2012年8月5日日曜日
今を生きる!
「原発」都民投票の動画を見てて思ったのは、ま、ワタシも「100年後が云々」などと言ってる手前アレですが、「未来のために」という大義名分?の大前提として、
今を生きる
という視点が「スポーン」と抜け落ちているように感じたワケです。
千葉麗子氏が言うように、ワタシは「バカ」のひとりのようなので細かいことは分かりません。ただ言えることは、「精神は肉体を越えられない」という事実のみです。
いかなる社会運動も人間の存在抜きにしては語れません。人間が発端であり、全ての現象は人間の活動の結果です。であれば、
先ず人間在りき
というのがワタシの考えです。経済発展だの、社会制度だのは、人間の活動に後付される「出来事」なのです。
したがって、「いま有る危険性」を取り去り、肉体を「健康な状態」に保てる環境を確保し、正常な判断、正常な活動が行える状態で、
未来について考える
のが「スジ」だと思うワケです。誰だって、風邪をひいて熱に浮かされた状態で正常な判断はできません。体が健康であればこそ、正常な判断も可能なワケです。
本当かどうか断言できませんが、少なくとも「3.11」以降、日常的に以前より多くの放射性物質に晒されているのは事実です。そしてその事により、体の免疫機能が低下しているという報告もあります。つまり、体を「健康な状態」に維持するのが難しくなっているワケです。
そのような状態を放置することが、「人間の判断力」にとっていい影響を及ぼすワケがありません。故に導き出される答えは、
全原子炉の即時運転凍結
でしかありえないワケです。これは「民主主義」が云々などという論争レベルの話ではなく、その論争をするためにも「健全な環境」を整え、「健全な精神状態」で話し合いましょうという事なワケです。
しかるに「原発」都民投票推進派は、「民主主義制度」という「器」にこだわり、あろうことか、「制度」さえ残せれば「原発」を止めることにはこだわらないと言い切るワケですよ。もうね?
アホか?
・・・と。で、何度でも、何度でも、何度でも、何度でも繰り返しますが、
全原子炉の即時運転凍結
が、現在取りうる「最善の判断」に他なりません。これは理屈ではなく、人間の体(DNA)が「放射能の過負荷」に耐えられない構造になっている以上、唯一残された道と言っても過言ではありません。そして、それを無視するとどうなるのか?
刺激が強過ぎ、これを見た女性がパニックを起こしそうなのでリンクを控えていたのですが、「放射能」と「人間」とは、かくも相容れないものなのだということを知って貰うために、不本意ながらリンクを貼っておきます。ただし心臓の弱い人や、妊娠中の方の閲覧は絶対にお勧めしません!
マスコミに載らない海外記事
2012年8月 2日 (木)
福島第一: 原子力発電所から核兵器第一へ
現在既にお子さんを持ちの方、そして、これから出産を控えている妊婦の方にしても、「未来」のことを真剣に考えるならば
全原子炉の即時運転凍結
が何よりも優先されるということに気付かなければなりません。「制度」が「人間」より優先されるなんて「バカな話」はありえません。
民主主義=投票=多数決
という考え方から脱却し、まず「人間在りき」であり、「民主主義」だの「制度」とかは全て後から「みんなで考える」のが、
民主主義の本懐
であるとワタシは思うワケです。
したがって「民主主義の方法論」、「民主主義の手続き論」にこだわる「原発」都民投票推進派は、そもそも「人間の本質」を踏み外しており、きわめて非人間的であると思わざるを得ないワケです。
人間ナメんなよ!
でわっ!