそホンの10年前と比べても、大衆向けメディアの流す二次的情報のソースである一次的情報に、誰もが直接アクセス可能な時代にあるワケですよ、現代は。

 つまり、疑問に思ったら「自分から情報を取りに行く」というのが、正しい?「メディアリテラシー」の在り方と言えるでしょうし、「新世界」では、そうした情報の在り方が当たり前となり、「デジタルデバイド」などという言葉は「死語」となるでしょう。


「自我の世紀(1)」




「自我の世紀(2)」




「自我の世紀(3)」




 で、ワタシが思うに、フロイトが発見した「無意識」とは、「犬猫レベル」の意識層であり、その基礎となる「恐竜レベル」までは推察していなかったのではないか?と。

 


 医者ではないのでアレですが、所謂「脳死」という状態は、かろうじて「恐竜レベル」の脳・・・と、呼べるのかどうか定かではありませんが、「生命維持」のための最小限の機能だけが残された状態であり、その上に、「生命維持」をより快適にするために「犬猫レベル」の脳が追加され、さらに、「社会生活」を営む上で必要となる「理性(人間性)」が追加された・・・。

 と、いうのが、現在のワタシの個人的な見解であり、したがって、「無意識」とは得体の知れない「ブラックボックス」ではなく、三層構造の脳の機能による働きであり、人間の精神活動とは、それぞれの「脳」が織り成す「ハーモニー」であると考えることができます。

 斯様に人間存在を捉え直して見ると、「洗脳」などという「まやかし」が入り込む余地はなくなるワケで、だからこそ、


人間は人間を知る必要がある!


 ・・・と、バカの一つ覚えのように繰り返しているワケであり、それを成し遂げるのが、


人間回帰


・・・であり、


個人革命


・・・であると、言い続けているワケですよ。


筋は通ってるでしょ?




人間ナメんなよ!


でわっ!
  

2012年5月20日日曜日

最近、宇宙が騒がしい。


 先日の北朝鮮の人工衛星打ち上げ騒ぎはアレとして、「スーパームーン騒ぎ」だとか、「太陽のスーパーフレア騒ぎ」だとか、同じく、「太陽の4磁極化騒ぎ」だとか、日本のH2Aロケットの打ち上げ成功だとか、アメリカの民間企業のロケット打ち上げの「失敗?」だとか、「カブ」が、54年ぶりにモデルチェンジされたとか・・・。

 ま、「カブ」の話は宇宙とは関係ありませんが、「HONDA」としては、宇宙ステーションでの作業に必要となる「ロボットアーム」の技術を持っているワケでして、そんなこんなで・・・


最近、宇宙が騒がしいゾ?


と、思う今日この頃です。はい。


<転載>

記事入力 : 2012/05/19 11:51
アリラン3号、日本のH2Aで「格安」打ち上げ

アリラン3号衛星の打ち上げに成功
世界で4番目にサブメートル級解像度の衛星を保有する国に
午前にアリラン2号、午後には3号が韓半島を撮影
今年7月には夜間の偵察が可能な5号を打ち上げ

 韓国初のサブメートル級地球観測衛星「アリラン3号」が、18日午前1時39分に鹿児島県種子島から打ち上げられ、軌道投入に成功した。サブメートル級衛星とは、1メートル未満の物体を識別できる精密な衛星のことを指す。

(中略)

 アリラン3号が日本のH2Aロケットを打ち上げ手段に選択したのは、日本が格安の打ち上げ費用を提示したからだ。衛星打ち上げ市場に初めて参入した日本は、アリラン3号の打ち上げロケット選定をめぐってロシアと競争し、100億ウォン以上も安い発射費用(193億ウォン=約13億円)を提示した。

(中略)

■衛星の解像度


 衛星のカメラが地上の物体をどれだけ精密に把握できるかを表す尺度。解像度1メートルとは、縦横1メートルの物体が衛星写真で1ピクセルとして現れることを意味する。本格的な偵察・情報衛星とされるサブメートル級は、1メートル四方よりも小さな物体を識別できるという意味だ。米国の軍事衛星「キーホール(Kye Hole)」は、0.15メートルという超精密解像度を誇る。

李吉星(イ・ギルソン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

</転載>


 日本のH2Aロケットの商用打ち上げ成功は喜ばしい限りですが、宇宙開発では先行しているハズのアメリカでロケットの打ち上げをミスるなんて、何か?腑に落ちないですなあ。打ち上げを妨害する「何らかの勢力」でも働いているのか?・・・と、「ゴルゴ13」みたいに勘ぐってもみたくなります。


<転載>

無人宇宙船打ち上げを直前に中止 米ベンチャーのドラゴン
2012年5月19日 19時11分


 【ケープカナベラル(米フロリダ州)共同】米宇宙ベンチャー「スペースX」は19日未明(日本時間同日夕)、民間企業の宇宙船としては初めて国際宇宙ステーションへのドッキングを目指す無人補給機ドラゴンの打ち上げを直前に中止した。


 自社のファルコン9ロケットのエンジンに点火する作業に入った直後に中断した。同社はトラブルの原因を調べている。


 米政府はスペースシャトルの引退後、ステーションへの人や物資の輸送を民間に委ねる方針を決めており、一連の試験飛行に成功して、宇宙への商業輸送新時代を切り開くかが注目されていた。

</転載>


 まwナンだ?この「スペースX」という、「ベンチャー企業」の実体が気になりますなあ。大体、いちベンチャー企業が参加できるレベルなんですかね?宇宙開発ですよ?宇宙開発!莫大な費用が掛かるワケですが、その資金源は何なのよ?誰なのよ?・・・と。

 それはそれとして近年、ウソか?マコトか?「二ビル」という天体の存在がネット上に散見されますが、その関連動画を2点ばかりご紹介します。ひとつは南極に在るアメリカのヴィクトリア基地付近にて撮影されたらしい「二ビル」の映像。もうひとつはリンクのみですが、動画のコメントによれば「2010年の末頃、科学者たちは既に「二ビル」を発見していた。」というものです。


Nibiru visible in Antarctica February 27, 2012




Planet X, Nibiru DISCOVERED


 動画を鵜呑みにするワケではありませんが、もし「二ビル」が存在しているとしたら、「隠す理由」は何なんですかね?「スーパームーン」のときに、月の引力が潮の満ち干きの原因というのは、太陽の引力の強さから考えて整合が取れないように思えると述べたワケですが、それが「二ビル」の影響だとしたら?

