2013年9月30日月曜日

ネットの有効利用

  
 このところご無沙汰していた「フリーエネルギー」ネタを、久々に取り上げます。・・・というのも、つい一週間ほど前ですが、青森のおじいちゃんが、興味深い自家発電機を発明・・・というか、組み立てたというニュースを目にしたからです。


WEB東奥

家庭向け「小水力発電機」開発

 階上町の機械修理業大江昭男さん(64)が、家庭向けの小水力発電装置を開発し、19日から試運転を始めた。装置は、タンク内の水を循環させて水車を動かし発電する仕組みで、今月上旬に特許を出願。洗濯機程度の大きさで、水路など大規模な設備がいらないのが特長といい、年内の製品化を目指す。

 大江さんが開発した発電装置は、タンクの上部に市販の発電モーターにつないだ水車を取り付けた構造。タンクの水をポンプでくみ上げ水車を回す。出力は約2キロワットと、住宅用太陽光発電機と同程度で、ポンプを動かす電力は稼働開始時以外は自前でまかない、日夜問わず常時使えるという。

 タンクは250リットルの水が入る程度の大きさで、雨水をためて利用できる。販売価格は、同程度の出力の水力発電機と比べて4分の1程度に抑えたいといい、50万円以内を目指している。

 東日本大震災での停電をきっかけに、発電に興味を持った大江さん。40年間、バイク販売・整備業を営んでいた経験を生かし、バイクの発電機の構造を基に開発を進めた。当初は水路の流れで水車を回す発電装置を考えていたが、1年前、水路がない家庭でも使える発電機はないか-と、水を循環させる仕組みの着想を得た。水車の羽根の形状や取り付ける角度など試行錯誤を重ね、試作機を完成させた。

 用途は家庭用のほか、街灯や水耕栽培の電源も想定。複数の企業・個人から、すでに問い合わせがあるという。大江さんは「水力発電を安く、みんなで使えるようにしたい。水車をもっと回転しやすくしたり、改良の余地はある。どんどん完成度を高めたい」と話している。


ソース:http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20130922140104.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f

2013/09/22 23:00 【東奥日報】


 ほんの一週間前の記事なんですが、元記事は既に削除されてしまい、よほど人目につくのはマズイのか?・・・と。

 そういえば以前、京都の大工さんが考案した「磁力抵抗0(ゼロ)モーター」というのもありましたが、その後、製品化されたんですかね?


磁力抵抗「ゼロ」の発電機 草津の男性が発明



 アレは、発電時に磁力抵抗が発生しない・・・即ち、小さな力でも大きな電力が発電できるというスグレ物で、その応用範囲は広く、家庭用の自家発電機への流用が期待されるワケですが、そうなるとほぼ、電力会社から電気を買う必要は無くなり、そうなると・・・ゴニョ、ゴニョ・・・。

 と、いうワケで、電力業界から横槍というか、「妨害」が入るかも知れませんなw。

 ま、ソレはアレとして、このおじいさん・・・大江さんの自家発電機も、東北電力から目を付けられ


闇に葬られてしまう


・・・なんて事にならなければイイのですがw。

 実は、大江さんが製作したのと同じタイプの水力発電機を、ズイブン前にYoutubeで見知っていたのですが、ナンか?動画を観てても製作者(アメリカ人?)のおじさんの挙動が不審で、イマイチ信憑性にかける気がしていたのですが、


日本でも同じものを作りましたか!


・・・と、期待が高まる次第です。はい。




 構造はいたってシンプルなので、誰にでも・・・というのは語弊がありますが、工業高校の機械科を出た人であれば、難なく製作できるのではないか?・・・と。

 で、その上で、ダメだったらダメだったで、イイじゃないですか?とにかく、「検証」してみる精神が大切なワケですよ。ハナっから、


フリーエネルギーなんてインチキだ!


・・・と、決めて掛かるだけでは、何も生まれません。


失敗は成功の母


・・・は、時代を超えた普遍的な名言です。はい。


まずは、やってみる!


・・・というチャレンジ精神こそが、先行きの不透明な今の時代・・・今の日本に求められているワケですよ、特に若者にわ。

 ま、「フリーエネルギー」と一口に言いますが、所謂「永久機関」的なものと混同され、


常識的に不可能だ。


・・・と、思考を停止してしまう人が殆どでしょうが、もしですよ?この「水力自家発電機」がジッサイに実用に耐える代物であった場合、それでも、「常識的に考えられない」・・・と、拒否するワケですか?自分で電気が作れるというのに、高い料金を払って電気を買うワケですか?


ア・ホ・ク・サ!


 理由はどうあれ、現実的に発電しているのだとしたら、


まずは現実を受け入れる


・・・というのが、真に理性的な対応であり、それを「常識では考えられない」という理由・・・つまり、自分の理解の範疇を超えているという理由で拒否するのだとしたら、それは


傲慢な態度である


・・・と、言わざるを得ません。「常識」に縛られず、「未知」なるものに如何に「真摯」に向き合うか?・・・が、「知性」の本来の在り方だろうと、ワタシは思うワケです。


アリエナwwwイ!


・・・と思える現象が目の前で起きているとしたら、それは自分の理解(常識)の範疇を超えているだけであり、その現象を「否定」する前にまずは「検証」し、「再現性」の有無を確認し、そこに「再現性」が確認できたなら、あとは自分の理解の範疇を広げていくしかないワケで、それこそが


人間の進歩


・・・に繋がるワケです。

 したがって、「常識」に縛れ、「未知」なるものを受け入れられない精神状態は、人間の退行でしかないと言えます。はい。

 で、望むらくは、大江さんにこの水力自家発電機のスペックを、


ネット上で公開


・・・して頂けたらと。

 勿論、ご本人はこの発電機でのご商売をお考えでしょうが、先に述べたように、既得権益側にとって不都合な情報、技術は、闇に葬り去られないとも限りません。

 であれば、そうなる前にネット上で公開し、日本に限らず世界に向けて拡散することで、大江さんの水力自家発電機の検証が多くの人によって行われ、ひいては、大江さんに続く人たちが無数に現れることになれば、


これこそが革命!


・・・だと、ワタシは思うワケですが、ま、無理強いする気はありません。

 つまり言いたいのは、「ネットの有効利用」とはそういうことなんじゃないの?・・・と、いうことです。はい。






人間ナメんなよ!


でわっ!