 つい先日も、南米のチリに在る天文台の日本人所長が強盗に命を奪われる事件がありましたが、アレって・・・。ま、考えすぎですかね?


<転載>

チリ警察 森田教授殺害で男逮捕
2012年5月11日 夕刊

<前略>

 警察によると、逮捕されたのは、クリストフェル・キハダ容疑者。十日午後二時すぎ、森田教授が殺害された自宅アパート近くの繁華街を一人で歩いているところを拘束された。国外への逃亡資金を引き出すため、銀行へ行く途中だった。

<後略>

</転載>


 でもって、「二ビル」が、太陽の引力以上に地球に対して強い影響を及ぼしているとしたら、先の疑問の答えのひとつになり得ます。また、「太陽フレア」の影響で?北朝鮮に在る「白頭山」が噴火しそうだというニュースを見かけましたが、カムチャッカの火山群も、現在活動が活発になっているようです。



<転載>

カムチャッカ 火山活動 危険な状況に
14.05.2012, 10:16


ロシア極東カムチャッカ半島にあるシヴェルチ火山が噴火し、海抜1万2千9百メートルの高さまで一連の噴煙を吹き上げた。インターファクスが、ロシア科学アカデミー地球物理学部カムチャッカ支部の情報として伝えた。

シヴェルチ火山の噴煙の状況は、航空機の安全に極めて大きな脅威を与えている。火山灰が航空機のメカニズムを狂わせ、事故を誘発する危険があるからだ。そのため、カムチャッカ上空のすべての飛行ルートを、火山活動ゾーンから離すよう警告が出された。

シヴェルチ山の火山活動度は現在、通常のレベル以上となっている。山の斜面からは、熱せられた溶岩が流れ出し、火口では、かなり異常な温度上昇が記録されている。

一方、周辺住民への危険被害は、今のところ報告されていない。

インターファクス

</転載>


 さらには、そういった火山活動や地震・・・謂わば地球の地殻活動の「トリガー」として、「宇宙線」の影響の研究が進みつつあり、してみると「宇宙と地球」って、結構深い関係なんだなw・・・と。

 
地球温暖化CO2犯人説のウソ 5/8




 今年はまだまだ「イベント」が盛り沢山な気配ですなw。平常心、平常心・・・。


で?「原発」どうすんの?



人間ナメんなよ!


でわっ!

2012年5月8日火曜日

1:177

    
 子供の頃からね?学校で教わったり・・・NHKの教育番組で見たり・・・確か・・・無着センセイもラジオでそう言ってたので、全く疑問を抱かなかったワケです。


潮の満ち干きは、月の引力の影響


だという「常識」を・・・。しかし、この歳になって・・・


本当か?


という疑問が、ムクムクと頭をもたげてきちゃいました。

 それもこれも、この前計算した月と太陽の「引力」を比較すると、太陽の引力の方が、月の引力より、177倍も強いという計算結果にあります。勿論、ワタシの計算が正しいという前提ですが・・・。


 月が潮の満ち干きをおこす理屈は、月の引力が「海水を引き寄せるから」というものです。が、ちょっと待ってくださいよ?太陽の引力の方が、ゼンゼン強いじゃないですか!引力が海水を引き寄せるというのなら、太陽がガッツリ引き寄せてますがなw。

 177倍もある太陽の引力に打ち勝って、月が自分の方に海水を引き寄せると?


シンジラレナイw!


・・・というワケで、すっかり「月の引力による潮の満ち干き説」に懐疑的になってなってしまったワケですが、ジッサイ、「潮の満ち干き」は自然現象として観測されるワケだし、それが月の動きとリンクしているのもまた、観測的事実です。

 しかしだからといって、すぐに月と結びつけてイイのか?とも思うワケで、例えば太陽よりも強い引力を及ぼす天体が、月とは正反対の位置に存在していたとしたら?しかもその天体が、観測することの出来ない次元に存在していたとしたら?


 荒唐無稽な話のように思えるでしょうが、「ひも理論」の世界ではあり得るワケです。「ひも理論」によればこの宇宙は「10次元」から成り立っており、ワタシたちに認識可能なのは時間を含めた4次元まで。で、それ以上の次元は、現代の科学では観測不可能。

 しかしながら「重力」だけは、ワタシたちの住む世界と、それ以上の次元とを結ぶ通信手段になるらしいんですわ。つまり、「見えないから存在しない」のではなく、「重力(引力)」を及ぼすという形で「影の世界」、または「影の宇宙」とこの宇宙が、重なり合って存在している可能性を「ひも理論」では言ってるワケです。


超ひも理論 - 1




超ひも理論 - 2




超ひも理論 - 3




 で、話は戻りますが、月の引力が太陽の引力の1/177でしかなく、しかもその力が「スーパームーン」のときに、


15%増量w!


となったところで、いったいドンダケ?影響が顕われるというのか。ロシアの専門家は「地震が云々・・・」と警告?しているようですが、ワタシはねえ・・・大いに疑問を感じますなあ。


<転載>

日本 千葉県でM4以上の地震が発生
「スーパー・ムーン」に関係はあるか

5.05.2012, 13:01 / V.O.R.


 地震速報 @ earthquake_jp によると、今千葉県東方沖にて 最大震度2(M4.5)の地震が発生。 震源の深さは37-40km。

VORが昨日伝えたように、あるロシア専門家の意見で、地震はスーパー・ムーンによって引き起こされた可能性がある。

5月5日から6日、月と地球との距離は今年で最も近くなる。これが満月と重なる場合には「スーパー・ムーン」と名づけられる。月の重力が地球に与える影響が大きくなり、地中でのプロセスに予期できないことが起こる可能性もある。

</転載>


 ま、何はともあれ、用心に越したことはないワケですが・・・。



人間ナメんなよ!


でわっ!

2012年1月15日日曜日

地球のオナラ


 昨年の「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 昨年の年末からずmmmっ・・・と、地震のコトが頭から離れないのですが、ま、今年は元旦早々から地震があり、大自然からの「啓示」のようにも思えたりするワケです。


油断するなよ。


・・・という。

 自然災害にしても、交通事故などの人災にしても、災害は、起きる時には、起こります。ただし、人災に関しては「未然に防ぐ」ことが可能です。なんせ同じ人間のしでかす災害ですから。

 放火犯を捕まえれば火災は発生しませんし、核施設の運転を停止すれば、フクイチのような放射能汚染被害を未然に防げます。

 で、石田理論にしろ、角田理論にしろ、プレート・テクトニクス理論にしろ、地震の正体を「これだっ!」と見極めた理論は未だ無いように思え(ワタシには)、それなら初心?に戻って、そもそも大地の造成活動とはどういう過程を経ているのかを知らねば・・・と思っていたところ、ピッタリの動画がありました。


日本列島の誕生 1/3




日本列島の誕生 2/3




日本列島の誕生 3/3




 上の動画を見る限り、プレートの移動によって「日本列島が誕生」した事は地層の調査から疑い様が無いのでしょうが、それ(プレートの移動)が、イコール「地震の原因」とも断定できないのは、今回の「東日本大震災」の地震発生パターンが、気象庁の地震予報の根拠・・・P波とS波に合致しなかった事実からも伺えます。



 石田理論、角田理論にしても、「東日本大震災」前後の群発地震(余震)を説明づけるのにはイマイチ?説得力に欠けるように思え、


結局、地震て何なのよ? 


という疑問に立ち戻ってしまうのです。ワタシ的には。


【東日本大震災】
一週間の震源地の推移





 地震の発生記録を見る限りでは、「東日本大震災」に北米プレートが関係している事が窺えます。

<日本列島周辺のプレート>

 で、地震直後から「北米プレート」の挙動に気付いている人たちもいました。

<転載>

ヤバいのは北米プレートじゃないのか?

1 : M7.74(広島県) : 2011/03/13(日) 00:27:06.95 ID:nqdexe/z0 [1/10回発言]
震源地を地図上にプロットしていったら見事に北米プレートの3方向沿いにぐるっと囲んでいる
【3/11からの震源地の推移】
岩手、宮城、茨城、東京湾、長野、新潟

http://www.city.higashiosaka.osaka.jp/010/010050/zisinnhenn/zisinnpureto.jpg

プレート内と周辺の原発いったん停止にすべき
【日本の原発マップ】
http://pall1110.blog.bbiq.jp/photos/uncategorized/2009/01/22/3fqedsxz.jpg

その後起こってるのは余震なんてものじゃなく全部本震じゃないのか?
やばいのは北米プレートじゃないのか?

</転載>

 ワタシも上記の資料類を検討してみるに、同意見です。


北アメリカプレート


 で、何故か?青森県庁のHPに各プレートの詳細な図があったので転載させていただきましたが、この図によれば「北米プレート」は遠く大西洋で生まれ、はるばる日本まで移動して来たワケで、関東以北はアメリカと同じプレートの上にあるという壮大な話ですなあ。


 とは言っても、同時にユーラシアプレートと太平洋プレートにサンドイッチされた状態、おしくらまんじゅうで押されている状態にあるワケですから、不安定な状態にある事も想像が付きます。

 さて、「そこでワタシたちは、地震とどう付き合うか?」と、考えなければならないワケですが、一番始めに述べたように「来る時は、来る。」のであれば、その際の「災害を想定」しておくのが、聡明な文明人であろうと思うワケです。

 天災=自然災害を止める術は今のところ有りません。それに地震などの自然災害は、人間にすれば災害ですが、地球にしてみたら「屁」をするようなもので、「屁」を無理やり止めてしまえば健康を害しますよね?地球が健康を害するという事は、即ち、人間が地球に棲めなくなるという事なワケですよ。

 つまり、どんなに科学技術が発達しようと、ワタシたちは地球の自発的活動を阻害してはならないワケで、自然災害・・・というか、地球の「屁」と上手に付き合ってゆくのが、ま、正しい人間・・・いやさ、地球に寄生する生命の在り方かと?

 しかし、災害(屁の被害)を最小限に抑える努力は、それはそれで人間の自由というか、許容範囲なワケで、「防災」大いに結構。そこで、「災害」の原因になる要因・・・人災要因を取り除くのは、


至極当然!


な判断であり、当然の如く「核施設」はその筆頭に挙げられるかと?

 何れにせよ、核廃棄物の処理が出来ない現状では、核の平和利用なんぞ「子供の火遊び」の域を出ることは無いワケで、


大人になって出直して来い!


・・・というのがワタシの論理です。はい。


科学と火遊びとはチガウでしょ?


・・・と、全ての科学者に伺いたいですわ。


メルトダウン





人間ナメんなよ!


でわっ!

2011年12月26日月曜日

地震て・・・結局何なのよ?


 このたびの「東日本大地震」にて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、災害にてお亡くなりになられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。



 どうも。先の記事で、埼玉大学の角田史雄名誉教授が提唱する、「熱移送説」を紹介しましたが、何分ベトナム暮らしの身ではそう簡単に書籍に触れることも適わず、仕方なく引き続きネット上を徘徊していたら、「東日本大震災」直後に角田名誉教授を取り上げた記事を見つけました。


日経ビジネス オンライン
プレート説は地震の原因を十分には説明できない
2011年3月22日火曜日 森 永輔(日経ビジネスオンライン副編集長)


 で、この記事を読んで気になったのが、

<抜粋>

 地球内部にたまった熱の状態は、マントルトモグラフィと呼ぶ技術で、可視化できるようになった。この技術は、病院の検査に使うMRI(核磁気共鳴画像法)の技術を地震の研究に応用したものだ。この技術を使って、地球の中の地震の速度状態を分析できる。それが速ければ冷たく硬い部分、遅ければ、温かく溶けた部分と読み換えられるから、熱の状態も画像化できる。その画像では、環太平洋地域の地下50~200キロの部分に多くの熱がたまっていることが分かる。

</抜粋>

という部分なのですが、この技術は「石田理論」が唱えるところの、地下の「マグマ溜り」を発見可能なんですかね?もし可能であれば、「地震の素」を発見することで、地震を予知することも可能になるワケですよね?


 ・・・と、思っていたら、見事に否定されていましたmmm!orz


新・地震学セミナーからの学び
11 マントルトモグラフィーに隠れた重大問題


 それはそれとして、液体の地下注入が地震を誘発するという見解は、デンバーの事例を見るに因果関係ば明らかなので、「石田理論」を受け入れちゃいます。


 まあ、気象庁も、地震の原因が解からないと「サジを投げている」ようなので、地震研究も「初心に還って」取り組むしかないのでしょう。


東北関東大地震、気象庁 地震規模をM9.0に修正




 ところで、「石田理論」のビデオの終わりの方で、爆発による力は「全方向」に及ぶはずだと意見されていましたが、均等な圧力で閉ざされた空間であればその通りでしょうが、地下では様々な条件(地層など)から、マグマ溜りの周辺に「硬い地質」部分と「柔らかい地質」部分があろうことは、何となmmmくシロウトなりにも推測できます。

 そうなるとマグマ溜りが水素爆発?した際に、「柔らかい」地層に向かって力が逃げようとするのは自然の理に適っていると思われ、「縦爆発」「横爆発」という説明も納得できる次第です。

 ま、多分にワタシ自身、「石田理論」を誤解というか、理解していないのかも知れませんが、いずれにしろ地震の原因は・・・


未だ闇の中


・・・ですか?


海の研究者
電磁気で地震予知 ~続・最新科学で地震予知は可能か? (10)

<抜粋>


ところで上図は「理想」である。地震予知科学についての「現状」はどうであろうか?


実はこんな感じである。

3つの柱(観測・理論・実験)がまだ個々に独立している。従ってたとえば観測で得られた情報を理論で検証することはまだまだ難しいといえよう。あるいは地下深部から採取した岩石を実験したとしても、野外観測の事実を説明するにはまだまだ不十分だ。この図は少し極端かもしれないが、しかし遠からずだと私は思っている。

</抜粋>

 
 まあ、日本社会って、どこも「縦割り」で似たようなカンジでしょう。ホントはそれじゃダメなんですけどネ。


ひとつになろう、日本!


・・・と。


人間ナメんなよ!


でわっ!

2011年3月20日日曜日

ギラード首相!気をつけて!


豪州ギラード首相


<転載>
東京kittyアンテナ(@w荒

2011年03月20日豪州のタスマニアに30頭の鯨が打ち上げられる(@w荒

-----ヲレの個人用リンク--------------------
http://twitter.com/#!/tokyokitty/
生放送用サイト - 東京の声
個人用リンク
-------------------------------------------

豪州のタスマニアに30頭の鯨が打ち上げられた様である(@w荒
参考1


東日本大震災の直前の3月6日に茨城で50頭の鯨が打ち上げられたことがあった。

をもうに、これらの鯨や海豚(いるか)の浜への打ち上げは宏観現象である(@w荒
参考2


鯨は地磁気を感じながら泳いでいるが、地殻における異常が起き、岩石への圧力によるピエゾ電流が放散されて地磁気が変化し、鯨が陸地に関する誤った情報を得て浜に打ち上げられると考えている(@w荒

</転載>

宏観異常現象 - Wikipedia

<抜粋>

宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)とは、大きな地震の前触れとして発生ないし知覚されうると言われている、生物的、地質的、物理的異常現象とされるものなどを、ひとまとめにして呼称するものである。

</抜粋>


 えぇ・・・ネット上では今回の「東北大地震」や、先の「阪神大地震」すらも、或る組織による計画的な犯行・・・「地震兵器」なるものが存在するという見解も見られます。・・・で、ワタシの見解としては、「何とも言えない。」というのが正直なトコロです。

 つまり、頭ごなしに無いとも言えないということです。何故なら、ワタシの理解の範疇を超えているからです。従って、「地震兵器」の存在の可能性を否定する事も出来ないワケです。はい。

 そこで、目の前の現象に対する考察を、先ず「自分の理解できる範疇で行う。」といのが、ごく一般的な思考方法ではないでしょうか?その点で言えば「宏観異常現象」は昔から観測・記録され、統計的に或る程度裏付けられた現象として、「自分の理解の範疇にある。」と言えます。


2008年岩手・宮城内陸地震の直前に撮影された地震雲ではないかとされる雲


RESCUE MISSION: The pilot whale stranding on Tasmania's South Bruny Island. Picture: Tasmania Parks and Wildlife Service Source: PerthNow


<転載>
大地震を予知?打ち上げられていたイルカ
東日本大震災


 地震に伴う津波の影響で、和歌山県太地町で、水族館などに販売するため港内のいけすに入れていたイルカ10数頭が死んだ。網が絡まり、水面に出て呼吸ができなくなったとみられる。同県串本町ではマダイを養殖するいけす約30基が壊れた。

 いずれも大津波警報が出され、太地町には11日午後9時ごろに約90センチ、串本町は12日午前1時半ごろ、約1・4メートルの津波が到達した。

 イルカといえば今月4日、茨城県鹿嶋市の下津海岸に52頭のイルカが打ち上げられているのが見つかった。ニュージーランドでは、南島のクライストチャーチ市で大地震が起きた前日の先月21日、同国南部の離島スチュワート島でクジラ107頭が浜辺に打ち上げられていた。インターネット上では「イルカやクジラは大地震を予知できるのでは」「座礁と地震に関係があるのでは」と騒がれている。 [ 2011年3月13日 06:00 ]

</転載>


 あえてここで、「地震兵器」は存在すると仮定した上で、そこから先の対処方法を考えてみるに、「宏観異常現象」をモニターする事は、非常に有効な対抗策のように思えたワケです。如何なる現象も、「無」の状態から突然発生することなどあり得ません。必ずそれに先立つ「予兆」があります。その「予兆」を見逃さなければ、被害もかなり低く抑えられるのではないかと。

 人間には感知できない地磁気の変化を、動物は敏感に感じ取ることが出来ます。本来は人間も感じ取ることが出来るのですが、文化的な生活とやらに染まって、その能力が眠ってしまっているのです(なかには敏感な人も居ますが)。で、災害発生前に「予兆」を受け取ることが出来れば、災害に対する準備が出来ます。

 「地震兵器」が存在すると仮定して、それに対してどう対処するか?これは戦時下において空襲警報が発令され、爆弾が落とされる前に防空壕に逃げ込むのと同じリクツです。空襲によって家は焼かれてしまうかも知れませんが、命だけは取り留めることが出来ます。家族を守ることは出来ます。

 在るのか無いのか分からない「地震兵器」はさて置き、「予兆」を掴むという防災体制はどちらにしろ有効です。自然災害の前には必ず予兆がある。それを見逃さない「観測体制」の設立が急務ではないでしょうか?文部科学省/気象庁はもとより、一般の有志によるネット上での情報交換の場が、今後ますます必要とされるでしょう。

 この地球は、ワタシたちに様々な情報を与えてくれます。その情報(予兆)を謙虚に受け取り、これからの生活の中で生かしていくのが

生き残った

ワタシたちに出来る、最善の生き方ではないでしょうか。「地震兵器」が存在したとしても、それに立ち向かっていくだけの心構えとして・・・。


でわっ!

2010年12月29日水曜日

今年一年を振り返り

 思うことは、大自然(地球の営み)の力の前に人間とは・・・

何と脆弱な存在なのか。

という事実でありますなあwww。


<貼付>
火山噴火:ぐったり 空港寝泊まり150人
2010年4月19日 11時50分 更新:4月19日 13時13分

 「いつになったら飛べるのか」--。アイスランドの火山噴火の影響で欧州に飛ぶ日本発着便も航路が断たれて、19日で5日目を迎えた。空港で足止めされベンチなどで寝泊まりしながら運航再開を待つ外国人が徐々に増え、同日、成田国際空港で約100人、関西国際空港でも40~50人が朝を迎えた。成田だけでもこの日、出発、到着合わせて運航を取りやめたのは44便。旅行者の疲れといら立ちが目立つ。

 午前5時、成田国際空港第1ターミナルの出国ロビー。一斉に照明が点灯し、ベンチや床に横になった旅行客が眠そうに目をこすりながら起きあがる。さっそく、帰国便を確保しようとパソコンや携帯電話を使って必死に情報を求める人も。チェックインカウンターには、まだ係員が来るまで1時間以上あるというのに、運航状況を問い合わせようとする乗客の長い列ができた。

 気象条件による欠航では原則として航空会社は宿泊提供義務を負わない。乗客の中には周辺のホテルに自費で宿泊している人もいるが、格安旅行の旅行客には想定外の出費になる。

 フランスから1週間の予定で京都や広島を観光に訪れた電子部品販売会社員、ボリス・ソロミックさん(24)は搭乗予定だったエールフランスのパリ行きが飛ばず、17日からロビーに滞在。「アジア、中東経由での帰国も考えたが、運賃が高すぎる。予約できたのは30日のフライト。安く宿泊できる方法がないかフランス大使館に相談してみる」と途方に暮れた様子。「非常にストレスを感じる。ヨーロッパの空港で簡易ベッドや軽食が用意されたというニュースも目にした。対応が全然違う」と不満を訴えた。

 2週間の休暇を日本で過ごし、リヒテンシュタインへ帰国するためにルフトハンザドイツ航空のミュンヘン行きの搭乗を待つ高校教諭のピーター・ブッシェルさん(44)は、19日が新学期の初日だった。「メールで勤務先に状況を伝えた。航空会社に聞いても『再開のめどは分からない』と繰り返すだけ。日本の桜は素晴らしかったのに、最後にトラブルに巻き込まれて参った」と疲れた表情。「ニュースを見たり、航空会社のサイトを見るためにインターネットを使いたいのだが、空港のパソコンは料金が高いので困る」と話した。【山田泰正、酒井雅浩】

</貼付>

 
 この地球の支配者様のように振る舞い、CO2の取引だの、レアアースの取引だの、勝手な事を言ってますが、自分で作ったものですか?石油にしろ、その他の資源にしろ、全部地球から無償(タダ)で貰っている物じゃないですか。ええ?

 つまり、地球に生かされているに過ぎないんでしょ?人間にしても、その他の動物や生命全般にしても。


<貼付> 
『絶滅』クニマス発見 70年ぶり

 かつて秋田県の田沢湖にのみ生息し、環境省のレッドリストで「絶滅」種に指定された日本固有の淡水魚「クニマス」が山梨県の西湖で約七十年ぶりに確認されたことが十五日、京都大の中坊徹次教授(魚類学)らの調査で分かった。絶滅種の魚の発見は初。同省は指定見直しを検討する。

 中坊教授は「田沢湖で絶滅する五年ほど前に、放流のためにクニマスの卵が西湖などに運ばれた記録がある。この時の卵を元に繁殖を繰り返したのでは」と話している。

 クニマスは体長約三〇センチ。一九四〇年ごろ田沢湖に強酸性の水が入り、死滅したとされていた。

 中坊教授が二月、東京海洋大客員准教授「さかなクン」にクニマスの絵を描いてほしいと依頼。さかなクンが特徴の似た西湖の「ヒメマス」を取り寄せたところ、クニマスと似た黒っぽい色のものが交じっていた。

 中坊教授が独自に取り寄せた魚と合わせ計九匹を分析。えらなどの構造がクニマスと一致し、遺伝子解析で交雑種でないことも分かった。

東京新聞WEB

</貼付>


 人間以外の生物は、在るものを在るがままに受け取り、自分から自然に手を加えるようなことはしません。何故か人間だけが知能が発達し、自然や、自然現象を利用する事を思いつきました。それも、利用するだけならまだしも、自然破壊すら伴う乱暴な方法で自分勝手に利用しようとするのだから、人間以外の生物にとってはイイ迷惑です。・・・はい。


<貼付>
もんじゅ:非常用発電機1台故障

 日本原子力研究開発機構は28日、原子炉停止中の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、非常用ディーゼル発電機1台が故障したと発表した。環境への影響はないとしている。

 この発電機は事故で停電した際に原発へ電力を供給する安全上重要な設備で、3台ある。原子力機構によると、この日午前10時半ごろ、試運転を始めたところ、約20分後に異音がした。12本あるシリンダーの筒1本に多数のひびが入り、排ガスが漏れた。【酒造唯】

</貼付>


 何故そうまでして、自然から多くのものを奪おうとするのか(タダで)?石油を例に挙げるならば、現在の文明的な社会生活?を維持するために、石油を汲み上げ尽くしてしまった後、次の世代はどうなるのですか?

 このことは全ての資源において同じことが言えます。お金だって、紙、プラスチック(ポリマー)、金属、インクが「原料」となっています。お金、通貨の発行量が増えるという事は、それだけ資源を消費しているのです。資源が無くなれば、お金・通貨すら作れなくなります。極論ですが、基本はそういう事です。


<貼付>
停電:やっと復旧 大雪、3日間で計1万3904戸 /福島

 大雪で会津を中心に続いていた停電は28日午後3時20分、最後の柳津町で復旧。25日の最初の停電から3日で県内全域に電気が戻った。

 東北電力福島支店によると、県内では雪の重みで電柱約20本が傾くなどして電線約100本が切れたり絡まったりし、4市8町3村の計1万3904戸で停電した。柳津、三島、金山、昭和の4町村239戸は停電のまま28日朝を迎えた。同支店は「雪で作業員が現場になかなか入れず、復旧に時間がかかった」と話した。

 昭和村野尻の主婦(67)は「石油ストーブで暖をとったが、電気がついてありがたい」と話した。柳津町四ツ谷の農業女性(76)は「炊飯器が使えず、ご飯が炊けなかった。電気の暖房器具もつかず、ペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ代わりにした」と話した。

 ◇農業用施設倒壊で被害9062万円

 一方、県は、会津を中心に13市町村でパイプハウスなどの農業用施設383棟が倒壊し、約9062万円の被害があったと発表した。最大の会津若松市では130棟が壊れた。【金寿英】

毎日新聞

</貼付>


 さらには、
地球は大きな循環システムで成り立っており、中国の黄砂が日本まで飛来するように、遠く離れた国の環境問題が、多くの国に影響を及ぼします。春先のアイスランドの火山噴火の影響のように、それは長期にわたって世界中の気候に影響を及ぼす事でしょう。勿論、人為的な環境破壊の影響も例外ではありません。メキシコ湾での原油流出による環境破壊。および海流の変化による気象変動。


<貼付>
NYで大雪による混乱続く 乗客、機内で缶詰も

 【ニューヨーク共同】米東部を先週末襲った大雪の影響で、ニューヨークのケネディ国際空港では再開後の28日も、複数の旅客機が乗客を乗せたまま滑走路上で長時間、留め置かれるなど、混乱が続いた。航空便の欠航も多発した。

 AP通信などによると、27日深夜から28日未明にかけて同空港に着陸したキャセイ航空の2便とブリティッシュ・エアウェイズの1便が、滑走路上で7~11時間、乗客を降ろせないままの状態が続いた。

 空港管理会社の報道官は、航空会社が乗客を降ろすゲートが利用できるかを確認せずに、旅客機を空港に向かわせたのが原因だと指摘した。夜中で税関職員などの数が不足していた可能性を指摘する声もある。

47NEWS

</貼付>

 
 つまり、何処かの誰かが「お金儲け」の為に自然を破壊した結果、その被害を被るのは膨大な数の一般庶民に他ならないという事です。では、その「何処かの誰か」は、なぜそれを知りながら「お金儲け」が止められないのか?そこに現在の金融システム・・・資本主義の、
経済は成長しなければならない!

という自縄自縛の構図が見て取れます。そして世界がこの自縛の中にある限り、

赤信号、みんなで渡れば怖くない。

にはならず、

赤信号、みんなで渡って死んじゃった。

になるでしょう。人間が運転する車は止まってくれるでしょうが、自然が運転するこの地球は、人間なんて関係なく続いて行くのですから・・・



それではみなさん、良いお年を。


でわっ!

2010年12月17日金曜日

「さかなクン」の「国鱒」発見に寄せて

 浅川嘉富センセイ?のHPを覗いたら上記の記事があり、記事を読んで思ったのですが、ホボットだかパペットだかいう人の語る、アセッションだの、5次元だの、2012年だの、浮ついた話よりも、こういった地に足の点いた記事をコツコツ書いた方がイイんじゃないですかね?ま、余計なお世話ではありますが。

 で、件の記事を読んで、随分前に書いた「ナウシカ」のエピソードが頭に浮かんだワケです。・・・はい。

(再)我々は、我々なのだ
2007年9月18日火曜日

<貼付>

唐突ですが、「風の谷のナウシカ」の原版のなかで、

「オーム(王蟲)が科学者によって創造されたとしても、高貴な魂はオーム自身のものだ。」

とナウシカが語るくだりがあるのですが(記憶では)
自分自身を振り返って見るに、
「自分」という存在は自分以外の
「他人」の存在によって成り立っているワケで、
いわば「自分」とは「他人」集まりである「社会」によって
産み出された「存在」とも解釈出来るのでは?

確かに「社会」があるから今の自分がある。
「社会」があるから「仕事」にありつき「生活」することが出来る。
「社会」があるから「仕事」がなくても「生活保護」や、
他人の「援助」を受けることが出来る。

人間は一人では弱い存在。

だから「社会」という共同生活単位が必要になる。

で、昔の人は行動範囲も狭かったので
「社会」の範囲も狭かったのでしょうが、
文明の進歩とともに「社会」の範囲もどんどんひろがっって
20世紀初頭には「国家」というレベルにまで
「社会」が拡張されたように思うのですよ。

民族、文化の最大公約数としての「社会」=「国家」
という体制の中で100年が過ぎ、
その間にも文明は加速度的に進歩したのに関わらず、
「社会」の単位は「国家」のまま固定されているワケです。
(もちろん異文化、異人種に対する拒否反応は動物的に自然な反応ですが。)

「国」とはなんなんでしょうか?

「愛国心」について問われるなら、まず真っ先に思い浮かべるのは
自分の家族であり、日本の表情豊かな四季の自然であったり、
幼い頃遊びまわった自分の家の近所であったり・・・
「永田町」「国会議事堂」「政治家センセイの顔」
でないことだけは確かです。

それでイイと思うんですよね。ワタシ的には。
イラクで戦死した多くのアメリカ兵も、
最後に思い浮かべるのは「母親」の顔であったり、
よく釣りに行った「近所の川」だったり・・・ね?
アメリカ国旗を思い浮かべながら死ぬ兵士なんて
ホンの一握りじゃないでしょうか?
(まったくいないとは言いきれません。)

前置き?が長くなりましたが、現在
「麻生」さんと「福田」さんが総裁選で争っていますが、
「テロ対策特別措置法」に関する
お二人のコメントで共通しているのが

「国際社会から必要とされている。」

という認識です。
この場合の「国際社会」とは

イラクの国民も含まれているのでしょうか?

もとよりアメリカの国民も支持しているのでしょか?


<記事貼付>

2007/09/16-09:23 米首都で数千人が反戦デモ=150人を拘束

【ワシントン15日時事】米国の首都ワシントンで15日、イラク戦争の即時終結を訴える反戦デモがホワイトハウス前と議会前で繰り広げられ、数千人が参加した。米メディアによると、議会前では規制のバリケードを突破しようとしたデモ参加者約150人が警官隊に拘束された。反戦デモに対抗するイラク駐留米軍支持のデモも行われ、週末のワシントンはイラク戦争をめぐる賛否の渦に巻き込まれた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007091600019&m=rss (時事通信)

</記事貼付>


どうやら彼ら(政治家)の言う「国家」、「国際社会」とは、
「国民」を含まない「戦略」の「カケヒキ」のための
「道具」にしか過ぎないのかも知れませんなwww。

ワタシは思うのですよ。「国」を見るのではなく、
「人」を見なければならないと。

「某国が攻めて来る!」

・・・とか、

「日本が乗っ取られる!」

・・・とか、

まことしやかに言う人がありますが、
例えば、「北朝鮮の一般庶民」
日本に攻め込もうと本気で考えているのでしょうか?
「アメリカの一般庶民」「イラクの一般庶民」
窮状を望んでいるのでしょうか?

いま、「社会」の規模はいやおう無く拡大しています。
中国に原発が増えれば「放射性物質」
確実に日本にまで飛来します。
もとより中国国内でも大問題となるでしょう。
中国政府の「方針」で
「中国の一般庶民」は甚大な被害をこうむるワケですが、
残念ながら中国の庶民には政府の方針に反旗を翻す
力が与えられていないのが現状なのでしょう。

しかるに日本国民は先の参議院選挙
自らの意思を政府に突きつける事ができました。

「政治家は、あくまでも国民の代理人なのだ!」

・・・と。

このことは、世界中の「国家」という枠
囚われた庶民にも同様に言えることで、
まず国民どうし、庶民どうしの相互理解、協調が無くしては、
この「世界」という「大きな社会」=共同生活単位
成り立たないように思うわけです。はい。
・・・で、
我々は「国家」などではなく、

「我々は、我々なのだ!」


と表題に戻るわけです。

にしても、こんなにいろいろ考えさせてくれる
「風の谷のナウシカ(原版)」って・・・

奥が深いわぁwww。

</貼付>


 旧記事を読み易い?ように、ホンの少しばかり加筆修正しましたが、ほとんどオリジナルです。

 で、「国鱒」の発見騒ぎに戻るワケですが、秋田県の田沢湖で絶滅した「国鱒」が、山梨県の西湖に生息していた!・・・と。何でも65年前に田沢湖の孵化場から、西湖の漁業組合に贈られた卵が孵化したものらしいのですが、今迄みんな、そんな事は忘れていたワケですよね?それを今更「絶滅種が生きていた!」と大騒ぎするなんて、人間とはなんて勝手な生き物なんだろうと、国鱒に心があったらそう思っていることでしょうなwww。

 国鱒にしてみれば、与えられた命をただ只、淡々と生きて来たに過ぎないワケで、西湖に移されたことは人間の手に拠るものですが、西湖で生き続けて来た事は国鱒自身の生命力に拠るもので、南極に置き去りにされたタロウ?と、ジロウ?の二匹のソリ犬のように、言葉をどう取り繕おうが、身勝手な人間の思惑を超えた所に生命の尊厳がある様に、ワタシは思えるのですなwww。

 全ての命は、命としてこの世に存在する時点で平等である。もしくは独自の尊厳を持っていると、大昔の人は自らの手で生き物を殺め、その命を奪い自らの命を維持してきたが故に、生命と云うものを、現代人よりもずっと厳粛に受け止めていたのではないでしょうか?それが生命全般、さらに拡大すれば存在全般に対する「共感」=八百万精神として、ワタシたちのDNAの中に刻み込まれているのかも知れませんなwww。


でわっ!

2010年9月5日日曜日

火山でどうだ?!

ワタシね?ちょっと疑問に思ったんですよ。春先にアイスランドで大きな火山噴火があったのは、みなさん記憶にあるかと。

欧州の空港、発着停止19国 「噴火、数週間続く恐れ」

<記事貼付>

【ロンドン=橋本聡、ベルリン=金井和之】アイスランドで起きた大規模な火山噴火は16日、火山灰が欧州各地に達し、空路のまひが拡大している。航空機の離着陸を停止した国は欧州北部を中心に19カ国に広がった。さらに3カ国が停止を予定している。欧州の航空管制機関ユーロコントロールによると、15日に8千便が欠航。16日の欠航は約1万7千便に増える見込みで、混乱は空前の規模に。日本からの欧州便も欠航や引き返しを余儀なくされるなど、全世界で影響が出始めている。

 米CNNは、航空便の乱れの規模は2001年の9.11同時多発テロ以来だとしている。

 アイスランド気象庁によると、噴火したのは同国南部エイヤフィヤトラ氷河の火山。先月2世紀ぶりに噴火し、14日に再び大規模な噴火を起こした。噴き上げられた火山灰は上空11キロに達し、風に乗って東南に流れている。火山灰は16日、欧州北部を広く覆った。

 この影響で、エンジントラブルなどをおそれた各国航空当局は、15日から相次いで空港閉鎖や運航中止を発表。ユーロコントロールなどによると、16日午後までに離着陸を停止したのはアイスランド、英独仏、北欧、東欧、ロシアなど。英ヒースロー、独フランクフルト、仏シャルル・ドゴール、オランダ・スキポールの欧州4大空港すべてが閉鎖されるという異常事態になった。

 ヒースローなど英南部の空港閉鎖は17日午前7時(日本時間同日午後3時)まで延長された。さらにスイス、ハンガリー、ルーマニアが離着陸停止を予定している。

 ユーロコントロールのフリン担当副部長は16日午後、記者会見で「この状態は24時間続き、その後もどうなるかわからない」と語った。英国のアドニス運輸相は「少なくとも48時間、混乱が続くだろう」と予想した。

 こうした状況を受けて、成田発着の欧州便は16日、日本航空と全日本空輸の12便と海外航空会社の10便の計22便が欠航。17日も日航と全日空が計14便を欠航とした。欠航はさらに増える見通しだ。

 オバマ米大統領やロシアのメドベージェフ大統領も出席して18日にポーランド南部クラクフで予定されていた、航空機事故で死亡したポーランドのカチンスキ大統領の国葬も実施が危ぶまれている。同国内の空港が相次いで閉鎖されており、参列者だけでなく、大統領の遺体もクラクフに運べない恐れがあるためだ。ポーランド政府は対応に追われ、混乱している。

 アイスランド気象庁は「噴火活動は数日から数週間つづきそうだ」(専門官)としている。火山灰が風で流された地域は航空機の飛行が再開できるが、火山灰の移動とともに飛行できない地域も移動するとみられる。

</記事貼付>

でね?大きな火山噴火があった年の夏は、火山灰の影響で冷夏になる傾向があるのに、今年の場合逆でしょ?

熱中症死者、全国で約500人=戦後最悪の猛暑が影響-時事通信集計

<記事貼付>

 全国の広い範囲で梅雨明けした7月17日から8月30日までに、熱中症がきっかけとみられる死者が全国で少なくとも496人に上ることが31日、消防や警察、自治体に対する時事通信社の取材で分かった。気象庁の統計で、8月の平均気温がほぼ全国で戦後最高を記録する猛暑となったことが影響した。9月も厳しい残暑が続く見通しで、同庁などは引き続き注意を呼び掛けている。

 この死者数は、2004年の新潟県中越地震や台風23号による死者・行方不明者をはるかに上回る。大阪府吹田市が市内4消防署の会議室などを「熱中症シェルター」として市民に開放したほか、栃木県や静岡県がインターネットで熱中症注意を呼び掛けるなど、新たな対策も始まった。日本は長期的な温暖化傾向にあり、猛暑・熱中症対策の強化が望まれる。(2010/08/31-20:02)

</記事貼付>


・・・で、どうやら過去の火山噴火とアイスランドの噴火の違いは、噴煙の高さらしいです。

みんなで作る温暖化対策情報サイト/農業温暖化ネット

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 今回のアイスランドの噴火では、火山灰の主成分は分からないが、4月に噴煙が一時的に上空11km達した後、5km以下に弱まった。5月半ばの噴火でも6km程度だったので、たとえ亜硫酸ガスが多くても成層圏には届かない。噴煙の高さが10km以下の噴火では、数カ月で火山灰は落下し、天候には影響を及ぼさない。20世紀最大規模といわれた1991年のピナトゥボ山噴火では噴煙は上空30~40kmに達し、エーロゾルは成層圏に浮遊して地球の平均気温は0.2℃程下がった(図1)。


図1 火山噴火とパラソル効果

</抜粋>



アイスランド噴火 英気象庁データの画像


と云うワケで、冷夏になると予想されたこの夏が、冷夏にならなかったのは理解出来たとしても、


暑すぎるだろうwwwっ!


・・・とみなさん思っているのでないでしょうか?その要因のひとつとして「偏西風の蛇行」があるらしいのですが、じゃあ偏西風の蛇行の原因になるのはナンなんだ?・・・と。

異常高温の夏、今後増加? エルニーニョや偏西風蛇行で

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 1898年の統計開始後最高だった今夏の高温の原因について、気象庁の「異常気象分析検討会」(会長、木本昌秀東大大気海洋研究所教授)が3日、見解をまとめた。春まで継続したエルニーニョと、夏に発生したラニーニャ両現象の相乗効果や、日本上空付近を吹く偏西風の蛇行などの複合要因を指摘した。

 木本会長は記者会見で「今後1週間は厳しい残暑が続く」とした上で、「今年のような猛暑が頻繁に起こる可能性は低いと思うが、地球温暖化の長期的な気温上昇傾向は続いており、(今夏に)似たケースは増えると予想される」と述べた。

 検討会は、今回の高温を30年に1度程度しか発生しないと定義される「異常気象」と位置付け。南米ペルー沖の海面水温が上がるエルニーニョ現象で熱帯域の気温が上昇。暖められた大気は、日本を含む北半球の中緯度帯に押し上げられた。そこに日本列島などに高温をもたらすとされるラニーニャ現象の効果が加わった、と分析した。

2010/09/03 21:34 【共同通信】

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で、素人考えでアレですが、ワタシが気にかかっているのがコレ・・・

ECO JAPAN -成長と共生の未来へ-
アイスランド噴火は気象異変をもたらすか


<記事抜粋>

エアロゾルが異常に多い

 アイスランド大学の分析では、今回の噴火に伴う火山灰の約4分の1が大気中を漂いやすいエアロゾルだった。通常の噴火では数%程度しか出ないとされる。エアロゾルの割合が極端に多く、エアロゾルがより細かく砕けるといわれる水蒸気爆発が起きたことなどから、長期に気象に影響をおよぼす可能性が指摘されている。

</記事抜粋>


どうもエアロゾルとやらが、ナンか悪さをしたんじゃないかと勘ぐったりするワケですが、いかんせん学者じゃないモンで、もうアップアップですwww。

日本エアロゾル学会

エアロゾルの話

<抜粋>

また最近では,地球温暖化や酸性雨,オゾン層破壊など,地球環境問題におけるエアロゾルの役割などが注目されています。よりよい地球環境を子孫に残すためにも,エアロゾル粒子の大気環境に及ぼす影響の解明が急がれています。

</抜粋>

おおwww!是非!この夏のクソ暑さと、アイスランドの噴火で大量に放出されたエアロゾルとの因果関係を、解き明かしていただきたいものです(有ればの話ですが・・・)。はい。


でわっ!